フロント商品、バックエンド商品のコピーの違いと事例。

コピーライティング、およびマーケティングにおいては、
可能な限り、たくさんの商品を売る事(売上を上げる事)を、
必ずしも、第一の優先事項にするわけではありません。

その「コピー」や「販売における戦略次第」で、

「顧客満足度」

という「売上よりも重要な部分」が大きく左右されるからです。

もちろん「顧客満足度」は、コピーやマーケティングよりも、
商品やサービスそのものの良し悪しに大きく左右されるものです。

ですが、全く同じ商品やサービスを販促していく場合でも、
その顧客満足度は、コピーや売り方で変わってきます。

では、具体的に、どのようなコピーが顧客満足度に寄与するのか。

今回は、私自身が実際に手掛けている「商品」と、
その「コピー」を題材にその具体的な事例を示していきます。

売上を優先するコピーと顧客満足度を優先するコピーの具体事例。


コピー、およびマーケティングの「方向性」と言いますか、
それらにおいて重要視する優先事項は大きく分けて、
以下のような2つに分類する事ができます。

1:可能な限り、多くの人に買ってもらう方向性
※販売件数、販売売上を重視する(優先する)フロント商品など

2:そのパフォーマンスを高く発揮できる人にだけ買ってもらう方向性
※顧客満足度の高さを重視する(優先する)バックエンド商品など

一般的に販売件数、販売売上を優先する「フロント商品」などは、
可能な限り、多くの人に買ってもらう事を重視するのがセオリーです。

対して、いわゆる「バックエンド商品」などに関しては、
フロント商品よりも高額なものを案内することが多いため、

「顧客満足度の高さ」

を重視した上で、そのパフォーマンスを高められる人だけが反応し、
購入に至るようなコピーやマーケティングを仕掛けます。

具体的な実例として、私が手掛けた『the Million Writing』のコピーは、
まさに「多くの人に買ってもらう方向性(フロント商品)」にあたります。

↓↓↓

The Million Writing


実際に目を通して頂くと分かりますが、
こちらのコピーの冒頭(ヘッドコピーなど)には、

・文章を書くスキル
・コピーライティング


このようなフレーズが一切使われていません。

そこから、前半の2割くらいまでを読み進めたところで、
これがコピーライティングの教材を案内するオファーである事を、
ようやく認識できるような構成になっているわけです。

これは、まさに不特定なフラットなアクセスを想定した構成で、

・とくに文章の書き方を勉強したいと思っているわけではない人
・コピーライティングの「コ」の字も知らない人


このような人達もターゲット(見込み客)にできるように、
できるだけ、その「窓口(入口)」を広げています。

冒頭2割あたりまでのコピー(文章)を読み進めていく中で、
文章を書くスキルへの興味を高め、コピーライティングというスキルを認識し、
そして、最後には「成約」へと持っていく事を意図しているわけです。

実際、このセールスレターは公開時、フラットなアクセスから、
長期間、5%前後の成約率(20人に1人は購入)を維持していましたので、

・とくに文章の書き方を勉強したいと思っているわけではない人
・コピーライティングの「コ」の字も知らなかった人


このような人達を思惑通り、引き込む事ができていました。

今は公開(販売開始)から10年以上を経過している事もあり、
スパム的なアクセスが時折入るため、成約率の計測は難しい状況ですが、
今現在も、大手ASPの売上ランキング入るほど、継続的に売れ続けています。

対して、先日ご案内した以下の教材のセールスレターは、
冒頭から興味を持つ人(見込み客)を極度に絞り込んでいます。

↓↓↓

The Mind Motion~心の動きとコピーライティング~

実際に目を通して頂けば分かりますが、
こちらのセールスレター(コピー)に関しては、

「コピーライティングというスキルを認識している」

という人がダイレクトなターゲットであり、尚且つ、
このスキルを、ある程度、本質的に「理解」している人でなければ、
まず、興味さえ持たないようなコピーの構成になっています。

ヘッドコピー自体が、そのような構成である事もそうですが、
そこからいきなり提示されているコンテンツの題目(目次)の一覧が、
普通の人は、そうそう意欲的にはならないフレーズのオンパレードです(笑)

ですが、このコピーを見て、この教材がを率直に

「欲しい」

と思う人は、そこに並んでいる題目(目次)のフレーズを見て、

「読んでみたい!」「学んでみたい!」

という意欲が沸き上がってくる、他でもない私も含めて、
もはや普通の人とは少し感覚がずれている人だと思います。
(もちろん、良い意味で、です。笑)

文章やコピーライティングを全く勉強した事もないような人からすれば、
まず、意欲的、魅力的には映らないような題目が並んでいますので、

「これらが魅力的に移り、学びたい意欲(読みたい意欲)が沸いてくる」

という段階の人以外は、、冒頭部分でまず、ページを閉じてしまうはずです。

更にそこから並んでいる以下のようなフレーズの数々・・・

『キリスト教の聖書、カール・マルクスの資本論』
-世界さえも動かした「文章」の共通点。

『どう書くかではなく、何を書くか。』
-書き方のテクニック論よりも遥かに重要な原則。

『主観、客観、俯瞰の違い。』
-コピーは俯瞰による視点で書かなければならない。

『二元論に立脚した文章構成の原則。』
-「正」の心理要因を積み上げ「負」の心理要因を取り除く。

『中国儒家思想 性悪説に立脚する文章の在り方。』
-文章は「性悪説」に立脚しなければならない。

『思考の天秤-過去、現在、そして未来。』
-維持と変化。読み手の思考はどちらに傾いているのか。

『感情ではなく心情を揺さぶる。』
-辞書で引く意味合いとは異なる感情と心情の違いとは。

私からすると、我慢できません!というくらい、
完全なキラーフレーズだらけなのですが、これらのフレーズも

・文章やコピーライティングをそれなりに勉強されている人
・文章やコピーの本質を感覚的に掴んでいるような人


このような人でなければ、まず「反応」には至らないと思います。

よって、先日ご案内した『The Mind Motion』のセールスレターは、

「そのパフォーマンスを高く発揮できる人にだけ買ってもらう」

という事を意図したコピーになっています。

対して、前作『the Million Writing』のコピーは、
可能な限り、多くの人に買ってもらう事を意図しているわけです。


ターゲット(見込み客)を広げるのか、狭めるのか。


ちなみに今回のライティング教材『The Mind Motion』に関しては、
価格帯はフロント商品に該当するような価格帯でありながら、
あえて窓口(入口)を狭めるコピーを構成しています。

すでにお伝えしたように、フロント商品にあたるものは、
可能な限り、多くの人に買ってもらう事を重視するのがセオリーです。

言い方を変えると「低価格帯の商品」であれば、
必然的に、価格帯に対する顧客満足度を高め易いため、
可能な限り、多くの人に買ってもらう事を重視するわけです。

対して、バックエンド商品はフロント商品の購入者を対象に、
より専門性の高めた高額な商品などを提供できる流れになるため、

・そのパフォーマンスを高められる人だけに買ってもらう
・そのパフォーマンスを十分に発揮できない人の反応を避ける


このような点を意識してコピーを構成します。

その上で『The Mind Motion~心の動きとコピーライティング~』は、
基本的には『the Million Writing』の購入者様を対象とした、
いわゆる「バックエンド商品」に該当するものなのですが、
あえてフロント商品並みの価格帯を設定しています。

フロント商品並みの価格帯を設定しながらも、
あえて高い顧客満足度を追求しているという点で、
かなり型破りなコピーおよび販売戦略を取っているわけです。

↓↓↓


ですから、今回の『The Mind Motion』の教材に関しては、

「実際にコピーを読んでどう感じるか。」

で、ほぼ反応が決まってしまうようなコピーになっているので、
そこに反応する人は、ここで私が止めても買うと思います(笑)

あえて、そういうコピーを仕掛けているわけですが、
あなたの素直な感覚は「興味」ですか「拒否」ですか?

もし、ほんの少しでも「興味」を持って頂けるなら、
こちらの教材は、その鋭い感覚に答えられる内容になっていますので、
その感覚にそのまま従ってみてもいいんじゃないかと思います。

***

以上、今回は売上を重視(優先)するコピーと、
顧客満足度を重視(優先)するコピーについてでした。

是非、参考にしてください。

K.Uzaki

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2023年11月18日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブランディング マーケティング

ブログ、メルマガのターゲットはどこまで明確にするべきか。

宇崎です。

インターネットを利用した集客やマーケティングにおいて、

・集客を担う事が出来るメディア作り
・情報発信を担う事が出来るメディア作り


この2つのプロセスは必要不可欠であり、
私であれば、このブログが主に集客を担うメディアであり、
併せてメールマガジンによっても「情報発信」を行っています。

これらのメディアを併せて、

DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)

と呼ばれるマーケティングを展開しているわけです。

ただ、このようなブログやメルマガなどのメディア作りには、
それに先立つ「ターゲット設定」が必要になります。

「どんな人を集客していくのか」
「誰に向けて情報を発信していくのか」


これを定めてこそ、そのブログ、メールマガジンにおいて、
実際に発信(提供)していくべき情報が決まってくるからです。

発信していく情報 = コンテンツ

ですので、ブログ、メルマガのコンテンツ内容は、
結局のところ、そのターゲットありきで決まります。

そして、そのコンテンツを実際に構成するコピー(文章)も、
そのターゲットが「明確」になっていてこそ、

「そのターゲットの反応を想定したコピーを書ける」

という事になるわけです。

それだけ「ターゲットの設定」というのは、
ブログやメルマガなどのメディア作りにおいても、
そのコピー(文章)の作成においても重要なものなんですね。

とくに私がやっているようなDRMにおいては、
このターゲット設定がマーケティングそのものの成果を
そのまま大きく左右する事になると言っても過言ではありません。

今日は、そんな「ターゲット設定」について、

「どこまでその設定を明確にするべきか」

といったところを重点的に講義してみたいと思います。

ブログ、メルマガのターゲットはどこまで明確にするべきか。


まず、このターゲット設定は「何を軸に定めるか」が重要であり、
既に「販促」の対象になるような商品やサービスが明確なのであれば、

「その商品やサービスを求めている人達」
「その商品やサービスに価値を感じてくれる人達」


という考え方が基本前提になります。

これは、そのメディアの運営における前提が
アフィリエイト等の広告ビジネスである場合も同様ですね。

ただ、アフィリエイト等のビジネス展開が前提である場合は、
ある程度の「ジャンル」を特定してしまえば、
そのジャンルの商品は全般的に販促の対象にしていく事が出来る為、
自分が情報発信、情報提供を行い易いジャンルを前提に、

「そのジャンルの情報を求めている人達」
「そのジャンルの情報に興味、感心を持っている人達」
「そのジャンルの情報に価値を感じてくれる人達」


をターゲットにしていく考え方をしても問題ありません。

ただ、商品を前提にターゲットを定める場合においても、
特定のジャンルを前提にターゲットを定める場合においても、
その情報提供や、後々の商品の提案は、あくまでも、

「そのターゲットが悩んでいる事(悩み)」
「そのターゲットが望んでいる事(願望)」


に対して行っていくものであるため、
ターゲットの設定において重要なポイントとなるのは、
あくまでもその「悩み」や「願望」にあたる部分になります。

「どのような悩み、願望を持っている人達をターゲットにするか」

という視点が、ターゲットの設定において最も重要であるという事です。


「悩み」「願望」を前提にターゲットを捉える。


ネットユーザーに限らず、世の中の人が興味や関心を覚え、
更に、そこへお金を支払っていくようなものに対しては、
必ずそこに何らかの「悩み」や「願望」が存在します。

そのような「悩み」や「願望」があるからこそ、
特定の情報や商品などに興味や関心を抱いていくわけです。

ですので、ターゲットの設定はあくまでも、

「どのような悩み、願望を持っている人達をターゲットにするか」

を前提に捉えた上で、

・その悩みを持っているのはどういう人達(どんな人)か
・その願望を持っているのはどういう人達(どんな人)か


という考え方で、そのターゲット像を明確にしていかなければなりません。

それが女性特有の悩みや願望なのであれば、そこで初めて、
ターゲットが「女性」に絞られてくるという事です。

ただ、アフィリエイトを目的に運営されているブログ等の中には、
このような重要な視点を抜きにターゲットを定めているものも多く、
無意味に性別や年代など絞り込んでいるケースも珍しくありません。

そのブログやメルマガで扱う商品や発信している情報において、
絞り込む意味、メリットがあるターゲット像であれば話は別ですが、
決してそうとは言えない絞り込みを行っているものが、
実際に運営されているブログなどでも多く見受けられるという事です。

そういったメディアによくある傾向を1つ例に挙げてみますが、
例えば、ネットビジネスで稼ぐ為の情報を発信するブログとして、
以下のようなコンセプトを掲げているブログなどは、
比較的、多く目にする事があるのではないかと思います。

40代サラリーマンの為のアフィリエイト講座

ただ、このようなメディアで実際に取り扱っていく情報や商品は、

「ネットビジネスで稼ぎたい人達の願望」
「ネットビジネスで稼げていない人達の悩み」


に対して、その解決を図れるような情報や商品であるはずですが、
そんな情報や商品の対象となるような「願望」「悩み」は、
40代のサラリーマンのみに限られるものではないと思います。

そして、その悩みや願望を解決する為の情報や商品は、
強いて40代のサラリーマンだけが求めているものでもないはずです。

つまりネットビジネスで稼ぎたい人の悩みや願望、
そして、そのような人達の悩みや願望を満たせる情報や商品は
20代でも30代でも、男性でも女性でも「変わらない」という事です。

「ネットビジネスで稼ぎたい」

という40代サラリーマンが興味や関心を持つ情報や商品は、
20代のフリーターでも30代の主婦でも興味を持ちます。

そこに共通性があり、また相違性が無いのであれば、

「ネットビジネスで稼ぐ為の情報を発信するメディア」

において、そのターゲットを「40代サラリーマン」に定める意味、
メリットは、実質的に「何も無い」に等しいわけです。

強いて40代サラリーマンだけが反応するような
ネットビジネス関連の情報などは、そうは無いですから。
メリットも無く不要にターゲットを狭めている以上、
そこにあるものは「デメリット」だけなのが現実です。

つまり、そのメディアで取り扱う情報や商品において、
あえてターゲットを「明確」にするという場合は、
それを絞り込むメリットが無ければ意味が無いという事です。


メリットのあるターゲットの絞り込み事例。


では逆に、そのメディアで取り扱う情報や商品において、
意味のある形でターゲットの絞り込めているケースを挙げてみます。

60代の健康法

【女性限定】40代からの婚活講座

まず、前者に挙げた「健康法」の事例ですが、
取り扱う情報の性質的に「健康法」というテーマであれば、
30代、40代、50代という年代の違いに応じて、
健康に対しての「悩み」はそれぞれ異なる傾向にあると言えます。

故に、それぞれの年代ごとに「求める情報」や「商品」も
それぞれ違ってくる余地が大いに「ある」と言えますので、
このようなジャンルであれば、

「年代」

を線引きしてターゲットを絞り込む意味、メリットは、
その後の情報発信や商品の提案においても「ある」と言えるわけです。

同じく、後者に挙げた「40代からの婚活」の事例も、
男性と女性とで恋愛や結婚に対しての悩みは全く異なりますので

「性別」

の線引きはむしろ必要不可欠だと思いますし、
10代、20代の女性が抱く恋愛や結婚についての悩みと、
40代以上の女性が抱く恋愛や結婚についての悩みも、
大きく異なる傾向にあるものだと思います。

よって、このような「恋愛」「結婚」などのジャンルも、
年代を線引きするメリットが「ある」と考えて問題ありません。

つまり、ターゲットを絞り込んで明確にしていく際は、
その絞り込みにおける線引きラインとなるところで、

「ターゲットの悩みや願望が異なる傾向にあるかどうか」

が大きなポイントであり、そこに「異なる傾向」が見られれば、
その線引きによって「求められる情報や商品」も変わってくる為、
その絞り込みによるターゲットの明確化にも「意味がある」と言えます。

対して、そこに「異なる傾向」が見られないのであれば、
その線引きは「無意味にターゲットを狭めるだけ」でしかない為、
その絞り込みによるターゲットの明確化も「無意味」としか言えません。

よって、そのメディアにおけるターゲットを明確化していく際は、
あくまでも、その絞り込みを前提とする線引きラインが、

「ターゲットの悩み、願望を分ける境界線になっているか」

を大前提に捉え、絞り込みの必要性を判断していってください。

もし、既に運営されているメディアのターゲット設定で、
明らかに意味の無い絞り込みを行っているようであれば、
その不要な「縛り」は無くしてしまった方がいいかもしれません。

以上、ネットマーケティングを前提としたメディア作りにおける、
そのターゲット設定と明確化の線引きについての講義でした。

K.Uzaki


ブログを軸とした情報発信ビジネスのススメ。


私と私の師匠とで公開している教材、

「Copyrighting Affiliate Program」

では、今回の講座の中でお伝えしたような
ブログ、メルマガを軸とした情報発信ビジネスを軸として、
アフィリエイトで収入を得ていくノウハウを

「私と私の師匠の徹底したコンサルティング体制」

のもと、実践していく事が出来るプログラムを提供しています。

>Copyrighting Affiliate Program

月額9800円からご参加頂けるプログラムですので、
まずは「お試し」という感覚でも構いません。

よろしければ一度、案内ページの方だけでもご覧頂ければ幸いです。

>「稼げるブログの作り方講座」一覧へ

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2016年9月24日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:マーケティング

縦長の長いオプトインページ、セールスレターはもう古いのか。

宇崎です。

日頃からこのブログではコピーライティングの重要性を説き、
あらゆるライティング関連のスキル、原則等を講義してきています。

そしてこのブログを目にした読者さんからは、

「コピーライティングの重要性を認識しました。」
「自分に足りていなかったものが何か分かりました。」


というようなお声を実際に頂く事もあり、
私としても、このブログを介して伝えていきたかった事は、
少なからず伝える事が出来ているのではないかと思っています。

ただ、このようにコピーライティングについての講義を重ねていると、
そこに疑問や懸念を抱かれている方から質問を頂く事があります。

その中で、ここ最近、時折頂く傾向にあるのは、

「もう縦長のセールスレターは古いという話を聞きました。」

というようなものや、

「コピーライティングはもう通用しなくなるのではないか。」

というような根本的なご質問です。

確かにここ最近は「動画」によるプロモーション、
セールスなどが非常に多くなってきていますからね。

実際にこのような新たな手法が世の中出て来るようになると、
それまでスタンダードであったものが古い、
古くなったなどと言われ始めるような傾向にあります。

事実、世の中には「それに取って変わる新たなもの」の登場により、
それまで当り前だったものが使えなくなってしまう事、
有効だったものが通用しなくなってしまう事も無いことはありません。

では、このブログで追求しているコピーライティングというスキルは、
これから「古いもの」になってしまい通用しなくなってしまうのか。

今日はそんなテーマでコピーライティングを追求してみようと思います。

コピーライティングが通用しなくなる可能性はあるのか。


まず、私なりの見解として率直な結論から。

例え今後、どのようなプロモーション戦略やセールススタイルが
この世の中に登場していく事になっていったとしても。

そして、それがどんなに高い成果を上げていく事になったとしても、
コピーライティングというスキルの有効性そのものが無くなる事、
このスキルそのものが通用しなくなる事はまず「無い」と思います。

そもそも「コピーライティングが通用しなくなる」という事は、
文章というものによって、読み手が「何も感じなくなる」という事です。

普通に考えて、そんな事が現実的にありえるでしょうか。

私はどう考えても、そのような事は「ありえない」と思います。

結局のところ、プロモーションやセールスというのは、
何らかの「情報の伝達」によって消費者心理に訴えかけ、
何らかの「行動」を引き起こしていく為の行為なわけですから、

「情報伝達の手段の1つ」

として「文章」というものが「使えなくなる事」は、
どう考えてもありえない事だと思うのです。

少なくともコピーライティングは「文章」によって、
読み手の心理を刺激し、行動を起こさせるスキルですので、
文章というものによって人が何かを「感じる」限り、
このスキルがその有効性を失う事は、まずありえません。

仮にコピーライティングが通用しなくなるという事は
文章によって人が何も感じなくなるという事ですので、
それは世の中から、小説、新聞、書籍等が全て無くなり、
それらが全て別の形になり変わる事を意味します。

普通に考えて、そんな事は「ありえない」わけですから、
今後、どんなプロモーション手法、セールス戦略が流行ろうと、
文章によるプロモーション、セールスというもの自体が、
全く通用しなくなるという事は、やはり「ありえない」わけです。

そして、文章による情報伝達によって、
読み手が何かを「感じる」という余地がある限り、
やはり「コピーライティング」というスキルにおいても、
今後も変わらず「有効である」と考えられるのです。


縦長のオプトインページ、セールスレターはもう古いのか。


以上が「コピーライティング」というスキルに対しての言及になりますが
それとは別に、今現在、情報商材のセールスなどにおいて主流となっている、
縦長のオプトインページ、セールスレターの有効性はどうなのでしょうか。

確かに今はプレゼンテーション動画による解説に重きを置いて、
文章(コピー)による解説、説明を省いているオプトインページ、
セールスレターなどもそれなりに多く見られるようになってきています。

ですが、これは結局のところ「情報の伝達」を、
動画を用いて行っているか、文章を用いて行っているか、
実質的にはそれだけの「違い」でしかありません。

つまり縦長のオプトインページやセールスレターが、
仮にスッキリとした長さのものに収まっているとしても、
そこにそれなりの情報量を伴う「動画」が掲載されていれば、
そこで伝えている情報の量には実質的に違いは無いという事です。

ただ、文章で伝えていた情報が「動画」になる事で、
物理的に縦長のセールスレターが「短くなった」というだけで、
そのページに滞在する時間が短くなるわけでも、
そこで受け取る情報量が少なくなるというわけでもないんです。

その上で、動画による情報伝達と文章による情報伝達、
そのどちらが有効であるかは、それぞれの「作り方」や、
それぞれの「見せ方」や「仕掛け方」によるというのが実情であり、
これについては一概にどちらが有効というものでもありません

・動画によるプレゼンテーションの作り方、用い方、示し方。
・文章によるプレゼンテーションの作り方、用い方、示し方。


どちらにおいても、それを「有効なもの」に出来れば、
それは今も今後も普通に反応を取る事は出来ます。

むしろ重要なのは自身が仕掛けるプロモーションや、
セールスしたい商品がその「どちらに適しているか」や、
自分自身が「どちらの作成に向いているか」ではないでしょうか。

ただ、少なくとも私は観覧者を釘付けに出来るような
クオリティの高い動画を作る事と、そういう文章を書く事は、
労力、手間、スキル的にも「文章」の方に優位性があると思います。

クオリティの高いプロモーション動画、セールス動画の作成には、
やはりまだまだ高いスキルや技術が必要なのが「現実」ですが、
文章は言っても「コピーライティング」というスキルがあれば、
PCスキル的なものはキーワードで文字を打てれば十分ですからね。

そして、観覧者を訴求出来るような動画の作成には、
どちらにしてもコピーライティングと共通したスキルが必要になります。

「言葉によって反応を生み出し、行動させる」

という点は、結局のところどちらも共通するものだからです。

ですので、どんなに動画によるプロモーション、セールスが普及しても、
縦長のセールスレターそのものが根本的に通用しなくなる事、
反応を取れなくなるという事も基本的にはありえません。

原則的に押さえていくポイントはどちらも共通するものであり、
それらはあくまでも「情報の伝達の仕方の違い」でしかないからです。

よって、コピーライティングや縦長のセールスレターそのものが、
通用しなくなる、使えなくなるという事は基本的にありえず、
また、動画によるプロモーション、セールスに対して、
一概にどちらが有効という事も無いというのが私の結論です。

その上で私は「文章のスキル」を上げていく方針を取り、
その為のスキルを活用し、提唱しているというだけの話なわけです。

あとは、以前に講義したこちらの講座も併せて参照してみてください。

>インターネット動画時代におけるコピーライティングの可能性

以上、コピーライティングが通用しなくなる可能性はあるのか。

縦長のオプトインページ、セールスレターはもう古いのか。

そんなテーマでコピーライティングを言及させて頂きました。

是非、参考にしてください。

K.Uzaki

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2016年6月2日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:マーケティング

インプットが重要か、アウトプットが重要か。

宇崎です。

メールマガジンの受講者さんから頂くご質問の中に、

「インプットとアウトプット、どちらを重視するべきか」

という趣旨の相談を時折頂く事があります。

私のメルマガ読者さんからの相談ですので、
前提としてはコピーライターとしてスキルを伸ばす為か、
アフィリエイター(マーケッター)として結果を出す為か、
そのどちらかを趣旨としての相談になりますが、
いずれにおいても私からのお出しする回答は、

“重視するべき方を挙げるならアウトプット”

と「答え」を示した上でその理由を添えています。

そして実際にその比重をどれくらいで捉えるべきかと問われれば、
私は「7~8割ほどはアウトプットに比重を置くべき」と答えます。

コピーライター、アフィリエイターとしてスキルを上げ、
結果を出していく上で何故、アウトプットを重要するべきなのか。

今回はこのテーマで講義を進めていきたいと思います。

インプットが重要か、アウトプットが重要か。


まず1つの根本的な考え方として、
私はネットビジネスの業界に関して言えば、

“実力”と“結果(成果)”は比例していくもの

と考えています。

その「実力」というものが正しい道筋を辿れる
その思考とプロセスを兼ね備えていく事であるとするなら、
基本的にはその実力の高さに応じた結果を得られるのが、
ネットビジネスという業界だと思っています。

要するに完全に「実力がそのまま成果に反映される市場」であり、
実力さえあれば幾らでも稼ぐ事が出来るのがこの世界です。

“完全実力至上主義の分かりやすい市場”

これが私の「この市場」の捉え方です。

ただ、時世を見る目や人脈やコネを作る能力など、
それらを全てひっくるめたものを「実力」とするなら、
やはりビジネスの世界は全般的に実力が全てになると思います。

その中でもネットビジネスの世界は、個人の能力だけで、
幾らでも結果を出していく事が可能という点で、
私はとくに顕著な「実力が全ての業界」だと思うわけです。

よって、この業界は「実力はあるけど稼げない」という人は
基本的には「いない」業界だと思っています。

稼げていないのは単に「実力が無いから」であり、
意欲的に稼ぐ為の行動を取っていくか否かは別として、
基本的に実力さえあれば「稼げない」という事はありえません。

そういう意味で、私の師匠が億単位もの収入を
個人の能力のみで悠々と稼ぎ続けているのは
他でも無く「実力と行動力」が伴っているからなのです。

少々、話が脱線しましたが、ここで言いたかった事は
ネットビジネスの世界はより顕著に

「実力と結果がそのまま比例して伴っていく市場である」

という事です。


「実力=結果」の市場。


その「スキルアップこそが結果に繋がる市場」という観点から、
私は今回のテーマにおいて冒頭で示した

「インプットよりもアウトプットこそが重要」

という結論を導き出しています。

コピーライティングスキルを向上させていく事こそが、
ネットビジネスにおける「結果に繋がっていく」と仮定する場合、
重要なのは「知識や理論を詰め込んでいく事」では無く、
適度な知識、理論を基に「実践を積んでいく事」だということです。

そしてこの論理は以前にお伝えしているこちらの講義にも繋がってきます。

>コピーライティングの最適なトレーニング方法。鍛錬方法とは

こちらのブログ講座でもお伝えしている通り、
私は文章は実践的な文章を書き続けてこそ上達すると考えています。

その「実践的な文章」とは、まさにブログやメルマガなどで
読み手の誘導や自分自身のブランディング、
または商品やサービスの成約等を目的とした上で

“何らかの結果に繋がる文章を真剣に文章を生み出していく事”

であり、その反復こそが最も「実力に繋がる」と考えているわけです。

その考えの根拠としては「脳科学的な観点」から来るもので
そもそも「文章」というものを“生み出していく”のは、
自分自身の「脳(思考)」であると思います。

その上で現在の段階における脳科学の見解では、
使われていない脳の部位は活性化(発達)しないと言われています。

つまり脳における「文章を創造し、作り出していく部位」は、
やはり「文章を生み出していくプロセス」を反復してこそ
それが「活性化」され「柔軟」になっていくわけです。

脳も筋肉と一緒で、そこを繰り返し鍛錬し、
活性化していかない事にはどんどん退化していきますし
逆に活性化していけばどんどん「強靭」になっていきます

その「文章を生み出す脳」はやはり
「文章を生み出す事」でしか鍛錬出来ないという事です。


脳トレ=筋トレ


また、これは野球などのスポーツに例えても同じ事が言えますが
どんなに知識や理論を頭に詰め込んでいっても
その人はまずホームランを打てるようにはなりませんし
早い球を投げられるようにもならないと思います。

むしろ知識、理論を一切詰め込まずに
一心不乱に実践的な練習と鍛錬を積んだ選手の方が
ホームランを打つ事や早い球を投げる事が出来るようになります。

要するに「身体能力」の向上は“実践的な運動”によってのみ向上し、
“実践的な経験”によって「感覚」を体で覚えていく必要があるのです。

そしてこれは「コピーライティング」などの、
ビジネスにおける実践的なスキルでも全く同じ事が言えると思います。

だからこそ私は一辺倒に「理論」を詰め込んでいくよりも
それを踏まえた「経験」「実践」を長い時間積んでこそ、
その反復と共に「脳」が活性化されていき、
ビジネス面における本質的な実力が向上していくと考えています。

これがインプットよりもアウトプットを重視する理由であり、根拠です。

ただ「適切な理論のインプット」を適度に行っていってこそ、
実践における「効率的なアウトプット」を行っていけるようになります。

結局は「そのバランスが重要」という事になりますが
やはり先ほどのスポーツ(野球)の理屈と同じく、
「インプットだけ」では本当の意味での“実力”は付きません。

そして「実力」を付けなけばこの業界では「結果」を出せないのです。

それこそこれは私が師匠にコピーライティングや
マーケティングを教わり始めた頃によく言われていた事ですが

“今は「稼ぐ事」よりも「実力を付ける事」を意識しろ”

という事を常々、叩き込まれていました。

どうせ実力が伴わない限り、結果は出ないのだから、
「稼ぐ事」よりも「実力を付ける事」を意識していった方が
結果的に「稼げるのも早い」という事をよく言われていたわけです。


「稼ぐ事」よりも「実力を付ける事」を意識する


実際に「稼ぐ事ばかり」を意識してしまうような人は、
どうしても「思うような結果が出なかった時」などに
モチベーションそのものが下がってしまう傾向にあり、
その意識そのものがマイナスに作用してしまう事があります。

要するに「稼ぎたい!」「稼ぐぞ!」という意欲が、
逆にモチベーションを下げる原因となってしまうのです。

それならばそもそもの意識を「実力を付ける事」に集中し、
自らのスキルアップや能力向上のみに傾倒していれば、
そうそうモチベーションを下げてしまうような事はありません。

基本的に「学び」と「経験」を積み重ねていく中で、
「自己スキルの向上」を実感する事は決して難しくないからです。

その自己スキルの向上を図る事が出来る行動を、
まさしく「実践的」に継続していく事が出来れば、
ほぼ間違いなく「結果」は後からどんどん付いてきます。

少なくとも「コピーライティング」というスキルを主な軸として、
ブログやメールマガジン等のメディアを実践的に育てていけば、
スキルアップの向上はその継続と共に図れるはずですし、
そのスキルアップの向上と共に結果もしっかりと付いてきます。

私と師匠が提唱しているこの「アフィリエイトプログラム」などは
これをそのまま「体系化」しているような、
まさに「実践的なプログラム」と言っても過言では無いわけです。

>Copyrighting Affiliate Program

よって私達のプログラムに参加されている方、
これから参加を検討されているような方は、

「稼ぐ事よりも実践的にスキルを高めていく事」

を第一に意識してプログラムを進めていってみてください。

そうすればスキルの向上と共に、
必ず結果も後から付いてくるようになるはずです。

まさに私達のプログラムから「適度なインプット」を行い、
後はその内容に沿った実践を踏まえてスキルを向上させていくわけです。

そんなコピーライティングというスキルや、
そのスキルの向上と共に結果が付いてくるビジネスに興味があれば
是非、私達と共に「あなたのメディア」を育てていきましょう。

それを「全面的に協力出来る体制」は万全の状況で整えていますので、
詳しくはプログラムの案内ページの方を参照して頂ければと思います。

それではまた。

K.Uzaki


関連講座


>コピーの勉強に「写経」は有効か

>コピーライティングにおける写経の意味と効果について

>コピーライティングの最適なトレーニング方法。鍛錬方法とは

>日常生活で出来るコピーライティングの基礎能力向上方法

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2015年3月25日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:マーケティング

DRMとプロダクトローンチ。商品は何通目に売り込むべきか。

宇崎です。

私は「ダイレクトレスポンスマーケティング」を題材として
このブログでも幾つかのブログ講座や、
有料のコンサルティングプログラムなどを主催しています。

ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)は、
リストを集め、教育し、売り込んでいくという
ネットビジネスにおいては王道的なマーケティング手法で、
その主体は私も日頃から発行している「メールマガジン」です。

現に私のメールマガジンではこの手法を実践しているわけですが
その読者さんから比較的よく頂くご質問の中で、

「商品の売り込みは何通目に行えればいいのですか?」

という売り込みのタイミングについての相談をよく頂きます。

DRMにおける「教育」「売り込み」のプロセスの方を、
今はよく「プロダクトローンチ」などと呼ばれていますが
要するにこのプロダクトローンチの部分について、

「ベストな売り込みの段階やタイミングを知りたい」

という相談をよく頂いていますので、
今日はその“メルマガ教育における売り込み段階”について
お話ししていきたいと思います。

メルマガにおいて商品は何通目に売り込むべきか。


まずよく頂くご質問で、

「何通目に商品の売り込みを行えばいいんですか?」

という質問に対しては私はハッキリこう答えています。

「そもそも売り込みは何通目という基準で行うものではありません。」

と。

そもそもどういう発想、観点から、

「○通目に売り込みを行えば商品が売れ安い」

という前提が生まれているのかがわかりませんが、
とにかく「何通目に?」という質問や相談は非常に多いです。

この質問をしてくる方は「そこに答えがある」と思っているようですが
普通に考えて「何通目なら売れ易い」という基準などはありません。

少なくとも私は「無い」と思っています。

そもそも「商品の売り込み」のプロセスを意味する、
プロダクトローンチと呼ばれている戦略は

「セールスをかける為に消費者を教育する事」

を意味しています。

つまりDRMにおける「セールス(売り込み)」は、
それに先立つ「教育」があってこそ成り立つものなのです。

そしてその「教育」というプロセスは、
ターゲットの段階レベルや売り込みたい商品によって、
当然ですがその流れは大きく変わってきます。

その多岐に分かれるであろう「教育のプロセス」を
無理やり「○通に納める」など、何のメリットもありません。

そのプロセスに見合っただけの「教育メール」が必要であり、
そのプロセスを経てこそ「売り込み」を行えるわけです。

つまり「○通目で売り込む」という事を、
そもそもの前提として考える事が「おかしい」という事です。


「教育」を経てこその「売り込み」を前提に考える。


よってDRMにおける「売り込み」のベストなタイミングは、

“その商品を売り込む為の教育をしっかりと行えた時”

というのがその「適切な答え」かと思います。

ただ、ここでまた多くの人が抱える疑問として、
そもそもその「売り込みの為の教育とは何か」という、
DRMにおけるやや根本的とも言える悩みが浮上してきます。

ただこの「売り込みの為の教育とはどういうものか」を、
サッと率直に回答出来る人は意外に少ないかもしれません。

・売り込みたい商品の価値を認識、理解させる事
・読者との信頼関係を構築する事


売り込みの為の教育の答えを率直に示すなら、
この2つがその模範的な「答え」になるかと思います。

例えば私のコピーライティング教材「ミリオンライティング」を
ダイレクトレスポンスマーケティングで売り込んでいくのであれば、
まずは「コピーライティング」というスキルの重要性を
その読者の方々に「認識」させ「理解」させる必要があると思います。

それと同時にその考え方などに「共感」を得ながら、
“この人の発信する情報は価値がある”と感じさせ、
「尊敬」や「信頼」を得ていくわけです。

「商品価値の認識、理解」と「信頼関係の構築」。

この2つをきちんと行えた段階こそが、
最も適切な「売り込みのタイミング」になるという事ですね。

極論を言えばそれらを1通目のメルマガで出来るなら、
2通目で売り込みを行っても全く問題はありません。

そこに10通のメルマガ教育が必要なら、
やはり10通のメルマガを送った後に売り込みを行うべきです。

読者側としてはそれが例えどんなに面白いメルマガでも、
あまりに多くの情報を1通に詰め込まれては、
さすがにその情報をすぐには消化できなくなりますし、
やはり信頼関係の構築にはそれなりの回数と日数を要します。

1日に5通も10通もメールを送りつけられては、
内容云々を無関係に読む気も無くなってしまうと思います。

だからこそメールを分け、日にちを分けての「教育」が
ほど良く発信していく情報の「理解」と、
それに伴う「信頼関係の構築」に繋がっていくという事です。


DRMにおけるベストな教育と売り込みのタイミング。総括


今回の講義の総括です。

・DRM(プロダクトローンチ)における売り込みのタイミングは
 何通目というメールの発信回数を基準に決めるべきではない。

・教育というプロセスを経てこそ売り込みの成果を最大化出来る

・売り込みを前提とする教育とは、
 売り込みたい商品の価値を認識、理解させる事と、
 読者との信頼関係を構築していく事である。

・その「商品価値の認識、理解」と「信頼関係の構築」を
 十分に行えた段階こそが「売り込み」を行うべき段階である。


いずれもDRM(プロダクトローンチ)においては、
非常に重要なポイントですので、是非、肝に銘じておいてください。

それではまた次回。

K.Uzaki

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2015年3月7日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:マーケティング

ブログとメールマガジンを使い分ける理由とその違い。

宇崎です。

私は師匠と共にCopyrighting Affiliate Programという、
ダイレクトレスポンスマーケティングを主体とした
会員制のアフィリエイトコンサルプログラムを主催しています。

Copyrighting Affiliate Program

こちらは既に累計では1000名以上の方に参加頂き、
随時数百名の方に継続してサービスを提供しているのですが、
そのコンサルティングの中では日々、多くのご相談を頂き、
私からも出来る限りのアドバイスを多くの方にお出ししています。

その中でプログラムに参加されている方、
既にプログラムに参加されている方を問わず、

「ブログとメールマガジンを使い分けるポイント」

更に根本的なものになると、

「ブログとメールマガジンを使い分ける意味(理由)・メリット」

などをご相談される事が何度かありました。

私達のプログラムに参加されている人でさえ、
このような疑問を抱くのですから、
潜在的にこのような疑問を抱いているような人は
おそらくもっとたくさんいるのだと思います。

そんなわけで今日は「その違いと分岐点」を講義してみたいと思います。

ブログとメールマガジンを使い分ける理由とその違い。


まずその「根本的な違い」という意味での答えとして、
私のブログのようなDRMを前提としている媒体でれば、
このブログのビジネス上の「表面的な目的」は

“インターネット集客を前提とするリスト集め”

であり、メールマガジンの目的は、

“集めたリストの教育とそこからのビジネス展開”

になるかと思います。

勿論、本質的にはコピーライティングの重要性を世に広めるとか、
この業界のライティングスキルの底上げを図るとか、
そういった理念的な目的もありますが、
ビジネス上の表面的な目的は上記のようなもので間違いありません。

ただここまでは理屈的にも理解出来ている人は多いのですが
いざ「それぞれのコンテンツを作っていく段階」になると、

・どのような情報をブログに上げていけばいいのか。
・どのような情報はメールマガジンで配信していけばいいのか。


その分岐点や使い分けに迷ってしまう人が多いようです。

または「両方を同じ内容にしても良いのか」という疑問や、
そもそも「ブログだけじゃ駄目なのか」という疑問など、
メールマガジンの必要性さえ考えなおしてしまう人もいるわけです。

メールマガジンで行おうとしている「教育」や「売り込み」は
同じようにブログで行う事も出来るんじゃないか・・・。

というような考え方ですね。

確かに「全く同じ情報をほぼ同じように与える事」は、
ブログでもメールマガジンでも「出来なくはない」と思います。

ただそれでも「情報発信を行う媒体」として、
ブログとメルマガではその特性そのものが全く異なります。

ブログはあくまでも「待ちの媒体」ですから
リアルタイムに更新した情報をターゲットに届ける事は出来ません。

ただメールマガジンはターゲットのメールアドレスを取得しておけば
いつでもそのメールボックスにリアルタイムなメールを届けられます。

この「リスト化」というところがまず一番の違いであり、
メールマガジンを用いていく際のメリットだと思います。

ただメールマガジンを送っていくには、
先立つメールアドレスをオプトイン(取得)していく必要があり、
そこで役立つのがネットからダイレクトな集客が出来る「ブログ」です。

よって実際は「リスト化」が最も重要なポイントであって、
それが出来るなら先立つ「集客媒体」は、
ツイッターやフェイスブックなどのSNSでも
Youtubeやニコニコ動画などの動画サイトでも問題ありません。

ただ、私は「最も質の高いリストを集められる」という点では、
最もオーソドックスな「ブログ」こそがそれに適していると考え、
ブログを入口としたDRMを展開しています。

そしてそのノウハウを体系化して提供しているのが
Copyrighting Affiliate Programというプログラムなわけです。

またブログは訪問者が各コンテンツを自由に徘徊出来る媒体であり、
メールマガジンはその「順序」と「時間間隔」も含めて、
発行者が意図するように情報を提供出来る媒体です。

これも情報発信媒体としては大きな違いがあり、
その「順序」と「時間間隔」をコントロールできる事こそが
ブログによる発信情報とメールマガジンによる発信情報を
それぞれに適した形で仕分けるポイントになってきます。

言い方を変えるとブログの記事というのは、
全ての記事が「ファーストコンタクト」的な役割を果たし、
ブログにとっての「入口」になりえるという事です。

要するに全ての記事を出来る限り「その前提」で作成し、
どの記事を最初に読まれても整合性が取れるように
1つ1つのコンテンツを構成しておく必要があります。

対してメールマガジンは情報を与える順序を
予め決めてその順序通りに情報を与えられますので、
順を追った教育的な事も行うには適しています。

これをブログでやってしまうと、
意図しない順序で各コンテンツを読まれてしまったり、
その途中段階にあるものを最初に読まれる可能性があるわけです。

よってブログとメールマガジンとでコンテンツを分ける場合、

・どのようなタイミングから読まれても成立する情報はブログ
・順を追って読んでもらってこそ意味のある情報はメルマガ


これが1つの目安になるかと思います。

その上、ブログに公開した上で、
更にメールマガジンでも発信したいという情報に関しては、
私は重複して扱っても何ら問題は無いと思っています。

現に私はこのブログと自分のメールマガジンで、
重複して情報を発信している事もありますので。

ただそこにもメリットとデメリットがあります。

こちらについては以下にその視点を踏まえた講義がございますので
興味があればこちらもご覧になってみてください。

>ブログとメルマガの情報を重複させるメリットとデメリット

それではまた次回。

K.Uzaki

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2015年2月25日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:マーケティング

ブログとメールマガジンの情報を重複させるメリットとデメリット

宇崎です。

私と師匠で主催しているCopyrighting Affiliate Programでは、
初心者層、上級者層を問わずいつも多くのご相談を頂いています。

その中で、わりとどちらの層の方からも頂くのが、

「ブログとメールマガジンの内容を重複させても良いのか」

というご相談です。

ブログ、メールマガジンをやっているような人は、
わりとここに「答え」を求めたい人が多いようなので、
今日はそのブログとメルマガのコンテンツを重複させる
メリットとデメリットについてを講義してみたいと思います。

ブログとメルマガの情報を重複させるメリットとデメリット


ブログにアップしていった記事の内容と
メールマガジンで発行していく内容は完全に分けた方がいいのか。

もしくは同じ内容のものを発信していっても問題ないのか。

ここに結論的な「答え」を出す上での視点としては、
ブログの記事の内容とメールマガジンの内容が重複するデメリット、
またそれを行っていく事の運営者側のメリットを考えてみた時に
どちらの方が「利」が大きいかで判断するべきだと思います。

まずはブログにアップしていく記事の内容と
メールマガジンの内容が重複するデメリットから考えてみましょう。

これはブログを読んでその運営者に興味を持ち
実際にメールマガジンに登録してくれた人がいた場合、
いざ届くメールマガジンがブログで読んだ内容ばかりだったなら、、
それはメールマガジンの満足度の低下に繋がるのではないか。

このような事がデメリットとして考えられます。

これに対して「メリット」としては
下記のようなものが挙げられると思います。

・ブログに書いた記事をそのままメルマガに活用できる為
 それぞれの原稿を作る手間、労力を削減出来る。

・本来メルマガでしか使われないはずの原稿がアップされる為
 ブログのコンテンツ数がより充実する

・コンテンツ数が充実する事でブログの集客力やブランド力が増す


ブログとメルマガの原稿を完全に分かる場合と比較して、
メルマガで発信していく内容をブログにアップしていくとすると、
本来、メルマガでしか発信しない予定の原稿が
そのままブログにアップされていく事になるわけですから、
必然的にブログのコンテンツ数(記事数)は増える事になります。

メルマガで計100通分の原稿を作ったとすれば、
それを全てブログにアップすれば100記事分のコンテンツが増えます。

当然、その記事1つ1つが検索エンジンにヒットする可能性もあり、
100記事で1日平均100アクセスの集客力を発揮した場合
年間36500アクセス分の集客効果を発揮します。
(これはあくまで例なのでそれ以上になる可能性も十分にあります。)

またメルマガで発信していくはずの原稿であれば、
内容もそれなりのものになっているはずですので
その記事をもとに運営者に興味を持ってくれる可能性。

そこからメルマガに登録してくれる可能性。

そしてブログですぐにブランディングが確立されて
そのまま売上に繋がっていく可能性も出てきます。

逆にその原稿をメルマガのみの原稿として、
ブログにアップしない場合はそのメリットは全て無いものになります。

この観点でそれぞれのメリット、デメリットを比較するわけですが
先程挙げたデメリットについてはもう少し検討の余地があると思います。


ブログとメルマガの内容を重複させるデメリット


いざ届くメールマガジンがブログで読んだ内容ばかりだった場合、
それがメールマガジンの満足度の低下に繋がるのではないか。

これがブログとメルマガの内容を重複させる場合、
そのデメリットとして考えられるものですが
これは仮に100人の読者が集まった場合、
100人が100人そうなってしまうとは限らないものです。

仮にブログに計300記事のコンテンツを投稿している中で、
そのうちの100記事分がメルマガの方でも発行されているとした場合、
その「メールマガジンでも発行される原稿記事」のみを
ピンポイントで100記事分読んだ上で
メールマガジンに登録してくれる読者は全体の何割でしょうか。

極論、その300記事全てをしっかりと読んで
その上でメルマガに登録してくれる人の割合は何割だと思いますか?

ハッキリ言ってそんな人は100人に1人いるかいないかだと思います。

現に私のブログから読者登録をしてくれる人はたくさんいますが
読者登録をした段階でブログの記事を100記事、200記事と
しっかりと読んでくれているような人はほとんどいません。

大抵、気になる記事を数記事読んだ段階で、
興味を持ってくれた人が登録してくれているというのが普通の流れです。

また仮にその投稿記事、全てを読んでくれたような人がいた場合、
その人は既に確固たる信頼を自分に寄せてくれていると見て問題ありません。

そうでなければ時間を使って100記事、200記事と、
投稿されている記事全てに目を通すような事はしないと思うからです。

要するにもうその人はあえてメルマガで教育する必要も無く、
おそらくブログの記事を読んでいく中で推奨する教材等があれば、
素直にそれを買ってくれている可能性も高いと思います。

極論、メルマガの目的は信頼を築き、
自分の推奨する教材を買ってもらい、収益に繋げる事ですので、
それをブログの方で出来るなら、それに越した事はありません。

更に言うと、その100記事、200記事と
ブログの記事をくまなく読んだ人が
その内容をハッキリと全て覚えている可能性はどれくらいでしょうか。

いざメルマガでほぼ同じ内容のものが届いたところで、
それが「本当に為になる質の高い原稿」なのであれば、
おそらく2度読んでも、3度読んでも「気付き」はあると思います。

むしろ情報発信者としては何度読んでも勉強になる、
読めば読むほど価値を感じられるような、
それくらいの「質の高い原稿」を作っていくべきです。

よってこの「デメリット」には下記のような補足事項が付きます。

・実際に届くメルマガに該当する記事を
 そのままブログの方で目にしている可能性は
 記事の総数が増えていくほど低くなる。

・仮にブログの方でくまなく全ての記事を読んでくれているなら
 その時点でその人はブログだけで既に十分な教育が出来ている状態

・本当に価値ある質の高い原稿を書いていれば
 仮にその記事を一度読んでいても新たな気付きがあり、
 情報発信者としてもそれくらいの原稿を書いていくべき


以上を考慮するとこの「デメリット」は
実質的な「デメリット」となる可能性はかなり低く
投稿記事の総数や原稿の質を高めるという事で、
発行者側で幾らでも回避できるものという考え方が出来るわけです。


ブログとメルマガの内容を重複させるメリット、デメリットの総括


以上の理由から現に私はブログとメルマガの原稿を
あえて分けていく必要(メリット)は無いとして、
ブログでもメルマガでも同じ原稿を双方に利用しています。

このようなメリット、デメリットの理屈を抜きにしても
一人でも多くの人に読んで欲しいような原稿は、
世に公開して読んでもらいたいという思いがありますので
その観点からも「メルマガのみ」の原稿というのは、
その必要に応じてしか作成していません。

これがブログとメルマガのコンテンツを重複させる点での、
私なりの視点であり、1つの考え方です。

ただメールマガジンのみで発行している情報も
実状として「全く無い」というわけではありません。

ブログとメルマガには大きく役割と特性の違いがあり、
ブログはあくまでも待ちの姿勢で、
ブログの方に公に公開して読んでもらうものである事に対し、
メルマガはこちらの好きな「順序」で情報を提供出来ます。

この「順序」と「タイミング」を
こちらで自由に決められるのはブログには無いメリットで、
それが出来るからこそ生きてくる情報というのも
多くの原稿を書いていけば必ず出てきます。

そのような「順序」と「タイミング」を図ってこそ、
読んでもらう事に意味があるという情報(記事)については、
私はブログには公開せずメルマガのみで発信しています。

違いを付けるとすればそこが、ブログとメルマガとで
それぞれのコンテンツを分けるポイントではないでしょうか。

ただ全く同じ情報をブログとメルマガ両方で発信していくとしても、
訪問者が自由に好きな記事を読んでいけるブログと
発行者がその順番とタイミングを自由に決められるメルマガとでは
その特性と役割によって効果は大きく変わってきます。

よって私なりの結論としてはブログとメールマガジンで
強いてそれぞれの原稿を分けていく必要は無く、
せっかく魂を込めて作成した原稿は
メールマガジンだけでは無くブログのコンテンツとしても
多いに活用していく方がそのメリットは大きいと思います。

以上がブログとメルマガの内容を重複させる事についての、
私なりのメリット、デメリットを踏まえて結論です。

是非、参考にしてください。

K.Uzaki

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2015年2月24日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:マーケティング

PPC広告、PPCアフィリエイトとコピーライティング。

宇崎です。

ここ最近、インフォトップでPPCアフィリエイト系の教材が
幾つか売れ筋になっているのを見て、

「そう言えばPPC広告を題材にした講義をしていなかったな。」

と思い、今回はこのテーマで講義をしてみる事にしました。

PPC広告、PPCアフィリエイトとコピーライティング。


PPC広告はグーグルやヤフーなどの検索エンジンで、
何からしらのキーワード検索を行った際、
検索結果の最上段やサイドバーに表示される広告の事で、
ここに広告を掲載してアフィリエイトで稼ぐ手法が一般的に

「PPCアフィリエイト」

と呼ばれています。

当然PPCアフィリエイトは「広告」を利用したものになりますので、
いざ実践していくにはそれなりの「広告費」がかかります。

ただPPC広告はその特徴として「クリック課金型」である事から、
広告がクリックされない限りは広告費は発生しません。

要するに検索エンジンに表示された広告が
実際にクリックされて初めて広告費が発生します。

そしてその広告費は「広告を掲載するキーワード」ごとに、
他の広告出稿者との「入札制」で決まるものになっています。

「ダイエット」というキーワードでの検索結果に対して
自分の広告を「上位」に表示させたい場合は、
同じく「ダイエット」のキーワードで広告を出している人と
その「ワンクリックあたりの広告費」を競い合うわけです。

広告を出した人が多い人気のキーワードほど単価が高く、
そうではないキーワードは単価が安くなり、
最低「1円」からでも広告を表示できるキーワードもありますので、
PPC広告、PPCアフィリエイトは
比較的、資金が乏しい状況からでも始める事が出来ます。

それこそ「ダイエット」のようなビッグキーワードは
大手の企業さんや資金力のある広告主が牛耳っていますが、
中には検索ボリュームがそこそこあるわりに、
広告単価が安い「お宝キーワード」も存在しますので、
PPC広告、PPCアフィリエイトのポイントは

「広告単価が安いお宝キーワードをいかに見つけられるか」

が1つのポイントにもなってきます。

ただいかに検索数が多くて単価が安いキーワードを見つけても、
「アクセスの質」の方も考慮していかない事には、
いざ広告がクリックされても売上には繋がっていきません。

その「アクセスの質」も含めた上で、
検索ボリュームとそこからの誘導率、成約率を
それぞれ一定基準以上保てるものが「お宝キーワード」なわけです。


PPCのポイントは広告単価とコンバージョン率。


どれくらいの訪問者をPPC広告から誘導出来た上で、
何割の人が目的のアクションを起こしてくれるか。

これが「コンバージョン率」というもので、
この「割合」と「1クリックあたりの広告単価」を考慮して、
広告費用以上の「利益」を見込めるキーワードを見つけていく事が、
PPC広告、PPCアフィリエイトのポイントになります。

一見これは「キーワード選び」が“全て”のように思えますが
実はそれと同じくらい、もしくはそれ以上に重要なポイントがあります。

それが「広告をクリックさせた先にあるページそのものの成約率」です。

確かに「成約率」や「コンバージョン率」は、
キーワードによっても大きく左右されますし、
いかに単価が安くて「数」も「質」も良い
お宝キーワードを見つけていけるかが大きな分岐点でもありますが

「広告ページそのものの出来栄え」

も当然ながら「成約率」「コンバージョン率」を大きく左右します。

そしてその「広告ページそのものの出来栄え」や、
広告ページそのものの成約率を大きく左右するもの、、、。

これは言うまでも無く「コピー」です。

勿論、デザインなども重要な比重を占めますが、
やはり「コピー」がその成約率を左右する事は間違いありません。

まさにここで「コピーライティングのスキル」が要求されるわけです。

また実はこれは意外に見落とされがちですが、
検索エンジンに表示される広告そのものの「クリック率」も、
その「広告コピー(広告文)」によって左右されます。

更に言うとその「広告コピー(広告文)」は、
ただクリック数を引き上が得れば良いというものでは無く、
意図しないクリック(成約に繋がらないクリック)を
いかに「させないか」も重要なポイントになっていきます。

PPC広告は「とにかくクリックされればいい」という訳ではありません。

「ただクリックされるだけ」で広告費がかかるからです。

要するに興味本位レベルでクリックされるような広告文を出すより、

「購買意欲や行動意欲が高い人だけにクリックされる広告文」

を出していった方がコンバージョン率を高められるわけですね。

そんな「広告をクリックして欲しくない人」を排除し、
「クリックして欲しい人」だけに反応してもらう広告文を作るには
コピーライティングのスキルは必要不可欠だと思います。

つまりPPC広告、PPCアフィリエイトは、
コピーライティングのスキルがあってこそ、
より有効にその広告や戦略を駆使出来るものだという事です。


PPC広告にこそコピーライティングは必要不可欠。


PPC広告の利用やPPCアフィリエイトは、
すぐにでも高い集客力を発揮出来るという点で、
集客の即効性を求める人や集客力に乏しい初心者などが
いざ気軽に始めてみては思うような成果を上げられず、
ただグーグルやヤフーを潤わせて終わっている傾向にあります。

これはまさに「キーワードの選び方」などの
戦略的な弱さもあると思います。

ただそれ以上に「コピーライティング力の乏しさ」も大きく、
いかに手軽で即効性のある集客戦略を駆使していけるとしても
「コピーライティングのスキル」はやはり必要不可欠なわけです。

むしろこのような「手軽で即効性のある集客の術」があるからこそ、
ネットビジネスの世界はコピーライティングのスキルさえあれば、
PPC広告のような即効性のある広告を利用して、
すぐにでも結果を出していけると言えるのではないでしょうか。

お金に頼れば幾らでも属性を絞った見込み客を集められるわけですから、
そこに「反応が取れるコピー」があればお金をかけていった分だけ
幾らでもそれ以上のリターンを得ていく事が出来ます。

つまり1000円、1万円、10万円という広告費を
いかに「それ以上のリターンに変えていけるか」は
コピーライティングにかかっていると言っても過言ではありません。

私がマーケティングよりもコピーライティングの重要性を説く理由。

その1つには今回題材として挙げた「PPC広告」のような、
誰もがすぐに有効に活用できる即効性のある集客網があるからであり、

「圧倒的なマーケティング力はお金の力で容易にモノに出来る」

という事です。

その答えの1つがPPC広告、PPCアフィリエイトという事ですね。

ただこれらにこそコピーライティングのスキルが必要であり、
このスキルがあればそのリターンを何倍にも出来る余地が出てきます。

PPC広告の利用やアフィリエイトをやっていると言う人こそ、
是非、コピーライティングスキルの向上を図っていってください。

それではまた次回。

K.Uzaki

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2014年12月3日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:マーケティング

ペルソナマーケティングの方法と事例、その有効性とコピーライティング。

宇崎です。

今日はコピーライティングにおいて欠かせない要素と言える

「誰に向けてコピー(文章)を書くか」

という「ターゲッティング」についての話になるのですが
その観点であるマーケティング手法の有効性について
私なりの視点で掘り下げた講義をしてみたいと思います。

ペルソナマーケティングの方法と事例、その有効性


その「あるマーケティング手法」というのは題目の通り、

“ペルソナマーケティング”

と呼ばれるターゲット設定を前提とする手法になります。

マーケティング手法としてはわりと知られているものかと思いますが
ペルソナマーケティングは「ペルソナ」と呼ばれる、

「ターゲットイメージを具現化したターゲット像(人間像)」

を出来る限り具体的に想定した上で、
その「ペルソナ」に対してのマーケティングを展開していくという手法です

具現化したターゲット像(人間像)=ペルソナ

であり、このペルソナマーケティングが有効とされている所以としては、

ターゲットイメージを具現化した「ペルソナ」の背後には、
そのターゲットに近い多くのターゲットが存在する


という理論がその大前提として敷かれています。

ただこのペルソナマーケティングが有効とされているのは
実はこの理論が適切かどうかという観点では無く、

そのような「具体的なターゲット像(人間像)」を
マーケティングを仕掛ける側がイメージする事


にその優位性があるというのがその本質かと思います。

ターゲット像を具体化出来れば出来るほど、
そのターゲットの心理や心情を洞察しやすくなりますし、
その悩みや望みにコミットしたマーケティングを展開出来ます。

これはコピーライティングにも同じ事が言えますので、
この観点では「ペルソナ」をイメージしていく事は、
コピーライティングにおいても有効な側面はあると思います。

また、これはマーケティングの観点でも同じ事が言えますが
まだ経験の浅いマーケッターやコピーライターほど、
このターゲット像がしっかりと固められず、
そのマーケティング展開やコピーがブレてしまう傾向にあり、
そういった「ブレ」を無くせる点にも優位性があります。

このような要因からコピーライティングにおける
ターゲッティング設定の際などには
ペルソナのイメージを作る事を推奨している書籍や教材もあり、

「初心者層にはペルソナマーケティングが適してます」

というような事を謳っているマーケティング教材も多くあります。

ただこの情報商材業界には本当に「かじる程度」に
表面上のマーケティング理論を学んでいる人も非常に多く、
その「ペルソナマーケティング初心者向け理論」に、
かなりズレた事を言っているものも少なくありません。


エセマーケッターが論じる間違ったペルソナ理論。


そもそも「ペルソナ」のイメージが、
マーケティングやコピーライティングの観点において、
その有効性や優位性を発揮出来るのは、

統計に基づく適切なペルソナ像をイメージ出来る場合に限られる

という事をしっかりと認識しておく必要があります。

私が知る限り、誤ったペルソナ理論を展開しているものの中には

「趣味、特技、学歴、年齢、性格、血液型、出身地などなど、
 ペルソナの人物像は事細かにイメージ設定を固めてください」


というような事を論じているようなものや

「何なら自分の親兄弟や友人をペルソナにしてしまいましょう。」

というような事を論じている教材を目にした事もあります。

これはハッキリ言って完全に的外れなペルソナ理論です。

先程もお伝えしたようにペルソナをイメージする上で重要な事は
“統計に基づく適切なペルソナ像をイメージする事”です。

これは要するに

その商品やコピーの対象となりえるターゲット像として
統計的に最もパイが大きいとされる人物像をイメージする


という事であり、その上で適切なポイントのみを
具現化していくという事が重要なのです。

例えば「ダイエット」関連の商品やコピーを書いていく上で、

・学歴
・血液型
・出身地

などはまず全く持って関連性の無い情報だと思います。

これをいかに具体的にしたところで、
そのダイエット系の商品を売り込むマーケティングや
コピーを書いていく上での関係性はほぼ無いに等しいと思います。

むしろ、こちらで決めつけた学歴、出身地などを、
マーケティングやコピーライティングに反省されたなら、
絞り込む必要も無いターゲットを絞り込む事にもなりかねません。

つまりそのような無意味なポイントについては、
明確に具体化する事自体にデメリットしか無いわけです。

ターゲットとして絞り込み、具体化する事に
マーケティングやメッセージ上の意味があるポイント以外は
ペルソナのイメージ像に反映させるメリットは何1つありません。

その観点で言えば、

「何なら自分の親兄弟や友人をペルソナにしてしまいましょう。」

というペルソナイメージの考え方はもはや論外です。

仮に自分の親兄弟や友人が自分が売り込みたい商品や
コピーライティング上の明確なターゲット像として
コミットしているなら良いかもしれませんが、
そんな可能性はほぼゼロに近いと思います。

何よろ先ほどと同じ観点でそのような「ペルソナ」は
不必要な情報までをも無駄に具体化し過ぎてしまいます。

ただ半端にマーケティングを勉強したつもりでいる
この情報業界のなんちゃってマーケッターやアフィリエイターは
こういった間違ったペルソナ理論を堂々と展開してしいる事があります。

そしてそれをまんまと受け入れている人も多い傾向にあると思います。


ペルソナマーケティング理論の落とし穴。


仮にあなたが間違ったペルソナ理論を真に受けていたなら、
今日のブログ講座でその認識はしっかりと改めてください。

ペルソナマーケティングを有効なものにするには、
そもそもの「ペルソナ」を統計に基づき、
適切な範囲のターゲット像のみを具現化する必要があります。

ただ言うまでも無くこれは簡単な事ではありません。

そのターゲット像を適切に定める事が出来るなら、
誰もターゲットイメージを固める事に苦労はしないからです。

つまりペルソナマーケティングは、
そのペルソナのイメージを適切に固められるなら
確かにそれは有効なものになると思います。

ただ実際はそのペルソナのイメージを適切に固めるのが難しく、
市場やターゲットの事を根本から理解出来ていない状況で、
マーケティングやコピーライティング経験の乏しい人が
浅い認識で用いてしまうとまずペルソナイメージの段階で失敗します。

要するにペルソナマーケティングは初心者向けどころか、
むしろ市場の統計をしっかりと取れている
上級者層が用いてこそ初めて有効性を発揮出来るものなのです。

何より「コピーライティング」の観点においては、
無理にペルソナ理論を用いてターゲット像を
そこまで明確にイメージする必要はありません。

少なくとも私や私の師匠はペルソナ理論で提唱される、
人物像のようなものは原則、コピーを書く際にはイメージしません。

何故ならコピーは表面的な人物像にスポットを当てるのではなく
その人物像の「内面」にスポットを当てて書くものだからです。

コピーライティングにおいては
20代、男性、会社員などのイメージが重要なのでは無く、

“どんな悩み、どんな願望を持っている人達がターゲットなのか”

が重要であり、コピーライティングは
その内面的な「心理」に響く言葉を選んでいくスキルです。

強いてコピーでアピールすべき商品が
20代、男性「のみ」をターゲットにするものなのであれば、
時にペルソナ理論に近いターゲットイメージを掲げる事もありますが、
例えばこの「コピーライティング至上主義者の会」のターゲットは

・コピーライティングに興味、関心がある人
・コピーライティングのスキルを伸ばしたい人


これがダイレクトなターゲット層であり、

・ネットビジネス、アフィリエイトで成功したい人

こういった人達もサブ的なターゲット層として狙っています。

つまりその「心理的願望」以上のターゲット像を絞る必要は無いわけです。


あなたのブログ、メルマガのターゲット設定は「適切」ですか?


よって情報発信を目的としたブログやメルマガを始める際、
大抵の場合、そのターゲットを定める上では、
ペルソナ理論に基づくような人物像設定はあまり必要ありません。

どういう悩み、願望を持っている人がターゲットなのか。

定めるべきはこのような「内面的イメージ」のみで十分です。

下手に人物像を固め過ぎてしまう事で
本来ターゲットに出来るような人を除外していませんか?

とくに間違ったペルソナ理論を用いてしまうと、
そのターゲット設定の段階で大きく方向性を間違います。

今日の講義で思い当たる節があるという人は、
是非、今一度ターゲット設定の見直しを図ってみる事をお勧めします。

それではまた次回。

K.Uzaki

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2014年11月8日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:マーケティング

アドルフ・ヒトラーの洗脳演説における8つのポイントと動画マーケティング



宇崎です。

前回の記事で取り上げたナチスのヒトラーによる演説洗脳と、
情報業界を席巻している動画マーケティングの関係性について。

>ヒトラーの演説とナチスの洗脳方法。動画マーケティングの事例と効果。

こちらの記事で挙げたヒトラーの洗脳演説における
8つのポイントについての解説をしていきたいと思います。

ヒトラーの洗脳演説におけ8つのポイント


私が現在の情報業界における動画マーケティングにも、
極めて共通している点が多いとした、
ナチス、ヒトラーの洗脳演説における8つのポイント。

・激しいジェスチャーを入れて動きを見せ「視覚」に訴えかける
・重要な点は何度も繰り返し、その主張を「意識」へ擦り込む
・誰にでもわかる言葉でわかりやすく主張を述べる
・徐々に勢いをつけて煽りたてるような熱い演説へと展開する
・多くの人が仕事を終えた疲労の残っている時間を狙って演説をする
・国民が置かれている状況の危機感を執拗に煽る
・国民を決して馬鹿にせず優れた人種である事を強調する
・とにかく傍聴者の「数」を集める事を徹底する


これらには全て、現代心理学や行動心理学に基づいた、
人(民衆)を洗脳していく際の「根拠」があるという事を述べました。

今回の記事ではこれら1つ1つの
心理学上の観点を解説していきたいと思います。

それでは早速いってみましょう。


激しいジェスチャーを入れて動きを見せ「視覚」に訴えかける。


演説における「ジェスチャー」の有効性は諸説ありますが、
私自身が学んできた心理学上の知識の上では、
下記2つの有効性があると考えています。

1、演説する側のモチベーション、熱意、表情などへの有効性
2、聞き手側がその感情、表情を臨場的に視覚で捉える事の有効性


1は演説をする側に作用するもので、
2はそれに伴って聞き手側に作用するものになります。

やはり体を動かしながらの演説と、
動きを入れずに演説していくのとでは、
演説する側の熱やモチベーションも大きく変わってきます。

そしてその熱やモチベーションの向上が
言動の強さや演説者の表情などに現れるわけです。

そしてそれらの要素が聞き手側にも視覚的に伝わっていきます。

これがジェスチャーを入れて演説をする事が有効と言える、
その心理学上の分かり易い根拠の1つではないかと思います。


重要な点は何度も繰り返し、その主張を「意識」へ擦り込む


これはコピーライティングでも有効な手法ですが、
演説などにおいても同様に有効な手段です。

何度も同じ事を主張する事の意義は

・その主張への理解を深めるやすくなる
・繰り返し主張を聞く事で潜在的にその主張を受け入れやすくなる


という2つの作用を期待できます。

やはりこちらの主張を理解してもらう事は
演説などにおいては必須と言えるポイントになりますので、
その目的を果たす上でも重要な点は重ねて演説を繰り返し、
正しくその主張を理解させる事が必要になります。

その上で同じ主張を繰り返し聞切れる事は
行動心理学における「単純接触効果」が作用され、
その主張を受け入れやすくなる効果も発揮されます。

コピーライティングやDRMにおける
メール教育などにおいてもこれは同じ事が言えますね。


誰にでもわかる言葉でわかりやすく主張を述べる


これもコピーライティングに共通する要素ですが、
主張が「わかりやすい事」は演説の大前提です。

人は「理解できる物事」にしか共感しない為です。

天才と呼ばれるような学者などが大衆に理解されないのは、
一般人レベルでもしっかりと理解できるような
演説や論文が書けない(書かない)為であるように、
大衆の支持を得るには誰でもわかる言葉で、
わかりやすい演説をしなければなりません。

ヒトラーの洗脳演説はこの部分も徹底されていたそうです。


徐々に勢いをつけて煽りたてるような熱い演説へと展開する


これは「重要な点は何度も繰り返す」というところにも共通する部分で
聞き手側の理解度が深まっていくごとに、
同じ主張をより力を込めて繰り返し行っていくなどの演説方法ですね。

最初は「理解してもらう事」を大前提として、
語り掛けるように丁寧でわかりやすい演説を行い、
聞き手の理解度が深まっていくと共に、
徐々に「理解者」に対しての演説へと切り替え、
演説そのものにも熱を入れていくというテクニックです。

これも演説だけではなくコピーライティングにも応用が効きます。

これはドイツ語が全く分からなくても、
実際にヒトラーの演説動画などを見れば何となく伝わってきます。

徐々に演説の熱を上げていき、大衆を煽っていってますね。


多くの人が仕事を終えた疲労の残っている時間を狙って演説をする


これは洗脳やマインドコントロールの基本でもあるのですが、
脳や身体が大きな疲労感を感じている時、
人の脳は深い思考を行う事を潜在的に拒絶してしまう傾向にあります。

そしてこれは外部の情報を簡単に受け入れてしまう事に繋がり、
この事は数多くの心理学実験や実際に起こった事件などで、
かなり多くの事例が確認され、実証されています。

これは空腹や睡眠不足の状況などにおいても言われている事で、
とにかく人は万全と言える状況では無い時ほど、
外部からの情報を簡単に受け入れてしまうわけです、

ヒトラーはこれをおそらく意識して、
多くの労働者が労働を終える時刻を狙い、
そんな人達を対象に演説を初めていたと言われています。


国民が置かれている状況の危機感を執拗に煽る


これもコピーライティングに応用できるポイントで、
むしろ既に多くのセールスレターに使われている、

人の不安や危機感を煽って現状打破の意識を与える

というものになります。

不安や危機感を感じている時ほど、
人はそれを和らげる方法を潜在的に求める傾向にある為、
その解決策をその後に提案されると、
素直にその提案を受け入れてしまう傾向にあります。

当時のドイツはまさに不安を煽れば、
キリが無いほどの経済状況だったと考えられますので、
ヒトラーはその現状をうまく利用し、
大衆の不安と危機感をより強く認識させたわけです。

そして自分(の政党)がその現状をいかに打破できるか。

これを合わせて主張していったわけですが、
その主張が生きたのは他でもなく、
それに先立つ不安や危機感を認識させる事に
成功していたからだと思います。

斬新な政策を次々と演説するよりも、
現状の危機的状況を演説する方が遥かに楽ですからね。

これもヒトラーの演説が大衆洗脳を成功させた
その大きな要因の1つではないかと思います。


国民を決して馬鹿にせず優れた人種である事を強調する


人は自分を認めてくれる人。

自分を褒めてくれる人に共感を覚え、信頼を寄せます。

自分の事を褒め称えてくれる人を嫌う人はいません。

ヒトラーはこのポイントもしっかりと押さえていたと言われています。

これもコピーライティングにそのまま生かせるポイントですね。


とにかく傍聴者の「数」を集める事を徹底する


これはあらゆるマーケティング全般に使われているもので、
ヒトラーはとにかく演説を聞かせる事を徹底し、
演説の際に大衆を集める事に余念を許さなかったそうです。

言わばその「プロモーション」に力を入れていたという事ですね。

それが演出となり、また相乗効果を生む事を知っていたと思われます。

勿論、純粋に一人でも多くの人に
自分の演説を聞かせたいという純粋な意図もあったと思いますが。

いずれにしても「既に多くの人が支持している」という状況を作れば
そこからはもはや相乗効果の連鎖が勝手に巻き起こっていきます。

現にそれがうまくいったからこそ、
ヒトラーは独裁者となるほどの支持を得られたのです。

「多くの人が支持しているかのような演出」

現代マーケティングの「ステルスマーケティング」などは、
まさにこの効果を狙ってのマーケティング手法と言っていいと思います。


ヒトラーの洗脳演説に学ぶ動画マーケティング


こうして解説していったヒトラーの洗脳演説のポイントは、
動画マーケティングを仕掛ける方としては勿論、
それを目にしていく消費者側の目線でも
かなり広い範囲で学べる事が多々あるかと思います。

動画マーケティングにおけるコンテンツ作りでは
まさにこの8つのポイントはしっかりと押さえるべきですし、
消費者目線でこの手の動画を目にしていく際は、
その「潜在的な洗脳」を受けないように注意を払えます。

残念ながら現状の情報商材業界で、
この動画マーケティングを駆使している情報販売業者などは、
値段に見合う商品を提供しているとは言い難いですからね。

このような動画マーケティングの洗脳性を利用して
粗悪な商品を売りつけている傾向さえあります。

数十万円代の高額な「塾」などは、まさにその典型です。

動画マーケティングはそこそこのコンテンツを作れば、
上記のような要素が少なからず盛り込まれる為、
さほど実力の無い人がマーケティングを仕掛けても
わりと簡単に商品を売り込んでいく事が出来てしまいます。

それが現状の情報業界を悪くしている原因でもありますね。

さほど実力の無い人がただ「捨て身」になって
なりふり構わず動画でそれらしい事を演説し、
その「見せかけの熱意」だけで
実際に数十万円もの教材が売れていってしまう・・・。

結局、痛い目を見るのは粗悪な教材に対し、
お金を支払ってしまった消費者側ですから。

そういう意味でも現状の情報業界における
動画コンテンツを主体とした動画マーケティングには
消費者側の方が注意を払っていった方がいいと思います。

注意を払う自信が無いなら「見ない」事。

これも1つの防衛手段です。

新興宗教の集いになんて、あえて行きたくないですよね?

情報業界に蔓延る動画コンテンツを
見ないようにするのはそれと同じ事です。

動画による演説やプレゼンテーションには、
全ての人の潜在的な意識の中にその主張に同意し、共感し
そして納得してしまう要素があるという事ですから。

騙されてからでは遅いという事です。

そんな洗脳性のある動画コンテンツにご用心という事ですね。

それではまた次回。

K.Uzaki

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2014年4月18日 | コメントは受け付けていません。 |

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