コピーにおける「具体的な数字」の有効な使い方。

宇崎です。

コピーライティングの書籍や教材などで、

「コピーは具体的な数字を入れた方が良い」

といった事が提唱されている傾向にあるため、
ネットビジネス関連のLPなどにおいても、
そのような「数字を用いたコピー」を多く目にします。

例えば、こういうコピーですね。

28日間で93万9386円を稼いだ

このような「具体的な細かい数字」を並べたコピーは、
情報商材のセールスレターなどに多く見られる傾向にある為、
実際にこの界隈でコピーを書いているライターの多くも
このようなコピーが「有効」だと思われているようです。

ただ、このような「具体的な数字を並べるコピー」は、
それを用いる事が必ずしも有効になるものではなく
その実状はあくまでも「ケースバイケース」と言えます。

要するに数字を並べるコピーが「有効なケース」と
決して「そうとは言えないケース」があるという事です。

今日はそんな「具体的な数字を並べるコピー」における、

・それが有効なケース
・有効な使い方


などについて、講義していきたいと思います。


コピーにおける「具体的な数字」の有効な使い方。


このようなコピーを「有効」だと捉えているライターは、
傾向として、その有効なケースとそうではないケースを考えず、
ただやみくもに数字を並べるコピーを使っている傾向にあります。

確かに数字を具体的に並べていくコピーは、
時と場合によっては「有効」になるものです。

そして、その活用におけるポイントとして捉えるべきは、
具体的な数字を並べるコピーの「効果」や「作用」であり、

・数字の羅列によって衝動的なインパクトを与える事が出来る
・そこにリアリティや信憑性を加える事が出来る

これが具体的な数字を並べるコピーにおけるメリットです。

例えば、先程挙げた、

34日間で93万9386円を稼いだ

この具体的な数字を並べたコピーと、

1カ月弱で約100万円を稼いだ

このコピーであれば数字の大きな的な意味合いは同じでも
その「インパクト」や「信憑性」という点については、
前者のコピーの方に感じられるものと思います。

勿論、そのインパクトや信憑性は、ほぼ直感的なものであり、
それが「確固たる信憑性に繋がる」というものではありませんが

「衝動的なインパクト」「直感的な信憑性」

これらを与えられる点では間違いなくそれなりの優位性があります。

つまり、これらのような「インパクト」や「信憑性」を与える事が、
そのコピーにおける然るべき「反応」に繋がる場合において、
このような数字を並べるコピーの活用が有効になるという事です。


具体的な数字を示すコピーのデメリット。


ただ、このような「具体的な数字を並べるコピー」には、
ここで挙げたような「メリット」がある反面、

・イメージしにくい(イメージに繋がりにくい)
・謳い文句的な印象を与えてしまう

といったデメリットがあります。

まず、その1つ目のデメリットとして、
基本的に細かい数字を並べていくようなコピーは、
インパクトや信憑性を直感的に与えられるメリットはあるものの、
その「イメージを引き出す事」には乏しい傾向にあります。

少なくとも、読み手側に特定のポイントを分かり易く伝え、
その「イメージ」を引き出していくという上では、
細かい数字を並べるだけではまずそのイメージは引き出せません。

そのような「イメージを引き出す」という点においては、
そのイメージに繋がるようなコピーを示すべきであるという事です。

例えば、以下のようなコピー。

直径244mに及ぶ広大な土地

このようなコピーは数字としては「具体的」ですが、
その「広さ」のイメージを引き出す上で、
その情報としては極めて「抽象的」である為、
やはりそのイメージを引き出す事にはほぼ繋がりません。

故に、上記のようなコピーに関しては、

東京ドーム2個分に及ぶ広大な土地

このようなコピーの方が「広さ」のイメージは、
間違いなく、頭の中に広がりやすいものと思います。

つまり、具体的な数字を細かく並べていくようなコピーは
そのイメージや、それに伴う分かり易さに欠けるという事です。

故に、そこに重きを置くようなコピーにおいては、
強いて用いていく事が「適切である」とは言えません。

そのコピーにおいて重きを置くべきポイントが、
直観的なインパクトや信憑性である場合においてのみ、
具体的な数字を並べていくコピーが有効となるわけです。

また、その「もう1つのデメリット」として、
数字を具体的に示すコピーはその数字が「具体的」なだけに、
その内容によっては「信憑性」を感じさせる事が出来る反面、

「何故、そのような具体的な数字を示せるのか」

という「疑問」や「疑念」を抱かせる要因になります。

そこに相応の「根拠」となるものが示されていなければ、

「ただ適当な数字を謳い文句として並べているだけではないか」

という不信感を読み手側に与えてしまう可能性があるという事です。

具体的な数字によってある程度の「信憑性」を与えられるものの、
それはあくまでも「直感的なもの」でしかありません。

その際に読み手が捉える「信憑性」はその範囲のものでしかなく、
その「信憑性」をより確固たるものにしていくには、
相応の「根拠」が併せて示されている必要があります。

その「具体的な数字を裏付ける根拠」が示されていて、
そこで初めて、その直感的な信憑性が確固たるものとなり、
読み手側の興味や意欲などの「反応」に繋がっていくわけです。

よって、具体的な数字を並べていくようなコピーは、

「ヘッドコピー」
「キャッチコピー」


などの、読み手の直感的な印象を重視するコピーや、
あくまでもインパクトを重視したコピーには有効ですが、

「特定の情報をイメージさせる事に重きを置く文章やコピー」

においては、具体的な数字を並べるだけのコピーよりも、
その「イメージ」に繋がるコピーを示すべきであり、

「論理的に読み手を納得させていく必要がある文章やコピー」

においては、そこにある程度の裏付けや根拠を添える必要があります。

このようなケースバイケースを前提に活用していってこそ、
具体的な数字を細かく並べていくようなコピーを、
然るべき反応へと結び付けていく事が出来るということです。

実際にこのような「数字」をコピーに用いていく際には、
ここで解説したメリット、デメリットを押さえ、
そのポイントに見合った形で活用していく事をお勧めします。

是非、参考にしてください。

K.Uzaki

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2016年9月2日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:文章講座

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