問いかける文章、コピーの有効性と効果的な作り方。

宇崎です。

読み手を訴求出来るコピー、
反応を取れるコピーを書いていく上で
非常に有効性の高いコピーの作り方として、

「読み手に対して問いかける」

というテクニックがあります。

コピーや文章における「問いかけ」は、
読み手に対してのダイレクトなメッセージとなり、
無条件でそこに思考や意識を集中させられる特性がある為、

『本能的な反応を高め、訴求性を高める』

という上で、極めて有効に活用していく事が出来るのです。

ただ、その「問いかけ方」にも幾つかのポイントがあり、
それによって反応や訴求性は大きく変わってきます。

今日はそんな「問いかけるコピー・文章」について、
講義していきたいと思います。

「問いかけるコピー」の有効性と効果的な作り方。


読み手への「問いかけ」は、文章内においても有効なものですが、
とくにその有効性、優位性を高く発揮出来るのは、
セールスレターやLPなどのヘッドコピーやキャッチコピーです。

そのようなキャッチコピーなどは
突発的にそのコピーを目にさせる事が前提になる為、
本能的な反応や訴求性を見込める「問いかけ」は、
そのようなコピーにこそ高い効果を見込んでいく事が出来ます。

また、メルマガの件名やこのようなブログ記事における、
その冒頭文の「掴みの一文」などにおいても、
この「問いかけ」を示す文章は有効であると言えます。

その「問いかけ」が読者にとって、

「同調できるもの」

になっていれば、その記事やメルマガの「続き」に対して、
興味や関心が生まれ「読みたい」という意欲が生まれるからです。

ただ、そのような反応を引き出せる「問いかけ」は、

“ターゲットが反応するような問いかけ”

を示してこそ意味があり、そのポイントとしては、

・ターゲットを特定できる問いかけを示す事
・ターゲットの悩み、願望を訴求できる問いかけを示す事

この2つを押さえていく必要があります。

つまり、実際に「反応させたいターゲット層」を特定できるように、
そのターゲットの悩みや願望を訴求する必要があるという事です。

例えば「コピーライティング」をテーマにしている
私が運営しているブログであれば、そのターゲットは、

・コピーライティングに興味がある人
・コピーライティングを勉強したい人


などになりますので、このようなターゲットを特定し、
訴求する事が出来る「問いかけ」としては、

『あなたは「売れる文章」が書けなくて悩んでいませんか?』

といような「悩み」を訴求するような問いかけや、

『コピーライティングの最適な勉強法を知りたくありませんか?』

というような「願望」を訴求する問いかけが有効であると言えます。

逆にターゲットが抱く悩み、願望に繋がらない問いかけは、
そのターゲットを特定していく事も出来ません。

基本的な考え方としてコピーにおける「問いかけ」は、
そこに「同調」「訴求性」を作った上で、

『その「問い」に対しての「答え」を知りたい』

という興味や関心をターゲットから引き出す事に意味があります。

そのような興味、関心から生まれる「意欲」こそが、
そのセールスレターやLP、記事やメルマガなどにおける

『続きを読みたい』

という「意欲」に繋がり、その意欲こそが、
「続き読む」という行動を引き出す事に繋がるからです。

LP、セールスレターのヘッドコピー(キャッチコピー)や
ブログの記事やメルマガの冒頭文において重要な事は、

「その続きを読みたいという意欲とその行動を引き出す事」

にありますので、その目的を果たしていく上でも、
この「ターゲットを訴求できる問いかけ」は強い訴求材料になります。

そして、その「問いかけ」を強い訴求材料にする為には、

・ターゲットを特定できる問いかけを示す事
・ターゲットの悩み、願望を訴求できる問いかけを示す事

この2つのポイントを押さえた「問いかけ」を示し、
ターゲットの悩みや願望を訴求していく必要があるのです。

よって、その訴求性に繋がらないようなコピー。

例えば私のような「コピーライティング」をテーマにするブログで、

『お金儲けをしたくありませんか?』

という漠然とした「問いかけ」を示しても、

・コピーライティングに興味がある人
・コピーライティングを勉強したい人


といったターゲット層を強く訴求していく事は出来ません。

実質的にターゲットの多くが

「コピーライティングを学んでお金を稼ぎたい」

という願望を持っていたとしても、
上記の問いかけでは、あまりにも漠然とし過ぎているからです。

よって、強いて先程のような趣旨の問いかけを示すのであれば

『文章を書く事でお金儲けをしたくありませんか?』

といった形で「文章」という要素を加えるだけでも、
このブログにおけるターゲットを訴求できる可能性は、
飛躍的に向上すると考えられます。

このように「ターゲットを訴求する問いかけ」は、
漠然と広い範囲の人が「薄ら反応するもの」を示すのではなく、
ターゲットとなるような人が具体的に望んでいる事、
悩んでいる事をピンポイントに訴求するべきだという事です。

そのポイントさえ押さえていく事が出来れば、
今回、講義した「問いかけ」を示すコピーや文章は

・セールスレターやLPのヘッドコピー(キャッチコピー)、
・メルマガの件名や冒頭文
・ブログ記事のタイトルやその冒頭文


などで読み手の興味や関心を引き出し、
その続きを読みたいという「意欲」に繋げられる、
非常に強い「訴求材料」に出来るはずです。

是非、有効に活用してみてください。

K.Uzaki

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カテゴリー:文章講座

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