意識の流れ-ノーベル賞作家、川端康成も駆使した文章の技法。

こちらのブログで、時折ご紹介している、
私、宇崎の「師匠」のメルマガからの転載記事ですが、

『意識の流れ-ノーベル賞作家、川端康成も駆使した文章の技法。』

という表題で配信していたメルマガの方に、
師匠独自の勉強方法(学習法)についての記述もありましたので、
以下に、そのメルマガ講座の原文をそのまま転載させて頂きます。

意識の流れ-ノーベル賞作家、川端康成も駆使した文章の技法。

私の思想、思考は、基本的に「本質至上主義」です。


その物事の根底にあるもの、その本質にあるものは何か。


基本的にはそこだけを見て、そこだけを徹底的に追及します。


そうなると、大抵の物事で追及する事になるのは、
結局のところ「人」やその「心理」についてであり、
その「内面(精神・意識・思想・心理)」へと行き着く事になります。


ですから、私はコピー(文章)を書く事を主な本業としているのですが、
実際のところ「文章の書き方」「コピーライティング」といった分野においては、
その関連書籍などを介した勉強などは、ほとんどしていないのが実情です。


もちろん、全くしていないわけではないですが、
人の内面を追求するための「学び」に要した時間と対比するなら、
文章そのものの書き方などを学んだ割合は1割にも満たないと思います。


つまり、文章において、私が勉強してきた事の「9割以上」は、
文章に伴う人の「心理」や「心の動き」などに他ならないという事です。


例えば、その一例として、心理学の学説に


「意識の流れ(Stream of consciousness)」


というものがあります。


これは米国の心理学者ウィリアム・ジェームズの論文によるもので、
一般的(学説的)には、人間の意識の中の


「無意識・イメージの流れを考察する概念」


とされています。


そして、これを「文章」に転用したのが、


「20世紀を代表する大長編小説」



と言われているジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』などであり、
文学の世界では、この技法が度々、使われています。


日本の作家では、ノーベル賞作家である川端康成が、
実際に「意識の流れ」の技法を駆使した


『水晶幻想』


という小説を手掛け、こちらは


「新心理主義の影響下にある日本文学の代表作」


と言われています。


そんなウィリアム・ジェームズの『ユリシーズ』も、
川端康成の『水晶幻想』も、私は「意識の流れ」を踏まえた文章が、


「どう読み手の解釈、想像力に影響を与えているか」


といった視点で、実際に研究の対象にしてきました。


そのような技法も、まさに以下のコピーでは、
その冒頭部分などで普通に実用しています。

↓↓↓

The Mind Motion-心の動きとコピーライティング-
https://admall.jp/af.php?shn=10001757&aff=10000023


それこそ、もし興味があれば、
川端康成の『水晶幻想』を実際に読んで頂き、
その上で、私のコピーを併せて読んでいただくと、


「なるほど・・・」


と思う部分があるかもしれません。


もちろん、ここで名前を挙げた「意識の流れ」は、
私が数多く学んできたものの一例に過ぎません。


ですが、このような心理学の論文などから派生した文学的な技法、
その技法を使った小説の研究など、おそらく私は、
コピーライターの誰も手を出していない分野の文章、
そして、それを捉える心理の研究を行っているんじゃないかと思います。


誰よりも、この分野の追求と研究を広く、深く行っている自負があるという事です。


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書籍、論文などの文献をどう取り込み、落とし込むか。
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実際に私は上記で挙げたような文学の分野だけではなく、
心理学、脳科学、哲学、宗教、道徳、善悪論などなど、
とにかく多用な分野の書籍や論文に相当、目を通してきています。


その中には、和訳されていないような古典や論文もありますから、
学習、研究の対象にしてきている情報量だけでも、
まず、同世代のコピーライターなどの比ではないと思います。


ただ、そこまで膨大な書物、文献に目を通していくと、


「それらをどうやって自分の中に落とし込んでいくのか」
「そもそも、そこまでの膨大な情報を落とし込めるのか」


という話になってくるのですが、これに関して言えば、
私はもともと書籍や文献などに目を通していく際、
その内容や要点を自らの視点も交えた形で自らテキスト化し、
インプット(「知識」としての本格的な吸収)を図るようにしています。


基本的に同じ書籍や文献を2度、3度と読み返すような事はなく


「あの論文に書いてあった、あの文献を改めて目を通したい」


といった場合は、私が自らテキスト化した資料の方を読み返すわけです。


とくに私は膨大な情報量、数の古典や論文などに目を通している事もあり、
それぞれの文献に書き納められていた内容の全て、1つ1つを、
完璧に記憶して把握していく事は、まずできません。


よって、


「改めて、目を通す事になる可能性がある文献」
「より強固な知識として、しっかりと落とし込みたい文献」


これらに該当するものは、その内容、要点をまとめて、
個別の資料(テキストデータ)を自ら作成して保存するようにしています。


その内容や要点をまとめたものをテキストに落とし込んでおけば、
いざ、その情報や文献へのアクセスが、かなりスピーディになるからです。


少なくとも、書籍や紙媒体の資料に付箋を入れておくような形では、
何百冊という書籍や資料に大量の付箋・・・という状況になってしまうため、
それらから特定の文献を探し出すというのは、あまり現実的ではありません。


その点において、一度目を通した書籍や論文の内容や要点をテキスト化しておけば、
自らデータ化したテキストから「キーワード検索」なども行えるようになるため、
意図する情報へのアクセスも非常に早くなります。


そして、そのような文献を自らテキスト化(データ化)していく工程は、
その内容の「理解」を更に深められるメリットもあります。


そういった点も含めて、私は必ず、一度、目を通した書籍や論文は、
その内容や要点を自らの文章で改めてテキスト化して、
その資料(データ)を保存しておくようにしているわけです。


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膨大な文献を「自分のため」にテキスト化した資料 -知識の源泉。
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そして、そのような形で「自分のため」にテキスト化してきた資料の一部が、
先日より「特典」としてご案内している、以下の「知識の源泉」になります。


■知識の源泉 PDF(11月31日までの限定特典)
https://copyrighting-supremeprinciple.net/gensen/


よって、こちらで提供しているコンテンツは、
あくまでも私自身が、改めて、その文献を再確認する目的や、
その内容の理解を、より深めるために作成していたものでした。


ただ、その「テキスト(資料)」を、
たまたま知人の会社社長が目にする事があった際、
それを興奮気味に欲しがったというエピソードがあったわけです。


「この資料、めちゃくちゃいいですね!」
「本條さんって、こういう事をこんな感じで勉強してるんですね!」


と、その社長さんはかなり興奮していたのですが、
私としては、自分の「頭の中」を覗き見されたような感覚と、
努力(勉強をしている自分)を人に見られることへの羞恥もあり、
少し気恥しい思いをした事を、今も鮮明に覚えています。


その社長さんは、そのまま、その資料の読み入るようになってしまったため、
色々とお世話になっていた社長さんだった事もあり、
その場でデータ一式(のコピー)をそのまま差し上げました。


-それ以降、その社長さんが経営する会社が
その後、業績をどんどん伸ばしていく事になったのは、
私がその資料をごっそりと渡してあげたからなんです・・・


とまで言うつもりはありません(笑)


ですが、少なからず、その資料がお役に立ったはずであり、
彼の人生に何らかの「影響」を与えた事は間違いないと思います。


それらの資料一式の内容、文献の数々は、私自身が培ってきた知識そのものであり、
私自身の価値観、思考、生き方に影響を与えてきたものに他ならないからです。


ただ、その社長さんには、私がそれまでに作成してきた資料を、
そのままの形で、そっくりそのまま提供したのですが、
それは気の知れた仲の知人との個人的なやりとりであったからであって、
さすがにその資料を「コンテンツ」として、多くの人に提供するには、
そのままの形ではあまりにも情報が散乱している状況でした。


もともとは私が自分用(自分の為だけ)に作っていた資料であったため、
情報の並びやカテゴライズなどがそこまで整理されているとは言えない状況であり、
私でなければ理解できないような書き込みやメモ書きなども
数多く含まれるような内容になっていたからです。


そこで、今回のコンテンツ提供にあたり、その資料を可能な範囲で整理し、少なからず、
そのまま多くの人に提供できるような形で、その資料をコンテンツ化させて頂きました。


それが、こちらの『知識の源泉』であるという事です。


■知識の源泉 PDF(11月31日までの限定特典)
https://copyrighting-supremeprinciple.net/gensen/


こちらの案内資料には「知識の源泉」の全コンテンツの題目と、
そこに収録されている参考文献の一覧も記載しています。


その一覧だけでも心理学、哲学などの文献が100冊以上並んでいますので、
哲学や心理学関連の書籍や論文、100冊に目を通すという時点で、
そこに費やす時間がどれだけ膨大になるか想像に難しくはないはずです。


一生を費やしても、このような分野の100冊もの文献に、
しっかりと目を通す事が無いような人も多いのではないでしょうか。


ただ、そのような人でもこちらのコンテンツに目を通して頂ければ、
その100冊以上に目を通したに等しい知識が得られるとまでは言いませんが、
少なくとも、私がそれらを目にして「書き留めた内容」は全て把握できます。


要するに、私が「重要」「実用性がある」「落とし込んでおきたい」
-そのように感じた内容、要点は一通り、網羅できるという事です。


まさに今回のコピーライティングの教材と共に手にして頂く上では、
絶妙なほどマッチングしている内容ではないかと思いますので、
是非、こちらのコンテンツも併せて手にして頂ければと思います。


以上、師匠の方から頂いたメルマガ講義、

『意識の流れ-ノーベル賞作家、川端康成も駆使した文章の技法。』

でした。

師匠曰く、この「知識の源泉」は、あと10~20冊は作れるそうなので、
今回の「知識の源泉」の対象となった100冊さえ、そのごく一部という事になります。

「誰よりも多くの文章を読んで、誰よりも多く文章を書いている人。」

私の師匠は、そういう人なので、彼の実績はまさに「必然的」なのですが、
今回は是非、そのスキルを教材(本編)の方で存分に自分のものにしてください。

そして、その「知識」「思考」には『知識の源泉』の方で、
是非、その一端に触れてみて頂ければと思います。

↓↓↓

■師匠の語彙・思想・知識の源泉 PDF(11月31日までの限定特典)




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