スワイプファイルとは。その意味と作るべき必要性について。

宇崎です。

時折、メルマガの読者さんやコンサル生の方に、

「宇崎さんはスワイプファイルを作っていますか?」
「スワイプファイルは作った方がいいですか?」


といったようなご質問を頂く事があります。

ただ、この「スワイプファイル」というものは、
人によって、その解釈や定義が異なる場合があるため、
そもそも何をスワイプファイルと捉えているかによって、
その方に対しての回答も変わってしまうわけです。

今回は、そういった解釈の相違点なども踏まえて、
スワイプファイルについて講義してみたいと思います。

スワイプファイルとは。その意味と作るべき必要性について。


まず、この「スワイプファイル」というものにおいて、
然るべき正しい定義があるかのかどうかはよくわかりません。

ただ、ある程度、共通しているスワイプファイルの認識としては、

既存の参考になる良さげなコピーをファイル化したもの

という感じではないかと思います。

その上で人によって解釈が分かれているところは、
この「スワイプファイル」を使用する目的において、

・ファイル内のコピーをそのまま使い回してコピーを作る
・ファイル内のコピーを参考にしてコピーを作る
・あくまでも勉強用の資料としてファイル化する


このような「用途の前提」に違いがあり、
また、実際にファイル化していくコピーについても、

・数文字程度のフレーズ単位でファイル化する
・数行単位の文章単位でファイル化する
・広告、セールスレター全てをファイル化する


といった感じでファイル化するコピーの範囲も異なるわけです。

例えば、スワイプファイルにまとめたコピーを
ほぼそのまま使い回してコピーを作るという前提の人は、
数文字程度のフレーズ単位でスワイプファイルを作り、

「比喩表現」「強調表現」「キャッチコピー」

などを、自らのコピーに用いていくような使い方をしています。

さすがに数行単位の文章や1つのセールスレターを
そのまま使い回してコピーを作るのは問題がありますからね。

対してファイル内のコピーを参考にしてコピーを作るような人は、
数行単位の文章や1つのセールスレターの文章を部分的に使ったり、
その構成や流れを参考にコピーを作るような事をしています。

ただ、私がスワイプファイルを作成し、使用するとすれば、
基本的には3つ目に挙げた勉強用の資料としてのファイル化で、
それをもとに、参考にコピーを作るという事はまずしていません。

これは私の師匠も同じだと思います。


私達がスワイプファイルをもとにコピーを作らない理由。


他の人が作ったコピーよりも良いコピーを作る事が出来るから。

これが率直な理由の1つでもある事は否定しません。

ですが、基本的に私や師匠は、

・これからコピーライティングを勉強するという人
・これから始めてコピーを書くという人


このような方に対してもスワイプファイルを作成し、
それをもとにコピーを書くような書き方はお勧めしていません。

そもそも適切な広告(コピー)というのは、
その商品によって、その際の市場動向によって、
また、その時(タイミング)によっても異なりますので、
既存の良さげなコピーが良い反応に繋がるとは限らないからです。

コピーライティングという「スキル」は変わらず有効なものですが
特定のコピーそのものが変わらず有効というわけではありません。

ですので「良いコピー」だと思ってファイル化したものであっても、
多くの場合、時代の流れと共にそのコピーの有効性は薄れていきます。

そんな中、スワイプファイルに依存してコピーを作るような人は、
古いコピーを貯め込んで使い回していく傾向にあるため、
そのような人は何年も前に有効だったコピーを使い回し続けるわけです。

ですので、強いて、スワイプファイルを作り、
それを参考にコピーを作成していくというのであれば、
定期的にスワイプファイルの入れ替えを行うようにしてください。

ただ、そのような「適切なコピーの移り変わり」とは別の観点でも、
人に対して本当に一生懸命、何かを「伝える」という時に、
既に出来上がった誰かの言葉を意識する事はまず無いと思います。

自分の言葉を一生懸命絞り出して物事を伝えるのではないでしょうか。

結局のところ、スワイプファイルをもとに作るコピーというのは、
既に出来上がっている誰かの言葉を並べる行為に近いものですので、
やはり、そのようなコピーではそれなりの反応しか取れません。

本当に高い反応を取れるコピーは作れないという事です。


スワイプファイルをもとにコピーを作る更に大きな損失。


また、スワイプファイルからコピーを作るような事を繰り返しても、
コピーライティングのスキルはいつまでたっても向上しません。

他人の言葉を拝借してコピーを作っているのですから当然です。

コピーライティングはコピーを創作するスキルなのですから。

ですので、コピーライティングを学ぶ気が無い人や、
コピーライティングのスキルを身に付ける気が無いような人が、
とりあえず手軽に「それなりのコピー」を作りたいだけなら、
スワイプファイルを使ってコピーを作るのはアリだと思います。

根本的にコピーライティングをやる気では無いような人が
インスタントにそれなりのコピーを完成させるだけなら、
それなりの有効性はあるという事です。

ですが、あくまでも「それなりのコピー」を楽に作れるというだけで、
間違いなく、それ以上のコピーを作る事は出来ないと思いますし、
コピーライティングのスキルは全く向上しない作り方ですから、
ある意味では、それが一番の損失と言えなくもありません。

私や師匠が今のようなスキル、今のような結果を手に出来ているのは、
そういうものを作らずに愚直にコピーを作り続けてきたからです。

ですので、コピーライティングと真剣に向き合い、
このスキルを自分の中でしっかりと高めていきたいのであれば
スワイプファイルのようなものは勉強用の資料として作り、
あくまでもその範囲で作成していく事をお勧めします。

是非、参考にしてください。

K.Uzaki

>コンテンツ一覧へ

タグ

2017年9月19日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:その他

このページの先頭へ