心理学実験「茶色い目と青い目。」差別が生まれた教室。

あなたは人を「差別」した事はありますか?

何故、人は差別をするのか。
何故、いじめはなくならないのか。

その実状と言えるものを子供達を対象に行った、
ある心理学実験的な授業で垣間見る事が出来ます。

そしてこの心理学実験は実に多くの事を私達に教えてくれています。



1つのルールとほんの15分で作られた人間社会の縮図


これは人種差別に反対する女性教師が
マーティン・ルーサー・キング牧師の死後、
アメリカでの報道の形に疑問を感じ始めた授業だそうです。

「今後、誰が黒人を指導していくのでしょうか。」

「白人は故人の意思を継いでいく事が出来ますが、
 黒人にそれが出来るでしょうか。」


そんな報道が連日テレビで流されていたそうです。

その現状を見て、このような授業を率先して始めた女性教師。

またこの実験の最中、その女性教師は
あるほぼ同じ難易度の問題を生徒達に出題し、
その問題を解くまでの時間を計測するという事も行っていました。

一日目の茶色い目の子供達は1日目に5分以上かかった問題を
2日目には3分とかからず解いてしまったというのです。

そして同じテストを青い目の子供達にも行った結果
やはり1日目は3分ほどで解く事が出来た問題に
4分以上もの時間を要してしまったのでした。

その結果を受けて、全ての子供達がこう答えていたそうです。

“この「エリ」のせいだ”

子供達が結果の責任をエリに結びつける点も興味深いところですが
それ以上に興味深いのはやはりその結果そのものです。

これは自分達が優れた人間であるという意識が
子供達の能力そのものを高めた結果に他なりません。

実際に差別を受けていた子供達は
その日は常に憂鬱な気分になってしまい、
何に対してもやる気が起きなかったと言っています。

まさに目の色で子供達を分けた途端、
ほんの数十分後、そこには社会の縮図が出来上がったわけです。


この心理学実験から学べること、学ぶべきこと


この心理学実験で学べる事は下記の4つだと思います。


・その場の権力者(この場では教師)の一言で人は人を簡単に差別してしまう。

・権力者の一言やその環境で人の能力は簡単に左右されてしまう。

・人は悪意の原因を強制的に身に付けられた対象物に責任転嫁してしまう。

・本当に大切な事を学ぶという事は、決して楽しく楽な事ではない。



そしてこの4つの教訓から更に学べる事は、


・自分の能力は周りの環境と自分次第で伸ばす事も縮める事も出来るという事。

・経営者や人の上に立つ人間は、人を評価し、
 人褒めて伸ばしていく事も心理学の観点上やはり大切なのだという事。

・自分が苦境に立たされている時こそ
 物事の本当の原因を見据える姿勢が大切なのだという事。

・本当に意味のある事、価値のある事を学ぶには
 時にもう二度とやりたくないと思うほどの体験が必要だという事。



だと思います。

この記事があなたの人生に少しでも良い影響を与えられたなら嬉しいです。

K.Uzaki

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カテゴリー:心理学実験

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