「プレゼンテーションコピー」と「メッセージコピー」の違い。

宇崎です。

コピーライティングは「コピー(広告)」を書くスキルですが、
ここで言う「コピー(広告)」は幾つかに細分化する事が出来ます。

ただ、この「分け方」にも幾つかの考え方があり、
世間的にコピーライターと呼ばれるような人の多くは、

「イメージコピー」「セールスコピー」

この2つにコピーを分けるかもしれません。

イメージコピー:イメージ戦略を目的とする企業広告のキャッチコピーなど
セールスコピー:販売を目的とするセールスレターのコピーなど

それこそ、このブログで主に扱っているものは、
後者の「セールスコピー」の分野に該当するものですが、
この2つの違いは、あえて言及する必要も無いものだと思います。

そもそも前者に挙げた「イメージコピー」などは、
その分野で、よほど「著名」なコピーライターになるか、
企業の方から、そういったコピーを作る立場を与えられない限り
そうそう「書く」という機会さえ無いものですからね。

ですので、今回のコピーライティング講座では、
ここで挙げたものとは少し違った視点でコピーを細分化し、
その上での「違い」をそれぞれのコピーを書く視点で言及してみます。

それでは、早速いってみましょう。


「プレゼンテーションコピー」と「メッセージコピー」の違い。


こうして「見出し」の方でも掲げた通り、
私が今回のライティング講座で言及したいのは、

「プレゼンテーションコピー」「メッセージコピー」

この2つのコピーと、それぞれの「違い」になります。

ただ、いずれの名称も私の「造語」に近いものなので、
それぞれのコピーが意味するところは、それぞれ以下の通りです。

プレゼンテーションコピー:あくまでもコピーとして提示するもの
メッセージコピー:自らの言葉(メッセージ)として語りかけていくもの

少し分かり難いかもしれませんが、具体例を挙げると、
セールスレターなどの頭に提示する「ヘッドコピー」などは

「あくまでもコピーとして提示するもの」

であるため「プレゼンテーションコピー」に該当します。

対して、ヘッドコピー以降の「ボディコピー」などは、

「自らの言葉(メッセージ)として語りかけていくもの」

であるため、これは「メッセージコピー」に該当するわけです。

要するに「はじめまして・・・」といったところから、
自分の言葉で語りかけていく「説明の文章」がメッセージコピー。

そのような「語りかけ」や、前後の文章を踏まえた「説明」よりも
そのコピー単体で「情報」や「インパクト」を与える事を目的とする、

・ヘッドコピー(大見出し)
・サブヘッドコピー(小見出し)
・ブレッド(見出しコピーの羅列)


これらが全般的にプレゼンテーションコピーにあたると捉えてください。

そして、ここでそれぞれのコピーの事をお伝えしてきた通り、
それぞれのコピーには「ニュアンス」という点で大きな違いがあります。

プレゼンテーションコピー:呼びかけに近い「提示」のニュアンス
メッセージコピー:語りかけに近い「説明」のニュアンス

これが、それぞれのコピーにおけるニュアンスの違いであり、
ここで挙げた2つの「ニュアンスの違い」は、
それぞれのコピーを実際に目にしていく際において、
読み手側がそれを潜在的に意識していくものでもあるんです。


あなたはそれぞれのコピーをどういうニュアンスで捉えますか?


これは実際に「あなた自身」がそれぞれのコピーを目にする際、
それぞれのコピーをどういうニュアンスで捉えるか思い返してみてください。

少なくとも、

・ヘッドコピー(大見出し)
・サブヘッドコピー(小見出し)
・ブレッド(見出しコピーの羅列)


これらのようなプレゼンテーションコピーに該当するものと、
今現在、目にされているような、この「ブログの記事(文章)」や、
セールスレターの「ボディコピー(説明文)」などを
全く同じニュアンスでは捉えないはずです。

やはり、このような「ブログの記事(文章)」や、
ボディコピー内で構成されている「説明文」などは少なからず、

「書き手側が説明をしている(自分に語りかけている)」

といったニュアンスで言葉の1つ1つを捉えていくものだと思います。

ですが、ヘッドコピーやサブヘッドコピーなどの「見出し」を、
それと全く同じようなニュアンスでは捉えないはずです。

それらは、あくまでも「見出し」として捉えた上で、

「情報として提示されているもの」

といったニュアンスで捉えるものではないでしょうか。

つまり、ここで挙げた

・プレゼンテーションコピー(ヘッドコピー、サブヘッドコピーなどの見出し)
・メッセージコピー(ブログやメルマガ、ボディコピーなどの説明文)


この2つは「根本的に異なる読まれ方をされる」という事です。

故に、それぞれのコピーを作成していく場合においては、
その「読まれ方」を前提に捉えていく必要があり、
そのニュアンスに適したコピーを作成していく必要があります。

プレゼンテーションコピーにはプレゼンテーションコピーに、
メッセージコピーにはメッセージコピーに適した作り方があり、
それがコピーライティングにおける「原則」や「エッセンス」に
既に数多く「内在」している部分でもあるわけです。

「ヘッドコピー、サブヘッドコピーはこのように作るべき」
「ボディコピー、ブログ、メルマガの文章はこう書くべき」


このようにコピーライティングの観点で提唱されている事の1つ1つには、
それぞれのコピーにおける読み手側の「捉え方」が前提として存在し、
その前提において有効なポイントやテクニックが提唱されているんです。

ただ、そこにはここでお伝えしたような前提や背景がありますので、
そこを理解した上で、それらを学び、実践していくようにすると、
一層、その本質が見えてくる部分も多くなると思います。

そしてそれは、その理解度や実用時の有効性にも繋がってきますので、
今後、コピーライティングを学び、また、それらを実用していく際には、

・プレゼンテーションコピー(ヘッドコピー、サブヘッドコピーなどの見出し)
・メッセージコピー(ブログやメルマガ、ボディコピーなどの説明文)


この2つのコピーにおける「読まれ方の違い」をそれぞれ意識し、
そのニュアンスの違いも併せて捉えていくようにしてみてください。

少なくとも、そこに明確な「一線」を引けるようになるだけで、
コピーの質はどちらも大きく向上するはずです。

K.Uzaki

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2017年6月16日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ライティングの原則

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