「聖書」「資本論」-世界を塗り替えた「文章」の共通点。

こちらのブログで、時折ご紹介している、
私、宇崎の「師匠」のメルマガからの転載記事ですが、
本日は、以下の表題によるメルマガ講座の原文をそのまま転載いたします。

「聖書」「資本論」-世界を塗り替えた「文章」の共通点。

原則として「コピーライティング」というスキルは、
そのコピー(文章)の対象となる読み手の側の「心理」を訴求し、
然るべき「反応」を引き起こしていくスキルに他なりません。


その「反応(レスポンス)」を得る事よって、
時に読み手側に「興味」や「関心」といった心理を引き出し、
また、時に「信頼」や「尊敬」といった心理を引き出し、
そして、時に「行動」を促して商品の成約(購入)へと見込み客を導きます。


そのような「然るべき反応(レスポンス)」を、
引き出すべくして引き出していくスキルこそが


「コピーライティング」


というスキルに他ならないわけです。


よって、


コピー = 広告文


このような解釈の上で言えば「コピーライティング」は、
ビジネス上(営利目的上)の広告(コピー)を書くためのスキルと言えます。


ですが、人に影響を与え、人を動かす事が出来る文章のスキルは、
ビジネスの場に限らず、あらゆる場面で有用に生かす事ができるはずです。


現実として「文章」というもの自体が、
SNS、メール、LINE、文書のやりとりなどを介して、
世の中の多く人が日常的に使用しているものに他ならないからです。


また、人に影響を与え、人を動かす事が出来る文章のスキルは、
時に「社会」や「世界の情勢」さえも動かしてしまう事が出来るほど、
極めて強力な「影響力」を及ぼしてしまうものでもあります。


例えば、世に「キリスト教」を広めた聖書(旧約聖書・新約聖書)や、
社会主義・共産主義思想を世界中に芽生えさせたカール・マルクスの資本論。


これら、まさに「文章の力」によって


『世界に絶大的な影響を与えた文書の代表格』


と言えるのではないでしょうか。


聖書はキリスト教の「聖典」であり、資本論は政治経済における「論文」ですが、
どちらも「文章」によって、それらを手にした人達に大きな影響を与え、
その価値観までを変えてしまっている点に変わりはありません。


イエス・キリストの死後、言葉の壁を超えて、
世界中にキリスト教が普及し続けた背景にあるものは


『聖書に収められている文章の力』


に他ならないと思います。


そこに書かれている内容(文章)に多くの人が反応し、共鳴したからこそ、
こうしてキリスト教は何世紀にも渡って普及を続けているわけです。


また、マルクスの資本論は「ソビエト連邦」という社会主義国家を生み出し、
いわゆる東側諸国(ソビエト経済圏)と西側諸国(米・欧州経済圏)との
40年以上にも及ぶ「冷戦」と呼ばれる時代を作り出すに至りました。


一般論として、その時代を肯定的に捉える人は少ない傾向にあるため、
ここではあえて「元凶」という言葉を使わせて頂きますが、
そのような「冷戦」の時代を作った「元凶」は当時における各国の権力者達。


ソ連のヴラジーミル・レーニン、ヨシフ・スターリンや中国の毛沢東などや、
そのような権力者を支持した多くの人達が、マルクスの資本論(論文)に反応し、
社会主義、共産主義という社会体制を作り出そうと共鳴した事に起因しています。


現実として、たった1つの「論文」が一国の体制を変え


「世界を二つ(東側諸国と西側諸国)に分離してしまう影響力を及ぼした」


という事です。


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1つの文書が宗教的秩序を作り、世界を二分したという事実。
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ちなみに世間一般的な解釈では、ソビエト連邦の崩壊によって、
資本論で提唱されていたマルクスの掲げた経済体系は
社会主義、共産主義の理想は「誤りだった」とされています。


その見解には諸説ありますが、資本論で提唱されていたマルクスの経済理論、
その社会体系の在り方が「誤りだった」と仮定したとします。


その場合、当時の東側諸国の権力者や、その権力者を支持した多くの有権者達は、
その「誤った経済の理論や社会体系」を支持していた事になります。


そこに書かれている内容が「誤り(真実ではない)」であるとしても、
その文章そのものに力(説得力)があれば、その文章は現実として、
多大な「反応」を生み出してしまうという事です。


これは、1つの文章における「反応」は、
その内容における「真偽の是非」ではなく


『文章そのものの良し悪し』
(多くの人が反応してしまう文章になっているか)


この一点にこそ、左右されることを意味します。


故に、文章を介して多くの人から高い反応を引き出すスキルは、
ただ単にコピーを書く事にのみ有用なスキルというわけではありません。


自分自身の身近な範囲はもとより、
社会や世界に影響を及ぼす事さえ出来てしまう、
それほど絶大な「力」を持ったスキルと言っても良いわけです。


その「使い方」によって、世界を破滅に追いやるほどの「悪用」さえ可能であり、
逆に「世界をより善い方向へ導く事も可能なスキルでもある」という事です。


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反応を左右するのは、真偽の是非ではなく文章の是非。
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「聖書」のような聖典は人の生き方、道徳的な価値観などの指針を示すもの。
「資本論」のような論文は経済を背景とする社会の在り方や理論を示すもの。


これらは当然、その全てが「文章」で構成されていました。


そのような文章が高い「説得力」や「共感性」を有していれば、
現実として、その「文章」に多くの人が反応していく事になります。


やがて、それらの内容に深く共感、共鳴した人の多くが現実として、
あらゆる物事や行動への指針となる「価値観」までも変えられてしまうわけです。


まさに「聖書」や「資本論」のように、多くの人から多大な反応を引き出す文章には、


「世界や社会の情勢そのものを大きく塗り替えてしまうほどの影響力」


このようなものを宿す事さえ出来てしまいます。


そして、インターネットが普及している今現在、
誰もが、自分自身の主張や情報を自由に発信する事ができます。


それを見ず知らずの人に読んでもらう事が自由自在に行えるようになっているんです。


自分の書いた「文章」を、誰もが、ほんの「一瞬」で、
何百人、何万人という人に読んでもらう事も現実に可能な時代になっています。


そんな中で「ビジネス的な視点」および「営利目的の視点」でm
一定範囲の成果を得る(得たい)範囲で言えば、広告を担うようなコピーは


「100人に1人の人が反応してくれる」


このようなレベルの反応率でも、十分な成果を手にする事が出来ます。


100人中99人が見向きもしないようなコピーであっても、
毎日そのコピーを読んでくれる人が100人訪れれば、
1日1人、1年で365人の人がその文章に反応していく事になります。


ネットビジネスという市場においては、たったそれだけの反応率でも、
実際に「十分」と言えるほどの対価を手に出来てしまうわけです。


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-100人中99人は反応さえしない。そのレベルのコピーでも。
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何も世界に圧倒的な影響力を及ぼすような文章を作る事が出来ずとも、
ビジネスの世界では「それなりの反応が取れる文章を書ける」というだけで、
十分に高い成果を上げる事が出来てしまうということです。


だからこそ、私はネットビジネスを始めた際、


「何から始めるべきなのか」
「まず、何を勉強すれば良いのか」


というところから、その結論は、かなり早い段階で、
コピーライティング(文章)の一択となりました。


それこそ、私ネットビジネスに参入した2010年頃(厳密には2008年)は、
今のようにYouTube(動画)やインスタグラム(画像)などが、
多くのネットユーザーの目に触れていたわけでもなく、
SNSというもの自体が「Mixi」くらいの時代でしたから、


「テキスト(文章)」


こそが、何をやるにしても、ほぼ全てという状況だったはずです。


よって、今から考えれば、


「その時代に文章(コピー)を学ばずして、他に何を学ぶの?」


という感じなのですが、その頃のネットビジネス業界でも、
コピー(文章)の重要性は、そこまで説かれていなかったような気がします。

そんな状況だったからこそ、実際に私はネットビジネスに参入して、
ほんの数年で年収(所得)で5億円ほどを稼げるようになっていたわけです。


ただ、私がコピー(文章)において実際に学んできた事は、
文章やコピーの「書き方」のようなものはほんの1~2割程度で、
残りの8~9割は、人の心理や、文章に対する心の動きなど、


「人間の心理を形成している本質的な何か」


といった分野をひたすら勉強し、研究していました。


結果として、心理学や脳科学はもとより、宗教、哲学、道徳など。


人間心理を形成する普遍的な分野をひたすら学んでいくことになり、
そういった分野の書籍、論文などをひたすら読み漁り、
それらから学んだ事をコピー(文章)に反映して、
実際にその反応を研究する、という日々が今も続いているわけです。


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人間心理を形成する普遍的な「何か」を「文章」で捉えていく。
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そんな私の約15年分のコピー(文章)のスキルを「文章(テキスト)」にしたのが、
先日より、ご案内している、こちらのライティング教材になります。


Million Writing [idea] -The Mind Motion-
-心の動きとコピーライティング

↓↓↓

https://admall.jp/af.php?shn=10001757&aff=10000023


こちらの制作に着手し始めたのは2013年頃でしたので、
完成までに、実質10年ほどの期間を要している事になります。


もちろん、その間も新たな学習と研究を継続していたため、
期間が経過するごとに、また新たな「学び」が私の中にあれば、
それをまた、こちらに書き加えていかなければならなくなります。


そんな経緯の繰り返しで、着手から10年という歳月が経過してしまったのですが、
一応、今の時点で私が体系化したい事は全て、形にする事ができたため、
こうして公開(販売)に至る事ができたというわけです。


それこそ、本日のメルマガで文章やコピーライティングというスキルの、
その「可能性」を少なからず、感じていただけたのであれば、
今の時点で感じ取っている「可能性」は事実、間違いないものです。


そして、それをこの上なく「現実的なスキル」にして頂けるのが、
今回、ご案内している教材に他ならないと思いますので、
文章やコピーライティングのスキルに興味をお持ちになったようであれば、
この機会に是非、こちらの教材の方を手に取ってみてください。

↓↓↓

https://admall.jp/af.php?shn=10001757&aff=10000023


以上、師匠のメールマガジンの転載でした。

また、ご要望の声や私的に「これは」と思うものがあれば、
師匠の許可を頂けたものは、またブログに転載していきます。

PS

「というか、そのメルマガの登録URL、教えてよ。」

という方は、個別でメール(K.Uzaki e-mail)の方を頂ければと思います。

私の方からブログやメルマガなどで師匠の事を、

「この人が私の師匠です」

とご紹介するような事は基本的にありませんが(本人が望んでいないため)
かと言って師匠の事を強いて隠す意図があるわけでもないため、
個別にメールを頂けた方には普通にご紹介しています。

このようなメルマガをもっと読んでみたいという方はお気軽にご連絡ください。

K.Uzaki

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カテゴリー:師匠関連

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