メルマガの件名、タイトルの長さと文字数、開封率の関係について。

宇崎です。

私が主催しているDRMを主体としたアフィリエイト講座で、
その会員様から比較的よく頂くご質問の中に、

「メールマガジンの件名(メルマガのタイトル)」

について、幾つかご相談を頂いている傾向にあります。

・メルマガの件名は拘った方が良いのか。
・開封されやすいメルマガの件名はどういうものなのか。


というような趣旨のご相談ですね。

事実、メールマガジンの発行を行っていくとなると、
1通のメールマガジンを発行していくごとに、
そこには必ず「件名」を付けるプロセスがあると思います。

そしてこのメルマガの件名については諸説、
色々な意見が飛び交っていますので、
今日は私なりの見解とそのポイントを講義しておきたいと思います。

メルマガの件名、タイトルの長さと文字数、開封率の関係について。


メルマガの件名における役割、目的は以下の2つです。

1、件名に注目させて注意(興味)を引く事
2、メールを開封してもらう事


まずはその「件名」で注意、興味を引く事が必要であり、
そこでメールの中身(内容)に興味が「開封」に至ります。

要するに最終的には「メールを開封してもらう事」が目的であり、
その為にはまずその件名で興味を引く必要があります。

ただここで1つ重要な視点として、
メールマガジンがメールの件名で興味を引く事が出来なければ
そもそもそのメールが「開封されないのか」と言えば、
実質的に、とくにそういうわけではありません。

とくに興味を引く事が出来ない「普通の件名」であっても、
極端な話、件名の無いメール(無題のメール)であっても、
実際にそのメールが開封される事は普通に「ある」と思います。

これは自分に置き換えて考えてみてください。

あなたは興味をそそる件名のメール以外、
絶対的に「開封しない」という拘りを持っていますか?

まずそんな拘りは持っていないと思いますし
そもそも開封の有無を「件名のみ」で判断していないと思います。

例えば友人や恋人からのメール。

また仕事上の取引相手、上司からのメールであれば
これは件名などは関係無く、必ずチェックするはずです。

要するにメールの開封における第一の判断基準は
その「件名」がどういうものになっているかでは無く、

「誰からのメールなのか」

ではないかと思います。


メルマガの開封を判断する第一の基準は「件名」では無い。


では、何故、友人、知人、上司、取引相手のメールは、
件名等も関係なく必ずチェックするのでしょうか。

それは大事な用件な可能性があるという意識や、
その人からのメールの重要性や価値を潜在的に意識しているからです。

逆に言えば「メールの件名」で開封の有無を判断するようなメールは、

「開封してもしなくても、どちらでも良い人からのメール」

に限られるものであり、そういった類のメールのみ、
メールを受信した人はその「件名」で開封の有無を判断しているのです。

そして「メールマガジン」というものは基本的に、
その「開封の有無はどちらでも良いメール」に分類される傾向にあり、
そのレベルのメールに分類されてしまうからこそ、

「件名(タイトル)」

に拘って、その開封率を上げていく必要があります。

ただ、これはあくまでもその「傾向」に過ぎません。

本当に価値を与えているメールマガジンや、
価値を感じて貰えているメールマガジンであれば、
やはりそれは友人や恋人からのメールと同じように、

「その人からのメールであれば件名が何であれ必ず読む」

というものになっていくはずなのです。

読者のほとんどがその意識になっているメルマガであれば、
ハッキリ言って、メールの件名などは開封率と関係ありません。

送れば必ず開封され、読んでもらえるからです。

読者がそのメルマガに圧倒的に「価値」を感じ、
常に待ちわびているような状況になっていれば、
そのメールの件名などはあっても無くても変わりません。

むしろメールマガジンの発行者としてはその状況を目指すべきであり、
それがいわゆる「ブランディング」というものだと思います。

そしてそのブランディングがいかに出来上がっていくかは、
日々のメールマガジンの内容、質によるものに他なりません。

要するに「件名」に拘って開封率を上げようとしていり暇があるなら、
その内容に拘ってブランディングを構築していく事に拘るべきであり、
メールの件名で開封率が変わっているうちは「まだまだ」という事です。

メールの件名でどんなに興味を引いて開封率を上げても、
それはあくまでもその一通の開封率にしか繋がりません。

しかし本質的にそのメルマガのブランド価値を高めていけば、
どんな件名のメールでも全て開封してもらえるようになります。

1通の件名とその開封率に拘るのではなく、
日々の内容とその満足度に拘っていくべき。

これがメールマガジンというものの本質だと思います。


ただし、それはあくまでも「理想」です。


ただ、これはあくまでも「理想」であり、
それを目指す事は全く間違いではありませんが、
その「実現」はそう簡単に出来る事ではありません。

そしてその理想を実現出来ていないうちは、
やはり「件名」によって開封率が変わるというのが現実でもあります。

理想は理想で追うべきですが、その現実から目を背けては
その理想からも更に遠ざかってしまう結果にもなりかねません。

つまり現実として「今」は件名で開封率が変わるのであれば、
やはり今はその現実を受け止めて件名「にも」拘り、
その開封率を上げていく工夫を凝らしておいた方が良いという事です。

では実際に読者の「興味」を引き「開封率」を引き上げられる、
そんなメールマガジンの件名を作るにはどうすればいいのか。

その具体的なポイント等はこちらのブログ講座のポイントが
ほぼそのまま適応できる内容になっていると思います。

>ツイッターライティング講座~140文字のコピーライティング~

こちらはツイッターにおける「ツイート投稿」でいかに興味を引くか。

そしてそこに表示するURLをいかにクリックさせるかという観点で、
ツイッターに特化したコピーライティング講座を講義しているものですが
こちらの講義内容のポイントはほぼ

「メルマガの件名、タイトルの付け方」

に共通するものと捉えて頂いて差し支えありません。

ツイッターはもともと140文字という限られた文字数のみで、
感覚的に興味を引き出す事が前提になっている為、
文字数的な制限は違えどそこに限られた制限がある点は、
メルマガにおける「件名」とも共通しています。

また、そこに記載したURLをクリックさせる観点は、
そのままメールを開封させる観点とほぼそのまま共通しています。

よってこのツイッターライティング講座は、
まさにそのままメールの件名を作成する為の講座としても
多いに役立つポイントが解説されているものになっているはずです。

本腰を入れてメールの件名で開封率を上げる為のポイントを学び、
しっかりと興味を引く事が出来る「件名」を作り込みたいという場合は
是非、一通りこちらのライティング講座をご覧になってみてください。

>ツイッターライティング講座~140文字のコピーライティング~

以上、私なりの見解を含めてメルマガの件名についての講義でした。

K.Uzaki

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カテゴリー:メールマガジン

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