コピーライティングとカレーライス。

宇崎です。

私は時折、コピーライティングにおける「師匠」の事を
このブログやメールマガジンの方で紹介しています。

そんな師匠と私のビジネススタイルは、
基本的に手元にパソコンさえあれば、
どこでも仕事が出来てしまう為、
互いの仕事のやりとり等は、ほぼ完全にメールかスカイプです。

仕事の用事で顔を合せる事はほとんどありません。

逆に顔を合せるのは「遊ぶ時」くらいです。

そんな師匠の自宅に伺った際などは、師匠がスカイプで
自身のクライアントさんにコンサルを行っている事があり、
その内容を「盗み聞き(笑)」させて頂く事が
実は私のちょっとした楽しみでもあります。

それを聞いているだけでも非常に勉強になるからです。

そのような「盗み聞きさせて頂いたコンサル通話」の中で、
先日、私的に非常に面白いと思える講義がありましたので、
今日はその講義内容の方を記事にさせて頂きたいと思います。

題してコピーライティングとカレーライス(笑)

早速いってみましょう。

コピーライティングとカレーライス。


これは師匠がご自身のクライアントさんに対して、
コピーライティングというスキルについてと、
そのスキルを使ってセールスレターや
ブログなどの記事を書いていく事について講義していたものです。

その講義内で師匠は特定の目的を持って、
読み手を「成約」や「何らかの行動」に落とし込んでいく文章、
すなわち「セールスレター」やそういった目的の「記事」を書く行為を

「カレーライス作り」

に例えていました。

実際にカレーライスを作る事をイメージしてみてください。

あなたがまず最初にやるべき事は何ですか?

もしその作り方も分からない段階にあるなら、
まずはその「作り方」を調べて頭に入れる事だと思いますし、
その作り方がわかっても「材料」が無ければ作る事は出来ません。

よって、カレー作りの為に最初にやるべき事は、

・作り方を頭に入れる事
・材料を揃える事


だと思います。

師匠曰く、これをセールスレター等の作成に置き換えるなら、
その“材料”が「その商品のアピールポイント」にあたり、
その“作り方”が「コピーライティングのスキル」にあたるそうです。

つまりセールスレター等を作成する為にまず必要な事は、

・コピーライティングの原理原則を頭に入れる事
・その商品のアピールポイントを揃える(知る)事


この2つのステップを踏んでいく事にあり、
この2つのプロセスを抜きにセールスレター等を書いても
まず成約が取れるセールスレターを書く事は出来ません。

これは間違った作り方、適切ではない材料でカレーを作っても
まず「おいしいカレー」を作る事が出来ないのと同じです。

おいしいカレー(成約の取れるセールスレター)を作るには、
適切な材料(適切なアピールポイント)を揃えた上で、
正しい作り方(正しいコピーライティングの原理原則)が、
何を差し置いても「必要不可欠である」という事です。


まずは「正しい作り方」を知り「適切な材料」を揃える事。


そのコピーライティングにおける原理原則に相当するものは、
まさにこのブログで幾度と扱っているものになりますが、
その「適切な材料」に相当するものとしては、

“その商品におけるターゲットの悩み、願望を満たせる要素”

がその「適切なアピールポイント」にあたります。

だからこそセールスレター等を書いていく際は、
まずターゲットとなる人達が何に悩み、
何を望んでいるのかをリサーチする必要があるのです。

そのようなリサーチを行い、ターゲットを理解してこそ、
その適切なアピールポイントが見えてきます。

カレーライス作りに例えて言うのであれば、

“おいしいカレーを作る為の材料を揃えられる事”

になるわけです。

このカレーライス作りを例として考えて頂ければ、
いかにコピーライティングにおいて、
事前のターゲットリサーチが重要かが分かると思います。

そして実際に揃えた材料(アピールポイント)を、
どう調理していくか、どういう順番で調理していくか。

その「作り方(調理法)」に相当するものが、
他でも無い「コピーライティング」というスキルなのです。

そしてその「材料」を「アピールポイント」とするなら、
そういった「材料以外の言葉」は隠し味となるような
香辛料やスパイスなどに相当するものになります。

安易なもので言えば「究極」「極上」「最新」などのフレーズも
そのスパイスのようなものに相当しますが、
コピーライティングのスキルにはそのような
香辛料、スパイスに相当するものが多数存在します。

実際に成約が取れているセールスレターには、
そのようなスパイスに相当するような隠し味的なワードが、
随所随所に散りばめられているのです。


材料とスパイスを活かす為のスキル=コピーライティング。


つまりろくにターゲットのリサーチもせず、
コピーライティングのスキルも学ばずに書いたセールスレターは
材料も揃っていない状況から正しくない手順で作られた
ろくに香辛料もスパイスも効いていないカレーと同じであり、
そのようなセールスレターからモノが売れていくはずがありません。

おいしいカレー=成約が取れるセールスレター

であるとするなら、それをきちんと作っていく為には、
適切な材料をまず揃えていく必要があり、
その材料を活かせるスキルを身に付けていく必要があるという事です。

それらを疎かにしておいしいカレーを作る事は出来ないのと同様に、
決して「結果に繋がる文章」を書いていく事も出来ないからです。

ただ、インフォプレナーーやアフィリエイターの中には、
ろくな「材料」も揃えず、その「作り方の原則」もままならない状況で、
そのセールスレターや記事を書いている人がたくさんいます。

言わば根本的なリサーチ不足、勉強不足という事です。

そのような状況で「おいしいカレー=成約が取れる文章」は、
まず作り出せませんので、もし思いあたる節がある場合は
きちんと自分が売り込みたい商品のターゲットが
何に悩んでいるのか、何を望んでいるのかをリサーチしてください。

そしてそのアピールポイントをきちんと揃えた上で、
コピーライティングの原則をしっかりと学び、
それに沿った順序で、スキルを駆使して、
そのアピールポイントを1つ1つ文章にしていくべきという事です。

これはおいしいカレーを作っていく際、
まずはカレーを作る為に必要な「材料」を揃え、
正しい「作り方」に沿って材料を調理していく事と同じであり、
師匠はこれを1つの「例」として講義していたわけですね。

勿論、これは完全な「例え話」ですので、
ピンと来るかどうかは人それぞれ個人差があると思います。

ただ、こういったユニークな例え話を対話形式のコンサルの中で
自然に持ち出していく師匠のセンスはやはり流石だと思いました。

師匠がそのクライアントに伝えたかった事は、
コピーライティングのスキルというものが
実質的にどういう位置付けにあるものなのか。

そしてセールスレター等を作成していく際のリサーチ、
それに伴う「商品の強み(アピールポイント)」を
明確にしておく事がいかに重要か、ということです。

その例え話としては、私的にはまさに絶妙なものだと思いましたので、
今回はそのコンサル内容を私なりにシェアさせて頂きました。

コピーライティングというスキルの捉え方や、
成約が取れる文章を書いていく際、
いかに先立つリサーチや商品の強みを理解しておく事が重要か。

あなたにとって今回の記事が、
これらの「気付き」に繋がったなら幸いです。

K.Uzaki

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