ブログ「コピーライティング至上主義者の会」へようこそ。

 このブログはフリーのコピーライターとして活動している
 私、K.Uzakiが首謀するコピーライティング至上主義者のための
 ビジネス講座を中心としたブログコンテンツです。

 コピーライティングのスキルやテクニックなどを公開しています。

コピーライティングを学ぶ前に

 ・コピーライティングとは

 ・コピーライティングを学ぶとはどういう事なのか。

 ・お金を生み出せるコピーとは

 ・コピーの勉強に「写経」は有効か。

 ・コピーライティングは「誇大広告の為のスキル」では無い。

 ・コピーライティングにおけるリサーチの重要性とその方法。

 ・コピーライティングの最適なトレーニング方法。鍛錬方法とは。

 ・日常生活で出来るコピーライティングの基礎能力向上方法。

 ・文才と文章力の違い。コピーライティングに必要なのは・・・。

 ・コピーライティングを学ぶ事は成功への「近道」なのか。


文章基礎講座

 ・解り易い文章、読みやすい文章の書き方。

 ・読まれる文章における「主語」の原則。

 ・「主語」と「述語」の構成を意識して分かり易い文章を書く原則。

 ・読み易い文章を書く為の「助詞」の使い方と注意点。

 ・接続詞の正しい使い方と文章構成の原則。

 ・接続助詞の正しい使い方と注意点。

 ・接続詞、接続助詞、指示代名詞の有効な使い方。

 ・指示代名詞の使い方と注意点。

 ・同じ語尾が続く単調な文章に「メリハリ」を付けるテクニック。

 ・読みやすい文章における改行、句読点の使い方。

 ・文章内に「箇条書き」を用いる場合の注意点とポイント。

 ・だ・である調、です・ます調、それぞれの文体について。

 ・コピーライティング視点の「漢字」と「ひらがな」の使い分け。

 ・「文法」と「コピーライティング」の関係。 NEW


文章構成講座

 ・論理的な文章を書くテクニック

 ・説得力のある文章の書き方

 ・文章構成を事前に練り上げる必要性について

 ・疎かにしがちな文章作成における2つの原則

 ・断言を重ねる文章が必ずしも説得力を向上させるとは限らない理由

 ・「面白い文章の書き方」とその「定義」について。

 ・話の「脱線」を有効に活用する文章術と構成テクニック。

 ・反応を下げる4つの文章構成とその事例

 ・ウェブライティングにおける冒頭文、書き出しの原則

 ・ストーリーテリングの法則とコピーライティング。

 ・ブログ記事、メルマガにおける文章の書き方とポイント

 ・ツイッターライティング講座~140文字のコピーライティング~

 ・文章の語尾が単調になってしまう「ですます調」の文章でありがちな落とし穴。

 ・QUESTの法則、AIDMAの法則、PASONAの法則。

 ・文章が上手いだけのコピーライターでは一流になれない理由。


心理講座

 ・全ての人が「感覚的」に反応してしまうコピーとは。

 ・五感を刺激する強烈なコピーを作るテクニック。

 ・読み手を引き込む文章の書き方。

 ・信用を勝ち取れる文章の書き方。

 ・最後までしっかりと読まれる文章を書くための原則。

 ・コピーライティングにおける「興味」と「疑問」の境界線。

 ・注意を引く事と興味を引く事の違い。

 ・恐怖や不安を煽る「扇動」のポイント。

 ・童話「北風と太陽」に学ぶコピーライティングの神髄。

 ・アドルフ・ヒトラーの演説に学ぶ8つの洗脳のテクニック。

 ・宗教概念とコピーライティング NEW


コピーライティング講座

 ・コピーライティングに必要な3つの能力とは。

 ・主観でも客観でもなく「俯瞰」による視点でコピーを書く。

 ・読者目線で文章を書く事の真理。

 ・メリットとベネフィットの違いとは。

 ・即効性、緊急性、希少性によって反応を高めるライティング術。

 ・コピーにおける「具体的な数字」の有効な使い方。

 ・問いかける文章、コピーの有効性と効果的な作り方。

 ・効果的な「FAQ」「Q&A」(よくある質問)の作り方。

 ・「伏せ字」「抽象文」を用いたコピーで興味を引くためのポイント

 ・「キャッチコピー」と「文章」の違い~感覚と論理~

 ・「ヘッドコピー」と「ボディコピー」の違い

 ・「ヘッドコピー」ライティング講座~興味の壁、読まない壁の有無~

 ・「プレゼンテーションコピー」と「メッセージコピー」の違い

 ・フロント商品、バックエンド商品のコピーの違いと事例

 ・成約率(購入率)は何パーセントが合格点なのか。


セールスライティング講座

 ・売れるコピー、文章の書き方。

 ・商品のメリットに対してデメリットはどうアピールするべきか。

 ・損失回避の法則による「負」の人間心理で行動を促す文章術。

 ・私はお勧めしない「低レベルな情報弱者層にウケるコピー」の書き方

 ・縦長のオプトインページ、セールスレターはもう古いのか。

 ・漫画(マンガ)のセールスレター、ライティングは有効なのか。

 ・フロントエンドコピーとバックエンドコピーの違い


その他コピーライティング講座

 ・リアルビジネス・ネットビジネスにおける「コピーライティング」の違い

 ・インターネット動画時代におけるコピーライティングの可能性

 ・松本人志のお笑い七並べ論とコピーライティング将棋論

 ・リーガルハイ・古美門研介に学ぶコピーライターと弁護士の共通点

 ・小説の出だし、冒頭文の書き方に学ぶ文章を読ませるテクニック。

 ・川端康成の文章に学ぶ情景描写、比喩表現。

 ・村上春樹の文章に学ぶ比喩表現、隠喩表現。

 ・芥川龍之介「文章と言葉と」から読み解く「書く事」への拘り。

 ・架空請求メールの文面例とコピーライティング

 ・コピーライティングとカレーライス

 ・コピーライティングが「使えなくなる」可能性。

 ・スワイプファイルの意味、必要性について。

 ・テンプレートや他人のコピペ文章では「稼げない」理由。

 ・ピラミッドストラクチャーによる文章構成とその有効性。

 ・ペルソナマーケティングの有効性とコピーライティング。 NEW

 ・インプットが重要か、アウトプットが重要か。 NEW


ライティング講座総合(例文付き)

 ・SEOライティングの事例:記事のタイトルキーワードと本文(冒頭文)の構成


ダイレクトレスポンスマーケティング講座

 ・ダイレクトレスポンスマーケティング~リスト教育の真髄~

 ・ダイレクトレスポンスマーケティングに適した商品と適さない商品。

 ・実績ゼロからのブランディング構築とコピーライティング。

 ・ブランディングの「始まり」とは。

 ・メルマガにおけるリスト教育の理想的な流れについて。

 ・メルマガ教育・ブランディング段階で注意するべき事。

 ・メールマガジン、ステップメール講座の「終わり」について。

 ・ブログとメールマガジンの情報を重複させるメリットとデメリット

 ・ブログとメールマガジンを使い分ける理由とその違い。

 ・ブログ、メルマガのターゲットはどこまで明確にするべきか。

 ・ブログ、メルマガの「キャラクター設定」と「差別化」について。

 ・オプトインページ/ランディングページの作り方とポイント。

 ・オプトインページのメルマガ登録フォームはどのように貼るべきか。

 ・メールマガジンの長さ、文字数、文章量についての講義。

 ・メールマガジンが読まれる最適な配信頻度とは。

 ・商品は何通目のメールマガジンで売り込むべきか。

 ・メルマガの件名、タイトルの長さと文字数、開封率の関係について。

 ・メールマガジンの配信時間は何時が最も「読まれる」のか。

 ・メールマガジンの発行における特定電子メール法について。

 ・無料で発信する情報と、特典、有料で提供する情報の境目について。

 ・情報商材ビジネスは、あとどれくらい稼げるのか。


「稼げるブログの作り方」講座~ブログ構築~

 ・コピーライティングを駆使した稼げるブログの作り方講座の発足にあたって

 ・情報発信の入口として最適なメディアが「ブログ」である理由

 ・ブログのテーマ、ターゲット、コンセプトを決める際のポイントは

 ・ブログのテーマ、ターゲットは広げるべきか狭めるべきか。

 ・ブログにおける競合、ライバルの多さを考慮していく際のポイント

 ・ブログタイトルの付け方とそのポイントは

 ・アフィリエイトブログに適した商品の選び方。

 ・良質な情報商材の選び方、見極め方。

 ・ブログは実名でやるべきかハンドルネーム(匿名)でやるべきか

 ・ブログのトップページには何をカスタマイズして掲載するべきか。

 ・ブログカスタマイズ講座~ヘッダー、サイドバーメニューの有効活用~

 ・ブログのサイドバーに貼ってはいけないコンテンツ

 ・ブログにおけるアクセス解析のポイントと対策について。

 ・メルマガ登録フォームはいつブログに設置するべきか。


「稼げるブログの作り方」講座~記事の作成~

 ・ブログ記事のネタの探し方、ネタ切れを回避する方法

 ・ブログの最適な更新頻度とSEO対策。

 ・ブログ記事を書く際に必ず意識するべき3つのポイントとは

 ・価値のあるオリジナリティの高い情報を発信するポイントと方法

 ・ブログ記事の文字数、文章の長さとSEO対策、反応の関係

 ・ブログにおける文字、文章の強調、装飾について。

 ・ブログの記事に用いる言葉、用語の注意点。

 ・ブログの記事に画像や動画を貼るメリット。

 ・ブログ、メルマガにおける「追伸」の有効な活用テクニック

 ・ブログの記事に「目次」を貼ってはいけない理由。

 ・ブログの記事で「面白さ」を追及する必要は無い理由。

 ・ブログの記事を「リピーター」に向けて書いてはいけない理由。

 ・引用と著作権のルールについて。

 ・アフィリエイトブログのコンテンツは数と質、どちらを重視するべきか。

 ・グーグルアドセンスに適した文章、記事の書き方について。

 ・SEOを意識したライティング術~記事タイトルの付け方~

 ・SEOを意識したライティング術~文章の書き方と記事の構成について~

 ・SEOを意識したライティング術~滞在時間と巡回率を高めるテクニック~

 ・ブログ記事の書き方講座:冒頭で興味を引く文章の原則。

 ・ブログ記事の書き方講座:小見出しの有効な使い方と書き方。

 ・ブログ記事の書き方講座:自己紹介・プロフィール記事の書き方。

 ・ブログ記事の書き方講座:記事の書き方、書くコツについてのQ&A

 ・ブログ記事の書き方講座:情報商材レビュー記事の書き方~集客編~

 ・ブログ記事の書き方講座:情報商材レビュー記事の書き方~アフィリエイト編~


コピーライター講座

 ・コピーライターとしての仕事の取り方について。

 ・仕事依頼、制作依頼を受ける判断基準。

 ・コピーライターが受けた仕事、依頼内容を捉える視点について。


コピーライティング+マーケティング応用講座

 ・コピーライティングとアフィリエイト

 ・コピーライティングが先かアフィリエイトが先か。

 ・ステルスマーケティングとコピーライティング

 ・トレンドアフィリエイトとコピーライティング

 ・PPCアフィリエイトとコピーライティング

 ・動画マーケティングとコピーライティング

 ・動画で稼ぐか文章で稼ぐか。Youtubeアドセンスとグーグルアドセンス。

 ・PPCアフィリエイトとコピーライティング


その他応用講座

 ・トレンドブログ+アドセンス+コピーライティング

 ・トレンドブログ+物販アフィリエイト+コピーライティング

 ・プロモーションアフィリエイト+コピーライティング

 ・アダルトアフィリエイト+コピーライティング

 ・ツイッター+コピーライティング

 ・Youtube+コピーライティング

 ・SEO対策+コピーライティング

 ・キュレーションサイト+コピーライティング

 ・店舗ビジネス、リアルビジネス+ダイレクトレスポンスマーケティング

 ・コピーライティングを2つの視点、感覚で学ぶ


師匠関連(師匠のメルマガ転載記事)

 ・宇崎の師匠が選ぶ「凄い」と思うキャッチコピー3選~師匠のメルマガより~

 ・コピーライティングにおけるネガティブ思考とポジティブ思考~師匠のメルマガより~

 ・ありとあらゆる分野に共通する成功法則~師匠のメルマガより~

 ・アメトーーク「勉強しまくった芸人」に学ぶ適切な勉強法<~師匠のメルマガより~

 ・ビジネスの神髄を描いた1枚の画像~師匠のメルマガより~

 ・私のライティングの師匠が「目標設定」を否定する理由

 ・文章は書けば上手くなるのか-コピーライティングの真実

 ・文章における「正」と「負」の二元論

 ・「聖書」「資本論」-世界を塗り替えた「文章」の共通点

 ・意識の流れ-ノーベル賞作家、川端康成も駆使した文章の技法


特別講座:ゼロから5億の不労所得を作った男(無料)

  私の師匠がいかにしてゼロから年収にして5億円という収入源を作り出したのか。

  その全てを公開している特別講座です。

  ・特別講座:ゼロから5億の不労所得を作った男


コピーライティング有料教材

  私、宇崎恵吾の著作教材です。

  コピーライティングを本格的に学びたい方は是非お読みください。

  ・The Million Writing


コピーライティング+アフィリエイト総合コンサルティング

  私と師匠、共作のアフィリエイト教材付きコンサルティングプログラムです。

  巷ではかなりのスパルタプログラムと言われていますので
  私達と共に本気でトップアフィリエイターを目指したい方のみ覚悟してご参加ください。

  ・Copyrighting Affiliate Program


宇崎恵吾監修ツイッターマーケティング+ツール教材

  私がマーケティングマニュアルやコピーライティングの分野で、
  監修、著作及びセールスレターの作成に関わった教材です。

  私からも豪華特典をお付けしていますので是非一度ご覧ください。

  ・the Twitter Brain+豪華特典


アフィリエイト講座:Copyrighting Affiliate the Union

  私企画するアフィリエイト講座です。

  参加にはある条件がございますがそこまでハードルが高いものではありません。

  是非一度企画の詳細をご覧頂ければと思います。

  ・Copyrighting Affiliate the Union


究極のコピーライティング講座

  私、宇崎恵吾の「師匠」とコピーを「共作」出来るという、
  私が知る限り「この世」で最上クラスのコピーライティング講座です。

  生半可な意識では読むだけ無駄なので、
  本当にコピーを極めたい人だけ読んでください。

  ・Copywriting Special teaching Plan

ブログに「面白い記事」を書く必要は全くない。という話。

ブログに「面白い記事」を書く必要、書こうとする必要は全くありません。

ブログ運営のコンサルティングなどをしていると、

「どうやったら面白い記事を書けますか?」
「どうしたらブログを面白くできますか?」


といった相談を受ける事がありますが、そもそもその「必要」はないため、

『大前提として、面白いブログや記事にしようとする必要は無いですよ』

とお伝えした上で、その理由や考え方を併せてアドバイスしています。

では、ブログにはどういう記事を書けば良いのか。

何故、面白い記事を書く必要は無いのか。

今回はそんなテーマで講義を進めてみたいと思います。

ブログに「面白い記事」を書く必要は無い理由。

そもそもブログの記事を書こうとする場合や実際に記事を書いていく段階で、

「これを面白い記事にしよう」

というような考え方は、あまりに抽象的で漠然としています。

ただ、ブログの記事を書いていく上で確実的に言える事として、
それがビジネス目的、営利目的で運営しているブログなのであれば、
そこに求められるものは、いわゆる「面白さ」ではありません。

そのような営利目的で運営しているようなブログであれば、
特定したテーマやジャンルを定めたブログになっているはずですから、
そのようなブログに対して「訪問者」が求めるものは、

・自分が求めている情報や、それを以上の情報を提供してもらえるかどうか
・自分にとって役に立つ情報がそこに書かれているかどうか

などであり、一般的に言われる「面白さ」が求めている人はあまりいません。

ここで言う「役立つ」などを「面白い」の範疇に入れるのであれば、
そういった意味での「面白さ」は求められている事になりますが

「漫画」「小説」「物語」「お笑い」

といったものに求めるような、一般的に言うところの「面白さ」は、
まず、特定したテーマで運営しているブログには全く求められていません。

それこそ、そういった「面白さ」を求めているような人であれば、
それらをそのまま見るか、今で言えばYouTubeなどを見るのが普通だと思います。

または好きな芸能人などのブログを見るような人であれば、
そのような「面白さ」を求めている部分もあるかもしれません。

ですが、特定のテーマを定めたブログにあえて訪問してくる人達は、

・特定のテーマに沿ったキーワード検索でそのブログがヒットした
・特定のテーマに沿った役立つブログだったのでリピート訪問した


といった経緯でそこに集まってくるはずですから、
重要なのは「そのニーズを満たす事」に他なりません。

私のブログで言えば、新規の訪問者、リピーター、問わず、

・コピーライティングや文章に関する役立つ情報を求めている
・コピーライティングや文章に関して勉強になる情報を求めている

と考えられるため、私のブログの記事で意識するべき事はあくまでも、

・コピーライティングや文章に関する役立つ情報を提供する事
・コピーライティングや文章に関して勉強になる情報を提供する事


に他なりません。

よって、そのニーズを満たす記事を書く事に意識を向ければ良いのであって、
強いて「面白い記事」を書こうとする必要は「全くない」という事です。


訪問者のニーズを満たす「役立つ記事」「タメになる記事」を書く。


よって、実際に記事を書く際に「意識」を向ける必要があるとすれば、

・訪問者(ターゲット)のニーズを満たす記事を書く事
・訪問者にとって役に立つ記事、タメになる記事を書く事

であり、これらをクリアできる記事を書けていれば何の問題もありません。

強いて世間一般的に言うところの「面白さ」を追及する必要は無いわけです。

むしろ、追及するべき事は「分かり易さ」や「読み易さ」であって、
下手に「面白さ」を追及しようとすると、その「分かり易さ」や「読み易さ」に
少なからず、悪い方向で影響を与えてしまう事にもなりかねません。

例えば私がこのブログでしきりに若者言葉や今風の言葉を多用したり、
物事の「例え」に流行りのアニメやドラマのキャラクターや設定を用いて、

「ワンピースで言えば・・・」
「鬼滅の刃の鬼で言うと・・・」


といったような話を多用していった場合、
それらが普通に「分かる人」にとっては「面白さ」にも繋がりますが、
分からない人にとっては単純に「わかりにくい話」になってしまいます。

もちろん、年代やターゲット層を特定している場合や、
時折、それが分かる人だけを対象とするような記事を書く場合に、
そのターゲット層にとっての「分かり易さ」を追及する視点と併せて、
そこに「面白さ」や「ユニークさ」を追及する分には何の問題もありません。

ですが、とくにそうではない場合において、その話(文章)が、

「ターゲット層の中でも人によっては単純に分かりにくい話になってしまう」

という場合、面白さやユニークさを意識した内容が仇となる場合もありえます。

少なくとも、特定のテーマを扱う営利目的のブログを運営していくのであれば、
重要なのは、一人でも多くのターゲットに「役立つ情報」を提供していく事ですから、
無理に「面白い記事」を書こうとする前に、

・訪問者(ターゲット)のニーズを満たす記事を書く事
・訪問者にとって役に立つ記事、タメになる記事を書く事

を徹底してください。

そこを徹底する事が出来ていれば、おのずと、そこを徹底できているブログは、
そのテーマを求めるターゲット(見込み客)に「求められるブログ」になるはずです。

文章における「面白さ」「ユニークさ」の追及は、あくまでも二の次であり、
その「大前提」をクリアした上で『可能な範囲で意識していけば良い』という事です。

是非、参考にしていただければと思います。

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読者目線とその心理を「俯瞰」で捉えたブログ、文章の書き方

ブログの記事やセールスコピーなどの文章を書いていく場合には、

「読者目線で文章を書いた方が良い」

と言われていますが、この「読者目線」というのは、
読者となる第3者の視点を客観的に捉える、という事ではなく、

「読者となる方々の目線を多角的に捉える俯瞰的な視点」

が重要となります。

その上で、どのように読者となる方々の視点を多角的に捉え、
俯瞰的な視点で文章を書き上げていけば良いのか。

ここでは、そのイメージやポイントなどを解説していきたいと思います。

主観に対する客観、客観に対しての俯瞰にあたる視点などについては、
以下の記事で別途、詳しく解説していますので併せて参考にしてください。

>主観的でも客観的でもなく「俯瞰」による視点で文章を書く方法

読者心理を「俯瞰」で捉えながら文章を書き上げる方法。


ブログの記事やセールスコピーの文章は、

「一人の訪問者やお客さんをイメージして書いていくのが望ましい」

と言われていますが、これは半分は正解ですが、半分は間違いです。

確かに、ブログの記事やセールスコピーの文章を、

「皆さんは○○ではないですか?」
「あなた達に○○を提供します。」

といったような「大勢の人に向けた文章」で書くのは不適切であり、

「あなたは○○ではないですか?」
「あなたに○○を提供します。」

といったように「一人の読者」に対して文章を書いていくのが基本です。

読者に対して、その文章が他でもない「あなた」に対してのメッセージであり、
他でもない「あなた」に対して伝えたい事を伝えている、という印象を与える事で、

「その文章を書いた人が自分に語りかけてくれているような感覚」

に至れば、それが文章を読み進める集中力や反応に結び付いていくからです。

ですから、そのような視点において言えば「一人に向けて書く」は正しいわけです。

ですが、実際のところブログの記事やセールスコピーの文章は、
様々な悩みや疑問を抱える人達が目にしていく事になります。

書き手側が提供したい情報や提案したい商品に対しても、
その分野の知識をそれなりに有している人もいれば、
決して、そうではないような人もいるはずです。

にも関わらず、ブログなどの文章の「内容」や「順序構成」などを、
特定した一人の読者(訪問者・見込み客)に向けたイメージで書いてしまうと

「イメージの中で特定した人の知識レベルや解釈のみを想定する事」

になってしまいます。

実際には多用な知識レベルの人がその文章を読んではずであり、
また、そこには多用な解釈や捉え方が生じていく事になるものの、
そこをイメージの中で特定した人の解釈に凝り固めて文章を書いてしまうわけです。

当然、そのような文章は、イメージに近い人の反応は取れるかもしれませんが、
そうではない人の理解度や反応は、間違いなく下げてしまう事になります。

つまり、このような視点においては、特定された一人の読者をイメージし、
そこを凝り固めてしまう文章の書き方は「適切とは言えない」という事です。


一人に向けた文章を書く ⇒ 一人に向けた文体で書く

よって、ブログの記事やセールスコピーにおける文章で一般的に言われる、

「一人に向けた文章を書く」

という視点は「文体」や文章上の「口調」の範疇で捉えるべきであり、
文章の内容や構成そのものを特定した一人を想定して書くという事ではありません。

むしろ、そこはあらゆる訪問者やあらゆる見込み客を想定する必要があり、
また、多角的な視点で読者の視点や解釈を「俯瞰」で捉えていく必要があります。

具体的なイメージで言えば、自分が特定の目的やニーズを持った、
たくさんの人の前で、その目的やニーズに沿ったスピーチをする。

または、その目的やニーズを満たせる商品のプレゼンテーションをする。

そんなシュチエーションで、より多くの人に自分の話を理解してもらう事や、
その商品をそのまま買ってもらう事を意識して発していく言葉の1つ1つが、
まさに、ブログの記事やセールスコピーの「文章」に近いものになると思います。

当然、そのような状況であれば、その場にいる多くの人が自分の話を理解できるように、

・人によっては理解できないような話は避ける
・人によっては難しく感じるかもしれない話は出来るだけ簡潔に
・人によっては疑問や不安を抱く話には、それらを解消できる話をする

といった配慮を可能な限り、加えていくはずです。

つまり、ブログの記事やセールスコピーの文章もそのイメージは同じであり、
そこに訪問してくる人達の大半が文章の内容を理解できるように構成し、
上記で挙げたような配慮を加えながら文章を作成していく必要があります。

書き手側のイメージの中では多用な訪問者の視点を多角的に想定し、
あらゆる解釈や心情を捉えながら文章を書き進めていく必要があるという事です。

ただ、それを実際に「文章」にしていく場合においては、

「大勢に向けた文章ではなく一人に向けた文章(文体・言い回し)」

を意識する事で、読み手側は「自分に向けて書かれた文章」という印象となり、
それがそれが文章を読み進める「集中力」や「反応」に結び付いていきます。

頭の中では多用な訪問者、見込み客の解釈や心理を俯瞰で捉えながら、
実際に書き上げていく文章は「一人」に向けていけば良いという事です。

ブログの記事やセールスコピーの文章などを書き上げていく際は、
この「イメージ」と「書き方」を意識するようにしてみてください。

それだけで、文章(コピー)の良し悪しや反応は大きく変わってくるはずですから。

是非、参考にして頂ければと思います。

K.Uzaki

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主観的でも客観的でもなく「俯瞰」による視点で文章を書く。

ブログやメルマガ、また、商品のセールスコピーなど、
ウェブライティング、コピーライティングなどの視点においては、
文章やコピーそのものを捉える「視点」が重要となります。

どういう視点で文章を書くのか、という事ですね。

結論から言うと、その際に重要となる「視点」は、
主観的な視点でも、客観的な視点でもなく、

「俯瞰(俯瞰的視点)」

で読み手の心理、心情を捉えて文章を書いていく必要があります。

決して「自分目線」でも、また「他の誰か目線」でもなく、
読み手側の心理や心情を「俯瞰」で捉える必要があるという事です。

主観的でも客観的でもなく「俯瞰」による視点で文章を書く。


主観的、客観的という言葉はよく耳にすると思いますから、
これらの意味合いや、これらの違いは率直に理解できると思います。

ただ「俯瞰」や「俯瞰的」という言葉はあまり使わないかもしれませんし、
それとなく、意味が分かるとしても「客観的」との違いは分かりにくいはずです。

一応、ここでは「客観的」と「俯瞰的」を分けてお伝えしていますが、
人それぞれの解釈や認識によっては、これらがほぼ同じ場合もあるかもしれません。

ですが、一般的に言うとそれぞれの意味合いや定義は、

・主観的:自分自身の視点による物事の見方、捉え方
・客観的:自分以外の第3者による物事の見方、捉え方
・俯瞰的:全体を捉えた視点による物事の見方、捉え方

といったものであり、これらをコピーや文章を目にする視点に置き換えると、

・主観的視点:書き手側の視点
・客観的視点:読み手側の視点
・俯瞰的視点:読み手側の多角的な視点

このような意味合いになります。

よって、これらの定義の上で「客観的視点」における、

「自分以外の第3者による物事の見方、捉え方」

にあたる「第3者」を、特定の誰かの視点や捉え方に凝り固めず、
これを多角的な視点でありとあらゆる第3者の視点や捉え方を想定するのが、
ここで言う「俯瞰(俯瞰的)」という視点にあたるわけです。

その上で、ブログやメールマガジンなどの文章を手掛けるウェブライティングや、
見込み客の反応を追及していくようなコピーライティングの視点においては、

「読み手側の心理や心情」

を、特定した第3者のみの客観的な視点で捉えるのではなく、
そこを広い視野を持って、まさに「俯瞰」で捉えていく必要があります。

書き手目線の独りよがりな文章を書くべきではない事は当然として、
それが読み手目線のつもりでも、その想定が特定の第3者になってしまうと、
それは結局のところ「主観的な第3者目線」に偏ってしまいます。

客観的という言葉は日常的にもよく使われるものだと思いますが、

「その物事を自分の主観ではなく客観的な視点で捉えたつもり」

でも、結局のところ、それは主観の上で捉えた第3者目線でしかありません。

もちろん、それでも「客観的な物事の捉え方」として十分な場合も多いはずですが、
ウェブライティングやコピーライティングの観点では「不十分」なため、
主観的な第3者目線ではなく、まさに「俯瞰」で文章を捉えていく必要があるわけです。


コピーや文章の解釈、捉え方を「多角的な視点と心情」で捉える。


よって、ブログやメールマガジンなどの文章を書いていく際や、
セールスレターのコピーなどを実際に手掛けていく際には、

「その文章を読むであろう読み手側のあらゆる心理・心情」

を想定し、それらを捉えた上で文章を書き上げていく必要があります。

-その文章を読む「全ての人」に伝えたい事を伝えられるように。
-その「全ての人」が自分の話を理解し、納得してくれるように。
-その「全ての人」が抱く疑問や不安の全てを解消できるように。

これらを可能な限り追及できるような文章を書き上げる事ができれば、
おのずと、その文章は訪問者や見込み客の「反応」に繋がっていきます。

その上で、これらを徹底できる文章を実際に書き上げていくには、
あらゆる読み手側の心理や心情を俯瞰で捉える視点が不可欠になるわけです。

ただ、これは決して「世の中の全ての人を対象にする」という事ではなく、
あくまでも「そのコピーや文章で反応して欲しい人のみ」が対象となるため
いわゆる「ターゲット」や「見込み客」の想定やリサーチが重要となります。

ブログやメルマガを介して情報を提供するような場合においても、
セールスコピーで商品を売り込むような場合においても、
その対象にならないような人達の反応を追及する必要はありません。

つまり、ここで言う「俯瞰」で捉えるべき読み手側の心理、心情というのは、
あくまでもターゲットとなる人達のそれらに他ならないという事です。

では、そのようなターゲットとなるような人達の心理や心情を
可能な限り「俯瞰」で捉えて文章を書き上げていくには
どのようなイメージで、どのように文章を書いていけば良いのか。

その具体的な考え方や視野の広げ方については別途、以下の記事で、
そのポイントなどを言及していますので、併せて参考にしてください。

>読者心理を「俯瞰」で捉えながら文章を書き上げる方法

ここでは「俯瞰」による視点で文章を書く重要性について解説させて頂きました。

是非、参考にして頂ければと思います。

K.Uzaki

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フロントエンド、バックエンド商品のセールスコピーの違い。

マーケティング用語として使われるフロントエンド、バックエンドは、

・フロントエンド:新規顧客に最初に販売する商品
・バックエンド :フロントエンド商品の購入者に販売する商品

このような解釈が一般的で、フロントエンドとなる商品は、
まずは新規顧客の「獲得」の役割も担っていく形となるため、
価格帯なども押さえられる「敷居の低い商品」が主な対象となります。

対してバックエンドとなる商品は「新規顧客の獲得」よりも、
そこからの「利益追求」の方に重きを置ける形となるため、
フロントエンド商品よりも高額な商品が対象となるのが一般的で、

・フロントエンド商品は薄利または赤字でも新規顧客の獲得に重きを置く
・バックエンド商品で大きな利益を追求できる商品やサービスを提供する


これがフロントエンド・バックエンドマーケティングの基本となります。

よって、各商品の「セールスコピー」を手掛けていく場合においても、
当然、その「段階」に応じたコピーを意識的に書いていく必要があるため、
ここでは、それぞれのセールスコピーのポイントを講義していきたいと思います。


フロントエンド商品とバックエンド商品のセールスコピーの違い。


それぞれのコピーを手掛ける上で、決定的に違ってくるポイントは、

「商品の販売元(自社商品なら自分)と顧客との信頼関係」

であり、基本的にフロントエンド商品を販売する段階においては、
まだ、商品の販売元(自社商品なら自分)と顧客との間に、
実質的な「信頼関係」がまだ構築されていない場合がほとんどです。

対してバックエンド商品を販売する段階においては、
少なくともフロントエンド商品を先に販売している関係から、

・フロントエンド商品そのもの
・フロントエンドの購入者に向けて発信した情報


これらの満足度などに応じた信頼関係が構築されている事が前提となります。

もちろん、バックエンド商品を実際に販売していく段階の信頼関係は、
それらの満足度によっても左右されてしまう事になるのですが、
そもそもバックエンド商品はフロントエンド商品に満足してくれた顧客や、
そこからの情報提供(リスト教育)で信頼関係を築く事が出来た人が対象であり、

・フロントエンド商品に不満を抱いている
・そこからの情報提供(リスト教育)も不十分


という場合は、まずバックエンド商品は成約できません。

そういう視点で言えば「セールスコピー」の比重(重要度)が高く、
それによって大きく成約が左右すされるのはフロントエンド商品の方であり、

・フロントエンド商品はセールスコピーで成約率が変わる
・バックエンド商品はフロント商品の満足度やリスト教育で成約率が変わる

このような考え方が基本となります。

その上で、それぞれのセールスコピーの主なポイントとして、
フロントエンド商品のコピーにおける実質的なハードルは

・商品そのものやオファーそのものへの興味や関心を引き出す事
・その商品によって実現できる成果やリターンを認識させる事


であり、まずは商品への興味を引く「ヘッドコピー」が重要となります。

この段階では、見込み客との信頼関係もほぼ構築できていない以上、

・商品そのものにもさほど関心を持っていない
・その商品を案内するオファーにも興味を抱いていない
・それらを紹介するコピーを読む意識もさほど持っていない

これが、フロントエンド商品を販売する段階の実情になりますので、
まずは何よりも、商品やオファーに対して興味を持ってもらい、
そのセールスコピーそのものに見込み客を引き込む必要があるわけです。

その上で、やはり、その時点ではまだ信頼関係が無いに等しいため、
その成果を裏付ける客観的な証拠や裏付けとなるような情報や、
既存の購入者の生の声などが、その信頼関係をカバーできるものになります。

つまり、それらに力を入れたコピーを作成する必要があるという事です。


フロントエンドコピーは「興味」と「客観的証明」に重きを置く。


対してバックエンド商品のセールスコピーに関しては、
先立つフロントエンド商品によって得られている「満足度」や、
そこからの「リスト教育」の段階で信頼関係が構築できていれば、

「見込み客側にとって明らかなメリットがある商品」

であれば、それを提案した時点で率直に「興味」を持ってもらえます。

よって、強いてセールスコピーの段階で「興味を引く事」に重きを置く必要はなく、
あくまでも「料金」と「それに対する成果やリターン」の兼ね合いを言及し、

「支払うお金以上の見返りがある商品である事」

さえ、理解してもらう事ができれば十分に「成約」に至ります。

故にバックエンド商品は「利益」を追及できる商品やサービスを前提に、

「それがいかに価値があるものなのか(料金に見合う以上のものなのか)」

の具体的な追及に重きを置いたコピーを作成していけば良いという事です。

ただ、バックエンド商品をより高額なものにするほど、
当然、それ以上の「価値」を認識させるハードルは高くなります。

また、そもそも価格に見合わない商品の価値を強引にアピールしても、
それはただの「誇大広告(大袈裟な広告)」になってしまうため、
そのようなコピーで商品を販売しても、信頼関係を崩して終わってしまいます。

その時は「一時的な売上」が上がるかもしれませんが、
それがクレームやトラブルに発展してしまう可能性が生じると共に、
長い目で見れば、それは顧客を切り売りしている行為と変わりません。

よって、あくまでも「価格に見合うだけの成果を約束できる商品」を提供し、
それを正しく理解してもらえるようなコピーを書く必要があるということです。

***

以上、ここではフロントエンド商品とバックエンド商品における、
それぞれのセールスコピーの作成におけるポイントを解説させて頂きました。

是非、参考にしてください。

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ブログの記事はターゲットが理解できる言葉、用語で構成する

ブログに記事を書いていく際、記事内における言葉、用語は、

「その記事において想定される全てのターゲットが理解できる言葉、用語」

を1つの基準として、用いていく必要があります。

要するに、その記事のターゲットとなるような人のごく一部でも、
その言葉や用語を理解できない「可能性」があるようであれば、

・そもそも、そのような言葉や用語は使わないようにする
・その言葉や用語が分からない人への配慮を加えた書き方をする

このいずれかを意識して記事を書いていくべきだと思います。


ブログの記事はターゲットが理解できる言葉、用語で構成する。


ブログの記事は伝えたい事を正しく伝えられなければ意味がありません。

よって、その記事内で使われている言葉、用語などが、
そもそも「分からない」となると、当然、その記事の内容や意味も、
そのような「分からない言葉」の頻度に応じて分かりにくくなってしまいます。

読み手(訪問者)の率直な印象や感想が、

「この人の言っている事はよく分からない(分かりにくい)」

となってしまう要因は実質的に、

・文章そのものが分かりにくい
・文章内で使われている言葉、用語が分からない

このいずれかであり、それこそ「文章そのもの」については、
文章の書き方やコピーライティングのスキルなどでカバーできます。

ですが、そこをどんなに「書き方」や「スキル」でカバーしても
その記事内で使われている「言葉」や「用語」がそもそも、
ターゲットに馴染みのない言葉や用語だらけになってしまっている場合、
そのような記事もやはり「分かりにくい記事」になってしまいます。

よって、いざ記事を書いていく際に注意を払うべきなのは、

・日常ではまず使わない一般的とは言えない専門的な用語
・インターネット内のみで用いられているようなネット用語
・ジェネレーションギャップがある世代ごとの若者言葉

これらに該当するような言葉や用語を用いる場合であり、
自分のブログやその記事のターゲットとなりえる人の一部でも、
それが「分からない」という可能性がある用語や言葉は、
やはり文章内に当たり前のように用いるべきではありません。

文章内に馴染みのない言葉や分からない用語が出て来る度に、

「この人の文章(話)は分かりにくい」

という印象になってしまうため、その頻度が多くなっていくほど、
その記事(文章)は、途中で読まれなくなってしまうからです。


専門用語、ネット用語、若者言葉の使用には注意を払う。


ただ、実際に文章を構成していく上で、

・ネット用語(「草」「orz」など)
・若者言葉(「ぴえん」「マジ卍」など)

これらは強いて用いる必要性があるものではないため、
基本的には「使わない」という方向性で問題はないものです。

それでも、強いて、このような用語を使う意味があるとすれば、

・その用語を当たり前に使っているネットユーザー
・そのような若者言葉を当たり前に使っている年齢層


このような人達だけをあえてターゲットにしたい場合や、
上記に該当しない人達を除外したい場合に限られます。

よほど「偏りのあるテーマ」でブログを運営していない限り、
上記のようなターゲットの絞り込みが有効になる事はないはずですから、
基本的に、ネット用語、若者言葉の使用は避ける方向が無難という事です。

また「専門的な用語」についても考え方は同じであり、

・このくらいの専門用語が分かるレベルの人をターゲットにしたい
・このくらいの専門用語さえ分からない人はターゲットにならない


といった一定範囲の「線引き」のラインがある場合においては、
あくまでも、その専門用語が分かるレベルの人だけを対象とする前提で、
その範囲の専門用語を用いて記事を書いていく形で問題はありません。

ですが、ある程度はターゲットを広げられるに越した事はないため、

・専門用語には可能な限り補足を交えながら記事(文章)を構成する
・その専門用語が分からない人向けの解説記事を作って誘導する

といった配慮を加えていく事で、その記事は適度に専門用語も使いながら、
その用語が分からない人でも、学びながら記事を読み進められるようになります。

結果的に専門用語が分かる人にとっても「分かり易い記事」になり、
また、専門用語が分からない人にとっても「勉強になるブログ」となるため、

・ターゲットの幅を広げられる
・訪問者の記事やブログに対する満足度も上がる


といったメリットが相乗する形で生じるわけです。

以下、私のブログの「コピーライティング」をテーマとした記事の簡単な事例です。

専門用語を当たり前のように使っている文章例

セールスレターではまずヘッドコピーを書きます。

そして、そこからボディコピーを展開していく形になります。

その上で、ヘッドコピーとボディコピーの書き方としては、
やはり、QUESTの法則に沿って書いていくのが一般的です。

専門用語に補足とその解説記事への誘導を交えている文章例

商品の販売などを担うウェブページを「セールスレター」と言いますが、
セールスレターは、以下のような2つのコピーで構成されます。

・ヘッドコピー:ページの冒頭を構成するコピー
・ボディコピー:それ以降の構成するコピー

その上で、ヘッドコピーとボディコピーの書き方としては、

「QUESTの法則」

と呼ばれる「型」に沿って書いていくのが一般的です。

※この「QUESTの法則」は以下の記事で詳しく解説していますので、
 もし、ご存知でなければ、まずは一度、こちらを参考にしてください。

(QUESTの法則についての解説記事に誘導する)

先立つ文章例では、

・セールスレター
・ヘッドコピー
・ボディコピー
・QUESTの法則


といったライティング関連の専門用語が当然のように出て来ているため、
これらの用語をすでに分かっている事が前提の文章となっています。

少なくとも、これらの用語はいずれも日常的に使うものではないため、
ある程度、ライティングを勉強した事がある人でなければ、
1つ1つの用語がよく分からない文章になってしまっています。

対して、補足や解説記事への誘導を交えた文章例の方では、
上記のような専門用語が全く分からないような人でも、
その補足文によって、ある程度の意味が分かるようになっているはずです。

また「QUESTの法則」は、数行の補足文では解説しきれないため、
これについては、その詳細を解説した記事への誘導リンクを貼っています。

このような形で、、

・その専門用語が分かる人は、そのまま記事を読み進める
・その専門用語の詳細を知りたい人だけが解説記事に移動する


といった構成にしていく事で、それぞれの訪問者のレベルや、
ニーズに沿った形の記事、ブログを構成していく事が可能になるわけです。

***

よって、可能な限りターゲットを広げられるような記事を構成する上では、
ネット用語、若者言葉などの認知度に個人差がある言葉や用語の使用は避けた上で、
専門的な用語も、そのような用語を当たり前のように用いるのではなく、

・可能な限り補足を交えながら記事(文章)を構成する
・その用語が分からない人向けの解説記事を作って誘導する


といった配慮を加えながら記事を構成していくのがベストという事です。

是非、参考にしてください。

K.Uzaki

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ブログ記事やセールスレターの冒頭文、書き出しの共通原則とは

ブログの記事やセールスレター、ランディングページなど、
インターネット上に公開していく形の文章(コピー)においては、
その「書き出し」にあたる冒頭部分の書き方に共通する「原則」があります。

ブログの記事であれば、その記事の「冒頭文」にあたる部分であり、
セールスレターやランディングページでは「ヘッドコピー」にあたりますが、
その原則を押さえられていない記事やコピーは、ほぼ読まれていないと思います。

その「書き出し」の冒頭文やヘッドコピーに目を通した時点で、

「大半の訪問者がそこで退室している可能性が高い」

という事です。

ブログ記事やセールスレターの冒頭文、書き出しの共通原則。


ブログの記事やセールスレターの冒頭文、書き出し部分においては、
以下の原則のいずれか、または両方を必ず押さえておく必要があります。

・その記事やセールスレターの趣旨、目的の提示
・その記事やセールスレターを読むべき人、読んで欲しい人の特定

ブログの記事、セールスレター、どちらにおいても、
その冒頭部分でこれらが「明確」になっていない場合は、
そこから「続き」を読んでもらえる可能性は著しく低くなります。

訪問者としても、これらが「分からない」「不透明」という時点で、
その「続き」を読み進める「意味」や「必要性」を認識できないからです。

端的に言えば「根本として興味を持たない可能性が高い」という事であり、
結局のところ、その「続き」を読んでもらうには「興味」を引き出す必要があります。

ですが、その記事やセールスレターの「趣旨」や「目的」も不透明、
どのような人に向けて書かれた記事なのかも曖昧という状況では、

「興味の対象となりえるものが無いに等しい」

という事になってしまいます。

さすがにセールスレターやランディングページのヘッドコピーなどで、
これらの原則を全く満たせていないようなケースは非常に稀ですが、
ブログの「記事」においては、そのようなものも決して少なくありません。

・そのブログの記事が、何を趣旨、目的としている記事なのか。
・どのような人に向けて書かれている記事なのか。


これらがよく分からないタイトルや冒頭文で構成されている上で、、

「それらが不透明なまま続きを読み進めて、ようやく趣旨が分かってくる」

というような記事が実際に数多く見受けられるという事です。

ただ、実際にそのような記事がしっかりと「読まれているか」と言えば、
そのような記事を読んでいるのは、すでにそのブログの「ファン」となって、
欠かさず、記事を読んでくれているような「リピーター」の訪問者くらいです。

強いて、その記事がそのような人達だけに向けた記事なら問題ありませんが、

・検索エンジンからのダイレクトな訪問者
・その他、初めてブログに訪れた一見の訪問者


このような訪問者にもしっかりと記事を読んでもらいたいのであれば、
やはり、その記事の冒頭文となる文章の書き出しの段階で、

・その記事の趣旨、目的の提示
・その記事を読むべき人、読んで欲しい人の特定

このいずれか、または両方を押さえるようにする必要があるという事です。


書き出しの原則は趣旨、目的の提示とターゲットの特性。


そもそも、ブログの「記事」や「セールスレター」などのページは、

「一から十まで文章をしっかりと読む意識の訪問者が訪れる」

というケースは稀であり、多くの訪問者の意識レベルは、
ほぼ「通りすがり」に近いものなのが実情です。

リアルな状況を例に挙げるなら『街頭演説』のようなものであり、
その演説は、道行く人達の「耳」には入っていますが、
大半の道行く人はそこまで真剣に「聞く耳」を持っていません。

それこそ自分自身が実際に「街頭演説」を耳にしたケースをイメージした際、

・そもそも何を演説しているのか
・その演説内容が自分に関係する事なのか


といった事がそもそも「分からない」という状況であれば、
当然、強いてその演説に「耳を傾けよう」とは思わないはずです。

ですが、もし、その演説(話)の内容が、

「自分自身が対象になるようなメリットの話である事」

を認識できれば、そこで初めてわずかながら「興味」を抱き、
その演説(話)に、少なからず耳を傾けようとするものだと思います。

ブログの記事やセールスレターにアクセスしてくるような訪問者は、
その大半が、通りすがりレベルの意識で訪問してくるケースが大半のため、

・そのブログの記事が、何を趣旨、目的としているのか。
・どのような人に向けて書いている記事なのか。


まずはこれらを明確に「認識」してもらう必要があり、
その時点で最低限の「読む意識」を引き出す必要があるわけです。

その際、やはり訪問者はそこまで「読む意識」を高めていないため、
出来る限り端的な一文でそれらを伝えられるに越した事はありません。

たった今、こうしてお読み頂いている、この記事で言えば、

ブログ記事やセールスレターの冒頭文、書き出しの共通原則とは

ブログの記事やセールスレター、ランディングページなど、
インターネット上に公開していく形の文章(コピー)においては、
その「書き出し」にあたる冒頭部分の書き方に共通する「原則」があります。

このように「タイトル」の時点で、ある程度の趣旨を明確にし、
そこからの冒頭文の3行で、この記事で伝えている事、
伝えたい事をそのまま端的に示している事がお分かり頂けるはずです。

この記事の「タイトル」にも用いているような

『○○○とは』

というような「問いかけ」にあたる一文は、
その「問い」が実質的に、その記事の趣旨を明確にすると共に、
その「問い」に対しての「答え」を知りたくなるような訪問者が、
必然的に、その記事の「ターゲット」として特性される事になります。

また、冒頭文の時点で、

『○○○に悩んでいませんか?』
『○○○を知りたいと思いませんか?』


といったダイレクトな「問いかけ」を示すような構成も有効であり、
率直にその悩みを持っている人や、それを知りたい人などが、
その記事の「ターゲット」である事を率直に認識できることになります。

このように、ブログ記事の冒頭文における「書き出し」では、

・その記事の趣旨、目的の提示
・その記事を読むべき人、読んで欲しい人の特定

このいずれか、または両方を読み手側がまず認識できるようにするべきであり、
原則として、これらに結び付かない冒頭文を構成するべきではないという事です。

***

そして、これはセールスレター、ランディングページなどのヘッドライン、
ヘッドコピーなどでも、そのまま共通している原則に他ならないため、

「インターネット上に公開する形で一見の訪問者に読んでもらいたい文章」

においては、全般的に、この原則をしっかりと押さえるようにしてください。

ブログ記事やセールスレターの冒頭文、書き出しの共通原則についてでした。

是非、参考にして頂ければと思います。

K.Uzaki

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ヘッドコピーとボディコピーのライティング講座~書き方編~

前回のライティング講座の続きとして、
セールスレターやランディングページの作成における、

・ヘッドコピー(ヘッドラインに表示するコピー)
・ボディコピー(ヘッダー以降で展開していくコピー)

この2つのコピーを書く上での視点や書き方の違いを解説していきます。

前回のライティング講座:ヘッドコピーとボディコピー~訪問者の視点編~

ヘッドコピーとボディコピーのライティング講座~書き方編~

前回のライティング講座でもお伝えした通り、
ヘッドコピーとボディコピーのそれぞれの役割は、

・ヘッドコピー:訪問者の興味を引いて続きを読んでもらう
・ボディコピー:訪問者を説得して成約へと導く

このようになるため、それぞれの実質的な「ハードル」は、

・ヘッドコピー:続きを読みたいと思える範囲の興味を引き出す
・ボディコピー:申し込みに至るだけの信用や行動意欲を引き出す

このようなものになります。

よって、実際にそれぞれのコピーを書いていく場合においても、
このような「役割」や「超えるべきハードル」を意識する必要がありますが、
これらはあくまでも「先に見据えていくべき目的」にあたるものです。

もちろん、それも重要なのですが、コピーを書いていく際には
それ以上に「読み手(見込み客)の心理」を意識しなければなりません。

興味や行動意欲を引き出す「対象」となる人達の「心理」を捉える必要があり、
その「心理」の前提を踏まえた上で「目的」を意識する必要があるわけです。

その上で、ヘッドコピー、ボディコピーを捉える読み手側の心理傾向としては、

・ヘッドコピー:コピーを「読む」という心理段階にはまず至っていない
・ボディコピー:コピーを「読む」という最低限の心理段階には至っている

このような違いがあり、基本的に「ヘッドコピーを目にする段階」では、
訪問者側は、まだコピーを「読む」という意識段階にはありません。

もちろん、どのような形で訪問者のアクセスを集めるのかにもよりますが
セールスレター、ランディングページ、いずれの場合においても大抵の訪問者は、

「訪問時点で表示されたコピーを感覚的に眺める」
「そこに表示されているコピーにひとまずサッと目を通す」


このようなレベルで、その「ヘッドコピー」を目にします。

対して「ボディコピー」は、少なくともヘッドコピーの時点で、

「そのページ(オファー)の続き、詳細を知りたい」

といったレベルの「興味」を持った人が目を通していく形になるため、
ここで最低限の「読む意識」を引き出せている事が前提になります。

尚、訪問者によってはヘッドコピーの時点での興味は無関係に
ひとまずボディコピー全般を一気に「斜め読み」「流し読み」した上で、

「そのページのコピー(文章)をしっかりと読むかどうか」

を判断するような人もいますが、そのような訪問者に対しては、
いわゆる「小見出し(サブヘッドコピー)」が効果的となります。

斜め読み、流し読みの際に必然的に目に入っていくのが、
ボディコピー内に配置していく「小見出し」となるからです。

この「小見出し」については以下のようなブログ講座がありますので、
こちらのブログ記事の方も併せて、参考にしてください。

>効果的な「小見出し」の使い方と書き方。

ヘッドコピー、ボディコピーを実際に手掛けていく場合には
まず、このような訪問者側の「視点」や「意識(心理)」を捉える必要があり、
それを前提とする上で「目的」を達成できるコピーを書き上げる必要があるという事です。


訪問者の「視点」と「心理(意識段階)」を捉えてコピーを書く。


よって、ヘッドコピーは、ほぼ「感覚」で読まれる事が前提となるため、

「出来る限り短い文章で要点をイメージできるようなコピーを心がける」

というところが1つの大きなポイントになります。

逆に1つ1つのコピーや全体の文章を読み込んだ上で、
それらを整理して「理解」しようとしなければ要点が伝わらないようなコピーは、
ヘッドコピーの時点における「目的」の達成には『適さない』という事です。

また、ヘッドコピーの段階で引き出す必要がある「心理」はあくまでも、
オファーそのものへの「興味」や「関心」のレベルであって、
そこから「続きを読みたい」という意識を引き出す事が出来れば、
その時点で十分にヘッドコピーの「役割」は果たせる形になります。

つまり、そのような「興味」を引き出せるレベルの要点さえ伝えられれば、
ヘッドコピーの時点で超えるべき「ハードル」は十分に超えられるわけです。

対して、ボディコピーは、少なくともヘッドコピーの時点で引き出した「興味」から、
1つ1つの文章をある程度の意識で「読まれる」という事が前提となります。

また、ボディコピーで最終的にクリアするべき「ハードル」という点でも、
一定の「信用」を得た上で成約への「行動」を引き出さなければならないため、

「オファーのメリットや行動に対する対価を理解できる文章を心がける」

というところが、ボディコピーの大きなポイントになります。

よって、ボディコピーはまさに「文章」による説明や説得がメインとなりますが、
ヘッドコピーは「文章」というよりは、単発的な「コピー」に重きを置く必要があります。

ボディコピーにおける「文章」であれば、主語、述語などの文法構成や
1つ1つの文章の「繋がり」などもしっかりと意識していった上で、

・読み易い文章
・分かり易い文章

などを1つ1つの文章において心がけていく事もポイントになってきますが、
ヘッドコピーでは、そういったポイントがそこまで重要になるわけではありません。

むしろ、ヘッドコピーを構成するコピーは1つ1つのコピーが独立した形で、
どのコピーのみを目にしても、その要点を伝えられるものにする事が望ましく、

「コピー全体の文章的な構成などは、さほど重要なポイントにはならない」

という事です。


説明のための「文章」と感覚で捉える「コピー」の違い。


これは言わば「説明のための文章」と「感覚で捉えるコピー」の違いであり、
ボディコピーは「説明のための文章」として構成する必要がありますが、
ヘッドコピーはあくまでも「感覚で捉えられるコピー」にあたります。

以下、それぞれの「違い」を示す簡単な例をそれぞれ挙げておきます。

私はあなたが3つのステップを踏んでいくだけで稼ぐ事ができる
世の中のアフィリエイターが誰も気が付いていないであろう
初心者向けの全く新しいアフィリエイトノウハウを作りましたので、
これからそのノウハウについてご案内したいと思います。

初心者でもたった3つのステップだけで稼ぐ事が出来てしまう
アフィリエイターの盲点を突いた全く新しいアフィリエイト戦略とは

上記の例文は「アフィリエイトのノウハウ」をアピールしているコピーですが、

・初心者でも稼げる
・3つのステップで稼ぐ事が出来る
・多くのアフィリエイターが気付いていない
・それが全く新しいアフィリエイトノウハウである事
・そんなアフィリエイトノウハウを提案したいという趣旨


このように実質的に「伝えたいポイント(要点)」は上記のようなもので、
どちらのコピーにおいても、これらの要点は全てカバーされているはずです。

ただ、全く同じようなポイントをアピールしているコピーであっても、
前者のコピーは明らかに「文章的」になってるため、文字数も多く、
4行の文章で1つの案内文が構成されている形になっています。

対して後者のコピーは「文章」というよりは、
要点のみをキャッチーな「コピー」として落とし込んでいるため、
前者の「文章」と同じ範囲の要点(ポイント)を少ない文章で伝えられています。

よって、さほど「読む」という意識を持たずに感覚的にコピーを捉える範囲でも
後者のコピーの方が、その「要点」を端的に認識させる事ができるわけです。


ヘッドコピーとボディコピーの物理的な「制約」の有無。

また「ヘッドコピー」は、そのページにアクセスした際、
そのヘッダー部分に最初に表示されるコピーであり、

『ページを全くスクロールさせなくても訪問者の目に入る範囲』

が実質的に「ヘッドコピーを構成できる範囲」に該当します。

そこから実際にページを(下に)スクロールしてもらえるかどうかは、
そのヘッドコピーの範囲で興味を引けるかどうかにかかっているからです。

対して、そこから先の範囲で展開していく「ボディコピー」に関しては、
とくに「文字数」や「文章量」に制約があるわけではありません。

つまり、ヘッドコピーは、

『ページを全くスクロールさせなくても訪問者の目に入る範囲』

で、まず最低限の「興味」を引けるように構成する必要があるため、
その範囲で示す事ができる「文字数」や「文章量」には限りがあります。

その範囲にあまりに小さな文字を大量に詰め込んでしまうと、

「アクセスした途端に小さな文字がビッシリ」

というようなページになってしまうため、訪問者に対して、
いきなり大きなストレスを与えてしまう事になってしまうからです。

そのような「文字数や文章量の制約の有無」という点でも、
ヘッドコピーは限られた範囲(スペース)を有効に使う必要があるため、
出来る限り短いコピーで要点を伝えられるようにする必要があるという事です。

***

以上、今回の講義では「ヘッドコピーとボディコピーの違い」というテーマで、
それぞれコピーを書き上げていく「視点」や「構成」などを解説させて頂きました。

是非、参考にして頂ければと思います。

K.Uzaki

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ヘッドコピーとボディコピーのライティングポイントの違い。

セールスレターやランディングページを作成していく際に、
その書き方やコピーを書く上の視点が大きく異なるのが、

・ヘッドコピー(ヘッドラインに表示するコピー)
・ボディコピー(ヘッダー以降で展開していくコピー)

この2つです。

もちろん、より細かくコピーのブロックやパーツを分けていけば、
それぞれに書き方の違いやポイントなども浮上してきます。

ですが「大きな境目」としては上記の違いが最も大きく、
これらを「どう書くか」でコピー全体の反応が大きく変わります。

要するに、セールスレター、ランディングページ、どちらにおいても、
ヘッドコピーとボディコピーの重要度が非常に高いという事です。

そこで今回の講義は、ヘッドコピーとボディコピーの書き方について、
それぞれの視点やポイントの違いを重点的に解説していきたいと思います。


ヘッドコピーとボディコピーのライティングポイントとその違い。


ヘッドコピーとボディコピーの作成においてはそれぞれの「役割」を踏まえて、
その「役割」に適したコピーをそれぞれ作成していく必要があります。

それぞれの具体的な役割としては、

・ヘッドコピー:訪問者の興味を引いて続きを読んでもらう
・ボディコピー:訪問者を説得して成約へと導く

これがそれぞれのコピーにおいて意識するべき「目的」にあたります。

要するに、ヘッドコピーは、そのオファーそのものへの「興味」を引き、
そこから続き(=ボディコピー)を読み進める役割を担います。

訪問者から引き出すべきアクション(行動)としては、

「そのページをスクロールしてもらう」

という事であり、その動機となるものが、
そのオファーそのものへの「興味」にあたるわけです。

対してボディコピーは、ヘッドコピーで「興味」を抱いた訪問者に対して、

・セールスレターであればセールスオファーの詳細
・ランディングページであればオプトインオファーの詳細


これらにおけるメリット、ベネフィットなどをアピールしていった上で、
最終的には「成約」へと導いていく役割を担う事になります。

よって、それぞれの実質的な「ハードル」という点では、

・ヘッドコピー:続きを読みたいと思える範囲の興味を引き出す
・ボディコピー:申し込みに至るだけの信用や行動意欲を引き出す

このような違いから実質的なハードルはボディコピーの方が高いです。

ですが実質的に反応が取れていないセールスレターやオプトインページの大半は、
先立つ「ヘッドコピー」の段階で然るべきハードルを越えられていない傾向にあり、

「ヘッドコピーの時点でページを閉じられてしまっている」
(ヘッドコピーの時点で「興味」を引く事が出来ていない)


というのが、多くのセールスレターやオプトインページの実情です。

それこそ、どんなに秀逸な「ボディコピー」を作り込んでいても、
ヘッドコピーの時点で訪問者のオファーそのものへの「興味」を引せなければ、
まず、その「続き(=ボディコピー)」が読まれる事もありません。

その「最初のハードル」をクリアできなければ「次の段階」に移る事もできないわけです。


まずは「ヘッドコピー」で興味を引く。


その上で、ヘッドコピーとボディコピーを手掛ける際の最も大きな違いは、

「そのコピーに目を通していく訪問者の視点」

であり、まずは何よりも、この「読み手側の視点の違い」を捉えて、
それぞれの段階における読み手側の「視点」に沿ったコピーを書く必要があります。

ヘッドコピー、ボディコピー、どちらにおいても、

「こういう事を書けば良い」
「こういうポイントを押さえれば良い」


といった細かいポイントを挙げる事は幾らでも出来るのですが、
それぞれの書き方の「決定的な違い」は、そのような表面的なものではなく、
ここで挙げた「読み手側の視点の違いにある」という事です。

そして、それぞれのコピーにおける「読み手側の視点」は、

・ヘッドコピー:コピーを「読む」という意識段階にはまず至っていない
・ボディコピー:コピーを「読む」という最低限の意識段階には至っている

このような違いがあり、基本的に「ヘッドコピーを目にする段階」では、
訪問者側は、大抵の場合、まだコピーを「読む」という意識段階にはありません。

もちろん、どのような経緯でそのページにアクセスしてきたかにもよりますが、

「そのページの文章を読む意識前提(読む気満々)の訪問者がアクセスしてくる」

というようなケースは、自らの先行メディア(メルマガなど)を介して、
アクセス誘導の前段階で十分なレベルの「興味」を引き出した状態で、
そのページへのアクセス誘導を行わない限り、まずありえません。

つまり、多くの訪問者が辿ってくるであろう、

・SNSや何らかの外部サイトからのアクセス
・検索エンジンからのアクセス
・広告やアフィリエイターからの誘導
・自己運営メディアのバナー誘導


といった訪問経路を辿っての訪問者であれば、まず間違いなく、
訪問時点では、さほどコピーを「読む」という意識段階にはなく、

「訪問時点で表示されたコピーを感覚的に眺める」
「そこに表示されているコピーにひとまずサッと目を通す」

せいぜい、このレベルの「読み方」が基本前提になると考えられます。

それこそ、これは実際に自分自身が上記のような経緯から、

・セールスレター(商品の販売を担っているページなど)
・ランディングページ(無料のオプトインオファーなど)


などにアクセスした際の状況をそのままイメージしてみてください。

その時点で、そのオファーページのコピー全般を、
そこまでしっかりと読み進める意識前提にはないはずですから、

「訪問時点で表示されたコピーを感覚的に眺める」
「そこに表示されているコピーにひとまずサッと目を通す」


といった感覚も、ほぼそのままイメージ頂けるはずです。

つまり、自分自身に置き換えてイメージできる、その感覚や視点こそが、
ヘッドコピーを目にする訪問者の感覚や視点に他ならないということです。

対して「ボディコピー」は、少なくともヘッドコピーの時点で、

「そのページ(オファー)の続き、詳細を知りたい」

といったレベルの「興味」を持った人が目を通していく形になるため、
ここで最低限の「読む意識」は引き出せている事が前提になります。

尚、訪問者によってはヘッドコピーの時点での興味は無関係に
ひとまずボディコピー全般を一気に「斜め読み」「流し読み」した上で、

「そのページのコピー(文章)をしっかりと読むかどうか」

を判断するような人もいますが、そのような訪問者に対しては、
いわゆる「小見出し(サブヘッドコピー)」が効果的となります。

斜め読み、流し読みの際に必然的に目に入っていくのが、
ボディコピー内に配置していく「小見出し」となるからです。

この「小見出し」については以下のようなブログ講座がありますので、
こちらのブログ記事の方も併せて、参考にしてください。

>効果的な「小見出し」の使い方と書き方。

つまり、ボディコピーを書く上での「訪問者の視点」は、
ヘッドコピーの段階で引き出した興味を前提に捉える必要があり、

・ヘッドコピーの時点でどのような興味を引き出したのか
・ヘッドコピーの時点でどこに(何に)興味を抱いたのか


このようなヘッドコピーの構成がボディコピーの構成に、
実質的にそのまま関係してくる事になるわけです。


あくまでも訪問者の意識前提(意識段階)に沿ったコピーを書く。


ここまでの話の内容を踏まえて、

・ヘッドコピー:コピーを「読む」という意識段階にはまず至っていない
・ボディコピー:コピーを「読む」という最低限の意識段階には至っている

これらの「前提」に沿った形でどのようなコピーを書けば良いのか。

その意識前提に沿った具体的な「書き方の違い」については、

『訪問者の意識前提に沿った書き方の違い』

というテーマで以下のようなブログ講座をご用意していますので、
こちらを併せて、お読みいただければと思います。

>ヘッドコピーとボディコピー~書き方編~

>コピーライティング至上主義者の会、コンテンツ一覧へ


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無料オプトインページの書き方とセールスライティングの違い

コピーライティングというスキルを平たく定義するなら、

「心理と行動を掻き立てる事ができる文章の書き方」

であり、文章で人を行動させるためのスキルと言い変えていいと思います。

故に、実際に有効なコピーライティングのスキルを身に付ける事で、
文章を通じて、様々なビジネスを展開していく事が可能になるわけです。

その中のスキルの「使い道」の1つとして最も分かり易いのは、

「商品を売り込むための文章を書く事」

であり、そこに特化したスキルが「セールスライティング」にあたります。

ただ、多くの人の「コピーライティング」の解釈は

コピーライティング = セールスライティング

このようなものになっている傾向にあるものの、
この解釈は上記の前提において言えば正しいとは言えません。

その上で、今回の講義はあくまでも「コピーライティングの講義」として、

「無料オプトインオファーにおけるランディングページの書き方」

について、解説していきたいと思います。

無料オプトインページの書き方とセールスライティングの違い。


ここで言う「無料オプトインオファー(オプトインページ)」は、

「顧客リスト(見込み客のメールアドレスなど)」

を収集するための「無料プレゼントのオファーページ」や、
メルマガへの登録を促すランディングページ(LP)などが該当します。

基本的には「無料」のオファーを案内するためのページになるため、
訪問者に「行動(登録)」を促すページにはなりますが、

「金銭のお支払いを促す必要性は無いページ」

という事になります。

よって、これは「コピーライティング」のスキルの範疇にあるものですが、
決して「セールスライティング」のスキルの範疇にあるものではないわけです。

ですが、多くの「コピーライティグを学んでいる方」は、

コピーライティング = セールスライティング

このような前提でコピーライティングのスキルを解釈しているため、
変にセールスのためのスキルやテクニックを「無料」のオプトインオファーを担う、
オプトインページ(ランディングページ)に実用している傾向にあります。

もちろん、それらには共通するポイントもありますが、

・オプトイン行動(メールアドレスの登録)を引き出せば良いだけのオファー
・消費行動(金銭の支払い)を引き出さなければならないオファー


この2つでは、文章の作り方や視点などが大きく変わってきます。

当然、その「行動」を引き出すためのハードルという点で言えば、
消費行動を引き出すハードルよりも、金銭の支払いなどが伴わない、
オプトイン行動を引き出すハードルの方が低い事は言うまでもありません。

少なくとも、それが「セールス」を担うページであるなら、

「そのオファーを受け入れるリスクの解消」

といったところに視点を向けて、そのオファーに伴う「代金」に対して、
その代金以上の「リターン」をしっかりと認識させていく必要があります。

リスクに対するリターン(支払う金銭に対する対価)の言及が不可欠という事です。

ですが、そこに金銭的な「リスク」が全く伴わないのであれば、
少なくとも、そのオファーにおいて言及していく内容においては、

・行動を起こす(メールアドレスを登録する)事によるリターンの追及
・行動を起こさない(登録をしない)事による実質的な損失の追及


といった視点で、メリット(利得)のみを言及していく事ができます。

とは言え「メールアドレスを入力する」というオプトイン行動を引き出すには、

・その行動を起こさせるだけの「興味」と「関心」
・その行動を起こすに至るだけの「行動意欲」

これらを訪問者から実際に「引き出し」そして「高める」必要があります。

つまり、オプトインオファーを担うページの役割は、
そのオプトイン行動に至る「興味」「関心」を引き出し、
その行動意欲を高めていく事にあるということです。


「興味」「関心」と共に「行動意欲」をひたすら高める。


そして、その「興味」「関心」「行動意欲」は、

・そのオプトイン行動を起こす事で得られるメリット
・そのオプトイン行動を起こす事で得られるベネフィット

これらを明確に認識させ、そしてイメージさせる事で引き出せるものになります。

メリット:直接的な利得(自分にどんな得や有益な事があるか)
ベネフィット:将来的な利得のイメージ(その利得でどうなれるのか)

それぞれの定義は上記の通りで

「メリットはベネフィットの手前にあるもの」
「ベネフィットはメリットの先にあるもの」

双方の関係性はこのような認識で問題ありません。

無料のオプトインオファーを担うページ(LP)では、
このメリットとベネフィットを明確にしけば良いという事です。

よって、そのオプトインオファーが無料プレゼントを担うようなものなら、
そのプレゼントを手にするメリットやベネfットを言及していけば問題ありません。

また、それが単純に「メールマガジンへの登録を促すオファー」なのであれば、
そのメールマガジンを読む事で学べる事などを「メリット」とした上で、
それらによって得られる将来的な利得を「ベネフィット」として示していきます。

もちろん、これは「セールス」を前提とするオファーでも共通する点ですが、
そのオファーが「セールス」を前提としている場合においては、

「そのオファーを受け入れるリスク(代金)に対するリターン」

という視点で、それらを追及していう必要がある事に対して、
無料のオプトインオファーでは、とくにそのような視点は必要ありません。

故に、無料のオプトインオファーでは、

「高いレベルで引き出した興味がそのまま行動(登録)に結び付く」

という事もありえるため「セールス」を担うオファーページほど、

・提示したメリットに対する根拠や証明
・ベネフィットを実現できる可能性の裏付け

といったものが絶対的に必要となるわけではありません。

もちろん、このようなものがあれば尚、登録率は高められますが、
このようなものを明確に示す事ができていなくても、

「オプトイン行動に結び付くレベルの圧倒的な興味」

を引き出す事ができれば、実際に行動(登録)は引き出せます。

逆に「セールス」を担うオファーページであれば、
上記のようなものの提示は必要不可欠になるという事です。


無料オプトインページの書き方とセールスライティングの違い。まとめ


無料のオプトインオファーにおいてもセールスを担うオファーにおいても、
そのオファーにおけるメリットやベネフィットを提示する事に変わりはないものの、

・リスクに対するリターンを追及する視点の必要性
・確固たる根拠や証明、裏付けを示す必要性

これらの視点や、その必要性などに大きな違いがあります。

つまり、無料のオプトインオファーは「興味」を掻き立てる事に重点を置き、
それが実際に上手くいっていれば十分に「成約(登録)」を勝ち取れます。
セールスを担うオファーは「興味」を掻き立てるだけではく、

・不安やリスクを解消していく事
・提案したリターンやベネフィットの実現を確信させる事


これらが必要不可欠となる点で、これらをクリアできる情報を示していく上でも、
どうしても「文章量」や「情報料」がそれなりになっていく事になるはずです。

ですが、無料のオプトインオファーは上記のような点を、
そこまで重要視していく必要はないため、文章量という点では、

オプトインページ(LP) < セールスを担うページ(セールスレター)

このようになるはずであり、これはそれぞれの特性上、必然的であるため、
無理にオプトインを担うページの文章量を増やす必要は無いという事です。

実際に私が公開している、

・セールスオファーを担っているセールスレター
・オプトインオファーを担っているランディングページ


この2つのオファーぺージをそれぞれ以下に示しておきますので、
今回の講義内容を含めて、参考にして頂ければと思います。

有料教材「The Million Writing」のセールスを担っている販売ページ
無料メールマガジンへの登録を促しているランディングページ

以上、無料オプトインページの書き方とセールスライティングの違いについてでした。

K.Uzaki

>コピーライティング至上主義者の会、コンテンツ一覧へ

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オプトインページ/ランディングページの作り方とポイント。

DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)を展開していく上では、
リスト(顧客のメールアドレス)の収集が必要不可欠となります。

よって、大抵の場合はメールマガジンなどへの登録を促す、
何らかの「オプトインページ(ランディングページ)」を作ります。

ただ、このオプトインページ(ランディングページ)はあくまでも、

「読者リスト(ハウスリスト)を収集するためのページ」

というのが実質的な「定義」にあたるため、必ずしも、
情報商材のセールスレターのような長いページである必要はありません。

ワードプレスや無料ブログなどの1つの投稿記事の中に、
メールマガジンへの「登録フォーム」などを貼り付ければ、
それも実質的なオプトインページ(ランディングページ)になるわけです。

ただ、オプトインページ(ランディングページ)の「役割」と「目的」は、

「そのページを介してメールマガジンの読者リストを集めていく事」
「訪問者にメールマガジンへのオプトイン登録を行ってもらう事」


に他ならないため、その目的を達成できなければ意味がありません。

そこで今回の講義は実際にオプトインページを作る場合において、
どのようなオプトインページを作る事が最善なのかを解説していきます。

オプトインページ/ランディングページの作り方とポイント。

実際にオプトインページ(ランディングページ)を作る場合、

「どのような訪問者を対象とするオプトインページを作るのか」

という、いわゆる見込み客(ターゲット)の前提が大きなポイントになります。

ただ、ここで言う「見込み客(ターゲット)の前提」は、

・何に興味を持っている人達をターゲットにするのか
・何に悩みを持っている人達をターゲットにするのか

といったような

「オプトインページでどのようなオファーを提案するのか」

という部分に関わる部分の話ではなく、
今回の講義は、そこは既に定まっている前提において、

・フラットな状態の見込み客が対象となるオプトインページなのか
・すでに興味を持った人が対象となるオプトインページなのか

この「前提」が、オプトインページの在るべき構成を大きく左右します。

言い方を変えると、どういった「マーケティング前提」において、
そのオプトインページに見込み客を誘導していく事を想定しているのかによって、
作るべきオプトインページの構成が大きく変わってくるという事です。

要するにオプトインページの在るべき作り方やポイントは、

・そのオプトインページに見込み客を誘導するマーケティング戦略
・そのマーケティング戦略の上で見込み客の誘導の仕方


これらによって、その前提に適した構成が変わってくるため、
これらを明確にしなければ然るべきオプトインページも作れません。

ただ、これはさほど難しい話でも何でもなく、いざ大別してしまうと、

・外部サイトや広告などを利用したマーケティング戦略
・自ら運営していくブログやSNSなどを利用したマーケティング戦略

この2つのどちらかが基本となるはずであり、前者の場合は必然的に、
フラットな状態の見込み客がそのオプトインページに訪れていく形になります。

対して、後者の場合は、すでにSNSやブログを読んだ人達が、
それらを介して興味を持った上でオプトインページに訪れる事になるはずです

よって、上記のマーケティング前提に沿った適切なオプトインページは、

・第3者の外部サイトや広告などを利用してマーケティング戦略
 → フラットな状態の見込み客が対象となるオプトインページを作る
・自ら運営していくブログやSNSなどを利用したマーケティング戦略
 → すでに興味を持った人が対象となるオプトインページを作る

このような考え方が基本となります。

ただ、自らが運営していくブログやSNSを利用していく場合において、

・ブログ尚の目立つところにオプトインページへの誘導バナーを貼る
・SNSのプロフィールページなどにオプトインページへの誘導リンクを貼る


というような、言わば「一見」に近い段階の見込み客を誘導していく場合には、
実質的には、ほぼフラットな状況に近い訪問者が多く訪れる形となります。

よって、意図的にそのような「誘導戦略」を取るような場合には、
フラットな状態の見込み客が対象となるオプトインページを作る必要があり、

「自らのメディア内でどのように見込み客を誘導していくのか」

という、誘導戦略の前提次第でもオプトインページの作り方は変わってくるという事です。

まずはオプトインページへの「集客前提」および「誘導前提」を明確にする。

例えば、私のブログ内にあるオプトインページの「誘導」は、
実質的に、ブログ内の以下のようなポイントでしか行っていません。

(ヘッダーメニュー左から4番目)


(サイドバーの中段あたり)


1つはヘッダーメニュー内の左から4番目の「無料講座」で、
もう1つはサイドバーの中断あたりのテキストリンクになりますが、
どちらもブログ内ではさほど目立たせていない事がお分かり頂けるはずです。

これはもちろん、意図的であり、ブログ内のマーケティング戦略としては、
私としては、まずはできるだけブログ内のコンテンツを色々とお読みいただき、
それらを経た上で「メルマガのリンク」を最終的に辿って欲しいため、

「ひとまず目に入るところにはオプトインページへのリンクを貼っておく」

というような構成と誘導戦略を意図的に意識しています。

仮にヘッダー部分の最も目立つところややサイドバーの最上段などに、

「コピーライティングの真髄を知りたい方は今すぐメルマガ登録!」

というようなバナーを貼った場合、そこバナーを介しての「誘導率」は上がりますが、
そのようなバナーを見て即座にクリックする人は完全に「興味本位レベル」です。

また、ほぼブログのコンテンツに目を通す事なくそこをクリックしてしまうため、

「私がどのような情報をどのようなスタンスで提供しているのか」

といったところも分からないままオプトインページに移動してしまいます。

もちろん、そのような訪問者を対象とするようなオプトインページを作り込めば、
そのオプトインページを介してオプトインを取っていく事も可能です。

ですが、私としてはブログ上に公開している各コンテンツに自信を持っていますので、
あえてオプトインページの方でフラットな見込み客の意識を高めるよりも、

「ブログの記事をまず色々と読んでもらう方が結果的に意識の高いリストが集まる」

という前提の上で、このような誘導戦略を取っているという事です。

よって、私のような誘導戦略でオプトインページへの誘導(集客)を図るなら、
強いてオプトインページを長いセールスレターのような形にする必要はありません。

さほど目立つ位置にはない「メールマガジン」「無料講座」というリンクを
あえてクリックし、そのオプトインページに訪問してくださるような方は、

「すでに、そのリンクを辿って登録の意思を持っている人」

である可能性が高いため、それこそ通常のブログ記事の中に、
そのまま登録フォームを貼っておくだけでも十分にオプトインは取れるはずです。

つまり、セールスレターのような長いオプトインページは、

・外部サイトや広告などを利用してオプトインページへの集客を図る
・ブログのヘッダーやサイドバーにオプトインオファーのバナーを貼る

このような集客前提、誘導前提がある場合においてのみ必要なものであって、
そうではない私のブログのような誘導戦略を取る場合であれば、
手短かな誘導文と登録フォームのみで、その役割は十分に果たせます。

オプトインオファーやオプトインページの作成というステップで、

「セールスレターのような長いオプトインページを作る必要がある(作った方が良い)」

といった凝り固まったイメージを持たれている方もいるようですが、
それは結局のところ、集客の前提や戦略次第で変わってくるという事です。

私のブログの構成や戦略なども含めて、是非、参考にしてください。

K.Uzaki

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