文章は書けば上手くなるのか-コピーライティングの真実。

こちらのブログで、時折ご紹介している、
私、宇崎の「師匠」のメルマガからの転載記事ですが、
本日は、以下の表題によるメルマガ講座の原文をそのまま転載いたします。

「書けば上手くなる」の幻想と真理。

文章は「書けば書くほど上手くなる」と言われている事もありますが、
これは「コピーライティング」の視点で言えば、正しい側面もありますが、
決して正しくは無い側面もあるのが実情です。


確かに文章は、書かなければ上手くはなりません。


ですが、人が反応するようなコピー(文章)を書けるようになるには、
ただひたすら文章を書けば良い(書けば上手くなる)というのではなく


「いかに相手(読み手)の心理を捉えながら文章を書くか」


が重要となります。


書く事への集中、書く事の鍛錬で「文章の力」が伸びるのではなく、
その中で相手(読み手)の心理洞察を繰り返し、その上で文章を書き、
また、その文章を捉える読み手の心理を洞察する。


このような「心理の洞察と共に文章を書く事の反復」によって、
本質的な「文章の力が伸びる」という事です。


あとは、その心理洞察をどれくらい真剣に、本気で、行えるか。

その洞察した心理を踏まえて、真剣に文章を絞り出していけるかどうか。


この反復こそが何よりも重要であり、例えるなら、


「非常に大切な人、大切に思っている人への手紙を書く(恋文を書く)」


というイメージが近いかもしれません。


その人が本当に大切な人なら、自分の手紙に綴る文章で、
相手がどう思うか、どのような捉え方をするかを本気で考え、
とにかく真剣に、ひたむきに「相手の心理」を洞察するはずです。


そのような洞察を重ねながら、慎重に言葉を選んで文章を書き、
それを読み返しては、また少し、ニュアンスが違う文章を修正する。


そんな作業をひたすら繰り返していくのではないでしょうか。


そんな文章を毎日でも書き続けていれば、文章は必ず上手くなるわけです。


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毎日、恋文(こいぶみ)を書く。
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ただ「ビジネス」の場に用いるコピーは、


『決して一人の人が読むわけではない』


というのが手紙(恋文)との大きな違いかもしれません。


ですが、その「理屈」は同じであり、コピーの場合は、
見込み客となるような人達に宛てた手紙のようなものですから、
まさに今、[[name]]さんが読んでいる、この文章はそれにあたります。


[[name]]さんがこの一文一文を読んで、何を感じているか、
[[name]]さんが今、何を思って文章を読み進めているか。


それらを洞察しながら、大切な人に宛てて書いている手紙と同じ意識で
こうして、1つ1つの文章を形にしています。


文章を読んでいる人、読み手側の「心の声を聴く事」への集中と洞察。


これが「書く事」よりも遥かに重要という事です。


そのような視点から「コピー(広告)を担う文章」においては、
以下のような3つのスキルが重要(必要)という事になります。


・読み手側が何を求めているのか(何を知りたいのか)を読み取っていくスキル
・読み手に対してどんなコピー、文章を伝えるべきかを的確に選び出すスキル
・与えたコピー、文章に対して読み手の心理がどう動いたかを読み取るスキル


文章を「どう書くか」よりも、


「そこで何を書くべきか」
「そこで何を伝えるべきなのか」


これらを的確に読み取り、判断していく洞察力こそが重要という事です。


ただ、世間一般的に多くの人が学んでいる


「コピーライティング」


と言われているものや、それを扱う書籍や教材は、
文章そのものの「書き方」を言及しているものがほとんどであり、
文章を「どのように書くか」に焦点を当てたものが多い傾向にあります。


しかし、そのような「書く為のスキル」は、
大前提として「何を書くべきか」を的確に判断できていなければ、
有用には活かせないため、二の次の位置付けにあるスキルなのが実情です。


ただ、多くのコピーライター、アフィリエイターなどは、
そのような二の次の位置付けにあるスキルばかりを学んでいるため、
どうしても表面的な書き方のテクニックに力を入れている傾向にあります。


そのような文章を書く事ばかりに捉われてしまい、


「そこで何を伝えるべきなのかか(何を書くべきなのか)」


という重要な視点、洞察力が極端に欠けてしまっているわけです。


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私の文章は決して「上手く」はありません。
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私の文章が他のコピーライターよりも高い「反応」を取れているのは、
私の書く文章やコピーが「上手いから」ではありません。


読み手の「心理」を捉える視点や洞察力。


これらが他のライターよりも優れているという事です。


それこそ文章そのものの上手さという点のみを言えば、
私よりも文章が上手い人はたくさんいると思います。


私が書くコピーや文章よりも


「コピーライティングのテクニック」


にあたるものを駆使してコピーを書いているライターもたくさんいます。


ですが、そのような上手い文章やテクニックを散りばめたコピーが、
私の書くコピー(文章)より高い反応を取れているかと言えば、
決してそうではありません。


どんなに上手い文章やテクニックを散りばめたコピーを書いても、


『そこで何を書くべきか(そこで何を伝えるべきなのか)』


という視点がズレてしまっていては、高い反応は取れないわけです。


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コピーの「テクニック」よりも遥かに重要な事。
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本当に「反応の取れる文章」を書き続けていくには、
まさにここでお伝えした文章の「本質」を押さえいく必要があり、
そのためには、以下のような4つのプロセスを辿っていく必要があります。


1:読み手側の考え、心理、心情を的確に読み取る
2:その相手に対して伝えるべきメッセージを的確に選び出す
3:そのメッセージを的確に文章にする
4:読み手の心理の流れを的確に読み取り、また的確なメッセージを選び出す


その上で、私が先ほど提唱した、


・読み手側が何を求めているのか(何を知りたいのか)を読み取っていくスキル
・読み手に対してどんなコピー、文章を伝えるべきかを的確に選び出すスキル
・与えたコピー、文章に対して読み手の心理がどう動いたかを読み取るスキル


この「3つのスキル」は、先ほどの「4段階のプロセス」のうちの、
「1」と「2」と「4」の段階で必要となるものになります。


対して、世間的に「コピーライティングのスキル」とされているものの大半は、
上記の『3』の段階における「書くためのスキル」でしかありません。


つまり「1」「2」「4」のプロセスが完全に抜け落ちている状況で、


『文章を書くスキル(文章をどう書くか)』


という「3」の段階のみにおけるスキルばかりを懸命に勉強しているのが、
この業界でコピーライティングを勉強している人達の現実という事です。


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文章に対する「心の動き」を本格的に学んでみませんか?
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ここでお伝えしてきたような「文章」と「心の動き」を結び付けた上で、
それらをしっかりと体系化できているコピーライティングの教材や書籍などは、
私が知っている限りでは、1つとして目にした事がありません。


もちろん、ある程度の範囲では、


「読み手の心理を読み取る」


というポイントが言及されているもあります。


ですが、読み手側に情報を与えた事による「心の動き」や、
その動きを「読み取る」というところにスポットを当て、
そのスキルを体系化しているようなものは皆無に等しいのが実状です。


だからこそ、私は先ほども掲げた3つのスキルによって、


・読み手の「心理」を読み取る事
・それに伴う「適切なメッセージ」を選び出す事
・そのメッセージを踏まえた「心の動き」を再び読み取る事


これらのような「文章」と「心の動き」に特化した教材を、
こうして私の方で作成させて頂き、公開させて頂くに至りました。

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よって今回の教材は、ただ表面的な文章の書き方を指南するものではなく、


『文章に対する読み手側の心理を読み取るためにはどうすれば良いのか』


という内容が大半を占める構成になっています。


そのような「心の動き」を捉えた文章の在り方、書き方を指南しているため、
その多くは心理学、読心術と呼ばれるものに付随する内容になっています。


ただ、ごく一般的に言われる「心理学」「読心術」といったものであれば、
私よりも遥かにその道に精通した専門家の書籍などが幾らでもあると思います。


よって、私しか出来ないであろう「コピーライティング(文章)」に特化した
人間心理の動きを捉える為の講義を展開しています。


どんなに表面的な「文章の書き方」ばかりを学んだとしても、
読み手側の「心の動き」を捉えるスキルは、決して身に付きません。


今回の教材は、まさに「文章」を介して読み手の「心理」を読み取る、
その総合的なスキルを学ぶ事が出来るものになっているという事です。


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以上、師匠のメールマガジンの転載でした。

また、ご要望の声や私的に「これは」と思うものがあれば、
師匠の許可を頂けたものは、またブログに転載していきます。

PS

「というか、そのメルマガの登録URL、教えてよ。」

という方は、個別でメール(K.Uzaki e-mail)の方を頂ければと思います。

私の方からブログやメルマガなどで師匠の事を、

「この人が私の師匠です」

とご紹介するような事は基本的にありませんが(本人が望んでいないため)
かと言って師匠の事を強いて隠す意図があるわけでもないため、
個別にメールを頂けた方には普通にご紹介しています。

このようなメルマガをもっと読んでみたいという方はお気軽にご連絡ください。

K.Uzaki

>コピーライティング至上主義者の会、コンテンツ一覧へ

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2023年11月27日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:師匠関連

文章における「正」と「負」の二元論。

こちらのブログで、時折ご紹介している、
私、宇崎の「師匠」のメルマガからの転載記事ですが、
本日は、以下の表題によるメルマガ講座の原文をそのまま転載いたします。

文章における「正」と「負」の二元論。

コピーライティングという分野の「文章を書くためのスキル」は、
それを学び始める前の段階、また、それらをある段階まで学んでいくほど、
多くの人は「奥が深い」と考え、難解に捉えていく傾向にあります。


ただ、それを突き詰めたところにあるのは

「二元論的な視点(物事を2つの原理から捉える視点)」

であり、究極的にコピー(文章)の良し悪しは、


・「正」の心理、心情に結び付くコピー(文章)
・「負」の心理、心情に結び付いてしまうコピー(文章)


このどちらかに分類されていくものになります。


よって、そのコピーにおける主張、文章が与えていく読み手側の心理から、
それがプラス方向に働くものなのか、マイナス方向に働くものなのか。


原則的に、読み手側の「心の動き」にあたるものは、
結局のところ、このどちらかでしかありません。


このような二元論的な視点こそが「コピーライティング」における、
極めてシンプルな1つの「本質」と言っても過言ではないわけです。

読み手の心情・イメージがプラス方向に働くコピーや文章には、
必ず、そこに何らかの「正方向の心理要因」が存在しています。


逆にそれがマイナス方向に働くコピーや文章の中には必ず、
「負の方向に作用するの心理要因」が存在しているわけです。


突き詰めて言えば、コピーライティングの原理原則や本質、
そして反応が取れるコピーと取れないコピーの要因は、
全て、この二元論的な考え方で説明付けていく事ができます。


二元論:世界や事物の根本的な原理として、
    それらは背反する二つの原理や基本的要素から構成される。
    または二つからなる区分に分けられるという考え方、概念。


二元論は数多くの哲学論や神学、善悪論などに用いられる概念の1つですが、
コピーライティングは基本的に「人間心理」を訴求するものに他なりません。


故に、コピーや文章に対しての「反応(訴求)」における原理原則は、
その人間心理を「正と負」「善と悪」といった二元論から捉えていく事で
ほぼ全て「説明付けていくことが出来る」という事です。


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文章における「正」と「負」の心理要因。
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よって、全てのコピー、文章には読み手の心情、イメージに対して影響を与える
正方向へ作用する心理要因と負の方向へ作用する心理要因」が存在します。


それらが読み手の心情、イメージに対してプラス方向、
またはマイナス方向へ「影響」を与えていくという事です。


故に、その「負の心理要因」を可能な限り排除し、
更に「正の心理要因」のみを多分に散りばめた文章を作り上げていけば、
当然そのような文章からは高い反応が見込める事になります。


マイナス方向へのイメージに繋がってしまう「負の心理要因」は全て排除し、
プラス方向へのイメージへ繋がっていく要因のみで構成された文章であれば、
そこからは当然の帰結として「高い反応」を得ていく事ができます。


ですが、現実として、世の中の大半の反応が取れていないコピーは、
その文章の中に「負の心理要因」を散りばめてしまっています。


と言うのも、書き手側の意識としては、


「プラス方向へ作用するだろう」


と思っている文章が、読み手側の目線では、マイナス方向へと繋がってしまう、
負の方向へ作用する心理要因となっている事が非常に多い傾向にあります。


これは多くのライターが「正の心理要因」と「負の心理要因」を、
本質的に理解できていないからであり、それが反応の取れないコピー、
そういった文章を書いてしまう最大の要因になっているという事です。


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負の要因を取り除き、正の要因を積み上げるという真理。 —————————————————————————————–

文章における負の要因を取り除き、正の要因のみを積み上げていく。


これがコピー(文章)における究極的な心理に他ならないという事です。


そして、私が先日より公開しているこちらのライティング教材は、
まさにその「真理」を徹底的に追及するものになっているわけです。

↓↓↓

Million Writing [idea] -The Mind Motion-
-心の動きとコピーライティング

↓↓↓

https://admall.jp/af.php?shn=10001757&aff=10000023


基本、私のライティング関連のコンテンツ(教材)は、
ガチガチの「理論」で体系化されていますので、
その部分に関しては、正直なところ相性があると思います。


文章を「正」と「負」の二元論で体系化するという視点そのものが、
これまで、ありそうで無かったものだと思いますが、
このような発想や考え方自体が合わない人には合いません。


ですが、このような考え方や思考法がドンピシャな人。


要するに私に近い思考回路の人には、間違いなく、
これ以上ないほどストンと落とし込める教材になっているはずです。


ただ、今回の教材は、その案内ページの方で、
その方向性が嫌というほど垣間見えるものにしましたので、
そもそも、私の提唱する理論や考え方が合わないような人は、
まず、コピーを目にして、この教材を買おうとは思わないはずです。


逆に、このコピーを見て「む!」「お!」と思う部分があるなら、
間違いなく、教材本編では、もっと深い「学び」を得られると思います。


そういった意味でも、是非一度、コピーだけでも読んでみてください。


以上、師匠の方から頂いたメルマガ講義、

『文章における「正」と「負」の二元論。』

でした。


まさにこれは、今まで提唱されていなかった「文章の真理」であり、
もし「ノーベルコピーライティング賞」みたいなものがあったなら、
普通に受賞していてもおかしくないレベルの論理だと思います。


この論理を取り入れるだけでも「文章の質」は格段に変わるはずですから、
是非、[[name]]さんも、その真理をすぐにでも自分の文章に取り込んでみてください。

↓↓↓

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2023年11月22日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:師匠関連

意識の流れ-ノーベル賞作家、川端康成も駆使した文章の技法。

こちらのブログで、時折ご紹介している、
私、宇崎の「師匠」のメルマガからの転載記事ですが、

『意識の流れ-ノーベル賞作家、川端康成も駆使した文章の技法。』

という表題で配信していたメルマガの方に、
師匠独自の勉強方法(学習法)についての記述もありましたので、
以下に、そのメルマガ講座の原文をそのまま転載させて頂きます。

意識の流れ-ノーベル賞作家、川端康成も駆使した文章の技法。

私の思想、思考は、基本的に「本質至上主義」です。


その物事の根底にあるもの、その本質にあるものは何か。


基本的にはそこだけを見て、そこだけを徹底的に追及します。


そうなると、大抵の物事で追及する事になるのは、
結局のところ「人」やその「心理」についてであり、
その「内面(精神・意識・思想・心理)」へと行き着く事になります。


ですから、私はコピー(文章)を書く事を主な本業としているのですが、
実際のところ「文章の書き方」「コピーライティング」といった分野においては、
その関連書籍などを介した勉強などは、ほとんどしていないのが実情です。


もちろん、全くしていないわけではないですが、
人の内面を追求するための「学び」に要した時間と対比するなら、
文章そのものの書き方などを学んだ割合は1割にも満たないと思います。


つまり、文章において、私が勉強してきた事の「9割以上」は、
文章に伴う人の「心理」や「心の動き」などに他ならないという事です。


例えば、その一例として、心理学の学説に


「意識の流れ(Stream of consciousness)」


というものがあります。


これは米国の心理学者ウィリアム・ジェームズの論文によるもので、
一般的(学説的)には、人間の意識の中の


「無意識・イメージの流れを考察する概念」


とされています。


そして、これを「文章」に転用したのが、


「20世紀を代表する大長編小説」



と言われているジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』などであり、
文学の世界では、この技法が度々、使われています。


日本の作家では、ノーベル賞作家である川端康成が、
実際に「意識の流れ」の技法を駆使した


『水晶幻想』


という小説を手掛け、こちらは


「新心理主義の影響下にある日本文学の代表作」


と言われています。


そんなウィリアム・ジェームズの『ユリシーズ』も、
川端康成の『水晶幻想』も、私は「意識の流れ」を踏まえた文章が、


「どう読み手の解釈、想像力に影響を与えているか」


といった視点で、実際に研究の対象にしてきました。


そのような技法も、まさに以下のコピーでは、
その冒頭部分などで普通に実用しています。

↓↓↓

The Mind Motion-心の動きとコピーライティング-
https://admall.jp/af.php?shn=10001757&aff=10000023


それこそ、もし興味があれば、
川端康成の『水晶幻想』を実際に読んで頂き、
その上で、私のコピーを併せて読んでいただくと、


「なるほど・・・」


と思う部分があるかもしれません。


もちろん、ここで名前を挙げた「意識の流れ」は、
私が数多く学んできたものの一例に過ぎません。


ですが、このような心理学の論文などから派生した文学的な技法、
その技法を使った小説の研究など、おそらく私は、
コピーライターの誰も手を出していない分野の文章、
そして、それを捉える心理の研究を行っているんじゃないかと思います。


誰よりも、この分野の追求と研究を広く、深く行っている自負があるという事です。


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書籍、論文などの文献をどう取り込み、落とし込むか。
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実際に私は上記で挙げたような文学の分野だけではなく、
心理学、脳科学、哲学、宗教、道徳、善悪論などなど、
とにかく多用な分野の書籍や論文に相当、目を通してきています。


その中には、和訳されていないような古典や論文もありますから、
学習、研究の対象にしてきている情報量だけでも、
まず、同世代のコピーライターなどの比ではないと思います。


ただ、そこまで膨大な書物、文献に目を通していくと、


「それらをどうやって自分の中に落とし込んでいくのか」
「そもそも、そこまでの膨大な情報を落とし込めるのか」


という話になってくるのですが、これに関して言えば、
私はもともと書籍や文献などに目を通していく際、
その内容や要点を自らの視点も交えた形で自らテキスト化し、
インプット(「知識」としての本格的な吸収)を図るようにしています。


基本的に同じ書籍や文献を2度、3度と読み返すような事はなく


「あの論文に書いてあった、あの文献を改めて目を通したい」


といった場合は、私が自らテキスト化した資料の方を読み返すわけです。


とくに私は膨大な情報量、数の古典や論文などに目を通している事もあり、
それぞれの文献に書き納められていた内容の全て、1つ1つを、
完璧に記憶して把握していく事は、まずできません。


よって、


「改めて、目を通す事になる可能性がある文献」
「より強固な知識として、しっかりと落とし込みたい文献」


これらに該当するものは、その内容、要点をまとめて、
個別の資料(テキストデータ)を自ら作成して保存するようにしています。


その内容や要点をまとめたものをテキストに落とし込んでおけば、
いざ、その情報や文献へのアクセスが、かなりスピーディになるからです。


少なくとも、書籍や紙媒体の資料に付箋を入れておくような形では、
何百冊という書籍や資料に大量の付箋・・・という状況になってしまうため、
それらから特定の文献を探し出すというのは、あまり現実的ではありません。


その点において、一度目を通した書籍や論文の内容や要点をテキスト化しておけば、
自らデータ化したテキストから「キーワード検索」なども行えるようになるため、
意図する情報へのアクセスも非常に早くなります。


そして、そのような文献を自らテキスト化(データ化)していく工程は、
その内容の「理解」を更に深められるメリットもあります。


そういった点も含めて、私は必ず、一度、目を通した書籍や論文は、
その内容や要点を自らの文章で改めてテキスト化して、
その資料(データ)を保存しておくようにしているわけです。


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膨大な文献を「自分のため」にテキスト化した資料 -知識の源泉。
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そして、そのような形で「自分のため」にテキスト化してきた資料の一部が、
先日より「特典」としてご案内している、以下の「知識の源泉」になります。


■知識の源泉 PDF(11月31日までの限定特典)
https://copyrighting-supremeprinciple.net/gensen/


よって、こちらで提供しているコンテンツは、
あくまでも私自身が、改めて、その文献を再確認する目的や、
その内容の理解を、より深めるために作成していたものでした。


ただ、その「テキスト(資料)」を、
たまたま知人の会社社長が目にする事があった際、
それを興奮気味に欲しがったというエピソードがあったわけです。


「この資料、めちゃくちゃいいですね!」
「本條さんって、こういう事をこんな感じで勉強してるんですね!」


と、その社長さんはかなり興奮していたのですが、
私としては、自分の「頭の中」を覗き見されたような感覚と、
努力(勉強をしている自分)を人に見られることへの羞恥もあり、
少し気恥しい思いをした事を、今も鮮明に覚えています。


その社長さんは、そのまま、その資料の読み入るようになってしまったため、
色々とお世話になっていた社長さんだった事もあり、
その場でデータ一式(のコピー)をそのまま差し上げました。


-それ以降、その社長さんが経営する会社が
その後、業績をどんどん伸ばしていく事になったのは、
私がその資料をごっそりと渡してあげたからなんです・・・


とまで言うつもりはありません(笑)


ですが、少なからず、その資料がお役に立ったはずであり、
彼の人生に何らかの「影響」を与えた事は間違いないと思います。


それらの資料一式の内容、文献の数々は、私自身が培ってきた知識そのものであり、
私自身の価値観、思考、生き方に影響を与えてきたものに他ならないからです。


ただ、その社長さんには、私がそれまでに作成してきた資料を、
そのままの形で、そっくりそのまま提供したのですが、
それは気の知れた仲の知人との個人的なやりとりであったからであって、
さすがにその資料を「コンテンツ」として、多くの人に提供するには、
そのままの形ではあまりにも情報が散乱している状況でした。


もともとは私が自分用(自分の為だけ)に作っていた資料であったため、
情報の並びやカテゴライズなどがそこまで整理されているとは言えない状況であり、
私でなければ理解できないような書き込みやメモ書きなども
数多く含まれるような内容になっていたからです。


そこで、今回のコンテンツ提供にあたり、その資料を可能な範囲で整理し、少なからず、
そのまま多くの人に提供できるような形で、その資料をコンテンツ化させて頂きました。


それが、こちらの『知識の源泉』であるという事です。


■知識の源泉 PDF(11月31日までの限定特典)
https://copyrighting-supremeprinciple.net/gensen/


こちらの案内資料には「知識の源泉」の全コンテンツの題目と、
そこに収録されている参考文献の一覧も記載しています。


その一覧だけでも心理学、哲学などの文献が100冊以上並んでいますので、
哲学や心理学関連の書籍や論文、100冊に目を通すという時点で、
そこに費やす時間がどれだけ膨大になるか想像に難しくはないはずです。


一生を費やしても、このような分野の100冊もの文献に、
しっかりと目を通す事が無いような人も多いのではないでしょうか。


ただ、そのような人でもこちらのコンテンツに目を通して頂ければ、
その100冊以上に目を通したに等しい知識が得られるとまでは言いませんが、
少なくとも、私がそれらを目にして「書き留めた内容」は全て把握できます。


要するに、私が「重要」「実用性がある」「落とし込んでおきたい」
-そのように感じた内容、要点は一通り、網羅できるという事です。


まさに今回のコピーライティングの教材と共に手にして頂く上では、
絶妙なほどマッチングしている内容ではないかと思いますので、
是非、こちらのコンテンツも併せて手にして頂ければと思います。


以上、師匠の方から頂いたメルマガ講義、

『意識の流れ-ノーベル賞作家、川端康成も駆使した文章の技法。』

でした。

師匠曰く、この「知識の源泉」は、あと10~20冊は作れるそうなので、
今回の「知識の源泉」の対象となった100冊さえ、そのごく一部という事になります。

「誰よりも多くの文章を読んで、誰よりも多く文章を書いている人。」

私の師匠は、そういう人なので、彼の実績はまさに「必然的」なのですが、
今回は是非、そのスキルを教材(本編)の方で存分に自分のものにしてください。

そして、その「知識」「思考」には『知識の源泉』の方で、
是非、その一端に触れてみて頂ければと思います。

↓↓↓

■師匠の語彙・思想・知識の源泉 PDF(11月31日までの限定特典)




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2023年11月21日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:師匠関連

「聖書」「資本論」-世界を塗り替えた「文章」の共通点。

こちらのブログで、時折ご紹介している、
私、宇崎の「師匠」のメルマガからの転載記事ですが、
本日は、以下の表題によるメルマガ講座の原文をそのまま転載いたします。

「聖書」「資本論」-世界を塗り替えた「文章」の共通点。

原則として「コピーライティング」というスキルは、
そのコピー(文章)の対象となる読み手の側の「心理」を訴求し、
然るべき「反応」を引き起こしていくスキルに他なりません。


その「反応(レスポンス)」を得る事よって、
時に読み手側に「興味」や「関心」といった心理を引き出し、
また、時に「信頼」や「尊敬」といった心理を引き出し、
そして、時に「行動」を促して商品の成約(購入)へと見込み客を導きます。


そのような「然るべき反応(レスポンス)」を、
引き出すべくして引き出していくスキルこそが


「コピーライティング」


というスキルに他ならないわけです。


よって、


コピー = 広告文


このような解釈の上で言えば「コピーライティング」は、
ビジネス上(営利目的上)の広告(コピー)を書くためのスキルと言えます。


ですが、人に影響を与え、人を動かす事が出来る文章のスキルは、
ビジネスの場に限らず、あらゆる場面で有用に生かす事ができるはずです。


現実として「文章」というもの自体が、
SNS、メール、LINE、文書のやりとりなどを介して、
世の中の多く人が日常的に使用しているものに他ならないからです。


また、人に影響を与え、人を動かす事が出来る文章のスキルは、
時に「社会」や「世界の情勢」さえも動かしてしまう事が出来るほど、
極めて強力な「影響力」を及ぼしてしまうものでもあります。


例えば、世に「キリスト教」を広めた聖書(旧約聖書・新約聖書)や、
社会主義・共産主義思想を世界中に芽生えさせたカール・マルクスの資本論。


これら、まさに「文章の力」によって


『世界に絶大的な影響を与えた文書の代表格』


と言えるのではないでしょうか。


聖書はキリスト教の「聖典」であり、資本論は政治経済における「論文」ですが、
どちらも「文章」によって、それらを手にした人達に大きな影響を与え、
その価値観までを変えてしまっている点に変わりはありません。


イエス・キリストの死後、言葉の壁を超えて、
世界中にキリスト教が普及し続けた背景にあるものは


『聖書に収められている文章の力』


に他ならないと思います。


そこに書かれている内容(文章)に多くの人が反応し、共鳴したからこそ、
こうしてキリスト教は何世紀にも渡って普及を続けているわけです。


また、マルクスの資本論は「ソビエト連邦」という社会主義国家を生み出し、
いわゆる東側諸国(ソビエト経済圏)と西側諸国(米・欧州経済圏)との
40年以上にも及ぶ「冷戦」と呼ばれる時代を作り出すに至りました。


一般論として、その時代を肯定的に捉える人は少ない傾向にあるため、
ここではあえて「元凶」という言葉を使わせて頂きますが、
そのような「冷戦」の時代を作った「元凶」は当時における各国の権力者達。


ソ連のヴラジーミル・レーニン、ヨシフ・スターリンや中国の毛沢東などや、
そのような権力者を支持した多くの人達が、マルクスの資本論(論文)に反応し、
社会主義、共産主義という社会体制を作り出そうと共鳴した事に起因しています。


現実として、たった1つの「論文」が一国の体制を変え


「世界を二つ(東側諸国と西側諸国)に分離してしまう影響力を及ぼした」


という事です。


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1つの文書が宗教的秩序を作り、世界を二分したという事実。
—————————————————————————————–

ちなみに世間一般的な解釈では、ソビエト連邦の崩壊によって、
資本論で提唱されていたマルクスの掲げた経済体系は
社会主義、共産主義の理想は「誤りだった」とされています。


その見解には諸説ありますが、資本論で提唱されていたマルクスの経済理論、
その社会体系の在り方が「誤りだった」と仮定したとします。


その場合、当時の東側諸国の権力者や、その権力者を支持した多くの有権者達は、
その「誤った経済の理論や社会体系」を支持していた事になります。


そこに書かれている内容が「誤り(真実ではない)」であるとしても、
その文章そのものに力(説得力)があれば、その文章は現実として、
多大な「反応」を生み出してしまうという事です。


これは、1つの文章における「反応」は、
その内容における「真偽の是非」ではなく


『文章そのものの良し悪し』
(多くの人が反応してしまう文章になっているか)


この一点にこそ、左右されることを意味します。


故に、文章を介して多くの人から高い反応を引き出すスキルは、
ただ単にコピーを書く事にのみ有用なスキルというわけではありません。


自分自身の身近な範囲はもとより、
社会や世界に影響を及ぼす事さえ出来てしまう、
それほど絶大な「力」を持ったスキルと言っても良いわけです。


その「使い方」によって、世界を破滅に追いやるほどの「悪用」さえ可能であり、
逆に「世界をより善い方向へ導く事も可能なスキルでもある」という事です。


—————————————————————————————–
反応を左右するのは、真偽の是非ではなく文章の是非。
—————————————————————————————–

「聖書」のような聖典は人の生き方、道徳的な価値観などの指針を示すもの。
「資本論」のような論文は経済を背景とする社会の在り方や理論を示すもの。


これらは当然、その全てが「文章」で構成されていました。


そのような文章が高い「説得力」や「共感性」を有していれば、
現実として、その「文章」に多くの人が反応していく事になります。


やがて、それらの内容に深く共感、共鳴した人の多くが現実として、
あらゆる物事や行動への指針となる「価値観」までも変えられてしまうわけです。


まさに「聖書」や「資本論」のように、多くの人から多大な反応を引き出す文章には、


「世界や社会の情勢そのものを大きく塗り替えてしまうほどの影響力」


このようなものを宿す事さえ出来てしまいます。


そして、インターネットが普及している今現在、
誰もが、自分自身の主張や情報を自由に発信する事ができます。


それを見ず知らずの人に読んでもらう事が自由自在に行えるようになっているんです。


自分の書いた「文章」を、誰もが、ほんの「一瞬」で、
何百人、何万人という人に読んでもらう事も現実に可能な時代になっています。


そんな中で「ビジネス的な視点」および「営利目的の視点」でm
一定範囲の成果を得る(得たい)範囲で言えば、広告を担うようなコピーは


「100人に1人の人が反応してくれる」


このようなレベルの反応率でも、十分な成果を手にする事が出来ます。


100人中99人が見向きもしないようなコピーであっても、
毎日そのコピーを読んでくれる人が100人訪れれば、
1日1人、1年で365人の人がその文章に反応していく事になります。


ネットビジネスという市場においては、たったそれだけの反応率でも、
実際に「十分」と言えるほどの対価を手に出来てしまうわけです。


—————————————————————————————–
-100人中99人は反応さえしない。そのレベルのコピーでも。
—————————————————————————————–

何も世界に圧倒的な影響力を及ぼすような文章を作る事が出来ずとも、
ビジネスの世界では「それなりの反応が取れる文章を書ける」というだけで、
十分に高い成果を上げる事が出来てしまうということです。


だからこそ、私はネットビジネスを始めた際、


「何から始めるべきなのか」
「まず、何を勉強すれば良いのか」


というところから、その結論は、かなり早い段階で、
コピーライティング(文章)の一択となりました。


それこそ、私ネットビジネスに参入した2010年頃(厳密には2008年)は、
今のようにYouTube(動画)やインスタグラム(画像)などが、
多くのネットユーザーの目に触れていたわけでもなく、
SNSというもの自体が「Mixi」くらいの時代でしたから、


「テキスト(文章)」


こそが、何をやるにしても、ほぼ全てという状況だったはずです。


よって、今から考えれば、


「その時代に文章(コピー)を学ばずして、他に何を学ぶの?」


という感じなのですが、その頃のネットビジネス業界でも、
コピー(文章)の重要性は、そこまで説かれていなかったような気がします。

そんな状況だったからこそ、実際に私はネットビジネスに参入して、
ほんの数年で年収(所得)で5億円ほどを稼げるようになっていたわけです。


ただ、私がコピー(文章)において実際に学んできた事は、
文章やコピーの「書き方」のようなものはほんの1~2割程度で、
残りの8~9割は、人の心理や、文章に対する心の動きなど、


「人間の心理を形成している本質的な何か」


といった分野をひたすら勉強し、研究していました。


結果として、心理学や脳科学はもとより、宗教、哲学、道徳など。


人間心理を形成する普遍的な分野をひたすら学んでいくことになり、
そういった分野の書籍、論文などをひたすら読み漁り、
それらから学んだ事をコピー(文章)に反映して、
実際にその反応を研究する、という日々が今も続いているわけです。


—————————————————————————————–
人間心理を形成する普遍的な「何か」を「文章」で捉えていく。
—————————————————————————————–

そんな私の約15年分のコピー(文章)のスキルを「文章(テキスト)」にしたのが、
先日より、ご案内している、こちらのライティング教材になります。


Million Writing [idea] -The Mind Motion-
-心の動きとコピーライティング

↓↓↓

https://admall.jp/af.php?shn=10001757&aff=10000023


こちらの制作に着手し始めたのは2013年頃でしたので、
完成までに、実質10年ほどの期間を要している事になります。


もちろん、その間も新たな学習と研究を継続していたため、
期間が経過するごとに、また新たな「学び」が私の中にあれば、
それをまた、こちらに書き加えていかなければならなくなります。


そんな経緯の繰り返しで、着手から10年という歳月が経過してしまったのですが、
一応、今の時点で私が体系化したい事は全て、形にする事ができたため、
こうして公開(販売)に至る事ができたというわけです。


それこそ、本日のメルマガで文章やコピーライティングというスキルの、
その「可能性」を少なからず、感じていただけたのであれば、
今の時点で感じ取っている「可能性」は事実、間違いないものです。


そして、それをこの上なく「現実的なスキル」にして頂けるのが、
今回、ご案内している教材に他ならないと思いますので、
文章やコピーライティングのスキルに興味をお持ちになったようであれば、
この機会に是非、こちらの教材の方を手に取ってみてください。

↓↓↓

https://admall.jp/af.php?shn=10001757&aff=10000023


以上、師匠のメールマガジンの転載でした。

また、ご要望の声や私的に「これは」と思うものがあれば、
師匠の許可を頂けたものは、またブログに転載していきます。

PS

「というか、そのメルマガの登録URL、教えてよ。」

という方は、個別でメール(K.Uzaki e-mail)の方を頂ければと思います。

私の方からブログやメルマガなどで師匠の事を、

「この人が私の師匠です」

とご紹介するような事は基本的にありませんが(本人が望んでいないため)
かと言って師匠の事を強いて隠す意図があるわけでもないため、
個別にメールを頂けた方には普通にご紹介しています。

このようなメルマガをもっと読んでみたいという方はお気軽にご連絡ください。

K.Uzaki

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2023年11月19日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:師匠関連

「目的」と「目標」の違い。成功者が目標設定を否定する理由。

一般論として「目的」と「目標」は似たような用途で使われますが、
実際のところ「目的」と「目標」には全く別の意味があります。

また、私が知っている限りで「ビジネス」の世界で成功している人は

・「目的」を明確にした上でビジネスを展開している
・「目標」を明確に設定するような事はあまりしていない

このような傾向にあるのではないかと思います。

とくに私のライティングの師匠は顕著にこのような傾向にあり、
ご自身のメールマガジンでも、具体的に言及していた事がありました。

以下にその内容をそのまま転載させて頂きますので是非、ご覧ください。


「目的」と「目標」の違い。私の師匠が「目標設定」を否定する理由。

私は多くの人がよく掲げている、


「目標設定が重要です。」
「まずは目標設定をしましょう。」


という、事業における「目標設定」というものを、
基本的には「批判的」に見ています。


要するに「目標設定は掲げない派」です。


むしろそのような目標設定こそが、
本質的には「ビジネスを衰退させるもの」とさえ捉えていますので、
私が個人的にビジネスのコンサルタントを行う際などは、


「目標設定は基本、掲げないでください」


と言っているくらい、とにかく目標というものを「掲げない事」を
ビジネスで「大成功する為の鉄則の1つ」だと思っています。


ただ世の中の大半の成功者と呼ばれる人や
コンサルタントと呼ばれるような人達は、
決まって「目標設定は重要」というような事を言っていると思います。


そして多くの人は何だかんだで、


「目標設定は掲げないより掲げた方が良いのでは?」


という意識を潜在的に持っているものと思います。


それこそ私のコンサルを受ける事になった際、
そのクライアントとなる人達の何割かは決まって


「○年以内に年収○○円(月収○○円)は稼げるようになりたいです。」


というような目標設定を自ら明言してきたりします。


ただそのような目標設定の明言に対して、
私は決まってこう苦言を呈します。


「その目標設定を念頭にビジネスを進めていくほど、
 おそらく“本当の意味での成功”は遠くなっていきますよ。」


と。


ただ、ここで1つ明確にしておきたいポイントとして、
今回の議題で挙げている「目標設定」というのは、
先程も例に挙げたような、


「○年以内に年収○○円(月収○○円)は稼げるようになりたい。」


などの、期間、金額等を定めるものの事を指します。


よってこれは「目的とは異なるものである」と捉えてください。


目標は「期間」や「金額」を数値化して定めるもの。


目的は「自分がどうなりたいか」の未来像などにあたるもの。


言葉の意味合い的にも、おおよそこれが適切かと思いますので
「目標」と「目的」の違いは上記のように捉えて頂ければと思います。


その上で今回の議題で私が否定しているのは
前者にあたる「目標設定」にあたる方です。


その前提において私がとくに「辞めた方が良い」と思うのは、


“その目標設定を「目的」そのものと重ねてしまう事”


です。


実際、私が過去に身を置いていた水商売やマルチ商法の世界でも、
目標設定を高らかに宣言しているような人はたくさんいましたし、
ネットビジネスのクライアントでもそういう人はたくさんいました。


ただ絶対数で言えば、そういう宣言を高らかにしていた人ほど、
成功とは程遠い状況で挫折してしまったり、
一時的にうまくいっても、それが長くは続かないケースがほとんどで、


「目標設定に異常に固執して最終的に成功していった人」


を私はハッキリ言ってほとんど見た事がありません。


逆に世の中で「大成功をしているような人」は、
少なくとも先ほど定義したような「目標設定」は
まず掲げていない人がほとんどだと思います。


例えば「世界的な大成功者」と呼ばれる経営者で、


「○年以内に年商○○円の会社にする。」
「○年以内に年収○○円を稼げるようになりたい。」


という「目標設定」を第一に掲げ、
それを「目的」にしているような人はまずいないと思います。


“目の前の事案における目標設定”は掲げても、
会社の未来、自分自身の未来に対してそのような目標設定を掲げ、
それを「目的」としているような経営者はまずいないだろうという事です。


分かり易い例はグーグル創業者のラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、
フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグなどです。


グーグルやフェイスブックの事業モデル、その生い立ちを
本などで読んだ事がある人は分かると思いますが、
彼等は自身のサイトの「収益化」を自己判断でかなり遅らせています。


それぞれのサイトの収益化は「広告収入を得る事」にあたるわけですが
もし、彼等が「○年以内に○○円を稼ぐ」という目標設定を掲げていたなら
もっと早い段階でそれぞれのサイトを「収益化」させていたと思います。


ただもしもそうしていたら、今のグーグル、
フェイスブックは無かった可能性が高いです。


少なくとも今ほど時価総額の高いサイト事業にはなっていなかったはずです。


そんな彼等には、経営者としての「意識」に共通点があります。


それは「サイト事業そのものにおける目的意識」です。


彼等がそれぞれのサイトをなかなか収益化させなかった理由は、


「ユーザーの利便性を追及するなら、安易な広告を入れるべきでは無い」


という考えに基づくものだったとされています。


要するに彼等は「利用者の利便性」「利用者の数を増やす事」を、
何よりもの“最優先事項”として掲げていたわけです。


お金を追うのではなく「ユーザー(利用者)の利」を追っていたわけですね。


両サイトの創業者はとにかく利用者にとって、
快適なサイトを目指して愚直にそれを追及していったのであり、
その結果が今のグーグル、フェイスブックだという事です。


そして現在、彼等が経済的にどれだけの成功を手に出来たかは、
もうあえて言うまでもないかと思います。


ただ、もし彼等が安易な「目標設定」を掲げ、
それを最優先の「目的」と重ねて行動していたなら、
まず今のような成功を手にする事は出来なかったと思います。


勿論、グーグル、フェイスブックは極端過ぎる例ですが、
世の中で大成功を収めているビジネスや事業は、
創業者のそういった


「徹底した目的意識」


から成り立っているものがほとんどです。


例えばディズニーランドの創業者がウォルト・ディズニーが


「○年以内に○○円を稼ぐ。」


というような目標設定を掲げていたでしょうか。


トーマス・エジソンがそんな目標を掲げて発明をしていたでしょうか。


一見、スケールが大きすぎる話をしているようですが、
このような「事例」にこそビジネスというものの本質があると思います。


経営者として、事業者として、起業家として重要な事。


それは「○年以内に○円を稼ぐ」というような目標設定を掲げる事では無く


“自分がやろうとしている事は誰に利をもたらせるのか”
“自分が何をすればより多くの利を多くの人に与えられるのか”


この「ビジネスの本質」を見据えいくことが重要なのではないかと思います。


そして「お金」というものはその「自らが与えていった利」に対し、
結果的に自らにもたらされていく「対価」でしか無いわけです。


このような「根本的」とも言えるビジネスの本質を見失っては
どんな事業もまず大きな成功は得る事は出来ないと思います。


現にネットビジネスの業界で安易な金銭目標を立てる人は大抵
自分自身のビジネスの本質的ば部分を見据える事が出来ていません。


“自分がやろうとしている事は誰に利をもたらせるのか”
“自分が何をすればより多くの利を多くの人に与えられるのか”


このような根本的なところを一切見据えられていない状況で、
ただ「○年以内に○○円を稼ぐ」という目標設定だけを先に掲げ、
それを「最優先に果たすべき事」のように考えてしまいます。


金銭的な目標設定がそのまま「目的」になってしまっているのです。


当然ですが、そんな思考回路を持っている事業者のビジネスは
単発的にはうまくいく事はあっても、長期的にはまずうまくいきません。


仮にうまくいっているように見えたとしても、
本来、手に入れる事が出来たであろう
もっと大きな成功を逃している可能性が非常に高いと思います。


目標設定を重視するが故に常に目先に利益に捉われ、
目先のお金だけを追いかけていくような
不毛なだけのビジネスをひたすら展開していく事になるからです。


そのような安易な目標設定ばかりを掲げる人ほど
本来見据えるべき「ビジネスの本質」を見失ってしまい、
とにかく「稼ぐ事」しか考えられない愚かな事業者になっていきます。


結果的に本当の意味での事業の成功、
事業者としての成功を遠ざけてしまうのです。


確かに生活をしていく為、事業を継続していく為に、
ある程度のキャッシュフローを現実的に見据える事も重要ですが、
お金だけに捉われては「本質的な成功」はどんどん離れていきます。


本質的な成功 = 成功し続ける事 


これはすなわち、


“与えていった利に対しての対価が絶え間なく循環し続ける事”


だと思います。


そんな「あるべき流れ」を先々に見据えられてこそ、
事業者として「今、自分が最優先で何をすべきか」が見えてきます。


少なくとも金銭的な目標設定をどんなに掲げても、
本当の意味で自分がやるべき「最善の行動」が見えてくる事はありません。


仮に何かが見えてしまったとすればそれは目先に利益を追うだけの
本来辿るべきではない道である可能性が高いと思います。


「とにかく大金を稼ぎたい。成功したい。」


これを「動機」にビジネスを始めるのは多いに結構だと思います。


ただ、いざ事業やビジネスを実際に進めていく上では、
安易な「金銭的な目標設定」を掲げる前に、


“自分がやろうとしている事は誰に利をもたらせるのか”
“自分が何をすればより多くの利を多くの人に与えられるのか”


という本質的なところをしっかりと見据えてください。


そして「その為に出来る最善の行動を取っていく事」が、
事業やビジネスを成功させる為の「最短ルート」になっていくはずです。


ネットビジネスで言えば、それが


“まずはコピーライティングのスキルを身に付ける事”


かもしれませんし、


“マーケティングのノウハウを身に付ける事”


かもしれません。


今、自分にとって何をする事が成功へ続く「最善の行動」なのか。


それを見据えられるのは金銭的な目標設定などでは無く、
“自らの事業、ビジネスにおける本質的な目的”だという事です、


その上で今の1秒1秒をどう使っていくかの積み重ねが
1年先、2年先、そして10年先、20年先の
自分の在り方、ビジネスの成果を大きく左右していくものだと思います。


だからこそまずは「今起こすべき最善の行動」に
全身全霊をかけて「集中していく事」が重要なのではないでしょうか。


その行動を決めていく際やその行動を起こしていく中で言えば、
金銭的な目標設定などはハッキリ言って何の足しにもなりません。


むしろ「正しい判断を見誤らせる要因にしかならない」と思います。


少なくとも世の中で大成功している起業家、事業者の多くは
明確な「目的」を掲げた上で「今やるべき事」に全力を注ぎ、
愚直に前へ前へと突き進んできた人達ばかりなはずです。


その結果として誰もが羨むような成功を手にしているわけです。


「○円以内に月収○円を稼ぐぞ!」
「今年は絶対に年収○円を稼ぐぞ!」


もしもご自分がこのような金銭的な目標設定だけを安易に掲げ、
本来見据えるべき自分の事業、ビジネスの本質が見えていないなら
その思考回路を今すぐにでも切り替えた方が良いかと思います。


その思考を切り替えなければ「今、何をするべきか」という、
自分自身における“最善の行動”はまず見えて来ませんので。


そしてまずは自分の事業、ビジネスにおける
最善の目的意識を明確にする事から始めてみてください。。


そしてその「目的」を達成していく為に、
今、自分は何をしていくべきなのか。


それが見えたなら、まずはそれを全力でやっていきましょう。


その目的が本当に「人の為」になるものであり、
その行動がその「人の為」に繋がっていくものであるなら、
あとはほんの少しのアイデアと戦略で結果は後から付いてくるはずです。


どんなビジネスも突き詰めれば「そういうもの」ですから。


今日の講義があなたの行動を良い方向に切り替える
その何かしらの「きっかけ」になれば幸いです。

以上、師匠のメールマガジンの転載でした。

また、ご要望の声や私的に「これは」と思うものがあれば、
師匠の許可を頂けたものは、またブログに転載していきます。

PS

「というか、そのメルマガの登録URL、教えてよ。」

という方は、個別でメール(K.Uzaki e-mail)の方を頂ければと思います。

私の方からブログやメルマガなどで師匠の事を、

「この人が私の師匠です」

とご紹介するような事は基本的にありませんが(本人が望んでいないため)
かと言って師匠の事を強いて隠す意図があるわけでもないため、
個別にメールを頂けた方には普通にご紹介しています。

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K.Uzaki

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2021年5月10日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:師匠関連

マーケティング、ネットビジネスなどに共通する成功法則。

ネットビジネス、マーケティング、コピーライティング。

私の師匠は、これらの分野でかなり早い段階で成果を上げ、
おそらく1~2年足らずで業界トップクラスの数字を上げていました。

「年収で5憶円を稼ぐコピーライター。」

業界内でそう呼ばれていたのはネットビジネスの業界に参入し、
同時にコピーライティング、マーケティングの勉強を本格的に始めた、
そのわずか1~2年後の話です。

そんな私の師匠が、ネットビジネスやマーケティング、
そしてコピーライティングなどのあらゆる分野に共通する

「成功の絶対法則」

にあたるものを、ご自身のメルマガを介してお話ししていました。

以下にその内容をそのまま転載させて頂きますので是非、ご覧ください。

マーケティング、ネットビジネス、あらゆる分野に共通する成功法則。

これは、とくに「ビジネス」に限る話ではないのですが、
私が何か新しい分野の物事を1から始めていくという場合、
まずはその対象となるものを「俯瞰」で捉えるようにしています。


その物事の仕組みや構造などの「全体像」を俯瞰して、


・何がその根底にあるのか。

・その根底にあるものの本質は何なのか


といった事を、まずはしっかりと考察して見定めるわけです。


その上で、実際に見えてくる「根底にあるもの」や「本質」などは、
決して揺らぐ事のない、その基盤(ベース)にあたるものに他なりません。


そして、例えどのような物事を進めていく場合においても、
やはり、最初にしっかりと押さえていくべきものは、
その根底にある本質や基盤であるべき、というのが私の考えです。


断片的な情報や偏った情報などに振り回されるのではなく、
まずはその全体像を俯瞰的に捉えた上で見えてくる


「その根底にあるもの本質や基盤」


をしっかりと把握するべきであり、
そこに付随する「要」となるものを見極めた上で、
そこへ集中して心血を注いでいくわけです。


つまり「あらゆる物事に共通する、いち早く結果を出すための法則」とは、


・全体像の俯瞰によって見えてくる「根底にあるもの」の考察

・その考察から見えてくる「本質」や「基盤」にあたるものの把握

・その本質と基盤に付随する「要」となるものへ集中的に心血を注ぐ


この法則に沿って物事を捉え、行動していくという事であり、
ただこれを徹底しているだけと言えば本当にそれまでなのですが、
事実、私は何をやるにしても、ほぼこれ以外の事は何もやっていません。


例えば、ここ最近、私が実際に手掛けてきた分野で言うと、


・ネットビジネス

・資産運用)


この2つが、このメルマガでもオープンにしているものになります、
やはり、この2つの分野でも、私はこの「法則」に従う事で、
それなりに早い段階で「結果」を出す事ができています。


それこそ、私が資産運用関連の情報を取り上げ始めた際には、


「(ネットビジネスとは)全く畑違いな分野にも関わらず、
 何故、本條さんは、いとも簡単に結果を出せてしまうんですか?」


というような質問を何通か、実際に頂きました。


ただ、私が『簡単』に結果を出せたのかどうかは別として、
ネットビジネスにせよ、資産運用にせよ、実に多くの人が、
思うような成果を上げられずにいるというのは事実だと思います。


そして、そのような「思うような成果を上げられていない人達」は、
高い確率でここで言及した「法則」とズレた事をやっている傾向にあり、
逆に成果を上げている人は、大筋はその法則に近い事をやっている傾向にあるんです。


———————————————————————

その根底にある本質、その基盤となっているものは何なのか。
———————————————————————


これは投資の世界やビジネスの世界に限らず、
世の中のどのような物事にも共通して言える事として、


・その根底にある本質的な何か

・その基盤となっている何か


にあたるものが、そこには必ず「ある」ものだと思います。


そして、そのようなものを理解できているのといないのとでは、
そこからその物事における何を学んでいくような場合においても、
大きな「違い」を生んでいく事になります。


少なくとも、その「本質」や「基盤」を捉える事が出来ていれば、
それを足掛かり、それらに付随するような「何か」を、
そこへと結び付けられるように学んでいく事が出来るはずです。


ですが、それらが根本的に見えていないような状況では、
それこそ何を学ぶ事が正しく、何を学ぶ事が無意味なのかも分からないまま、
その1つ1つの学びが全て断片的、表面的になり、
それをどこに向けていくべきかの「方向性」も見えてきません。


これは物凄く当たり前の事を言っているようですが、
あらゆる物事において、それを上手く進められていないような人は、
まさにここで言う後者のような道を辿っている傾向にあります。


その物事の根底にある「本質」や「基盤」を理解せず、
ただやむくもに誰かが言った


「これが重要」


という言葉だけを真に受けてしまい、
そのままあてずっぽうな勉強や行動ばかりを取っているため、
いつまでたっても地に足がつかず「失敗」してしまうわけです。


故に、何か新しい物事に1から手を付けていく場合は、
まずその物事の全体像を俯瞰で捉え、その根底にあるもの、
その本質や基盤となっているものを捉えていくようにするべきなんです。


じっくりと時間をかけて学ぶべき事、追求していくべき事は、
その「本質」や「基盤」となっているものを捉えた上で判断し、
そこに結びつくように進めていけば問題ありません。


むしろ、これは「そのようにするべき」であり、
例えば私が「ネットビジネス」の業界への参入を検討した際も、
やはり、最初は、その全体像を「俯瞰」した上で、


「このビジネス(市場)の根底にある本質的なものは何なのか」

「このビジネス(市場)の基盤となっているものは何なのか」


を考察していくところから初めていきました。


それこそ、私がそれを考察したのは、もう10年以上も前になりますが、
それでも、結局のところ「ネットビジネス」と呼ばれるものは、


『自分の掲げるメディア(サイト、SNS、動画など)にユーザーを呼び込み、
 そこで何らかのアクションを引き起こす事が出来るかどうか。』


であり、これは今現在も変わらない「根底」と言える部分だと思います。


故に、その根底にある「本質」と言えるものは、


・ネットユーザーが特定のサイトに訪れる状況の考察
(何故、その人はそのサイトにアクセスしたのか)

・ネットユーザーが何かに申し込み、金銭を支払う状況の考察
(何故、その人はそこにお金を払うのか)


これらを考察した上での「答え」がそれにあたるはずであり、
実は、この2つの「答え」はどちらも共通したもので、


『自分自身の欲求を満たすため』


に他ならないと思いました。


何かを「知りたい」というのも1つの欲求ですし、
その「知りたい」という欲求そもののが、
何らかの悩みや願望から生じてる可能性が高いため、


・インターネットを介していかにユーザー(見込み客)の欲求を満たすか。

・いかにその「可能性」を感じさせて「行動」を引き出すか。


これがネットビジネスの「本質」に近いものと結論付けたわけです。


よって、これらを実際に実現していくには、


・ネットユーザーの欲求を解消できる何か(情報、商品、サービス)

・それをネットユーザー(見込み客)に示す事ができるメディア
 (そのようなメディアを1から作り出せるスキル)

・そこに「可能性」を感じさせて「行動」を引き出せるすためのスキル


この3つが、その「本質」に付随する『要』にあたるものと考えました。


ただ、実際のところ「情報」にあたるものは、
時間と労力さえかければ今は大半の情報が手に入る時代です。


また、アフィリエイトという仕組みを使えば、
第3者(他社)の商品やサービスを「紹介する」という立場でも
十分に「ネットビジネス」を展開していく事が可能であるため、


『ネットユーザー(見込み客)の欲求を解消できる何か』


にあたるものは、必ずしも自ら用意していく必要があるものではなく、
これは「既に在るもの」を用いていく形でも成立するものだと思います。


故に、自分自身がまず心血を注いでいくべきは、


・然るべき見込み客に然るべき情報を示す事ができるメディア
 (そのようなメディアを1から作り出せるスキル)

・そこに「可能性」を感じさせて「行動」を引き出せるすためのスキル


これらを追求していく事に他ならないと考えたわけです。


アフィリエイトという形で商品やサービスを扱う場合も含めて、
仮に自分がどんなに優れたものを扱う事が出来ていたとしても、
それを然るべき見込み客に示し、それを手に取ってもらう事ができて、
そこで初めて「結果」に繋がるのが「ネットビジネス」の世界だからです。


ただ、これらはインターネットの特性として、
どちらも共通した「同じスキル」でクリアする事ができるものであり、
それが他でもない、私がネットビジネスを始めた当初から追求し続けた


『文章のスキル(=コピーライティングのスキル)』


だったというわけです。


そこからの私個人のネットビジネスの経歴や実績は、
それこそ私の名前で実際にググってもらえれば、
私がネットビジネスを始めた当初の「所得」にあたるものが
ごまかしようのない「報道の記事」などで出てきますから、


「参入から1~2年足らずで億単位の収入を得ていた事」


は、不本意ながらも、それらの情報で完全に裏も取れてしまいます(笑)


ただ、私がそれくらいの期間で、それだけの結果を残せたのは、
まさに、ここでそのままお伝えしたような、


・全体像の俯瞰によって見えてくる「根底にあるもの」の考察

・その考察から見えてくる「本質」や「基盤」にあたるものの把握

・その本質と基盤に付随する「要」となるものへ集中的に心血を注ぐ


この流れによって導き出した「答え」に沿って行動してきたからに他なりません。


それ以外に、特別な事は何もやっていないわけです。


逆に多くの「ネットビジネスで挫折した人」は、その大多数が、


・とりあえずブログを作ってみた

・とりあえずツイッターの勉強を始めてみた

・とりあえずフェイスブックを始めてみた

・とりあえずユーチューブに動画を投稿してみた

・とりあえず・・・・


といったように、ネットビジネスの根底にある本質も見えていない状況下で、
断片的、表面的に、話題になっているもの、流行っているものに手を出し、
自分がやっている事の方向性さえも明確にできていない傾向にあります。


地に足を付けていない状態で、その方向性さえ不明確なのですから、
そのような状況で結果を出せるはずがないんです。


故に、これは「ネットビジネス」に限る事ではなく、
何か新しい物事を1から始めていくという場合は、
まずは必ずその全体像を俯瞰で捉えていく事をお勧めします。


そして、その根底にある本質や基盤となっているものを考察し、
あくまでも、それらを捉えた上で、何をするべきか、
何を学ぶべきかを関連付けて判断していくべきだという事です。


ただ、これは、どのような物事にも通じる抽象論でありながら、
この上なく具体的な論理でもあると思いますので、
これを具体的に実践していく事は決して難しくはないはずです。


これから何か新しい事にチャレンジしようとしているようなら、
それこそ、意識的に実践するようにしてみてください。


以上、師匠のメールマガジンの転載でした。

また、ご要望の声や私的に「これは」と思うものがあれば、
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2021年2月26日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:師匠関連

コピーライター宇崎の師匠が選ぶ「凄いキャッチコピー」3選

こちらのブログで、時折ご紹介している、
私、宇崎の「師匠」のメルマガからの転載記事ですが、

『凄いと思ったキャッチコピー3選』

というテーマで、師匠が純粋に「凄い」と思ったコピーを3つほど、
凄いと思った理由などの解説付きでご紹介されていたものがあります。

以下の原文をそのまま転載させて頂きますでの是非、ご覧ください。

コピーライター宇崎の師匠が選ぶ「凄いキャッチコピー」3選

一応は「コピーライター」として知られているっぽい私なのですが、
このメルマガで「コピーの話」をした事はほぼありませんでした。


基本、コピーライティングという分野の情報発信については、
私の弟子を自称してくれている方を通して行えているので、
コピーの方の話はほぼその方のチャンネルを通して行っています。


ですので、このメルマガでコピーの話は、
あえて「ほとんど」と言っていいレベルでしていません。


ただ、今日はあくまでも「私目線の言葉」で、
ちょっとした「コピーの話」をしたかったので、
今回は珍しく、ここでその話をさせて頂ければと思います。


題して・・・


『「スゴい」と思うコピー3選』


です(笑)


要するに、私が「凄い」と思うキャッチコピーを3つほど紹介し、
その何が凄いのかを講義してみようという試みですね。


このようなテーマで講義をしようと思った理由としては、
このメルマガではコピーの話をほとんどしていないわりに、


「これは凄いと思うコピーを教えてください。」


的な質問を読者の方から頂くことが多かったからです。


ただ、このような質問をされた読者さんは、


「凄いと思うセールスレターを教えてください。」


という意味合いで質問をされていたかもしれません。


ですが情報商材のセールスレターとなると、そのターゲットや、
先立つマーケティングによって色々と見方も変わってきますし、


「ほぼ全てのコピーが良いところもあれば悪いところもある」


というのが実際のところですので、手放しに


「これは凄いセールスレターです!」


と言えるようなものは、正直言ってなかなかありません。


まあ、情報商材のセールスレターは非常に「長い」ですから、
あれだけ長文のコピーとなれば、それは当然だと思います。


ですので、今日、私が取り上げるコピーは、
あくまでも「キャッチコピー」であり、


『読んだ人の心にイメージを植え付ける為のコピー』


という視点で選定したものになります。


そういうものでよろしければ、是非お付き合いください。


それでは早速いってみましょう。



■「スゴい」と思うコピー3選 その1


まず1つ目に選んだコピーは、


「プラン・ジャパン」


というボランティア団体のこちらの広告コピーです。




『 13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。 』




これは貧困国などの女性の自由を守る、
その支援活動の為のキャッチコピーらしいのですが、
おそらく、日本のライターが作ったコピーなんだと思います。


何というライターさんが作ったコピーかは不明で
一般募集などで決まったコピーの可能性もありますが、


「貧困国などの女性の自由を守る支援活動のコピー」


という題材で、このコピーを考えた発想や着眼点、
その全てにおいて私は本当に「凄い」と思います。


基本的にキャッチコピーというものは
その大半が営利目的の企業をアピールする目的、
何かの商品のイメージを植え付けていく目的で作られますし、
私もそういうコピーばかりを作ってきています。


ただ、そういう「その先に営利を求める発想のコピー」では、
このようなコピーは、なかなか出てきません。


私自身、こういった非営利団体や、
そういったキャンペーンのコピーの作成は未経験なのですが、


「貧困国などの女性の自由を守る支援活動のコピー」


という題材を与えられてこのコピーはまず出て来ないです。


“13歳で結婚し、14歳で出産というのが当たり前の国もある”


実際にそういう国や民族がいることくらいは、
多くの人が普通に認識している事だと思いますが、
その現実に目を向けてコピーの題材にするという着眼点。


そして


『でも、その女性はまだ「恋」を知らない』


という、その表面的な現実からは決して見えて来ない、
女の子の「心」をコピーに表すという発想。


しかも、これは「恋愛をして異性と結びつく」という事が
ほぼ「当たり前」になっている先進国の人達の感覚や視点を
それこそ「俯瞰的」に捉えなければ出て来ないコピーです。


おそらく女性が書いたコピーではないかと思いますが
たった1行のシンプルなコピーにも関わらず、
あらゆるイメージが頭の中に広がるだけでなく、
そこから「感情的な何か」が心の中にも湧き上がってきます。


まさに頭の中にただイメージを広げるだけでなく、
読み手の心の中の「感情」にまで響いてくる、
本当に秀逸なコピーだと思いますね。


このコピーを目にして[[name]]さんの頭の中に浮かぶイメージ、
心から湧き上がってくる感情そのものがそのまま、
このコピーの「凄さ」そのものだと思います。


わりと最近作られたコピーだと思いますが、
どこかの駅のポスターで最初に目にした時、
思わず本気で見入ってしまいました。


職業柄、広告などのコピーを目にしていく際は、
まずは一度、フラットな目線で見た後に、


「このコピーを作ったライターは、
 どのような思考でそのコピーを作ったのか」


を考え、そこから、


「自分だったら、この題材でどんなコピーを書くか」

「自分だったら、この題材でこれ以上のコピーを書けるか」


などを考えていく事が多いのですが、
このコピーに関しては余りにも秀逸過ぎて、


「自分だったら、この題材でこれ以上のコピーを書けるか」


ということを考える事さえしませんでした。


逆にこのコピーを見て、私自身、コピーの素晴らしさ、
そして「奥の深さ」を再認識させてもらいましたね。


そして、自分自身は「まだまだだ」とも思いました。


これくらいのコピーを当たり前に書けるようになれれば、
それこそコピーの力で世の中を、世界中を
もっとよくしていけるような気がします。


きっとこのコピーを書いた人には、
そんな強い「使命感」のようなものが宿り、


「この支援活動を絶対に広めなければならない」


という思いがこうしてコピーに現れたのではないでしょうか。




『 13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。 』




何度見ても、本当に素晴らしいコピーだと思います。




■「スゴい」と思うコピー3選 その2


続いて、2つ目のコピーです。


都内に住んでいる人なら見た事があるかもしれませんが
某所のレコードショップの看板に使われているこのコピーです。




『やっぱ、自分の踊り方で踊ればいいんだよ。』




これをコピーと言っていいのかはわかりませんが、
一応、実際にそのレコードショップの看板には、
このコピーがそのまま掲げられています。


↓(こんな感じです。)


http://forafterhours.jp/weblog/img/071210.jpg


よって、これが「コピーである事」には違いありません(笑)


もともとは「江戸アケミ」さんというミュージシャンの、
本当に「何気ない一言」だったらしいのですが
それを聞いたこのレコードショップの店主が
その一言をそのまま看板にしてしまったというものです。


ただこれに関しては、レコードショップのキャッチコピーとして、
このコピーが良いか悪いか、というものではありません。


ただの「名言っぽいもの」と言えばそれまでですが、
このレコードショップは業界ではかなり有名な
アンダーグラウンドな音楽レコードばかりを扱うお店で、
これをそのままお店の看板のコピーにしてしまった店主が


「パンクだな~」


と思い、私は本当に好きなコピー(看板広告)なんです。


勿論、この「言葉」自体も私は普通に大好きで、
本当に何気ない会話の中で出てきたこの言葉を
おそらくその店主も気にいって看板にしたんだと思います。


そういう意味では普通にセンスあるな~と思いますし、


「やっぱ」


という出だしの一文がこのコピーに味を出していると思います。


色々な事を試して、色々な事をやってみて、
そのような紆余曲折を色々経て、




『やっぱ、自分の踊り方で踊ればいいんだよ。』




という言葉の重み。


これは人生にもビジネスにも、そして何より、
コピーライティングにも通じるものがありますね。


やっぱ「自分なり」でいいんですよ(笑)


でも、それは最初から自分なりでは駄目なんです。


それはただの「自分勝手」と変わりません。


何においても、最初は誰もが未熟なものだからです。


だからこそ、まずは受け売りでも物事を吸収して、
時には人の意見や話もしっかりと聞いて、
時には人の真似事をして。


その積み重ねでいつしか「自分なり」が見えてくる。


そこで初めて、



『やっぱ、自分の踊り方で踊ればいいんだ。』



という結論に至る事が出来ればいいんじゃないでしょうか。


このコピーは、そういう私なりの人生観に
物凄く通じるものを一言で表してくれている言葉で、
本当に大好きな言葉なんです。


でも、どんなにその言葉を気にいったとしても、
それをそのままお店の看板にしようとは流石に思いません(笑)


そんな発想にまずならないからです。


でも、それを実際にやってしまっているのが、
この「フジヤマ」というレコードショップです。


ちなみにこの言葉の生みの親である江戸アケミさんという方は、
90年代の初めに36歳くらいで亡くなっています。


この看板は江戸さんが亡くなられてから、
そのレコードショップの店主が彼との会話の中で、
頭にこびりついて離れなかったその言葉を
そのままこうして看板にして掲げたものなのだとか。


そのお店や看板はいつか無くなってしまうかもしれませんが、
その「言葉」はこうして残っていくのかもしれません。


少なくとも私の頭の中にはハッキリと残り続けると思います。


コピーライターとして「言葉」を扱っている以上、
そういう言葉を生きているうちに1つでも残していきたいものですね。




■「スゴい」と思うコピー3選 その3


最後はちょっと「ズルい」かもしれませんが、
商業的な面で最も成功したとされるこのコピーは、
やはり3選の1つには選んでおきたいです。




『A Diamond is Forever(ダイヤモンドは永遠の輝き)』




誰もが一度は耳にした事があるコピーだと思いますが、
ダイヤモンドの採鉱・流通を手掛ける


「デビアス社」


のPR機関N.W.アイレ親子商会が仕掛けた
ダイヤモンドのマーケティングキャンペーンの中で、
そのスローガンとして掲げられたコピーです。


これはそのマーケティングそのものが大成功を納めたもので、
多くの人が頭の中に描く「ダイヤモンドのイメージ」は
ほぼ全てこのマーケティング戦略の産物に他ならないと思います。


今現在の段階でリアルタイムに、


「ダイヤモンドのマーケティングを仕掛けられている」

「ダイヤモンドのマーケティングを仕掛けられた」


という認識がある人はほとんどいないと思いますが、
そのようなイメージマーケティングを
リアルタイムな形で一切受けていなくても
ダイヤモンドに対しては、誰もが、


・高級なイメージ

・最も高価で価値のある宝石というイメージ

・婚約、結婚の指輪と共に贈るものというイメージ


といったものを印象として抱くと思います。


それだけ当時のデビアス社が仕掛けたマーケティングは、
人々に「ダイヤモンドに対してのイメージ」を
こうして時代を超えても絶対的に根付かせられるほど、
大きな成功を納めたものになっているわけです。


そのマーケティングキャンペーンの成功には、
少なからずその中で掲げられたキャッチコピー、




『A Diamond is Forever(ダイヤモンドは永遠の輝き)』




これが大きな要因の1つになった事はまず間違いありません。


もともとは結婚式にダイヤの指輪を贈るような習慣は、
日本はおろか欧米諸国にも一切なかったそうですが
そこに「永遠の輝き」というイメージコピーを、


結婚 = 永遠の愛を誓い合うもの


というところにリンクさせる事によって、
デビアス社はそのマーケティング戦略において


『結婚、婚約にはダイヤの指輪』


というイメージを定着させていったと言われています。


また、この「永遠の愛の象徴」というイメージは、
軽々しくダイヤモンドを転売させない「重し」の役割も果たし、
当時は中古品が市場に出回る大きな抑止力にもなったそうです。
※これは今でもそうかもしれませんね。




『A Diamond is Forever(ダイヤモンドは永遠の輝き)』




ただこれだけのシンプルなコピーが、その結果として、
あらゆる面で多大なイメージ効果、販促効果を生み出したわけです。


このキャッチコピーがいかに成功しているかは、
多くの人のダイヤモンドのイメージがそのままの答えですので、
その裏付け的な話は全く必要ないと思います。


ただ、事実これだけのコピーにもそれだけのイメージ効果があり、
それが今も時代を超えて普通に根付いているわけです。


コピーの力がどれだけ「絶大」なものであるか。


ダイヤモンドのこのキャッチコピーはまさにそれを物語ってますね。



以上が「スゴい」と思うコピー3選で、




『13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。』


『やっぱ、自分の踊り方で踊ればいいんだよ。』


『A Diamond is Forever(ダイヤモンドは永遠の輝き)』




いずれも全く異なる「角度」でご紹介させて頂きました。


「コピー」としてなら1つ目。

「言葉」としてなら2つ目。

「商業的な成果や結果」で言うなら3つ目。


といった感じでしょうか。


実際のところ、ここまでのコピーですと、
ほぼ参考に出来るようなレベルではないと思いますが、
それでもコピーライティングを勉強しているような人には
何かしら「感じられるもの」はあったのではないかと思います。


そういうコピーを厳選したつもりですので。


とくにコピーとは無縁というような人にも、
コピーの面白さや奥の深さが少なからず伝わったなら幸いです。


また心を打たれるようなコピーとの出会いがあれば、
こちらのメルマガで紹介させてもらいますね。


以上、師匠のメールマガジンの転載でした。

また、ご要望の声や私的に「これは」と思うものがあれば、
師匠の許可を頂けたものは、またブログに転載していきます。

PS

「というか、そのメルマガの登録URL、教えてよ。」

という方は、個別でメール(K.Uzaki e-mail)の方を頂ければと思います。

私の方からブログやメルマガなどで師匠の事を、

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2021年2月24日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:師匠関連

アメトーーク「勉強しまくった芸人」に学ぶ適切な勉強法

宇崎です。

以前、こちらの記事で私の師匠が発行している
メールマガジンの内容を転載した事がありました。

>ビジネスの神髄を描いた1枚の画像。~師匠のメールマガジンより~

こちら、かなり好評でしたので、
今日は師匠のメールマガジンの転載記事、第2段になります。

師匠のメルマガは私も個人的に勉強させてもらってるのですが
今回の記事はつい先日頂いたばかりのメルマガで、
とくに「為になる内容」でしたので是非シェアしたいと思いました。

一度、読んだ事があるという場合でも、
これは何度読んでも気付きがあるメルマガだと思いますので
是非、もう一度おさらないの意味でも読み直してみてください。

師匠のメルマガは本当に何度読んでも「気付き」がありますので。

今回の転載記事は扱っているテーマも面白いですよ。

アメトーーク「勉強しまくった芸人」の内容が凄かった件。

ブログやメルマガで扱っているテーマや内容が
やや「お堅い」感じがするせいかわかりませんが、
多くの人が抱いている私のイメージは


「基本、小難しい本しか読まない人」

「俗っぽいものには一切目もくれない人」


というものになっている傾向があるようです。


初対面のクライアントなどには、よくそう言われますので、
実際にそういうイメージになってしまっているのだと思いますが
本当のところは決してそういうわけではありません。


小難しい本もたくさん読んでいるかもしれませんが、
世間的に言われる「俗っぽいもの」もそれなりには触れています。


確かに今だにスマートフォンを上手く扱えないので、
その手のアプリやゲームなどには疎いですし
基本、ゲームなどに没頭して時間を費やすような事はありません。


ゲームでスコア?やレベル?を上げているくらいなら
普通に仕事をして「お金」を増やしている方が楽しいですから。


ただ、漫画、映画、音楽などは人並みに触れていると思います。


まあ、音楽の趣味はわり「硬派」なので
俗っぽいもの(AKBとかエグザイル?とか)は全く聞きませんし、
映画も、ややマニアックなものしか見ませんので、
ある意味俗っぽいものには手を出さない傾向にあるかもしれませんが
漫画はわりと「俗っぽいもの」も普通に読んでいる方だと思います。


小林よしのりのゴーマニズム宣言や山本直樹の「レッド」など
この分野でも「小難しいもの」も好んで読んでる傾向にはありますが。


そういう意味で、私が最も俗っぽいものに触れているのは、
地上波の「テレビ」かもしれません。


これはドラマもバラエティもそれなりに見ていると思います。


ただ基本的にリアルタイムにテレビの前に座っては見ないので、
仕事をしながら別のモニターでYoutubeなどの動画サイトから、
そこにアップされているものを見るというパターンですが、
その中で今日は「アメトーーク」という番組の、


「勉強しまくった芸人」


という放送回が、かなり「為になる内容」だったので、
その話をさせて頂ければと思います。



■アメトーーク「勉強しまくった芸人」の内容が凄かった件。


アメトーークという番組は、お笑い芸人が、
「○○芸人」というくくりで集まって、
ただそのテーマでトークをするというシンプルな番組なのですが、
その中で「勉強しまくった芸人」という放送回がありました。


題目通り、出演していた芸人は、
高校、大学で「勉強しまくった芸人」達で、
ほぼ全ての出演者が「高学歴の芸人」という構図でした。


京大卒のロザン・宇治原さん、東大卒の田畑藤本の藤本さん、
慶應義塾大学卒のオリエンタルラジオ・中田さんなどですね。


そんな「勉強しまくった芸人」の彼等が、
勉強をしまくっていた過去を面白おかしく話しながら、
実際にどういう勉強法をしていたのか、や、
「勉強」というものの捉え方、考え方をトークしていたのですが
その「内容」がかなり


・ビジネスそのもの
・ビジネスにおけるスキルアップ


などに多いに役立つ、本当に「凄く為になる内容」だったので、
これはそのまま取り上げるだけの価値があると思い、
今日はあえて「俗っぽい話題」でお届けさせて頂いた次第です。


それこそ私のメルマガ読者さんであれば、
コピーライティングの「勉強」をしている人なども
それなりに多くいると思います。


そういう人にはこの放送回はとくに為になると思いますので、
このメルマガを読んだ後や読みながらでも、


「アメトーーク 勉強しまくった芸人」


というキーワードでグーグルや動画検索、
Youtube検索を試してみてください。


もしかすると動画がまだ上がっているかもしれません。


ただ地上波のテレビ動画はよく削除されますので、
見れない場合はこのメルマガで参考にして頂ければと思いますが、
ザックリとその放送の中で出て来た、


「ビジネスにも役立つ、為になる内容」


は、以下の5つのトークテーマです。



・勉強は「量」か「質」か。

・最も適切な「リフレッシュ法」とは何か。

・「暗記」の落とし穴

・「集中」の落とし穴

・最も深く「理解」を強める方法



私は学生時代はほとんど勉強をしなかったタイプですが、
水商売、ネットワークビジネス、そして今のネットビジネスと、
社会?に出て、ビジネスの世界に身を置くようになってからは、
おそらく、人一倍「勉強」してきた方だと思います。


その私の「勉強の仕方」及び「仕事の進め方」と、
この5つのトークテーマで語られていた内容は、
本当に恐ろしいくらいそのまま「一致」していました。


そのトークテーマの内容によっては、
その理論を提唱している芸人が、


「それはお前しかできねーよ」


というような事を言われているものもありましたが、
少なくとも私は今も現在進行形で、
何かに取り組んでいく際はこの5つのポイントを
ほぼ全て満たしながらビジネスを進めていっています。


彼等「勉強しまくった芸人」達は、
京大、東大などの一流大学に入る為の勉強に、
これらのポイントを押さえていたのだと思います。


ただこれを「社会」に出てから「ビジネスの場」でも、
全く同じ事を徹底していく事が出来れば、
おそらく、それなりの成功は間違いなく掴めると思います。


是非そういう意識でここからの内容を読み進めてください。


では、先程のトークテーマの内容を
1つ1つ、順を追って解説していきます。



■勉強は「量」か「質」か。


これはまあ、多くの人が予想出来る範囲のものですが、
言うまでも無く結論は「質」です。


質を高めた勉強=効率性を重視した勉強


であり、誰しもに有限なのは「時間」というものですので、
限られた時間で自身の知識やスキルを向上を図っていく為には、
いかに効率的に「質」を重視した勉強をしていくかが重要になります。


「長い時間を勉強にあてる調整や努力」


を心掛けるよりも、


「いかに効率的に知識を詰め込める勉強法を確立していくか」


を重視して、とにかく効率化を図るべきという事ですね。


「それくらいの事は言われるまでも無くわかってます。」


という人は多いと思いますが、
実状としてビジネスで成功出来ていない人は、
この「効率化」という事がほぼ例外なく出来ていません。


だから成功できていないんです。


今、何を学び、何をする事が自分にとって、
そのビジネスにとっての最善策なのか。


これをきっちりと見極められていないわけですね。


「これをする事が、今の1秒を使う最善の行動なのか。」


何か行動を起こしていくごとに、
これを冷静に真剣に考えて行動を重ねてきている人であれば、
おそらくそれなりの「成果」を上げられているはずです。


逆にそれなりの成果を上げられていない人ほど、
その行動の1つ1つを「何となく」決めていたり、
誰かの、何かの影響で「流されながら」決めています。


人生そのものをその「流されながら」で、
歩んできているような人も世の中には凄く多くいると思います。


そういう人が成功出来ていない理由は、もはや明確です。


「それをする事が、今の1秒を使う最善の行動か。」


をろくに自問自答していない事自体が、


“ほとんど何も考えずに生きて来ているに等しい”


わけです。


自分の頭で考え、思考を巡らせ、自問自答を繰り返してこそ、
脳が活性化され、成功も失敗も自分の心身に刻まれていきます。


それが人としての「経験値」になっていくんです。


常にその1秒の最善行動を頭をフル回転して生きている人と
そうでは無いとでは、そこにどんどん差が付いて当たり前です。


私が年収で何億円ものお金稼げて、
一生かけて1億円ちょっとしか稼げない人の違いは、
その思考の積み重ねから生まれるものでしかないと思います。


現実にその「積み重ね」が“行動の違い”を生んでいるわけです。


全ての行動に意味と理由と価値を考えて生きていくようにすれば、
何も考えずに何となく生きていく人生とは
間違いなく大きく大きく埋めようのない差が出ていきます。


今からでも遅くありませんので、
何となくで歩んできた自分の道を見つめ直してみてください。


その「軌道修正」が出来るものはどんどん修正していきましょう。


本当に自分がやりたかった事、歩みたかった人生。


何とになくの「流れ」に流されて詰まらない人生にしていませんか?


そして自分が進んでいきたい道を行く為に、
今自分が起こすべき最善の行動を本気で考えてみてください。


そして実際に「自分の頭で考え抜いた行動」を起こしていってください。


例えそれが思うような結果を出せない行動になってしまったとしても
自分が頭を巡らせた選んだ道であれば、
それは少なからず人生において大きな糧と経験になっていくはずです。


そういう物凄く広い視野も含めての結論が


『勉強は「量」より「質」』


という事であり、ビジネスにおいて、人生において


「今の1秒を使う最善の行動を常に意識していく」


という事です。


少なくとも私は「今、このメルマガを書く事」が、
それにあたると意識して「この文章」を書いていますからね。


今、伝える事で「価値を感じてもらえる」と思ったものを
こうして文章にして届ける事が「最善の行動」だと考え、
こうして行動に移しているわけです。


ただ、このテーマについては、
私がかなり勝手に話を広げている部分が大きいので、
当然ですがアメトーークの中でここまでの話は出てません(笑)


ですが、次のテーマはわりとそのままトークされていた内容です。



■最も適切な「リフレッシュ法」とは何か。


これはオリエンタルラジオ中田さんのトークテーマだったのですが
この「リフレッシュ法」は、私自身も過去に、
クライアントの方やビジネスパートナーの人に対して、


「私のリフレッシュ方法」


として実際に話した事が何度かありました。


ただ、大半の人は、


「それでリフレッシュになるんですか!?」


というような反応だったのですが、
中田さんが提唱したそのリフレッシュ法というのが、


「別の科目の勉強をする」


というものでした。


私の場合は主に「文章を書く事」が仕事なので、
何かのコピーを書いている中で「疲れ」を感じたら、


「別の商品や題材のコピーや文章を書く」


という事で頭の中をリフレッシュしていたわけです。


そのリフレッシュ方法の反応は先ほどお伝えした通りでしたが
実際にこのリフレッシュ法は脳科学的にも理にかなったもので、


「脳の疲れ」


は、体の疲れで言えば「手の疲れ」「足の疲れ」と同じように
脳のどの部位を使うかで、その部位のみが疲労を感じるわけです。


つまり題材を変えて別の文章やコピーを書きはじめれば、
また「別の脳の部位」が使われる事になり、
それまで使っていた脳の部位は休ませる事が出来ます。


これがあまりに似たような題材のコピー、文章であれば、
あまり効果は無いかもしれませんが、
方向性の違うものであればリフレッシュになるという事です。


少なくとも私のリフレッシュ法はこういうものなので、
1日24時間のうち、睡眠時間と食事時間以外、
長時間仕事に打ち込む日であれば20時間くらいは、
ぶっ通しで文章を作り続ける事も普通にあります。


ただその時に作成にあたる文章やコピーは、
3~4時間おきに題材を切り替えていますので、
その題材の切り替えがそのままリフレッシュになっているのです。


オリエンタルラジオ中田さんもほぼ同じ事を提唱し、これを


「無限リフレッシュ状態」


と称していました(笑)


常にどこかの脳を休ませ、常にリフレッシュをしながら
四六時中勉強が出来るというわけです。


その上で先ほど解説した「質」の方を最大限に重視していけば、
嫌でも成果、結果が付いてくるようになると思います。


それこそリフレッシュに他の勉強、他の仕事をしていく事こそ、
自分の時間を最善の方向に活用していく行動と言えるはずです。


「疲れたから休憩しよう」


と、さほど見なくてもいいテレビやYoutube動画を見たり、
意味も無くボーっとしたところでそれは間違いなく
何も生み出さない無意味な「時間」と「脳」の使い方です。


勿論、遊ぶ時は思いっきり遊んでいいと思いますが、
リフレッシュ(休憩)という観点で言えば、


「脳の別の部位を使える勉強(仕事)をする」


というのが最善のリフレッシュ法である事は間違いありません。


とにかく早く結果を出していきたいなら、
是非、実践していくようにしてみてください。



■「暗記」の落とし穴

これはロザンの菅さんのトークテーマで、


「歴史の勉強法」


などにおいて、大半の人が間違った勉強法をしているとして、


“歴史の勉強はまずその流れと要因を理解していくべき”


という事を提唱していました。


これは一見当たり前の事のように聞こえるのですが、
実際、多くの人が歴史などの教科を勉強する際は


「出来事や人物名、年号などの暗記」


をその時代ごとに行っている事が多いと思います。


そこにせいぜい「流れ」をそれなりに「暗記」している程度で、


“流れとその要因をきちんと「理解」していく”


という勉強の仕方をしている人はおそらく少ないはずです。


多くの人が「暗記中心の勉強」に重きを置く要因としては
どうしても「テストで点を取る事」を意識すると、
テストの回答欄に書き出す事になる「答え」だけを
丸暗記していく事が効率的に思えてしまう為かと思います。


そしてこういった「暗記を主体にする勉強法」は、
他の数多くの科目に対しても言える事で、
確かにこの勉強法であらゆる情報を「暗記」した人は、
テストでは「良い点」を取っていく事が出来る傾向にあります。


ただ、その知識や情報を「実践的に使えるか」と言えば、
そのような知識や情報はほぼ全くと言っていいほど活かせません。


それどころか、そういう覚え方をした知識や情報の記憶は
テストが終わって数日後、数カ月後にはほとんど消えています。


要するにそのような「暗記」を主体とする勉強法は
一時のテストで良い点を取る為だけの勉強法でしか無いわけです。


ただ、高校入試、大学入試ではそれが普通に通用する為、
一部は人はそういう勉強法で「学歴」だけを積み上げます。


しかし社会に出て融通が利かなかったり、
ろくに仕事が出来ない傾向にあるのが
このような「暗記」を主体の勉強だけをしてきた人です。


要するにそのような詰め込み式の「暗記型の勉強法」では、
一度頭に入れた知識や情報を実践的に役立たせる事は出来ず、
その知識や情報もほとんど頭にも残らないのです。


対して歴史の勉強1つを取っても、
時代の流れやその要因をきちんと「理解」した上で、
1つ1つの出来事をその要因と共に覚えていくような人は、
その知識、情報を「経験則」としても活かせる傾向にあります。


何より記憶そのものが1つ1つの要因と紐付けされる為、
結果的に長くその情報や知識を記憶に留めていく事が出来ます。


この時点で「ただひたすら“暗記”をしてきた人」と、
「その流れと要因をきちんと“理解”してきた人」とでは、
長い目で見て大きく脳内の知識量、知識量に差が付いていくわけです。


そして暗記を主体とする勉強法のみが染みついている人は
あらゆる物事の理解の仕方や捉え方にもおいても、
物事の全体像や成り立ちを「理解」しようとせず
ただただ表面的にだけその物事を捉えてしまうようになります。


人生における全ての物事、経験において、
その「要因」や「本質」を理解していくタイプの人と
どんどん「差」を広げていく事になるわけです。


これは私が「コピーライティング」などの
スキルを身に付けていく際の勉強法においても、
何かの「ビジネス」を進めていく際の視点においても、


“物事の要因と本質を理解しながら進めていく人”





“1つ1つの物事を表面的にしか捉えられない人”


とでは、当然、スキルを身に付けていく度合いも、
ビジネスで成果を上げていく成功確率も大きく変わってきます。


もしお自分がただ物事を「暗記」していくような
表面的な物事の捉え方をする思考になっているなら、
そこは今すぐにでもその認識を切り替えていくべきです。


まずはその全体像や要因を「理解」した上で
1つ1つの物事を捉えられる思考を染みつけてください。



■「集中」の落とし穴


これは「集中力」というものをどこに向けていくか、
その判断と意識が重要であるという事なのですが、
頭(脳)というのが基本的には1つの事にしか集中出来ません。


正しくは1つの事に集中してこそ、
最大のパフォーマンスを発揮してくれるものですので、
2つの事を同時に考えて進めていくよりも、
その1つづつを集中していく方が


・スピード(速さ)
・クオリティ(質)


両方を向上できます。


これについては脳科学的な観点でも、
100%間違いありません。


ただここでお伝えしたいのは、
1つ1つ物事を集中して片付けろという事では無く、


「今、自分が集中するべきものは何か」


を本質的に見極めて判断していく事が重要という事です。


最初にお伝えした「量より質」の話にも繋がる部分ですね。


勉強という場において言えば、


「黒板を一生懸命ノートに綺麗に書き写している人」


こういう人は「集中力」を無駄なところに使っています。


これは実際にある傾向ですが、
とにかくノートを綺麗に書き写している人ほど、
点数や成績はあまり良くない傾向にあります。


仮に点数や成績が良くても間違いなく
要領よく仕事が出来るタイプの人ではありません。


例えば映画を一生懸命メモを取りながら見て、
そのストーリーや出来事の流れが頭の中に入りますか?


映画を観終わった直後に内容や人物名を聞かれた時、
サッと答えられるのは「集中して映画を見ていた方」だと思います。


要するに授業中にひたすらノートを綺麗に取っている人は
一生懸命集中するポイントが根本的にズレているわけです。


よって最も成績や点数や要領が良いタイプの人のノートは


「端的なメモがなぐり書きにされている」


傾向にあります。


その授業における要点や教師が黒板に書いた内容を
自分なりに頭を使って必要なポイントのみを
端的にメモしていっているからです。


思考を巡らし、考えながら授業を受けているわけですね。


つまり集中力を「理解する事」に費やしているのです。


そこに頭を使っているほどメモはなぐり書きになる為、
本当に成績の良い人のノートは比較的「雑」に見えます。


ただ本当にその授業内容を「理解」する上で重要な事は
少なくとも「綺麗にノートを書き写す事」ではありませんし、
そこに意識を集中させるほど授業が耳に入らなくなります。


「今、自分が果たしたい目的において、
 どこに頭を使い、集中していくべきなのか。」


これをきちんと思考していきながら、
その都度、適切な方向性に集中力を発揮していかなければ
それこそ「不毛な労力」を積み重ねることになり、
果たすべき目的からはどんどん遠ざかってしまうという事です。


何か自分が向かっている目的があるとして、
今、第一に頭を使い、集中していくべき事は何か。


今、集中しようとしている事が本当に適切なものなのか。


時には、その目的の本質を見据えた上で、
自分の集中するべきポイントが間違っていないかを
冷静に分析していくようにするべきかと思います。



■最も深く「理解」を強める方法


最後のこの方法は、東大卒の芸人「田畑藤本」の藤本さんが


「自分に勉強を教えて欲しいという需要を作り、
 その需要を満たしていく行為こそが、
 最も自分自身の理解をより深められる方法である」


というトークテーマを提唱していました。


要するにこれは


「人に勉強を教えてこそ、より強くその“理解”が深まる。」


という事なのですが、これはまさに
「ビジネスのフィールド」においてこそ、
より有効に物事を展開出来る究極的な視点ではないかと思います。


彼等はこの理屈を「勉強」というフィールドにおいて実践し、
世間的に言われる「学力」というものを向上してきたわけですが
ビジネスの場において実践していくこの方法は、
その「自己向上」以上の更に多くの恩恵を得る事が出来ます。


とくに私が取り組んでいる「ネットビジネス」の市場や、
「情報発信ビジネス」のフィールドにおいては、


「自分自身のスキルや知識をより向上させられる」


という事はもとより、


・その「教え」を施した人間から「信用」を得られる

・自分自身の「ブランド構築」に繋がる

・今後の商品やサービスの提供に繋げられる

・強力な「ビジネスパートナーの育成」にも繋げられる


このような数多くのメリットをほぼ「直接的」に得られます。


直接的なメリットのみを挙げても、
これだけの恩恵を得られるのですから
そこから派生する副次的な要素を挙げていけば、
その「本質的なメリット」はまさに“計り知れない”と思います。


何よりこれは当の私自身がこれまで、
コピーライター、マーケッターとしての活動の中で、
この「方法」を忠実に実証してきた自負があります。


私が人並み以上のスキルを体得出来ている事や、
それによって決して小さくはない実績を得られている事。


また、非常に強力なビジネスパートナー達と
強い信頼関係を築きつつビジネスを展開出来ている事には、
他でも無く「この方法を実証してきた裏付け」があるのです。


内部的な要因を言えば


・自己スキルの向上(「教える事」でより深まる理解)

・知識力の向上(「聞かれる事」への回答を示す為の知識補充)

・責任感の向上(「教える側」になるという強い責任感)

・精神性の向上(「教える側」としての意欲、モチベーション)


外部的な要因を言えば


・信頼構築とブランディング(教えた側から得られる絶大な信頼)

・対価と報酬(教える側になる事で得られる対価報酬)

・市場の理解(教わる側から得られる需要傾向)

・商品力の向上(そのニーズに沿った商品、サービスの充実)

・パートナーの育成(ビジネスパートナーの獲得)


このように「教える側」の立場を確立し、
それを行っていく側になる事へのメリットは計り知れません。


これらのような要因の「全て」が


「教育者としての自分自身の資質・影響力」


に応じて相乗的に大きく積み重なっていくのです。


それを積み上げていった「結果」が今の私の実績でもあり、
人一倍のスピードで私が大きな成果を得る事が出来ている要因は
このような「教える側としての自己向上」という行動を
いち早い段階で行ってきたからに他なりません。


現に私が間接的に関与しているある教材プログラムでは、
まさにこの「教育者としてのスタンス」を
いち早い段階から確立する事を前提とした上で


「情報発信者として人に価値を与えていく事」


を意識し、その為のメディアを構築していく事を推進しています。


少なくともネットビジネスの業界は、
情報ビジネスやアフィリエイトなどの広告ビジネスなどで、
そのスタンスによる「利益追求」を容易に行う事が出来るのです。


あらゆる観点を踏まえた「自己向上」が、
そのまま利益(収入)に直結していくという事なのですから、


「理想の自分を追及し、そこへ進んでいく事」


が、そのまま「利益」に直結していくと言っても過言ではありません。


インターネットがこうして普及する以前の時代においては
自己向上こそを徹底的に追及したような「哲学者」などは、
ほぼ例外なく「故人」となってから評価されるものでしたが、
今はその「方向性」「方法」の視点1つで


「純粋な“自己の向上”をそのまま営利に繋げていく事」


が出来るような時代が到来しています。


利を追及する事を悪とするような古い考えは切り捨て、
自己向上こそが「利」を生み出すという視点を持って


「理想の自分を追及していく事が大きな利に繋がるビジネス」


を多くの人が意欲的に始めていくようになれば、
私は世の中の全ての人、あらゆるビジネスが、
今よりも「良いもの」になっていくのではないかと思います。


“もたらされる「利」こそが自分自身の自己向上における
 その「客観的対価」の指標になるものである”


私はこれくらいの考え方こそが「先進的」であり、
全ての人が「理想の自分の在り方、生き方」を追及し
自分自身の「存在価値」を自己向上に伴う対価、
その「利の追及」によって求め、示していくべきだと思っています。


勿論、その「存在価値の示し方」が
農家で作物を育てる事であればそれでいいと思いますし
自分が惚れ込んだ会社、その会社の商品を
世の中に普及させる事であればそれでも一向に構わないと思います。


それらが「世の中に求められているもの」であり、
多くの人に「価値」を与えられるものなのであれば、
それを最善の形で行える為の「自己向上」を図っていけば


「世の中の人にその価値を与えただけの対価」


が必ず自分のもとへもたらされていきます。


ビジネスとは「利の追及こそが真」であり、
少なくとも私はそういうものだと思っています。



最後はやや話が脱線してしまいましたが


「人に価値を与えられる側になる事」


こそが最も強固な“自己向上”に繋がり、


「より多くの人に価値を与えられる存在になる事」


がビジネスにおける“成功要因”としても、
極めて大きなターニングポイントになるものと思います。



以上、先立って提示した題目の「結論」は以下の通りです。



・物事は「質こそが全て」であり、常に“最善の行動”を意識する。

・最も適切な「リフレッシュ法」は“脳の部位”を分けて使う。

・物事は「全体像」とその「要因」こそを“理解”していく

・「集中力」は常にその“適切な対象”を意識していく

・「価値を与える側になる事」が最善の“自己向上”に繋がる



冒頭でもお話しした通り、私はビジネスの場においては、
これら5つの要素は常に「全て」を徹底していくようにしています。


全てが「必須」とは言いませんが、
全てが「最善」の考え方、思考法である事は間違いないと思います。


私がこれらを徹底してその「結果」を、
現在進行形で「実証」している事は紛れも無い事実ですので。


「あー、参考になったなー」


と、今日の内容をただの情報、知識の1つにしてしまうか、


「徹底した意識を持った行動」


を1つ1つ徹底していくか。


その「違い」だけでも、今後の人生の歩み方、
直接的なもので言えば今後のビジネスの成果は
本当に大きく変わってくると思います。


全く「ピンと来なかった」と言うのであれば、
とくに意識する必要はありませんが、


「参考になった」「為になった」


という意識が実際にあるのであれば、
ただ「それに留める」のではなく、
是非「意識」と「行動」を起こしていってください。


それではまた次回。


以上、師匠のメールマガジンの転載でした。

こちらを読んで頂いた上で先日、私がこのブログにアップした、
こちらの記事を併せて読んで頂くと、

「今、自分が何を最優先でやるべきか。」

が見えてくるのではないかと思います。

>インプットが重要か、アウトプットが重要か。m

ちなみにこのメルマガの中で出て来ている

「私が間接的に関与しているある教材プログラム」

というのは、この記事でも紹介しているこちらの事です。

>Copyrighting Affiliate Program

また、ご要望の声や機会があれば、
師匠のメールマガジンの転載をしていきたいと思います。

「というか、そのメルマガの登録URL、教えてよ。」

という人は、個別でメールをください。

それでは。

K.Uzaki

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2015年4月6日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:師匠関連

金持ち父さん 貧乏父さん(ロバート・キヨサキ)師匠のメールマガジンより

宇崎です。

今日はいつもの「書籍紹介」とは、
ちょっと違った趣旨でこちらの書籍を紹介したいと思います。

金持ち父さん 貧乏父さん(ロバート・キヨサキ)


金持ち父さん 貧乏父さん(ロバート・キヨサキ)


一応、投資関連のビジネス書になるんでしょうか。

私はサッとは読みましたが全く「面白くない本」でした。

「はぁ、、、これがベストセラーかぁ、、、。」

という印象を強く抱いてしまう典型的な本で、
それこそ書籍そのもののキャッチコピーや見出し、
マーケティングとかが秀逸だったんだと思います。

投資の書籍としてもビジネス書としても、
私的には全く響くものが無い内容だったという感じですね。

では何故、あえてこの書籍を取り上げているのか。

それは私の「師匠」のメールマガジンで、
ちょっと面白い形でこの書籍の事が取り上げられていて、
私的にその内容が非常に為になるものだと思っていたので、
今日はそのメルマガをそのまま転載させてもらう事にしました。

私のブログで師匠のメールマガジンの原稿を、
そっくりそのまま転載するのは初だと思いますので、
私の師匠に興味があった人には楽しめる内容かと思います。

中には既に師匠のメルマガを読んでいる人もいると思いますが、
師匠のメルマガは基本、内容が「濃い」ので、
何度読み返しても気付きがある本当に深いテーマのものばかりです。

今回、転載する原稿もその1つだと思いますので、

「あ、これ読んだ事ある。」

という人も、是非もう一度身を入れて読んでみてください。

現に私も転載記事を作りながら、

「やっぱり何度読んでも為になるなー」

と思ってましたので。

では早速ですが、こちらが師匠のメルマガの転載原稿になります。


ビジネスの神髄を描いた1枚の画像。~師匠のメールマガジンより~

今日はちょっとしたイラスト画像付きで
いつもの感じのメルマガ講座をお届けしたいと思います。


題して「ビジネスの神髄を描いた一枚の画像」。


早速いってみましょう。


■ビジネスの神髄を描いた一枚の画像


ちょっと大げさなタイトルですが、
まずはこちらの画像をご覧になってみてください。





あれ?見たことあるぞ?


という人もいるかもしれません。


このイラストは確か何千万部単位のヒットになった
「金持ち父さん 貧乏父さん」という書籍の
背表紙の方に描かれていたイラストになります。


今更この本の内容についてどうこう言うつもりはないのですが
このイラストがネット上に全くアップされていなかったので、

「こんな的を得たイラストが誰にも取り上げられていないなんて…」

と思い、こうしてメルマガで紹介させてもらう事にしました。


正直この本はこのイラスト一枚を見るだけでいいと思うくらい、
私はこの絵を描いた人はすごい「的を得ている」と思ったわけです。


さてその本題ですが、あなたはこのイラストをどう見るでしょうか。


池で釣りをしている男性と漁のような事をしている男性。


その2人が描かれているだけのイラストなのですが、
これはある意味、ビジネスというものの神髄を表しています。


一応この本自体は投資関連の本として認識されています。


その内容は著者にとっての2人の父親を対照的に著した
お金そのものの考え方や捉え方を書いたもの。


一人は実の父親で生涯を労働者として真面目に生きた
決してお金持ちとは言えない父親。


もう一人の父親はお金について色々な事を教えてくれた
多くの資産を持つお金持ちの父親。


このイラストもいわばそれを表しているものなのですが、
そこで表されている事は見た目そのままの2人の行動です。


1人は魚を釣り上げる為に大きなお肉をぶら下げ、
もう一人は大きな網を使って大量の魚を生け捕ってます。


あえて補足はいらないと思いますが
魚を釣り上げる為にそれ以上に高価なものを使っている貧乏父さん。


しかも魚に食べられてしまってはお肉は無くなってしまい、
魚を釣れば釣るほどこの人は損をするわけです。


対して網を使っている金持ち父さんは
その網を使って何度でも大量の魚を取る事が出来ます。


まあ、言ってしまえばそれだけのイラストなのですが、
要するにこの本に書かれている事は
こういう事例を色々な角度、目線から
2人の父親を比較する形で書かれているわけです。


ただ誰が書いたものなのかはわかりませんが、
この本の内容をこのイラスト1つで見事に表現した
そのセンスに私は普通に感銘を覚えました。


イラストとその結論だけを聞けば
そういう事ね、と思う程度の話かもしれません。


ただこういう発想はいざやってみるとなかなか出てこないものです。


それもこのイラストはうまくビジネスというものの本質を突いている。


このイラストを見ても別に何も思わない人も多いと思いますが
実際にお肉で魚を釣り上げるようなビジネスをしている人は
この情報業界も含めてたくさんいます。


この「お肉」が「お金」であったり「人」であったり、
「時間」であったりとその状況は様々ですが、
うまくいっていないビジネスをやっている人の大半は
この貧乏父さんと同じようなビジネスを展開しているわけです。


だからこそ、現実にうまくいっていない人が多いわけですね。


目指すべきはまさにこのイラストの金持ち父さんのように、
何度でも使える網のようなもので、
大量の魚を何回でも生け捕れるようなビジネスモデルだという事。


今、自分が何かのビジネスを展開しているなら、
自分のビジネスがこのイラストのどちらに当てはまるかを
是非、冷静に考えてみてください。


意外に何がいけないのかが見えてくるかもしれません。


本の内容以上にこのイラストに感動した私がいたという話でした 笑


誰かがこのイラストを取り上げているだろうと思ったのですが
色々検索した限りでは見つけられなかったので、
今回はこんな形でこっそりと取り上げてみた感じです。


ちなみにですがこの本そのものについては
あえて今これを読んでどうこうという程の内容ではありません。


評判も良く、ベストセラーになっている本ですが
この分野の本ならもっと質の高いものが幾らでもあります。


まあ、感想もまた人それぞれだと思いますが。


■ビジネスの神髄を描いた一枚の画像 その2


こういうテーマで先ほどのイラストを取り上げましたので、
もう一枚、同じようなテーマでいってます。


画像はこちら。



見ての通りイラストは「人参を追いかけるお馬さん」。


まあ、ありがちなイラストと言えばそうかもしれません。


ただこれもまた1つのビジネスの神髄を突いた一枚だと思います。


むしろ「世の中の縮図」と言ってもいいかもしれません。


悪い言い方をすれば世の中の大半の人はこの「お馬さん」で、
ニンジンは賃金という名の「お金」を意味しています。


考え方によっては賃金という形でなら
お金はきちんと「支払われるもの」ですので、
いつまでたってもニンジンを食べる事が出来ないまま
ただ走り続ける「馬」と「人」は全く違うように思えるかもしれません。


ただこの経済社会が作り出している「お金」というものの虚像は、
ある意味このニンジンと同じものではないかと思います。


むしろ馬の人参も一日中走らされた後に、
はいお疲れさん。と食べさせてもらえるようなものなら、
まさにこれは賃金と同じようなものと言えるのではないでしょうか。


そしてこのイラストの本質的なところは
実はこのイラストには見てとれない部分にあったります。


それは“意図して人参をぶら下げている者がいる”という点です。


要するにその人参を右へ左へと誘導し、
馬を意のままに操っている人がいるという事。


これもまたビジネスの世界や世の中のあらゆる事にあてはまります。


賃金を受け取る為に働くという行為と、
それをさせている側の人間の事を皮肉的に描くなら、
まさに「人参をぶら下げられている馬」こそが
それを最も適切に表しているのではないかという話です。


こんな事を言うと日々、真面目に労働しているような人は

「じゃあ、オレは人参を追いかけている馬なのか!」

と怒ってしまうかもしれませんが、
それが現実なんだという事を私はあえて冷静にお伝えしたいです。


そんな人の労働でそれ以上の利得を手にしている人がいる。


これは紛れも無い事実です。


ただ労働者側はそこにさえ気づいていない場合や
そういう事を考える段階にも及んでいない場合もあると思います。


「自分は好きで雇われているんだ。」

「自分は雇用主の事が好きで、一生懸命働いているんだ。」


それはそれで何も悪い事だと言っているわけではありません。


ただ冷静に物事を見ていった時、
人参をぶら下げる側になる事と追いかける側になる事。


「自分はどっちになりたいか」

というだけの話です。


このような見方をしなければ現実が見えない事もありますので
あえて私はそれをわかりやすくお伝えしたに過ぎません。


勿論、世の中の全ての人が
人参をぶら下げる側の立場になる事は不可能です。


素直に人参を追いかけてくれる人がいるから世の中は成り立ち、
経済は潤滑に機能し、発展していきます。


ただ少なくともこの日本という国には、
それぞれの立場を選ぶ機会とチャンスが全員に与えられています。


この事に気付くか気付かないかも、
ある意味、大きな1つの分岐点だという事です。


この話を耳にして悔しさややりきれなさを感じたなら、
その現状を脱却する為の行動を取っていくしかありません。


一時の欲望や快楽に溺れながら毎日をただ過ごしていては
本当の自由や自立は見えてこないと思います。


それこそが馬にとっての人参であり、
雇用されている人達にとっての賃金というものなんです。


ただそのような立場が気軽でいいという考え方もありますので
私はその考え方を否定しているわけではありません。


動物達を見て、悩みも無く自由でいいなと思う事だってあります。


お金だけが全てではありませんので。


ただもしもあなたがこうして私がお伝えした事を踏まえて、
今の現状が見せかけの安定や見せかけの自由に過ぎないと思うなら、
その気持ちを奮い立たせて立ち上げらなければいけません。


そうすることが自分らしく生きるという事だと思うからです。


日々の欲望を満たす事や安定を求める気持ちを
どういう方向に費やしていくかは全てあなた次第なのです。


それを人から与えられるものに費やしていくのか、
自らの行動力、精神力、モチベーションに繋げていくのか。


その方向性を変えるだけで、
あなたの生き方は大きく変わってきます。


まずは自分がどう生きていきたいのか。


それを考え、行動していく事が
自分らしい生き方を手にする第一歩だと思います。


最後はちょっと暑苦しい話になってしまいたね 笑


今日はこの辺で。


それではまた次回。


以上、師匠のメールマガジンの転載でした。

またご要望の声や機会があれば、
師匠のメールマガジンの転載をしていきたいと思います。

「というか、そのメルマガの登録URL、教えてよ。」

という人は、個別でメールをください。

それでは。

K.Uzaki

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2014年10月12日 | コメントは受け付けていません。 |

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