Module-0:Introduction
はじめに
心の動きとは
心の動きを学ぶ事の意義

Module-1:Principle -原則-
反応との対話
俯瞰と自己分析
正の要因と負の要因

Module-2:Curiosity -好奇心-
意欲の始発点
好奇心の要因
印象の要因
想像性の要因
好奇心と連鎖反応
意欲の着地点

Module-3:Sympathy -共感- 
俯瞰視の要因
認識と理解
猜疑心と根拠
論理と整合性
共感の原則
思考と解釈

Module-4:Action volition -行動意欲- 
行動意欲と思考
利得と損失
要因の透明性
心の動きと行動意欲

Module-5:Negative factor -負の要因-
損失回避の原則
負の心理とその要因
好奇心と無関心
納得と疑念
共感と反感
意欲と懸念

Module-6:Mind Motion-心の動き-
意識とイメージ
想像と誘導
集中と散漫
感情と心情
否定と肯定
虚栄と謙虚
親近感と信憑性
距離感と違和感
心の動きを捉えるチェックシート
あとがき


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337

 
全 339P<約212,223字>



『キリスト教の聖書、カール・マルクスの資本論』
−世界さえも動かした「文章」の共通点。



コピー(文章)の対象となる読み手の側の「心理」を訴求し、その「心情」を揺さ振っていく事で、然るべき「反応」を引き起こしていくための原則。

(どのような文章を書けば読み手の心理を訴求できるのか。どのような文章が読み手の心情を揺さぶるのか。そして、どのように文章を書けば、意図する反応を引き出せるようになるのか。そのような文章を書き上げるための原則について。)


文章を読む側の「心の動き」を捉えていった上で、自らが書き上げていく文章の構成、内容を最善なものにしていくために必要不可欠な要素。

(読み手側から高い反応を引き出せる文章の絶対的な共通点。読み手の「心の動き」を捉え、その「動き」に沿った流れで文章を構成していくために不可欠な要素について。)


読み手側に「興味」や「関心」を抱かせ、時に「信頼」や「尊敬」を生み出し、時に「行動」を促して商品の成約(購入)へとターゲット(対象者)を促していくための原則。

(コピーライティングにおいて重要となる3つの壁(「興味の壁」「信用の壁」「行動の壁」)のいずれの段階においても共通にする、それらの壁を超えるために必ず押さえるべき原則について)


読み手の意識、価値観までを塗り替え、時に「社会」や「世界の情勢」さえも動かしてしまう事ができる、読み手に「絶大な影響」を与え、そして、読み手を突き動かす「強力な文章」を書き上げていくための重要な視点。

(キリスト教を普及させた聖書、社会主義思想、共産主義思想を芽生えさせた資本論などに共通する「人」の本性に語りかけていくような文章を自在に書き上げていくために不可欠な「文章そのものを捉える視点」について。)


そのスキルを極限まで突き詰める事で、世界を破滅に追いやるほどの「悪用」さえ可能であり、逆に、世界を「より善い方向へ導く事」も可能な、絶大な文章スキルの「片鱗」にあたるもの。

(1つの文章における「反応」は、その内容における「真偽」や「内容そのものの是非」ではなく、文章そのものの良し悪し(多くの人が反応してしまう文章になっているか)に左右されるという「残酷」な事実について)


ただ「文章を書く」という行為の積み重ねだけで累計で数十億円規模、年間で数億円規模の実質的な「不労所得」を生み出していく事さえ可能なコピーライティングの真髄。

(世の中の大半のコピーライターが、まだ、そこへ辿り着く事さえできていない「コピーライティング」というスキルの本当の在り方とその本質について)


単価50万円から100万ほどのオファーに対して、私のコピーを「目にした人」の3人に1人以上が申し込みを行った「リストマーケティング」と「コピーライティング」による相乗戦略の事例。

(1000人のリストに対して最低50万円のオファーに400名の申し込みがあった時点で、売上額は2億万円となり、ほぼその全てがそのまま利益(所得)になる。私自身が実際に確立している、そのビジネスモデルについて。)


セールスレター、ランディングページ、メールマガジン、ブログの記事、ネットビジネスに関係するありとあらゆるコピー(文章)を書いて行く上でも極めて重要となる共通した視点。

(更に言えば、ネットビジネスに限らず、自分以外の他者に読んでもらう事を前提とする全ての文章において共通すると言っても過言ではない「文章の本質」について)


『どう書くかではなく、何を書くか。』
−書き方のテクニック論よりも遥かに重要な原則。



読み手側が求めているもの、欲しているものを起点に、その心理の流れを読み取りながら「今、何を伝えるべきか」を洞察していく『どう書くか』よりも『何を書くか』に特化した文章の書き方。

(コピーライティングというスキルと共に「文章」というもののみに特化して読み手側の心理と心の動きを捉えていく「心理洞察」および「読心術」について)


私の文章やコピーが、私よりも遥かに「上手い文章」「コピーライティングのテクニックを散りばめたコピー」よりも遥かに高い成約率を実現できている理由。

(文章は卓越して上手い必要はなく、また、高度なテクニックを詰め込む必要もない、実際に私自身の文章がそれをそのまま体現している、テクニックをほとんど駆使しない「並」の文章のみで各段に高い反応を引き出す文章を書き上げる方法について)


『主観、客観、俯瞰の違い。』
−コピーは俯瞰による視点で書かなければならない。



構成していった文章に対して読み手がプラス印象を抱くか、マイナス印象を抱くか、その「印象値」を的確に捉えていくための文章構成における「反応(レスポンス)」との対話術。

(読み手側の心理と心情を「俯瞰」で捉えてく事で可能になる「懸念」「不安」などのマイナス心理を押さえて「興味」「共感」「期待(行動意欲)」などのプラス心理を引き出していくために不可欠な顧客心理との対話法について)


読み手側の「不信感」「疑念」「不安」などを、あらゆるターゲットを想定した「俯瞰」による視点で読み取った上で「納得」と「共感」を引き出していくための「負の心理」の反転法則。

(読み手側の、その時点における思考や価値観から生じるていく「不信感」「疑念」「不安」などの負の心理を、コピーや文章を肯定的に捉えるプラス方向の価値観へと反転させていく方法について)


『二元論に立脚した文章構成の原則。』
−「正」の心理要因を積み上げ「負」の心理要因を取り除く。


物事を2つの原理から捉える「二元論」からの立脚によって可能となる「文章を捉える心理」の合理的な判別方法と、それに基づく「反応の足し算」を前提とした文章構成の合理化理論。

(「正」の心理要因と「負」の心理要因、それぞれを構成する「前提要因」を本質的に理解し、把握した上で、全ての負の心理要因を排除し、適切な段階で「正」の心理要因を与えていく、シンプルな「足し算」の理屈で高い反応を引き出す文章を構成していく方法について)


コピーの反応を実質的に8〜9割、決定付けてしまう「冒頭」のコピーにおいて、多くのコピーライターが完全に誤った視点でコピーを書いてしまっている『冒頭分を目にする見込み客の心情』における落とし穴。

(その「落とし穴」に落ちてしまう事で世の中の大半のコピーは、その冒頭部分で大きく反応を落としている事実。その正体を見込み客の心理から本質的に理解し、その落とし穴に落ちる事のないコピーを書き上げるための重要な心理洞察について)


『インパクトか、イメージか。』
−インパクトは与えるもの、イメージは引き出すもの。


読み手からの「好奇心」を引き出す上で重要となるコピーの「第一印象」を左右する「インパクト」と「イメージ」の因果関係。

(コピーを介して直感的に与える「インパクト」と、読み手側から内面的に引き出す「イメージ」によって、コピーの第一印象に紐づけられる「好奇心」を引き出す方法について)


無意識レベルで、そのコピーや文章への目を引き、そして、最低限の「読む」という意識と行為を引き出すために必要不可欠な心理要因。

(そのコピーや文章が目に触れただけで、読み手側から衝動的、本能的な「直観」による反応を引き出す事ができるコピーを構成する上で捉えおくべき、無意識レベルの反応を左右する心理要因について)


決して間違ってはならない「抽象的な言葉(コピー)」と「具体的な言葉(コピー)」の使い分けと、それぞれを意識してコピーを構成する具体的なポイント。

(その段階で用いるべきなのは「抽象的な言葉(コピー)」なのか「具体的な言葉(コピー)」なのか。この選択を間違うだけでコピーの反応を著しく下げてしまう、極めて重要な「言葉選び」の原則について)


ネットビジネス業界、情報商材業界に多く見られる「具体的な数字を示すコピーの是非」と、決してやってはいけない数字の使い方の具体例と改善例。

(ただ具体的な数字を細かく並べていけば良いと考えている安易なコピーが著しく反応を下げている理由と、そのようなコピーをどのように改善するべきかの具体的な事例について)


コピーを構成する上で、時に有効なスパイス(刺激)となる『不透明性の高い情報』を意図的に折り込んでいく際に「絶対にやってはならない事」と、その具体的な改善策。

(時に、読み手側の想像力を掻き立て、その「イメージ」の持っていき方次第でコピーの反応を格段に高める「不透明性の高い情報」を決してマイナス印象を与える事なく、有効に活用する方法について)


「簡単」「手軽」「確実」「絶対」「すぐに」「楽に」など、多くの人が欲望として求めているはずのこれらのフレーズの多様が、実はコピーの反応を大きく下げてしまう理由と、これらのフレーズを「使わず」に、ほぼ「同じ印象」のみを与える事ができる有効なコピーの作り方。

(安易なコピーライターほど、安易なフレーズを多用したコピーを量産し、気付かぬうちに多くの見込み客を失っている事にさえ気づいていない。そんなコピーライターを尻目に、安易なフレーズを一切使わずに高い反応を引き出すコピーを作り出す具体的な方法について)


『おいしい卵焼きの作り方。どんなコピーを書く?』
−その題材において興味の方向をどう作り出すか。


『4つの調味料を使った誰でも出来るおいしい卵焼きの作り方』このコピーが「興味の分散」を引き起こし、然るべき「反応」を大きく下げてしまっている理由と、どうすれば「興味の分散」を避けてその反応を高められるのかの改善例。

(「興味の分散」が反応を大きく下げてしまう理由。その原因をどのように改善し、どのようなコピーにすれば、その反応を一気に高められるのか。具体的な例文とその改善ポイントの根拠について)

言われた事をただ真に受けるような「楽観的な思考」を持っている、ごく少数でしかない客層の反応のみを高めるのではなく、実は大多数を占める「良識ある視点と価値観」を持った「良識のある客層」からの反応をしっかりと引き出していくコピーの作り方。

(安易なコピーに安易な反応を示す、まさに「安易な客層」からの反応ばかりを狙い、先の無いコピーばかりを書いているコピーライターを尻目に、多数派の「良識のある客層」から然るべき反応を引き出していくコピーおよび文章の書き方について)


『ベネフィットの真実。』
−ベネフィットが実は反応を下げている?


コピーライティングの教科書では、しきりに強調される「ベネフィットの提示」が、実はコピーの反応を引き下げる落とし穴になっている理由と、反応を格段に高めるベネフィットを示さずにベネフィットをイメージさせる方法。

(「見込み客がどうなれるのか」のイメージを呼ぼ起こす「ベネフィットの提示」がコピーの反応を高めるという通説を真に受けてしまい、明らかに、この「落とし穴」にハマっているコピーが溢れているからこそ、その「示し方」で差を付ける方法について)


そのコピーを構成する文章を一行、一文字たりとも読み飛ばされる事無く、その全文を食い入るように、グイグイと読み進めてもらうために不可欠となる、読み手側の好奇心を「連鎖」させていく意識構成。

(文章を読むという行為に必ず伴う「好奇心」という心理を決して途絶えさせる事なく、冒頭部分からの「好奇心の連鎖反応」を引き出し続ける事ができる文章について)


そのコピーが決して「独りよがりな文章」になってしまわないように、書き手側の視点ではなく、読み手側の視点で、全ての構成文章において常に「認識」させなければならない事。

(書き手側が「そのつもり」でも、それが読み手側には伝わっていなければ何の意味もありません。重要なのは、書き手側の意識ではなく、それを読み手側が常に「認識」できるかであり、コピーを構成する全ての文章において必要不可欠となる「絶対認識」について)


世間に出回っている多くのコピー、文章において徹底されていないため、それが反応の低下を招いている、本来は全てのコピー、文章において絶対的に徹底しなければならない「関連付け」の原則。

(コピーライティング云々を問わず「文章」というものにおいては、その文章を構成する1文1文の全てにおいて、常に徹底しなければならない、ありとあらゆる「全ての文章」に共通する鉄則について)


読み手側の願望を満たす事ができる可能性、その確信を強いレベルでイメージさせるために重要となる、書き手側がその文章において意識していくべき着地点。

(その然るべき「着地点」に読み手を落とし込んでいく事こそが重要となる。文章を書き始める段階で決して間違ってはならない「文章の着地点」について)


読み手の心理に一切の「負の心情」を残す事が無いような文章を構成していく上で捉えるべきターゲット層の思考範囲と、その「真逆の視点」で文章を書き上げる方法。

(それとは「真逆の視点」で文章を書き上げる事で可能になる。ほぼ全ての見込み客における「負の心情」をほぼ完全に把握し、そのネガティブイメージを余す事なく払拭していく文章の書き方について)


この心理をクリアしなければ「興味」を引き出す事も「信用」を勝ち取る事も「行動」を引き出す出来ない、コピーの役割と目的を果たすために、絶対的に満たさなければならない心理段階。

(1が無ければ2は無い。文章による最終的な役割、目的を果たすための心理段階を1つ1つ上っていくために、まず、何を差し置いてでもクリアしなければならない心理段階について)


ターゲットとして「想定」する見込み客の全て、100人中、100人の読み手が例外なく到達し、超えていかなければならない「反応」における境界線。

(コピーを目にした全ての見込み客から反応を引き出し、成約を取る事は不可能であっても、その前段階において、全ての読み手に例外なくクリアできるはずの「境界線」と、その具体的な「超え方」について)


『経験者と初心者。どちらに目線を合わせるか。』
−一度のプレゼンテーションで両方を同時に説得しなければならないとしたら?


見込み客の知識レベルに幅がある場合において、最も知識レベルの高い見込み客と最も知識レベルが低い見込み客、そのどちらに向けて文章を書いていくべきなのかの答え。

(どのような見込み客をターゲットにする場合においても避けられない「見込み客間の知識レベルの違い」をどのように捉え、どのような層に対して文章を書いていくべきかの「答え」と、その答えに基づく具体的な文章の書き方について)


「理解」「納得」「共感」これらの心理段階の違いと、その的確な捉え方を認識すると共に、その「流れ」と「段階」に応じて読み手の心理を掌握していく文章の書き方。

(人の心理を然るべき「反応」にまで高めていくには、必ず「理解」⇒「納得」⇒「共感」の心理を段階的に踏んでいく必要があるため、それぞれの段階に応じた心理を捉え、その段階に応じた文章を書き上げていくポイントについて)


『あなたのプレゼン後、友人Aは、その映画を見るか。』
−薦められた映画を見ずにはいられなく心理とは。


友人、知人に自分が「面白い」と思った映画や漫画をプレゼンし、彼等が実際にそれらを見るような行動を伴うかどうか。そんなシュチエーションの「イメージ」で、面白いほど反応が取れる文章が書けるようになる思考とイメージ作りの重要性。

(文章の作成は、その文章を作成する段階に応じた思考とイメージ作りが重要であるからこそ、どのような段階で、どのようなイメージを作り出すかがポイントとなる、その「イメージ作り」の原則について)

文章全体の反応にじわじわと影響を与えていく事になる「客観的事実」と「主観的見解」の使い分けと、それぞれに適した文章構成の視点。

(その文章を構成する内容が「客観的な事実」なのか、また「主観的な見解」なのか。それをハッキリと意識し、そのどちらなのかを明確に捉えた上で文章を構成していく必要性と、それぞれにおける具体的な文章構成の在り方について)


『中国儒家思想 性悪説に立脚する文章の在り方。』
−文章は「性悪説」に立脚しなければならない。


古来中国、儒家思想の「性悪説」に由来する、人間心理の根本から捉えるべき「全ての読み手の共通信念」と、それを前提とする「負の心理」を前提とした文章の書き方。

(人間の本性は「悪」であるか「善」であるかを問う古来中国の儒家思想「性善説」と「性悪説」において、その真理はどうあれ、ライティングにおいては「性悪説」に立脚した文章を書く必要がある理由について)


読み手側の「猜疑心」「警戒心」といった「心理の壁」を取り払い、心理的な「距離感」を縮めていくための文章に備えていくべき「信憑性」と「整合性」の原則。

(然るべき反応を引き出すために絶対的に取り除かなければならない「猜疑心」と「警戒心」を文章における「信憑性」と「整合性」によって緩和していく方法について。)


『共感のメカニズム。理解、納得、共感の境界線。』
−どのような文章、どのような情報に人は共感を抱くのか。


文章を介して読み手側が抱く「共感」という心理の本質を紐解いていく事で見えてくる、共感を得る文章の本質的な在り方とその前提要因。

(人が「文章」を読み進めていく中で深い共感の念を抱くのは、そこに何を感じ取った時なのか。そのメカニズムを紐解いてこそ見えてくる、そのような文章を書くために不可欠な要因について。)

文章における説得力と共感性を大きく左右する事になる、文章の「構成」と「流れ」において、決して途切れさせてはならない「積み重ね」の原則。

(文章を読み終えた時点の読後感「説得力のある話だった」「非常に共感できる事が書いてあった」を引き出すために絶対的に意識し続けなければならない文章と心理要因における「積み重ね」の原則について。)


興味と好奇心、そしてメリット、ベネフィットの「位置関係」を捉えた上で、その「前後関係」を意識した文章で読み手の想像力をプラス方向へ引き出していく方法と、その具体的な文例。

(長期間に渡って高い反応と成約率を実現し続けている、私が実際に公開しているコピーを例示した上で解説する興味、好奇心、メリット、ベネフィットの「位置関係」について)



『悲観的思考でコピーを書かなければならない理由。』
−コピーライターは「ネガティブ」でなければならない。


極めて「悲観的」なイメージ力によって「最善の反応」を引き出せるコピーを書き上げていく、読み手側の「思考」と「心理」の振り幅を最善の形で捉える方法について。

(コピーライターがコピー(文章)を書く時は限りなくネガティブでなければならない。その真意について。)


商品やサービス、オファーへの申し込み、代金の支払い手続きといった「行動」を読み手側から引き出していくために必要不可欠となる『行動意欲』を引き出していくための心理的な原則。

(このような行動を実際に引き出すには、それだけの「意欲(行動意欲)」を読み手側から引き出していく必要があり、そのような意欲を無意識レベルから引き出すために不可欠となる、読み手側の「心理動向」を捉える視点について)


行動意欲を駆り立てる心理要因と、行動意欲を妨げる心理要因。この「陽」と「陰」を分けるそれぞれの心理要因を原則的に分析して文章を構成していくマインドイメージ。

(どのような文章を介して引き出されるイメージが読み手の行動意欲を駆り立て、どのような文章を介して引き出されるイメージが読み手の行動意欲を抑制してしまうのか。その本質的な原則から導き出す文章の構成イメージについて)


『思考の天秤−過去、現在、そして未来。』
−維持と変化。読み手の思考はどちらに傾いているのか。


そこに金銭的支出を伴う提案を促す限り、決して避ける事はできない「成約へのハードル」を超えるための、読み手側の「心理の天秤」を捉えるイメージとその思考法。

(読み手側の「心理の天秤」を成約行動の側へ傾かせる事で「成約」という反応が、極めて現実的なイメージとして見えてくる。そんな思考イメージを作り出した上で文章を構成していく方法について)


読み手側に「危機感」を与えるマイナス方向からの後押し要因と、読み手側の「利得」を示すプラス方向からの後押し要因。2つの後押し要因のバランスを重視する事で有効となる「天秤」の法則。

(マイナス方向からの後押し要因による「危機感」を煽るほど、読み手側の損得勘定は「将来の損失」と「目先の損失」の天秤となってしまう事に起因する「後押し要因」における絶妙な「バランス」について)



多くのコピーライターや、彼等が手掛ける文章ではほとんど意識されていない、文章における「透明性」を高める具体的な方法。

(高い反応を引き出すため必要な要素の1つとして挙げる事ができる、文章における「透明性」を有する文章とそうではない文章の具体的な事例と改善方法について)


何をどの段階で伝えるべきか。文章の反応を突き詰めていく上で、その反応を大きく左右していく事となる「順序構成」の原則。

(多くの人が上手いと思う文章、話が旨い人に共通する点は、文章や話そのものの上手さよりも、その「順序構成」が秀逸という事実。文章の反応を高める事を追求する「順序構成」の原則について)


漠然とした「欲しい(願望)」という心理を、現実的な「購買意欲(買いたい)」に切り替えていくために提示していくべき「成約」への後押し要因。

(見込み客にの「欲しい」という『願望』を「買いたい」という『購買意欲』に切り替える事ができてこそ「成約」を取る事ができる。その心理動向のターニングポイントを作り出す方法について)


『無関心という心理の原則。』
−コピーにおいて最も注意を向けるべき心理の本質とは。


文章を読み進める心理において最重要となる「興味」「好奇心」という心理に対して、それらと表裏一体の関係性にある「無関心」という心理が文章に対して生じる心理原則。

(「興味」や「好奇心」を引き出すための原則やテクニックを取り上げているコピーライティングの教材、書籍などでも、その心理原則がほとんど追求されていない「無関心」という心理の原則について)


読み手側の「無関心」という心理の形成を避けるために、文節と文節を結び目において、読み手側に必ず「認識」させなければならない意識要因。

(この「無関心の形成要因」を意識できていないがために、反応が弱い文章やコピーは書いてしまっているライターが後を絶たない。これを意識するだけでも文章の反応は格段に上がる意識要因について)


誰もが当たり前に知っている「客観性の高い情報」や「常識的な一般論」を利用して、文章の説得力と反応を格段に高めるテクニック。

(読み手にとっては、ただ退屈な話になってしまうだけの可能性が高い「客観性の高い情報」や「常識的な一般論」を、圧倒的な「説得材料」に切り替えてしまう方法について)


この話に「興味」を持って欲しい。そんな書き手側の意図と読み手側の好奇心が噛み合わない事によって生じる「好奇心の非同調」を避ける具体的な対策例。

(文章を書いている側が「興味を抱いて欲しい対象」と、その文章を読み進める読み手の「興味の対象」が同調していない場合、その文章は高い確率で「無関心」の心理を引き出すため、それを回避するために有効となる文章の書き方とその具体的な事例について)


本来は読み手側にとって「負の心理」を引き出しかねない「否定の文章」を、決して、そのような心情を引き出す事なく、有効な興味材料、訴求材料としていく「否定文」の活用術。

(その使い方を間違ってしまうと、ただ文章の反応を大きく下げてしまう事にもなりかねない「否定を伴う文章」を決して、そのような落とし穴にはまる事なく有効に活用する方法について)


読み手側の「疑念」「猜疑心」といった負の心理を作り出してしまう、文章における「構成上の懸念要因」と、読み手側の「確証上の懸念要因」の原理と解明。

(文章の反応を著しく下げてしまう、読み手側が抱く「疑念」や「猜疑心」における根本的な心理要因の原理を解明し、それら全てを完全に取り除いていく文章の書き方について)


文章を介しての「語りかけ」「問題の提起」は、必ず注意を払わなければならない「問いかけ」の原則。

(読み手側の「思考を巡らせる事」がプラスにもマイナスにも作用し得る、文章を介しての読み手側への「問いかけ」における心理分岐と、その傾向に基づく「問いかけ」を担う文章の原則について)


『聖書を書いたのは誰なのか−それは人か神か。』
−本質的な答えが無いに等しいテーマで及第点を取りに行く原則。


キリスト教の聖典「聖書」を書いたのは誰なのか。それは本当に「神の言葉」なのか。この論争を題材とする形で見えてくる多くの人から高い反応を引き出す「文章」の絶対法則。

(歴史的な伝承では古代イスラエルの民族指導者であるモーセが神から直接啓示を受け、書き上げたとされる「聖書」の文章は「神の言葉」と言えるのか。モーセは本当に神の啓示を受けたのか。そして神は本当に存在するのか。この論争から見出す「文章の絶対法則」について)


米国、欧州ほど国民性、宗教観などの多様性に乏しい「日本人」を対象とした日本語を前提とするコピーであるからこそ絶大な有効性を発揮できる「日本人へ向けた文章(コピー)特有」の有効法則。

(宗教観や道徳観がほぼ一致している日本人をターゲットとするからこそ、その一点を「意識」していくだけで各段に反応を高める事ができる日本語を理解する日本人に向けたコピーの絶対法則について)


読み手側にとって「真偽」の判別と確証が不可能な事柄を「文章」に落とし込み、そこに猜疑心を抱かせる事なく「確信」を与えるための心理要因。

(1つの文章を介して与えられる情報は、時に、その真偽が不透明であるからこそ、そこに対して抱く「猜疑心」を払拭して「確証」を与える心理的な要因について)


『共感と反感の境界線。』
−共感と反感は決して「表裏一体ではない」という真実。


実は表裏一体ではない「共感」という心情と「反感」という心情の本質から導き出す事ができる「「共感を生み出す文章」と「反感を生み出す文章」の違い。

(「共感を引き出せない文章」と「反感を引き出してしまう文章」は、その性質そのものが全くの別モノという真理とそれぞれの決定的な違いについて)


たとえ、それが紛れもない「真実」であるとしても、その「伝え方」を間違うだけで反応を著しく下げてしまう事にもなりかねない「伝え方」の原則。

(ただ実直に「真実」を伝える事が必ずしも、文章の反応を高める事に結び付くとは限らないからこそ、その「伝え方」こそが重要となる、文章構成における「伝え方」の原則について)


1つの「仮説」や「仮定」を立てていくだけで、その文章の説得力が格段に引き上げられる「仮説」と「仮定」の有効法則。

(そこで1つの仮説や仮定を立てるか立てないか。ただそれだけの「違い」で、読み手の反応がマイナスからプラスに転じる事さえある極めて有効性の高い仮説、仮定の立て方とその鉄則について)


多くの文章(コピー)が、それを「後回し」にする事で、大きく反応を低下させてしまっている、その時点で必ず示さなければならない「後回しにするべきではない文章」の鉄則。

(文章は順序構成こそが重要であり、そうであるからこそ「後回し」にする事で著しく反応を下げてしまう文章を、必ず「その時点」で構成しなければならない理由とその原則について)



『価値観の相関図−その価値観は道徳の外側か、内側か。』
−その相関図から読み取れる正義、価値観の原則。


多くの人が捉える道徳、正義などの「普遍的モラル」と「常識的価値観」に対する「自分自身の価値観」の位置付け。そんな『価値観の相関図』から読み取れる「価値観」の原則。

(誰もが内面化している普遍的なモラルと常識的価値観に対して、自分自身の価値観はどこに位置付けられるのか。そんな『価値観の相関図』から読み取れる「価値観」の境界線について)



全く同じコピーが見込み客の「段階」によって、プラス方向とマイナス方向、真逆の反応を生み出していく事を踏まえた「見込み客の段階に準じたコピー」を的確に構成する方法。

(どんなに秀逸なコピーも「見込み客の段階」を間違ってしまうと、たちまち反応の取れないコピーになってしまう。そんな状況を避けるために不可欠な見込み客の「段階」を的確に洞察する方法について)


文章から読み取れる「人間性(人間像)」が『誠実で聡明』となるか『不誠実でいい加減』となるかを大きく左右する事になる、書き手の「イメージ」を重要視した文章構成の鉄則。

(文章を読み進めていく中で、読み手側が無意識レベルで「イメージ」を膨らませてしまう、書き手の人間性(人間像)を大きく「プラス方向」へと引き寄せる文章構成の原則について)


『文章の力は読み手の理解力と想像力の上で成り立つ。』
−その想像力を意図する方向、意欲へと広げていく方法とは。


読み手側の「興味」の対象となるような「知りたい」と思えるポイントを意図的に作り出し、その好奇心を「成約」に結び付けていくテクニックとその具体的な文章例。

(見込み客が「知りたい」と思えるポイントをどのような視点で作り出すべきか、また、どのような情報をコピーの中に落とし込むべきか。その境界線を明確にする4つの例文とその違いについて)


得意分野のコピーを手掛ける時ほど、多くのコピーライターがその「落とし穴」にハマってしまう事も少なくない、その「落とし穴」を避け、得意分野で秀逸なコピーを存分に書き上げる方法。

(その分野の知識と経験が豊富であるほど、その分野のコピーを手掛ける場合に大きな過ちを犯してしまう。そんな得意分野のコピーを手掛ける際に意識するべき重要な視点について)


読み手の興味、好奇心と「想像力」を決して分散させる事なく、意図する一点に「集中」させていく事でコピーの反応を引き上げる方法。

(今、読み手の興味、好奇心、そして想像力はどこに向かっているのか。それらの心理要因を決して分散させる事なく「一点」に集中させていく方法について)



『損失回避の法則に潜む必然的な落とし穴。』
−多くのライターが損失回避を煽る心理誘導で失敗する理由。



文章における「反応を引き上げる要因」と「反応を低下させる要因」において、どんなに「反応を引き上げる要因」を数多く示しても、たった1つの「反応を低下させる要因」で全く反応が取れなくなる可能性がある理由。

(これは人間心理における「損失回避の心理」に基づく傾向であり、どのような文章が、この心理傾向を強く引き出してしまう事になるのか、その具体例に基づく心理傾向の原理について)


どこに、何に読み手の「興味」や「好奇心」を向かわせるべきか。見込み客の「興味意識」を意図する方向へ扇動していく方法。

(ただ、やみくもに読み手の興味、好奇心を煽るのではなく、コピーの「目的」を果たすために「最善」となる興味、好奇心を意図する方向へ引き出していく文章の書き方について)


見込み客の心理を扇動し、そして行動を引き出していく。そんな圧倒的な「文章の力」が立脚している本質的な心理要因の捉え方。

(「文章の力」の本質的な要因は何なのか。その本質を見込み客の「心理」に見出した上で重要視していく心理要因とその捉え方について)


読み手が抱く「興味」「好奇心」は、その時点で「進展」しているのか「後退」しているのか。その心理状況を捉えていくために必要不可欠な心理要因の「連続性」を捉える視点。

(見込み客の興味、好奇心は後退してはいないか。それらの心理は間違いなく進展を示しているか。その「連続性」を捉えていく方法について)


読み手側の「文章を読み進める集中力」を決して途切れさせないために意識する必要がある「接続」を担う品詞の適切な使い方。

(それを適切に使いこなせているか否かだけでも文章の「反応」と「精読率」が格段に変わる「接続」を担う品詞の正しい使い方について)


『文章におけるセオリーの真偽と本質。』
−多くの文献にある、その「セオリー」は本当に正しいのか。



「コピーにこれを貼り付けてはならない。」そんなセオリーが真実として「正しいケース」と「決してそうとは限らないケース」の具体的な違い。

(文章の書き方、コピーライティングにおいて存在する「セオリー」を、その在るべき本質に基づいて判断する具体的な基準について)


コピー内において「起承転結」を意識しなくても良い理由と、それ以上に重要な決して「結び」を付けてはいけない理由。

(この講義を受講する事で、今後は「文章は起承転結が重要」というセオリーに囚われる必要がなくなる理由と、コピー内で決して「結び」を付けてはならない理由について)


小説などに用いられる「比喩」という技法をコピーに用いる「比喩的表現」の本質に沿った、然るべき正しい使い方。

(多くのコピーで見られる比喩的表現は、その本質とは真逆の使い方をしているからこそ、その反応を著しく下げてしまっているという現実。多くのコピーに見られる間違った比喩の使い方と、その在るべき本質に沿った正しい比喩の使い方について)


『感情ではなく心情を揺さぶる。』
−辞書で引く意味合いとは異なる感情と心情の違いとは。



「感情」を揺さぶるのではなく「心情」を揺さぶらなければならない。この真理において重要な「感情」と「心情」の違い。

(「感情」と「心情」の違いとは何か。私がコピーを書き上げていく際に必ず洞察している「心情」の本質と、決して「感情」を揺さぶってはいけない理由について)


物事を「肯定的に伝えるべき文章」と「否定的に伝える文章」はどちらが優位であり、どちらを採用してコピーを書き上げていくべきか。そのケースバイケースの具体的な事例。

(どのような物事も「肯定的な伝え方をする文章」と「否定的な伝え方をする文章」の構成が可能であるからこそ、その「どちら」が優位なのかを判断していく具体的な基準について)


『親近感の要因と嫌悪感の要因。』
−何故、顔も見えず、言葉を交わした事さえない「語り手」に嫌悪感、親近感を抱くのか。



読み手側が文章に対して抱く「親近感」のメカニズムと、それとは真逆な方向となってしまう「嫌悪感」のメカニズム。

(それらのメカニズムを踏まえた「嫌悪感」を引き出す事なく「親近感」を引き出していく文章の書き方について)


重要なのは「数」なのか「質」なのか。時と場合に応じて判断する必要がある「数を重視する心理要因」と「質を重視する心理要因」の判別。

(その判別基準に沿って「数」を優先して書き上げるべきコピーと「質」を優先して書き上げるべきコピーの具体的な違いについて)


コピーの終盤、および最後の最後で究極的な「後押し」の要因となりえる、コピーの最後に構成する事が極めて有利となる訴求材料の示し方。

(ネット上には、その訴求材料を序盤で公開しているものが多く、それがむしろ反応を下げる要因になってしまっている「最後の後押し」において最も効果を発揮する訴求材料の示し方について)



『コピーライティングとストーリーテリング。』
−「小説」とは全く異なるコピーにおけるストーリーテリングの原則。



読み手をその世界観に引き込む「ストーリーテリング」による文章を「コピー」において有用に活用していく方法。

(小説などの文章に対する視点とは全く異なる「コピー」において有効となる「ストーリーテリング」の重要な視点と実用方法について)


一定の「条件」を定めたコピーにおいてのみ、極めて有効な効果を発揮する事ができる「現在進行形」の文章を有効な訴求材料にする方法。

(全てのコピーにおいて有効になるわけではないものの、一定の条件さえ満たしていれば、この一文を入れるだけで反応がガラリと変わる訴求材料の有効な使い方について)


コピーにおいて「口語体による文章」が優位な理由と、その前提を踏まえた「口語体の文章」を驚くほどスラスラと書き上げていく事が可能になる「意識」と「イメージ」の作り方。

(何を意識し、何をイメージすれば、ごく自然な「口語体の文章」をスラスラと書き上げていく事ができるのか。そのために極めて有効となる「ライティングイメージ」の作り方について)


文章における「距離感覚」「熱量」「一貫性」これらを最善の形に調整する視点と、それぞれに準じた具体的な文章例。

(文章を介して読み手側が感じ取る「距離間」「熱量」そして「一貫性」の3大要因を最善の形に調整する方法について)



本書『Million Writing [idea] -The Mind Motion-』は、副題の方でも掲げている「心の動きとコピーライティング」をテーマとするテキストです。

コピーライティング(文章の作成)において、コピー(文章)を読み進めていく側の「心の動き」を捉え、その構成、内容を、最善なものにしていく事を追求した内容となっています。

原則として「コピーライティング」は、そのコピー(文章)の対象となる読み手の側の「心理」を訴求し、その「心情」を揺さ振っていく事で、然るべき「反応」を引き起こしていくスキルに他なりません。

その「反応(レスポンス)」を得る事よって、時に読み手側に「興味」や「関心」を抱かせ、時に「信頼」や「尊敬」を生み出し、そして、時に「行動」を促して商品の成約(購入)へと見込み客を促していきます。

そのような
「然るべき反応(レスポンス)」を引き出すべくして引き出していくスキルこそが「コピーライティング」というスキルに他ならないわけです。

よって、

コピー = 広告文

このような解釈の上で言えば「コピーライティング」は、あくまでもビジネス上(営利目的上)の広告(コピー)を書くためのライティングスキルと言えます。

ですが
「人に影響を与え、人を動かす事が出来る文章のスキル」は、ビジネスの場に限らず、あらゆる場面で、そのスキルを有用に生かす事ができるものだと思います。

「文章」というもの自体が、対人的なコミュニケーションにおいて、SNS、メール、LINEなどを介して、世の中の大半の人が日常的に使用しているものに他ならないからです。

また「人に影響を与え、人を動かす事が出来る文章のスキル」は、時に社会や世界の情勢さえも動かしてしまう事が出来るほど、極めて強力な影響力を及ぼしてしまうものでもあります。

例えば、世に「キリスト教」を広めた聖書(旧約聖書・新約聖書)。



社会主義思想・共産主義思想を世界中に芽生えさせたカール・マルクスの資本論。



これら、まさに「文章の力」によって
『世界に絶大的な影響を与えた文書の代表格』と言えるのではないでしょうか。



聖書はキリスト教の「聖典」であり、資本論は政治経済における「論文」ですが、どちらも「文章」で読み手に影響を与え、その人の価値観までを変えてしまっている点に変わりはありません。

イエス・キリストの死後、言葉の壁を超えて世界中にキリスト教が普及し続けた背景にあるものは
『聖書に収められている文章の力』に他ならないと思います。

そこに書かれている内容(文章)に多くの人が反応し、共鳴したからこそ、こうしてキリスト教は何世紀にも渡って普及を続けているわけです。

また、マルクスの資本論は「ソビエト連邦」という社会主義国家を生み出し、いわゆる「東側諸国(ソビエト経済圏)」と「西側諸国(米・欧州経済圏)」との「冷戦」と呼ばれる時代を作り出すに至りました。

そのような状況を作り出した元凶(一般論として、その時代を肯定的に捉える人は少ないため、ここではあえて「元凶」という言葉を使わせて頂きます。)は、当時における各国の権力者達。

ソ連のヴラジーミル・レーニン、ヨシフ・スターリンや中国の毛沢東などや、そのような権力者を支持した多くの人達が、マルクスの資本論(論文)に反応し、共鳴した事に起因していると思います。

現実として、たった1つの「論文」が一国の体制を変え
「世界を二つ(東側諸国と西側諸国)に分離してしまうまでの多大な影響を及ぼした」という事です。



ちなみに世間一般的な解釈では、ソビエト連邦の崩壊によって「資本論」で提唱されていたマルクスの掲げた経済体系は「誤りだった」とされています。

その見解には諸説ありますが、仮に資本論で提唱されていたマルクスの経済理論や社会体系の在り方が「誤りだった」とします。

その場合、当時の東側諸国の権力者や、その権力者を支持した多くの有権者達は、その「誤った経済の理論や社会体系」を支持していた事になります。

そこに書かれている内容が「誤り(真実ではない)」であるとしても、その文章そのものに力(説得力)があれば、その文章は現実として、多大な「反応」を生み出してしまうという事です。

これは、1つの文章における「反応」は、その内容における「真偽」の是非ではなく
『文章そのものの良し悪し(多くの人が反応してしまう文章になっているか)』に左右されることを意味します。

故に、文章を介して多くの人から高い反応を引き出すスキルは、ただ単に広告(コピー)を書く事にのみ有用なスキルというわけではありません。

自分自身の身近な範囲はもとより、社会や世界に影響を及ぼす事さえ出来てしまうほど絶大な「力」を持ったスキルと言っても良いと思います。

その「使い方」によって、極論では、世界を破滅に追いやるほどの「悪用」さえ可能であり、逆に
「世界をより善い方向へ導く事も可能なスキルでもある」という事です。



「聖書」のような宗教の聖典は人としての生き方、道徳的な価値観などの指針を示すもの。

「資本論」のような論文は経済を背景とする社会の在り方や理論を示すもの。

これらは当然、その全てが「文章」で構成されています。

そのような文章が高い「説得力」や「共感性」を有していれば、現実として、その「文章」に多くの人が反応していく事になります。

やがて、それらの内容に深く共感、共鳴した人は、あらゆる物事や行動への指針となる「価値観」までも変えられてしまうわけです。

まさに「聖書」や「資本論」のように、多くの人から多大な反応を引き出す「文章」には
「世界や社会の情勢そのものを大きく塗り替えてしまうほどの影響力」を宿す事さえ出来てしまいます。

そして、インターネットが普及している今は、誰もが、自分自身の主張や情報を自由に発信し、それを見ず知らずの人に読んでもらう事が、より自由自在に行えるようになっています。

自分の書いた「文章」を、誰もが一瞬で何百人、何万人という人に読んでもらう事さえも、現実として「可能」になっているという事です。

ビジネス的な視点において、一定範囲の成果を得る(得たい)範囲で言えば、広告を担うようなコピーは「100人に1人の人が反応してくれる」というレベルの反応率でも、十分な成果を手にする事が出来ます。

100人中99人が見向きもしないようなコピーであっても、毎日そのコピーを読んでくれる人が100人訪れれば、1日1人、1年で365人の人がその文章に反応していく事になります。

ネットビジネスという市場においては、たったそれだけの反応比率でも「十分」と言えるほどの対価を手に出来てしまうわけです。

何も世界に圧倒的な影響力を及ぼすような文章を作る事が出来ずとも、ビジネスの世界では
「それなりの反応が取れる文章を書ける」というだけで、十分に高い成果を上げる事が出来てしまいます。

現に年に億単位の収入を手に出来るようになった私でさえ、フラットな形で訪れるアクセスのみを対象にしているコピー(文章)の反応率は、せいぜい5〜10%程度です。



もちろん「教育を施したリスト」からの反応率となれば、この数字は更に大きく変わります。

ただ、私が書いているコピーにおいても、フラットなアクセスを対象に取れている成約率はほんの数パーセントです。

そのコピー(文章)を読んでいる人の「90〜95%の人には影響を与える事が出来ていない」という事です。



ただ「文章」の本当の力は、読む人の価値観を変え、物の見方を変えていくような
「人間心理のかなり深い部分に影響を与えられるところ」にあります。

そのような文章の「本質的な力」を駆使できるのが「DRM」などのリストマーケティングであり、そこまでの「文章の力」を使えば、これくらいの成立率を実現していく事も可能になります。



上記はいずれも50〜100万円ほどの価格帯で申し込みを募集していたものになりますが、その成約率は10〜40%ほどとなっています。

ここ最近は「資産運用」に関連するメディア運営を行っていた経緯から、上記の大半は資産運用関連における50〜100万円ほどのオファーとなっています。

「リストマーケティング」を前提とする形であれば、50〜100万円ほどの単価であっても
「10人に1人、強いては3人に1人以上の割合で成約を取っていく事も可能」という事です。

より具体的な実例で言えば、100万円単価のオファーを1000人のリストにご案内し、その9割ほど(900名ほど)が私のコピーを目にした場合。

その2~3割ほど(200〜300名ほど)の人がお申し込みをに至った場合、この時点で、売上高は2〜3億円ほどになります。



上記のように、私は1つの事案ごとに「億単位の収入源を作り出せるビジネス基盤」を、このような形で作り上げる事が出来ているという事です。



現時点で貴方が、金銭的なものも含め、どれだけのビジネス的な目標を抱えているかはわかりません。

ですが、一般男性や会社員の方が一生涯の労働によって稼ぐ事のできる2億円程度のお金は、たった1つのコピーを介して、ものの数日で稼ぐ事もできてしまいます。

それこそ世間の「会社員」と呼ばれる方々の多くが一生涯、身を粉にして働く「生涯の労働時間」を考えてみてください。

それだけの「人生」を「労働」へと捧げ続けて得られるお金が、せいぜい2億円程度という金額なのが現実です。

しかし、インターネットという市場において「文章の力」を駆使していけば、それと同等か
「それ以上の金額を1つのコピーを手掛ける労力と時間のみで稼ぎ出す事も可能」になります。

更に言えば、インターネット上に公開したコピーは、それを公開し続ける限り、そして、そこで反応を得られる限り、一生涯に渡って、そこからの「収入」をもたらしてくれるかもしれせん。

現に私がこれまで書き上げてきたコピー(文章)の一部は、数年間、ものによっては10年以上に渡って、私に継続的な収入をもたらし続けているものもあります。

私は
「それだけのコピー(文章)を書き上げるべくして書き上げていくスキルを習得(確立)している」という事です。



これまで少なからず「お金のためだけの労働」に時間を費やしてきた経験があるなら、おそらく、この「問い」に率直な答えは出せないかもしれません。

「自分にそこまでのスキルは到底、身に付けられない」と、ほぼ自己暗示に近い自己評価で『それは自分には無理な道筋だった』と割り切る人もいると思います。

ですが、そのような「割り切り」を迷いなくできるような人は、そもそも、この手紙をここまで読み進めるような事はしていないはずです。

それこそ冒頭の「心の動き」「文章」「コピーライティング」といったフレーズを目にした時点で、自分には無縁なものだとページを閉じているはずだからです。

よって、この手紙をここまで読み進めている貴方は、少なからず「文章の力」や、それが人の「心理」と深く関係しているという本質に気が付いているのだと思います。

そこに気が付いた上で
「文章(コピー)をその本質に沿った学べば、自分もその力を有用に活かせるのではないか」とお考えになっているのではないでしょうか。

今の時点で貴方が感じ取っている事、気が付いている事、思い描いている事に、おそらく、何1つとして「間違い」はありません。

文章には、あなたが思う通り、むしろ思っている以上の「力」があり、その本質は、あなたが気が付いている通り、人の「心理」にこそ、深く関係しています。

そして、そこまでの洞察が出来ている貴方であれば、コピーライティングをその本質から学ぶ事で、そのスキルを有用に活用していく事ができるようになります。

人が反応するようなコピーや文章が書けるかどうか。

それは結局のところ、その本質に気が付いた人が「そこを追求する文章を書いているかどうか」に左右される部分が非常に大きいからです。

文章は「書けば書くほど上手くなる」と言われている事もありますが、これは「コピーライティング」の視点で言えば、正しい側面もありますが、決して正しくは無い側面もあるのが実情です。

確かに文章は、書かなければ上手くはなりません。

ですが、少なくとも人が反応するようなコピー(文章)を書けるようになるには、ただ書けば良いのではなく「いかに相手(読み手)の心理を捉えながら文章を書くか」が重要となります。

書く事への集中、書く事の鍛錬で「文章の力」が伸びるのではなく、その中で相手(読み手)の心理洞察を繰り返し、その上で文章を書き、また、その文章を捉える読み手の心理を洞察する。

このような
「心理の洞察と共に文章を書く事の反復」によって、文章の力が伸びるという事です。

あとは、その心理洞察をどれくらい真剣に、本気で、行えるか、そして、その洞察した心理を踏まえて、どれくらい真剣に文章を絞り出していけるかどうか。

これが非常に重要であり、例えるなら、非常に大切な人、大切に思っている人への手紙を書くイメージが近いかもしれません。

その人が本当に大切な人なら、自分の手紙に綴る文章で、相手がどう思うか、どのような捉え方をするかを本気で考え、真剣にその心理を洞察するはずです。

そのような洞察を重ねながら、慎重に言葉を選んで文章を書き、それを読み返しては、また少し、ニュアンスが違う文章を修正する作業を繰り返していくのではないでしょうか。

まさに、そんな文章を毎日でも書き続けていれば、文章は必ず上手くなります。

ただ「ビジネス」の場に用いるコピーは
『決して一人の人が読むわけではない』というのが手紙との大きな違いかもしれません。

ですが、その「理屈」は同じであり、コピーの場合は見込み客となるような人達に宛てた手紙のようなものですから、まさに今、貴方が読んでいる、このコピー(文章)はそれにあたります。

貴方がこの一文一文を読んで何を感じているか、何を思っているかを洞察しながら、自分の大切な人に宛てて書いている手紙と同じくらいの意識で文章を形にしているという事です。



よって本書は、ただ表面的な「正しい文章の書き方」を指南するものではなく
『文章に対する読み手側の心理を読み取るための講義』傾倒する内容となっています。

そのような「心の動き」を捉えた上での文章の在り方、書き方を講義していく形となるため、その内容の多くは「心理学」や「読心術」と呼ばれるものに付随する内容になっているという事です。

ただ、ごく一般的に言われる「心理学」「読心術」といったものであれば、私などよりも遥かにその道に精通した学者や専門家が出版している書物などが幾らでもあると思います。

よって、本書では私しか出来ないであろうコピーライティング(文章)に特化した
「人間心理の動きを捉える為の講義」を展開しています。

その上で、本書を介して身につけて頂きたいスキルは、以下の3つに集約されます。

・読み手側が何を求めているのか(何を知りたいのか)を的確に読み取っていくスキル
・その読み手に対してどんなコピー、文章を伝えるべきかを的確に選び出すスキル
・与えたコピー、文章に対して読み手の心理がどう動いたかを読み取るスキル

まさに本書は、文章を介して読み手の「心理」を読み取る為の総合的なスキルを学ぶ事が出来るものになっています。

その上での読み手側の「心の動き」を洞察し、適切なコピーを与えていく為のスキルを身に付けられる内容になっているという事です。

よって本書は「文章をどう書くか」よりも「そこで何を書くべきか(そこで何を伝えるべきなのか)」を的確に判断していく視点、洞察力、その為のスキルを追求する内容になっています。

少なくとも、世間一般的に多くの人が学んでいる「コピーライティング」というものや、それを扱う書籍や教材は、文章そのものの「書き方」を言及しているものがほとんどです。

そのため『文章をどう書くか(どういう文章を書くか)』に主な焦点を当てたものが多い傾向にあります。

しかし、そのような「書く為のスキル」は、大前提として「何を書くべきか」が的確に判断できていなければ、活かす事のできない「二の次」の位置付けにあるスキルなのが実情です。

ただ、多くのライターやネット上でビジネスを展開しているアフィリエイターなどは、この「二の次の位置付けにあるスキル」ばかりを表面的に学んでしまっている傾向にあります。

「どう書くか(どういう文章を書くか)」ばかりに拘りを持ってしまい、それに先立つ
「何を伝えるべきか(何を書くべきか)という視点、洞察力が極端に欠けてしまっている」という事です。

多くのライター、アフィリエイターが書くコピー、ブログやメルマガの反応が薄い大きな要因は、そのような視点、洞察力が欠けている事にあると言っても、決して言い過ぎではないという事です。

私のコピーが他のコピーライターよりも遥かに高い「反応」を取り、安定した売上を維持し続ける事が出来ているのは「文章が上手いから」ではありません。

読み手の心理を捉える「視点」や「洞察力」が他のライターよりも優れている事が一番の要因に他ならないという事です。

それこそ文章そのものの上手さという点のみを言えば、私よりも文章が上手い人はたくさんいると思います。

私が書くコピーや文章よりも「コピーライティングのテクニック」をふんだんに散りばめているようなコピーや文章を書いているライターはたくさんいます。

ですが、そのような「上手い文章」や「コピーライティングのテクニックを散りばめたコピー」が、私の書くコピー(文章)より高い反応を取れているかと言えば、決してそうではありません。

どんなに「上手い文章」や「コピーライティングのテクニックを散りばめたコピー」を書いても、それに先立つ
『何を書くべきか(そこで何を伝えるべきなのか)』という視点がズレてしまっている。

そんな文章では、絶対的に、読み手側から高い反応を引き出す事はできないからです。

それこそコピーライティングの観点で見れば、非常にテクニカルな文章を書いているわりに、一向に文章の反応が高くならないようなライターは、

・読み手側が何を求めているのか(何を知りたいのか)を的確に読み取っていくスキル
・その読み手に対してどんなコピー、文章を伝えるべきかを的確に選び出すスキル
・与えたコピー、文章に対して読み手の心理がどう動いたかを読み取るスキル

この3つのスキルを身に付ける事が出来ていない傾向にあるという事です。

本当に反応を取れる文章を書き続けていくには、まさにここでお伝えした文章の「本質」を押さえいく必要があり、そのためには、以下のような4つのプロセスを辿っていく必要があります。

1:読み手側の考え、心理、心情を的確に読み取る
2:その相手に対して伝えるべきメッセージを的確に選び出す
3:そのメッセージを的確に文章にする
4:読み手の心理の流れを的確に読み取り、また的確なメッセージを選び出す

基本的な考え方としては、上記「1」→「2」の流れによって「文章の切り出し部分」を書き上げます。

そして、そこから「3」→「4」のプロセスを連続的にループし続けていく流れこそが「高い反応を引き出せる文章」を書き上げていくオーソドックスな流れになると思います。

その上で、私が先ほど提唱した、

・読み手側が何を求めているのか(何を知りたいのか)を的確に読み取っていくスキル
・その読み手に対してどんなコピー、文章を伝えるべきかを的確に選び出すスキル
・与えたコピー、文章に対して読み手の心理がどう動いたかを読み取るスキル

この「3つのスキル」は、先ほどの「4段階のプロセス」のうちの、

1:読み手側の考え、心理、心情を的確に読み取る
2:その相手に対して伝えるべきメッセージを的確に選び出す

3:そのメッセージを的確に文章にする
4:読み手の心理の流れを的確に読み取り、また的確なメッセージを選び出す

上記、赤文字にした「1」「2」「4」の段階で必要となるものになります。

対して、世間的に「コピーライティングのスキル」とされているものの大半は、上記の『3:そのメッセージを的確に文章にする』の段階においてのみ、用いていくスキルでしかありません。

つまり「1」「2」「4」のプロセスが完全に抜け落ちている状況で
『文章を書くスキル(文章をどう書くか)』という「3」の段階のみにおけるスキルばかりを懸命に勉強している。

そのような状況にあるのが、この業界でコピーライティングを(表面的に)勉強している人達の現実という事です。

ある程度でも「コピーライティング」と併せて「心理学」や「読心術」などを併せて学び、それらを少なからず、結び付ける事が出来ているコピーライターもいないわけではありません。

現にそのようなコピーライターであれば、最低限、相応の反応が取れる文章を書く事が出来ているはずです。

ただ、私が知っている限りでは「文章」と、読み手側の「心の動き」という点をしっかりと体系化した形で結び付けているコピーライティングの教材や書籍というものは目にした事がありません。

もちろん、ある程度は「読み手の心理を読み取る」というポイントが言及されているもあります。

ですが、読み手側に情報を与えた事による「心の動き」や、その動きを「読み取る」というところにスポットを当て、そのスキルを体系化しているようなものは皆無に等しいのが実状です。

だからこそ、私は先ほども掲げた3つのスキルによって、

・読み手の「心理」を読み取る事
・それに伴う「適切なメッセージ」を選び出す事
・そのメッセージを踏まえた「心の動き」を再び読み取る事


これらのような「コピーライティング」と「心の動き」というところに特化した教材をこうして作成させて頂くに至りました。

それが本書
「Million Writing [Idea] -The Mind Motion-」に他ならないという事です。

例えば、下記のような2人のコピーライターがコピーを手掛けていた場合、いざ、反応を取れる文章を書けるのはどちらでしょうか。

・ターゲットの心理を上手く読み取る事が出来ない文章が上手いライター
・ターゲットの心理を的確に読み取る事が出来る普通レベルの文章が書けるライター。


前者は、言わば「言葉運び」や「言葉の表現」が上手いだけのお客の気持ちが全くわからない無神経な営業マン。

対して後者は、決して口が立つわけでは無いものの、お客さんの気持ちをしっかりと理解できる営業マン。

この質問は
「上記のどちらが優秀な営業成績を残せるか」という問いに近いものだと思います。

言うまでも無く、営業マンとして好成績を残せるのは後者の「お客さんの気持ちをしっかりと理解できる営業マン」の方になるはずです。

それこそ、自分自身が「どちらの営業マンと関わりたいか。」で考えてもらえれば、これは必然的に出てくる答えではないかと思います。

そして、これは「文章」においても同じです。

読み手から望むべく「反応」を引き出せるコピーを書けるのは「文章が上手いだけのライター」が書いたコピーではなく「ターゲットの心理を的確に読み取る事が出来るライター」に他ならないという事です。



コピーや文章は「顧客心理」や、読み手側の「心の動き」を的確に読み取れるようになれば、俗に言われる「文章力」というものは人並みで全くもって問題ありません。

コピーライティングにおける表面的な「テクニック」などを一切、駆使せずとも、十分に「反応が取れるコピー(文章)」が書けるようになります。

むしろ、どんなに表面的な文章力やライティングのテクニックを身に付けても、読み手側の心理を洞察するスキルが欠けている限り、高い反応を引き出せるコピーや文章を書き上げていく事はできません。

それこそ、ただ表面的なコピーライティングのテクニックばかりを詰め込んだだけのコピーや文章は、ただ過激な言葉や無神経な売り文句ばかりが並んでしまう傾向にあります。

そのようなコピーは、ネット上や、情報商材業界などに溢れていると思いますので、見覚えがあるはずです。

まさに
「お客の気持ちが全くわからない無神経な営業マンの押し売りのようなコピー」が溢れていると思いませんか?

そのような状況だからこそ、然るべきスキルを習得してしまえば、その時点で、ネット上に溢れてるコピーよりも、遥かに高い反応を引き出せる文章を自在に書き上げていく事が可能になります。

「上手い文章の書き方」や「コピーライティングのテクニック」などの二次的なスキルを学んでいくのは、その後でも決して遅くはありません。

それどころか「上手い文章の書き方」や「コピーライティングのテクニック」などは、それに先立つ本質的なスキルを身に付けた後にこそを
「本当の意味で有効に活かしていくことが可能になる」という事です。

コピーライティングの原則および本質は、それを学び始める前の段階、また、それらをある段階まで学んでいくほど、多くの人は「奥が深い」と考え、その1つ1つの原理原則を難解に捉えていく傾向にあります。

ただ、それを突き詰めたところにあるのは「二元論的な視点(物事を2つの原理から捉える視点)」であり、究極的にコピー(文章)の良し悪しは、

・「正」の心理、心情に結び付くコピー(文章)
・「負」の心理、心情に結び付いてしまうコピー(文章)


このどちらかに分類されていくものになります。

よって、そのコピーにおける主張、文章が与えていく読み手側の心理から、それがプラス方向に働くものなのか、マイナス方向に働くものなのか。

原則的に、読み手側の「心の動き」にあたるものは、結局のところ、このどちらかでしかありません。

このような二元論的な視点こそが「コピーライティング」における、極めてシンプルな1つの「本質」と言っても過言ではないわけです。

読み手の心情・イメージがプラス方向に働くコピーや文章には、必ず、そこに何らかの「正方向の心理要因」が存在しています。

逆にそれがマイナス方向に働くコピーや文章の中には必ず「負の方向に作用するの心理要因」が存在しているわけです。

突き詰めて言えば、コピーライティングの原理原則や本質、そして反応が取れるコピーと取れないコピーの要因は、全て、この二元論的な考え方で説明付けていく事ができます。


二元論:世界や事物の根本的な原理として、それらは背反する二つの原理や基本的要素から構成される。または二つからなる区分に分けられるという考え方、概念。

二元論は数多くの哲学論や神学、善悪論などに用いられる概念の1つですが、コピーライティングは基本的に「人間心理」を扱うもの(訴求するもの)に他なりません。

故に、コピーや文章に対しての「反応(訴求)」における原理原則は、その人間心理を「正と負、善と悪といった二元論から捉えていく事でほぼ全て説明付けていくことが出来る」という事です。



全てのコピー、文章には読み手の心情、イメージに対して影響を与える「正の心理要因」と「負の心理要因」が存在します。

それらが読み手の心情、イメージに対してプラス方向、マイナス方向へ「影響」を与えていくという事です。

故に、その「負の心理要因」を可能な限り排除し、更に「正の心理要因」のみを多分に散りばめたコピー、文章を作り上げていけば、当然そのような文章からは高い反応が見込める事になります。

マイナス方向へのイメージに繋がってしまう「負の心理要因」は全て排除し、プラス方向へのイメージへ繋がっていく「正の心理要因」のみで構成された文章であれば、高い反応を取る事が出来るのは当然です。

ですが、現実として、世の中の大半の反応が取れていないコピーは、その文章の中に「負の心理要因」を散りばめてしまっています。

と言うのも、書き手側の意識としては「プラス方向へ作用するだろう」と思っている文章が、読み手側の目線では、マイナス方向へと繋がる「負の心理要因」となっている事が非常に多い傾向にあります。

これは多くのライターが「正の心理要因」と「負の心理要因」を本質的に理解できていないからであり
「それが反応の取れないコピーや文章を書いてしまう最大の要因になっている」という事です。



文章における負の要因を取り除き、正の要因のみを積み上げていく事。

本書
「Million Writing [Idea] -The Mind Motion-」で追及している本質的な真理は、実際のところ、この一点に尽きます。

冒頭でお見せした、本書の以下のような題目は全て、この本質的な真理の追究を前提とする内容になっているという事です。









Module-0:Introduction
はじめに
心の動きとは
心の動きを学ぶ事の意義

Module-1:Principle -原則-
反応との対話
俯瞰と自己分析
正の要因と負の要因

Module-2:Curiosity -好奇心-
意欲の始発点
好奇心の要因
印象の要因
想像性の要因
好奇心と連鎖反応
意欲の着地点

Module-3:Sympathy -共感- 
俯瞰視の要因
認識と理解
猜疑心と根拠
論理と整合性
共感の原則
思考と解釈

Module-4:Action volition -行動意欲- 
行動意欲と思考
利得と損失
要因の透明性
心の動きと行動意欲

Module-5:Negative factor -負の要因-
損失回避の原則
負の心理とその要因
好奇心と無関心
納得と疑念
共感と反感
意欲と懸念

Module-6:Mind Motion-心の動き-
意識とイメージ
想像と誘導
集中と散漫
感情と心情
否定と肯定
虚栄と謙虚
親近感と信憑性
距離感と違和感
心の動きを捉えるチェックシート
あとがき


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289
291
295
309
331
337

 
全 339P<約212,223字>

PDFテキスト提供価格:11,800 円(税込)





上記の価格設定は、こちらに先立って公開している『the Million Writing』のコンテンツ量と内容に対する価格帯が【税込3980円】というものでしたので、これを「基準」とさせて頂きました。

本書のコンテンツボリュームは全339ページで21万文字を超えるようなテキストとなっています。

前作『the Million Writing』のコンテンツボリュームは約200P、11万文字ほどでしたので
「本書はその2倍近いコンテンツ量」という事です。

そして、そのコンテンツ内容に関しては「文章」においては、前作『the Million Writing』よりも、よりコアで本質的な内容になっています。

それらを踏まえて、本作の提供価格は、前作『the Million Writing』の3倍ほどの価格帯を設定させて頂きました。

前作『the Million Writing』も極めて高評価を頂いているコンテンツである事に違いはありません。

ですが、こちらは「セールスレターを書く」という点に特化したところがあったため、汎用性(用途の多様性)には、やや乏しい教材になっていたと思います。

その汎用性(用途の多様性)を踏まえれば、今回の『Million Writing [Idea]-The Mind Motion-』は
「前作『the Million Writing』の3倍以上の価値は十分に付けられる内容」です。

つまり「11800円」という今回の価格帯もまた、前作『the Million Writing』と同様に「破格のコンテンツだった」と思って頂ける内容になっているという事です

今回のコンテンツは「心の動きとコピーライティング」というテーマを明確にした上で、そのテーマに沿ったコンテンツのみを、ほぼ完璧な形で仕上げられたと自負しています。

よって、今回のコンテンツには、それ以外の「付属コンテンツ(付属マニュアル、特典コンテンツなど)」のようなものは、あえて、何もお付けません。

これだけに全ての「時間」と「集中力」を注ぎ込んでください。

それこそ、内容的な汎用性(用途の多様性)は、貴方が「人生」において今後、書き上げていく全ての文章において有用性を発揮できるものになっているはずです。

ブログの記事であろうと、メルマガの文章であろうと、個人間のメールであろうとSNSへの投稿であろうと関係ありません。

貴方が生涯において手掛ける事になるコピー、文章の「質」は、本書を手に取り、その内容を血肉にして頂くほど、その全てが確実に向上していきます。

文章の教材として、それ以上に望まれる事など、何も無いはずですし「お金を稼ぐ」という程度の話なら、ある程度のレベルで十分に、それに困る事はなくなるはずです。

もちろん「成約率」という点では、ここであれこれと貴方のお役に立てそうな追加コンテンツを提案する事で、わずかながら、その数字を引き上げる事もできたと思います。

ですが、今回の本書『Million Writing [Idea]-The Mind Motion-』に関して言えば
「そもそもこれに見合うような追加コンテンツが無い」というくらい完成度が高い内容になっているという事です。

−ただ、こちらの購入者様だけに今後、提案できるオファーなどはあると思いますので、そのようなものは、今後、ご案内させて頂くかもしれません。

今回、この手紙でお伝えしたかった事は「コピー(文章)」において、本当に重要な事は何なのか。

その「答え」については、ここでほぼ全て、お伝えできたと思います。

そして、その答えに沿った文章を書くために必要なスキルは、学んでいただく上では、本書が間違いなく、その最高水準にあるものだと思います。

今、世界中の「ライティング」の書籍を探し回ったとしても、この分野の原理原則をここまで具体的に文書化できるコンテンツは、おそらく、他にはありません。

ただ、そう言い切るからには、以下のようなお約束は最低限、させて頂きます。

もし、貴方の主観の範囲で「こちらの方が優れている」と思えるようなテキスト、書籍などがあれば、私に教えてください。

最低限、私の方でも、その情報量、内容などを確認させて頂きますが、私の主観ではなく、十分な客観性を踏まえて「人によっては、こっちの方が優れたテキストだと感じる可能性もある」と判断した場合。

今回の購入代金に加え、そのような貴重な情報を教えて頂けた事への感謝(およびお詫び)としてご返金額とは別に+3万円の謝礼金をお支払いさせて頂きます。

※自信があるなら、謝礼をもっと、というお気持ちも分かりますが、これを「現実的な保証にする事」と「現実的な保証として捉えて頂く」という上でも謝礼は「別途+3万円」とさせて頂きました。

この「お約束」をもって、今回のご案内でお伝えした事は全てお話しさせて頂きました。

ちなみに、この手紙は本書『Million Writing [Idea]-The Mind Motion-』の序文のような内容にもなっています。

本書の冒頭部分でお伝えしたい事が、ほぼそのままこの手紙でお伝えしたい事だったという話なのですが、本書では、ここから「本題」に入っていくというわけです。

よって、この「講義」は、そのまま「本編」の方に続いていく流れになりますので、もし、ご興味があれば、引き続き、お付き合いください。

貴方のお申込みを心より、お待ちしております。









Module-0:Introduction
はじめに
心の動きとは
心の動きを学ぶ事の意義

Module-1:Principle -原則-
反応との対話
俯瞰と自己分析
正の要因と負の要因

Module-2:Curiosity -好奇心-
意欲の始発点
好奇心の要因
印象の要因
想像性の要因
好奇心と連鎖反応
意欲の着地点

Module-3:Sympathy -共感- 
俯瞰視の要因
認識と理解
猜疑心と根拠
論理と整合性
共感の原則
思考と解釈

Module-4:Action volition -行動意欲- 
行動意欲と思考
利得と損失
要因の透明性
心の動きと行動意欲

Module-5:Negative factor -負の要因-
損失回避の原則
負の心理とその要因
好奇心と無関心
納得と疑念
共感と反感
意欲と懸念

Module-6:Mind Motion-心の動き-
意識とイメージ
想像と誘導
集中と散漫
感情と心情
否定と肯定
虚栄と謙虚
親近感と信憑性
距離感と違和感
心の動きを捉えるチェックシート
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337

 
全 339P<約212,223字>

PDFテキスト提供価格:11,800 円(税込)






私の思想、思考は、基本的に「本質至上主義」です。

その物事の根底にあるもの、その本質にあるものは何か。基本的にはそこだけを見て、そこだけを徹底的に追及します。

そうなると、大抵の物事で追及する事になるのは、結局のところ「人」であり、その「内面(精神・意識・思想・心理)」に行き着きます。

ですから、私は実際のところ「文章の書き方」「コピーライティング」といった分野の書籍を介した勉強などは、ほとんどしていません。

もちろん、全くしていないわけではないですが、人の内面を追求するための「学び」に要した時間と対比するなら、文章そのものの書き方などを学んだ割合は1割にも満たないと思います。

つまり、文章において、私が勉強してきた事の9割以上は、文章に伴う人の「心理」や「心の動き」であり、本書は
「その集大成に他ならない」という事です。

例えば、その一例として、心理学の学説に「意識の流れ(Stream of consciousness)」というものがあります。

これは米国の心理学者ウィリアム・ジェームズの論文によるもので、一般的(学説的)には、人間の意識の中の「無意識・イメージの流れ」を考察する概念とされています。

(この学説をここで詳しく説明すると、この「追伸」だけでこの手紙が2〜3倍の長さになってしまうため、ここでは「そういう心理学の学説がある」という範囲で留めさせてください。)

ただ、これを「文章」に転用したのが、20世紀を代表する大長編小説と言われているジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』などであり、文学の世界では、この技法が度々、使われています。

日本の作家では、ノーベル賞作家である川端康成が「意識の流れ」の技法を駆使した『水晶幻想』という小説を手掛け、こちらは「新心理主義の影響下にある日本文学の代表作」と言われています。

そんなウィリアム・ジェームズの『ユリシーズ』も、川端康成の『水晶幻想』も、私は「意識の流れ」を踏まえた文章が、どう読み手の解釈、想像力に影響を与えているか、といった視点で研究の対象にしてきました。

そのような技法も、まさに今回の手紙などでは、その冒頭部分などで普通に実用しています。
(興味があれば、川端康成の『水晶幻想』を実際に読んで頂くと、なるほどと思う部分があるかもしれません)

もちろん、ここで名前を挙げた「意識の流れ」は、私が数多く学んできたものの一例に過ぎません。

ですが、このような心理学の論文などから派生した文学的な技法、その技法を使った小説の研究など、おそらく私は、コピーライターの誰も手を出していない分野の文章と心理の研究を継続的に行っています。

誰よりも、この分野の追求と研究を広く、深く行っている自負があるという事です。

是非、このような形で私が多方向から培い、追求してきた文章の真理を、この機会に学んでいただければ幸いです。









Module-0:Introduction
はじめに
心の動きとは
心の動きを学ぶ事の意義

Module-1:Principle -原則-
反応との対話
俯瞰と自己分析
正の要因と負の要因

Module-2:Curiosity -好奇心-
意欲の始発点
好奇心の要因
印象の要因
想像性の要因
好奇心と連鎖反応
意欲の着地点

Module-3:Sympathy -共感- 
俯瞰視の要因
認識と理解
猜疑心と根拠
論理と整合性
共感の原則
思考と解釈

Module-4:Action volition -行動意欲- 
行動意欲と思考
利得と損失
要因の透明性
心の動きと行動意欲

Module-5:Negative factor -負の要因-
損失回避の原則
負の心理とその要因
好奇心と無関心
納得と疑念
共感と反感
意欲と懸念

Module-6:Mind Motion-心の動き-
意識とイメージ
想像と誘導
集中と散漫
感情と心情
否定と肯定
虚栄と謙虚
親近感と信憑性
距離感と違和感
心の動きを捉えるチェックシート
あとがき


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PDFテキスト提供価格:11,800 円(税込)