無料オプトインページの書き方とセールスライティングの違い

コピーライティングというスキルを平たく定義するなら、

「心理と行動を掻き立てる事ができる文章の書き方」

であり、文章で人を行動させるためのスキルと言い変えていいと思います。

故に、実際に有効なコピーライティングのスキルを身に付ける事で、
文章を通じて、様々なビジネスを展開していく事が可能になるわけです。

その中のスキルの「使い道」の1つとして最も分かり易いのは、

「商品を売り込むための文章を書く事」

であり、そこに特化したスキルが「セールスライティング」にあたります。

ただ、多くの人の「コピーライティング」の解釈は

コピーライティング = セールスライティング

このようなものになっている傾向にあるものの、
この解釈は上記の前提において言えば正しいとは言えません。

その上で、今回の講義はあくまでも「コピーライティングの講義」として、

「無料オプトインオファーにおけるランディングページの書き方」

について、解説していきたいと思います。

無料オプトインページの書き方とセールスライティングの違い。


ここで言う「無料オプトインオファー(オプトインページ)」は、

「顧客リスト(見込み客のメールアドレスなど)」

を収集するための「無料プレゼントのオファーページ」や、
メルマガへの登録を促すランディングページ(LP)などが該当します。

基本的には「無料」のオファーを案内するためのページになるため、
訪問者に「行動(登録)」を促すページにはなりますが、

「金銭のお支払いを促す必要性は無いページ」

という事になります。

よって、これは「コピーライティング」のスキルの範疇にあるものですが、
決して「セールスライティング」のスキルの範疇にあるものではないわけです。

ですが、多くの「コピーライティグを学んでいる方」は、

コピーライティング = セールスライティング

このような前提でコピーライティングのスキルを解釈しているため、
変にセールスのためのスキルやテクニックを「無料」のオプトインオファーを担う、
オプトインページ(ランディングページ)に実用している傾向にあります。

もちろん、それらには共通するポイントもありますが、

・オプトイン行動(メールアドレスの登録)を引き出せば良いだけのオファー
・消費行動(金銭の支払い)を引き出さなければならないオファー


この2つでは、文章の作り方や視点などが大きく変わってきます。

当然、その「行動」を引き出すためのハードルという点で言えば、
消費行動を引き出すハードルよりも、金銭の支払いなどが伴わない、
オプトイン行動を引き出すハードルの方が低い事は言うまでもありません。

少なくとも、それが「セールス」を担うページであるなら、

「そのオファーを受け入れるリスクの解消」

といったところに視点を向けて、そのオファーに伴う「代金」に対して、
その代金以上の「リターン」をしっかりと認識させていく必要があります。

リスクに対するリターン(支払う金銭に対する対価)の言及が不可欠という事です。

ですが、そこに金銭的な「リスク」が全く伴わないのであれば、
少なくとも、そのオファーにおいて言及していく内容においては、

・行動を起こす(メールアドレスを登録する)事によるリターンの追及
・行動を起こさない(登録をしない)事による実質的な損失の追及


といった視点で、メリット(利得)のみを言及していく事ができます。

とは言え「メールアドレスを入力する」というオプトイン行動を引き出すには、

・その行動を起こさせるだけの「興味」と「関心」
・その行動を起こすに至るだけの「行動意欲」

これらを訪問者から実際に「引き出し」そして「高める」必要があります。

つまり、オプトインオファーを担うページの役割は、
そのオプトイン行動に至る「興味」「関心」を引き出し、
その行動意欲を高めていく事にあるということです。


「興味」「関心」と共に「行動意欲」をひたすら高める。


そして、その「興味」「関心」「行動意欲」は、

・そのオプトイン行動を起こす事で得られるメリット
・そのオプトイン行動を起こす事で得られるベネフィット

これらを明確に認識させ、そしてイメージさせる事で引き出せるものになります。

メリット:直接的な利得(自分にどんな得や有益な事があるか)
ベネフィット:将来的な利得のイメージ(その利得でどうなれるのか)

それぞれの定義は上記の通りで

「メリットはベネフィットの手前にあるもの」
「ベネフィットはメリットの先にあるもの」

双方の関係性はこのような認識で問題ありません。

無料のオプトインオファーを担うページ(LP)では、
このメリットとベネフィットを明確にしけば良いという事です。

よって、そのオプトインオファーが無料プレゼントを担うようなものなら、
そのプレゼントを手にするメリットやベネfットを言及していけば問題ありません。

また、それが単純に「メールマガジンへの登録を促すオファー」なのであれば、
そのメールマガジンを読む事で学べる事などを「メリット」とした上で、
それらによって得られる将来的な利得を「ベネフィット」として示していきます。

もちろん、これは「セールス」を前提とするオファーでも共通する点ですが、
そのオファーが「セールス」を前提としている場合においては、

「そのオファーを受け入れるリスク(代金)に対するリターン」

という視点で、それらを追及していう必要がある事に対して、
無料のオプトインオファーでは、とくにそのような視点は必要ありません。

故に、無料のオプトインオファーでは、

「高いレベルで引き出した興味がそのまま行動(登録)に結び付く」

という事もありえるため「セールス」を担うオファーページほど、

・提示したメリットに対する根拠や証明
・ベネフィットを実現できる可能性の裏付け

といったものが絶対的に必要となるわけではありません。

もちろん、このようなものがあれば尚、登録率は高められますが、
このようなものを明確に示す事ができていなくても、

「オプトイン行動に結び付くレベルの圧倒的な興味」

を引き出す事ができれば、実際に行動(登録)は引き出せます。

逆に「セールス」を担うオファーページであれば、
上記のようなものの提示は必要不可欠になるという事です。


無料オプトインページの書き方とセールスライティングの違い。まとめ


無料のオプトインオファーにおいてもセールスを担うオファーにおいても、
そのオファーにおけるメリットやベネフィットを提示する事に変わりはないものの、

・リスクに対するリターンを追及する視点の必要性
・確固たる根拠や証明、裏付けを示す必要性

これらの視点や、その必要性などに大きな違いがあります。

つまり、無料のオプトインオファーは「興味」を掻き立てる事に重点を置き、
それが実際に上手くいっていれば十分に「成約(登録)」を勝ち取れます。
セールスを担うオファーは「興味」を掻き立てるだけではく、

・不安やリスクを解消していく事
・提案したリターンやベネフィットの実現を確信させる事


これらが必要不可欠となる点で、これらをクリアできる情報を示していく上でも、
どうしても「文章量」や「情報料」がそれなりになっていく事になるはずです。

ですが、無料のオプトインオファーは上記のような点を、
そこまで重要視していく必要はないため、文章量という点では、

オプトインページ(LP) < セールスを担うページ(セールスレター)

このようになるはずであり、これはそれぞれの特性上、必然的であるため、
無理にオプトインを担うページの文章量を増やす必要は無いという事です。

実際に私が公開している、

・セールスオファーを担っているセールスレター
・オプトインオファーを担っているランディングページ


この2つのオファーぺージをそれぞれ以下に示しておきますので、
今回の講義内容を含めて、参考にして頂ければと思います。

有料教材「The Million Writing」のセールスを担っている販売ページ
無料メールマガジンへの登録を促しているランディングページ

以上、無料オプトインページの書き方とセールスライティングの違いについてでした。

K.Uzaki

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2021年3月19日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:メールマガジン

オプトインページ/ランディングページの作り方とポイント。

DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)を展開していく上では、
リスト(顧客のメールアドレス)の収集が必要不可欠となります。

よって、大抵の場合はメールマガジンなどへの登録を促す、
何らかの「オプトインページ(ランディングページ)」を作ります。

ただ、このオプトインページ(ランディングページ)はあくまでも、

「読者リスト(ハウスリスト)を収集するためのページ」

というのが実質的な「定義」にあたるため、必ずしも、
情報商材のセールスレターのような長いページである必要はありません。

ワードプレスや無料ブログなどの1つの投稿記事の中に、
メールマガジンへの「登録フォーム」などを貼り付ければ、
それも実質的なオプトインページ(ランディングページ)になるわけです。

ただ、オプトインページ(ランディングページ)の「役割」と「目的」は、

「そのページを介してメールマガジンの読者リストを集めていく事」
「訪問者にメールマガジンへのオプトイン登録を行ってもらう事」


に他ならないため、その目的を達成できなければ意味がありません。

そこで今回の講義は実際にオプトインページを作る場合において、
どのようなオプトインページを作る事が最善なのかを解説していきます。

オプトインページ/ランディングページの作り方とポイント。

実際にオプトインページ(ランディングページ)を作る場合、

「どのような訪問者を対象とするオプトインページを作るのか」

という、いわゆる見込み客(ターゲット)の前提が大きなポイントになります。

ただ、ここで言う「見込み客(ターゲット)の前提」は、

・何に興味を持っている人達をターゲットにするのか
・何に悩みを持っている人達をターゲットにするのか

といったような

「オプトインページでどのようなオファーを提案するのか」

という部分に関わる部分の話ではなく、
今回の講義は、そこは既に定まっている前提において、

・フラットな状態の見込み客が対象となるオプトインページなのか
・すでに興味を持った人が対象となるオプトインページなのか

この「前提」が、オプトインページの在るべき構成を大きく左右します。

言い方を変えると、どういった「マーケティング前提」において、
そのオプトインページに見込み客を誘導していく事を想定しているのかによって、
作るべきオプトインページの構成が大きく変わってくるという事です。

要するにオプトインページの在るべき作り方やポイントは、

・そのオプトインページに見込み客を誘導するマーケティング戦略
・そのマーケティング戦略の上で見込み客の誘導の仕方


これらによって、その前提に適した構成が変わってくるため、
これらを明確にしなければ然るべきオプトインページも作れません。

ただ、これはさほど難しい話でも何でもなく、いざ大別してしまうと、

・外部サイトや広告などを利用したマーケティング戦略
・自ら運営していくブログやSNSなどを利用したマーケティング戦略

この2つのどちらかが基本となるはずであり、前者の場合は必然的に、
フラットな状態の見込み客がそのオプトインページに訪れていく形になります。

対して、後者の場合は、すでにSNSやブログを読んだ人達が、
それらを介して興味を持った上でオプトインページに訪れる事になるはずです

よって、上記のマーケティング前提に沿った適切なオプトインページは、

・第3者の外部サイトや広告などを利用してマーケティング戦略
 → フラットな状態の見込み客が対象となるオプトインページを作る
・自ら運営していくブログやSNSなどを利用したマーケティング戦略
 → すでに興味を持った人が対象となるオプトインページを作る

このような考え方が基本となります。

ただ、自らが運営していくブログやSNSを利用していく場合において、

・ブログ尚の目立つところにオプトインページへの誘導バナーを貼る
・SNSのプロフィールページなどにオプトインページへの誘導リンクを貼る


というような、言わば「一見」に近い段階の見込み客を誘導していく場合には、
実質的には、ほぼフラットな状況に近い訪問者が多く訪れる形となります。

よって、意図的にそのような「誘導戦略」を取るような場合には、
フラットな状態の見込み客が対象となるオプトインページを作る必要があり、

「自らのメディア内でどのように見込み客を誘導していくのか」

という、誘導戦略の前提次第でもオプトインページの作り方は変わってくるという事です。

まずはオプトインページへの「集客前提」および「誘導前提」を明確にする。

例えば、私のブログ内にあるオプトインページの「誘導」は、
実質的に、ブログ内の以下のようなポイントでしか行っていません。

(ヘッダーメニュー左から4番目)


(サイドバーの中段あたり)


1つはヘッダーメニュー内の左から4番目の「無料講座」で、
もう1つはサイドバーの中断あたりのテキストリンクになりますが、
どちらもブログ内ではさほど目立たせていない事がお分かり頂けるはずです。

これはもちろん、意図的であり、ブログ内のマーケティング戦略としては、
私としては、まずはできるだけブログ内のコンテンツを色々とお読みいただき、
それらを経た上で「メルマガのリンク」を最終的に辿って欲しいため、

「ひとまず目に入るところにはオプトインページへのリンクを貼っておく」

というような構成と誘導戦略を意図的に意識しています。

仮にヘッダー部分の最も目立つところややサイドバーの最上段などに、

「コピーライティングの真髄を知りたい方は今すぐメルマガ登録!」

というようなバナーを貼った場合、そこバナーを介しての「誘導率」は上がりますが、
そのようなバナーを見て即座にクリックする人は完全に「興味本位レベル」です。

また、ほぼブログのコンテンツに目を通す事なくそこをクリックしてしまうため、

「私がどのような情報をどのようなスタンスで提供しているのか」

といったところも分からないままオプトインページに移動してしまいます。

もちろん、そのような訪問者を対象とするようなオプトインページを作り込めば、
そのオプトインページを介してオプトインを取っていく事も可能です。

ですが、私としてはブログ上に公開している各コンテンツに自信を持っていますので、
あえてオプトインページの方でフラットな見込み客の意識を高めるよりも、

「ブログの記事をまず色々と読んでもらう方が結果的に意識の高いリストが集まる」

という前提の上で、このような誘導戦略を取っているという事です。

よって、私のような誘導戦略でオプトインページへの誘導(集客)を図るなら、
強いてオプトインページを長いセールスレターのような形にする必要はありません。

さほど目立つ位置にはない「メールマガジン」「無料講座」というリンクを
あえてクリックし、そのオプトインページに訪問してくださるような方は、

「すでに、そのリンクを辿って登録の意思を持っている人」

である可能性が高いため、それこそ通常のブログ記事の中に、
そのまま登録フォームを貼っておくだけでも十分にオプトインは取れるはずです。

つまり、セールスレターのような長いオプトインページは、

・外部サイトや広告などを利用してオプトインページへの集客を図る
・ブログのヘッダーやサイドバーにオプトインオファーのバナーを貼る

このような集客前提、誘導前提がある場合においてのみ必要なものであって、
そうではない私のブログのような誘導戦略を取る場合であれば、
手短かな誘導文と登録フォームのみで、その役割は十分に果たせます。

オプトインオファーやオプトインページの作成というステップで、

「セールスレターのような長いオプトインページを作る必要がある(作った方が良い)」

といった凝り固まったイメージを持たれている方もいるようですが、
それは結局のところ、集客の前提や戦略次第で変わってくるという事です。

私のブログの構成や戦略なども含めて、是非、参考にしてください。

K.Uzaki

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2021年3月16日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:メールマガジン 稼げるブログの作り方講座

オプトインページのメルマガ登録フォームはどう貼るべきか。

DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)を展開していく上では、
リスト(顧客のメールアドレス)の収集が必要不可欠となります。

よって、大抵の場合はメールマガジンなどへの登録を促す、
何らかの「オプトインページ(ランディングページ)」を作ります。

そんな「オプトインページの作成段階」でよく頂くのが、

『メルマガ登録のフォームはどこに貼るべきか』
『メルマガ登録のフォームは幾つ貼るべきか』

といった「メルマガ登録フォームの設置」についてのご質問です。

そこで今回はオプトインページ(ランディングページ)における、
メルマガ登録フォームについて講義させて頂きたいと思います。

オプトインページのメルマガ登録フォームはどう貼るべきか。

メルマガ登録フォームの設置基準は実際に「フォーム」を設置する、
オプトインページそのものの「構成」によって変わってきます。

大まかに大別してしまうと、

・ほぼページ(画面)をスクロールさせる必要がない手短なオプトインページ
・ページ(画面)をスクロールして読む必要がある長めのオプトインページ

このいずれかになると思いますが、前者の手短なオプトインページなら、
そもそも、メルマガ登録フォームを設置する場所や数に迷う余地はないはずです。

そのオプトインオファーを構成するヘッダーコピーが実質的に、
そのオプトインページのほぼ「全て」という構成になるはずですから、
ページ内の最下部にメルマガ登録フォームを貼れば、それで問題ありません。

その上で、手短なオプトインページと長いオプトインページ、
そもそも、どちらを前提にオプトインページを構成するべきなのかは、

・どの段階の見込み客に提示するオプトインオファーなのか
・どこまでの情報を示した上でオプトインリスクを集めたいのか


この2つの視点から判断する必要があります。

前者の「どの段階の見込み客に提示するのか」という点は、

・すでにメルマガへの登録意欲があるような見込み客に提示するオファー
・全くその意欲がないようなフラットな見込み客に提示するオファー


このどちらを前提とするオファーかで変わってくる部分であり、
例えば、ブログなどのヘッダーやサイドバーに貼り付けた

『メールマガジンの登録はこちら』

というようなリンクからアクセスを流していく前提なら、
そのリンクをあえて辿ってくるような訪問者は、
すでにメルマガ登録への意欲を持っていると考えられます。

そのような訪問者を対象とする前提のオプトインページであれば、
そもそもメルマガ登録を促す「オファー」や「説得」は不要ですから、
手短なオプトインページでもオプトイン(登録)に至るはずです。

対して、SNSや外部サイトの広告バナーなどを利用して、
完全にフラットな見込み客を外部から集客していくような場合は、
オプトインページのオファーで登録の意欲を引き出す必要があります。

この場合は、やはり少ない情報よりも多くの情報を与えた方が、
そのオファーの趣旨やメリットなども伝わりやすくなるため、
長めのオプトインページを構成していく方がオプトイン率を高められます。

ただ、すでに登録の意欲が十分にある見込み客に対しても、

「オプトイン前の段階でこれだけは先に伝えておきたい」

というものが何かある場合は、そのような内容をしっかりと伝えるために、
それなりに長いオプトインページを作っていく必要性が生じてきます。

言わばオプトインページは「メルマガ」という形を取らずに、
それに先立つ時点で伝えるべき事を伝えられるページでもありますので、

「登録時点の段階でメルマガの購読意欲をできるだけ高めておきたい」

という場合は、やはり長めのオプトインページを作成して、
そのオプトインページ内で、そのために伝えるべき事を伝え、
その上で、オプトイン(登録)を促すようにする必要があります。

要するに、

・フラットな見込み客(アクセス)に対してのオプトインページ
・購読の意欲を高めた上での登録を促したいオプトインページ

これらは前提とする場合は長めのオプトインページを構成する必要があり、
その場合においては「メルマガ登録フォーム」の貼り付け方にも、
これらの「前提」を意識したポイントがあるという事です。
 

メルマガ登録フォームの「位置」はどこが最適か。


先立って言及した通り「オプトインページ」においては、

「メルマガ登録前の時点で伝えるべき事を伝える」
「それを伝える事で登録や購読の意欲を高める」

といった目的を前提に構成する必要があることから、
メルマガ登録フォームも必然的に、この目的を踏まえた上で、

『伝えるべき事を全て伝えた段階で登録フォームを示す』

というのが、まず押さえるべきポイントとなります。

よって、ウェブ上で比較的、よく見かけるオプトインページの構成として、
ヘッダー部分で、まず1つ目の登録フォームを貼っているような構成は、
少なくとも、上記のような「目的」を度外視していると言わざるを得ません。

ただ、オプトインページの構成における「戦略」の1つとして、

・すでにメルマガ登録の意欲が十分にある訪問者
・そうではない段階のフラットな訪問者

この両方がアクセスしてくるような可能性がある場合においては、

『長いオプトインページのヘッダーにひとまず登録フォームを貼っておく』

という構成にする事で、すでに登録の意欲がある訪問者はすぐに「登録」に至り、
そこまで登録の意欲が高まっていない訪問者は「続き」を読み進める形になります。

つまり、オプトインページにおける「登録フォーム」は、

・伝えるべき事を伝えた段階で示す視点
・すでに登録の意欲がある訪問者に対して示す視点


この2つの視点において示していけば良いため、

・冒頭部分(すでに登録の意欲がある訪問者に向けたもの)
・ページの最後(伝えるべき事を全て伝えた後)

この2つを押さえておけば問題ありません。

あとは、オプトインページ内で、

・必ず全ての訪問者に読んでもらいたい内容
・特定の人にだけ読んでもらえれば良い内容


このような2つの視点を前提とするメッセージがある場合などは、
まずは全ての訪問者に読んでもらいたい話を全て展開した時点のフォーム。

そこから「追伸」などの形で、特定の人だけを対象とするような
必ずしも全ての訪問者に読んでもらう必要は無い話を展開し、
そして、最後にもう一度、フォームを貼るという構成でも問題ありません。

基本的に「伝えるべき事をしっかりと伝えた段階」は、
訪問者が最も登録の意欲を高めてる段階でなければなりません。

よって、その時点で登録フォームをピンポイントで示す構成が、
そのオプトインページの登録率、精読率を高める上でも最適となります。

ただ、その時点でも「まだ登録の意欲が固まられない人」を想定した場合に、

「人によっては、こんな話もしておけば登録の意欲を高めるのではないか」

といった情報やメッセージがあれば、それらを追って示していけば良いという事です。

以上、オプトインページにおける「メルマガ登録フォーム」についてでした。

是非、参考にしてください。

K.Uzaki

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2021年3月5日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:メールマガジン

DRM講座:メルマガ教育・ブランディング段階で注意するべき事

DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)においては、
ハウスリストを集めた後の「メルマガ教育」の段階で、
いわゆる「ブランディング」を図っていきます。

メルマガ教育と言うと、ちょっと言い方が堅い感じになるので、

メルマガ教育 = 信頼関係の構築

という捉え方、考え方をする方が適切なのではないかと思いますが、
いずれにしても、メールマガジンによる「ブランディング」の段階が、
最も、その人(マーケッター)の「力量」を問われる部分かと思います。

結局のところ、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)は、

1:集客(リスト集め)
2:教育(ブランディング)
3:販売(セールス)

この3段階が基本となりますが「集客」と「販売」は、
端的に言えば集めればいい、売り込めばいい、という段階なので、
この部分のスキルやポイントは「情報」としてもそこそこ出回っているはずです。

ですが「教育(ブランディング)」の段階については、

「教育とはこのようにすれば良い」
「ブランディングはここがポイント」


といったポイントなどが集客や販売についての情報ほどは出回っていません。

だからこそ、この段階で大きく損をしている人も多い傾向にあるため、
ここでは、その主な要点、ポイント、注意点などを解説していきたいと思います。


メルマガ教育・ブランディング段階で注意するべき事


私自身、DRMのコンサルやメルマガ原稿の添削などを行っている経験から、
メルマガ教育、ブランディングが上手くいっていない人のメールマガジンは、

・常に売り込みたい商品への興味付けで終わっている
・読者側にとってのメリット、学び、得られるものが何も無いに等しい

このような内容になってしまっている傾向にあります。

確かにダイレクトレスポンスマーケティングにおけるメルマガ教育は、
その先々の「セールス」を見据えて行っていく事になるものですが、
それは決して商品への興味付けばかりを行っていく事ではありません。

読者の目線においても、そのような「興味付け」による引っ張り文句で、
結局のところ、何も得られるものがないようなメルマガが続いてしまうと、

「このメルマガはつまらない」
「読んでいても意味がない」
「得られるものが何もない」


といった感想に至ってしまい、メールそのものが読まれなくなります。

読者があえてメールアドレスを差し出して「登録」に至っているのは、
ほぼ間違いなくそのメルマガを介して有益な「何か」を得るためであり、
それが「登録」に至った言える動機や理由に他ならないはずです。

よって、メルマガ教育においては、まず、その「期待」に応える必要があり、
その「期待」に応えてこそ、そこに「信頼関係」が生まれていきます。

最終的には商品に対する興味を引き出す事も重要となりますが、
それはDRMにおける「セールス」の段階で行うべき事であって、
教育、ブランディングの段階で行うべき事ではありません。

まずは読者の期待に応えるべく「価値」を提供する必要があり、
メールマガジンを介して提供できる「価値」にあたるものは

・新たな気付き
・新たな学び


などであり、読者がこれらを「自覚」できた時点で、
それが他でもない「価値の認識」に結び付く事になります。

実際には「価値」に結び付く情報を提供しているとしても、
読み手側がその「価値」を認識できなければ意味がありません。

故に、メールマガジンを介して行っていく「教育」においては、

・新たな「学び」や「気付き」となる具体的な情報
・読者がその情報を介して得られる(得られた)メリット

これらをそれぞれ読者が理解できるように行っていく必要があり、
この両方を読み手側が「自覚」できる事で「信頼」が生まれていきます。

その信頼の積み重ねこそが「ブランディング」に他ならないという事です。


ブランディング = 価値提供の認識に伴う「信頼」の積み重ね


よって、メールマガジンそのものを継続的に読んでもらう一番のポイントは、
下手な「興味付け」ではなく、その1通1通の満足度を高める事に他なりません。

1通のメールマガジンで期待を超えるような高い満足度を得られれば、
当然、その読者は、次のメルマガを待ち望むようになるからです。

強いてそこで「興味付け」を行っていくのであれば、
そのメールマガジンで得られたであろう学びや気付きを踏まえて、

「次に知るべき事、知っておくべき事は何なのか」

といった視点で、次の話題や学びのテーマを予告しておけば、
おのずと、次のメールマガジンへの期待や興味も高まる事になります。

そして、そこで高めた期待や興味を次のメルマガで満たしていけば、
それがまた大きな「信頼」に繋がっていくというわけです。

その積み重ねによって信頼関係を構築していく事ことが、
DRMにおける「ブランディング」に他なりません。

それこそ「売り込みたい商品への興味付け」にあたるものは、
実際にセールスを仕掛ける直前のメルマガやその追伸などでも十分であり、
ブランディングが成功していればセールスの方も上手くいくはずです。

むしろDRMにおける「セールス」の成果、反応などは、
ほぼブランディングの段階で決まっていると言っても過言ではないため、

「メルマガ教育の段階こそがリストの反応率と売上を左右する」

という点で、セールスの段階は言わば「最後の一押し」に過ぎません。

もちろん、その「押し」が強いに越した事はありませんが、
DRMで売り込み(セールス)を十分に成功させたいのであれば、
それに先立つブランディングにこそ力を入れなければならないという事です。

ですが、多くの情報販売者やアフィリエイターが行っている「エセDRM」では、
ブランディングの段階から、ほぼ「セールス」が始まっている傾向にあり、
常にセールス(売り込み)ばかりに力を入れているケースも少なくありません。

当然、それでは十分な成果を上げる事はできませんので、
ここで注意点として挙げた「メルマガ教育の在り方」を踏まえて、
しっかりと読者に「価値」を提供して信頼関係を構築していくようにしてください。

尚、DRMにおけるメルマガ教育、ブランディングについては、
以下の記事で、その「流れ」についても言及していますので、
こちらも是非、併せて参考にして頂ければと思います。

DRM講座:メルマガにおけるリスト教育の理想的な流れとは

以上、DRMにおけるメルマガ教育、ブランディングについてでした。

K.Uzaki

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2021年3月2日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブランディング メールマガジン

メルマガとライン(メールマガジンとLINE)のマーケティング比較

文章を用いたコミュニケーションの手段やツールは、
時代の流れと共に、どんどん変わっている状況にあります。

私の世代(30代)ですと、その始まりは「ポケベル」でしょうか。

そして、携帯電話が普及した事で「メール」が一般的となり、
メールもポケベルと同様に最初はカタカナだけだったものが、
ひらがな、漢字、絵文字・・・と進化してきました。

やがてPCの普及率が上昇すると共に、

・ヤフーメール
・Gmail


といったウェブメールを利用する人も増えるようになり、
今はスマートフォンの普及でLINE(ライン)が主流になってきています。

そんな「文章」を用いたコミュニケーションツールの変化と共に、
それらを用いたマーケティングの手段も変わっていくのが必然と言えます。

では、今の時代、もしくは「これから」はメルマガの有効性が薄れ、
LINE(ライン)を使ったマーケティングが有効となるのでしょうか。

今回は、その辺りのマーケティング事情を考察していきたいと思います。

メルマガとLINE(ライン)のマーケティング比較


現在、スマートフォンの利用者における友人や知人とのやりとりに関しては、
完全にメールによるやりとりよりもラインによるやりとりが主流かと思います。

ですが、根本的にメールが使われなくなっているのかと言えば、
少なくとも、現時点ではそこまでの状況ではありません。

そもそもLINE(ライン)はスマートフォンのアプリとなっているため、
まだスマートフォンを利用していないガラケーユーザーは当然、
文章による連絡手段にはメールを利用しているはずです。

例えば私の師匠は今も「ガラケー」を利用しているので、
師匠との文章でのやりとりは今も全てメールで行っていますし、
スマートフォンを使っている知人でもメールのやりとりが基本な方もいます。

どちらかと言えば年配の方に、そのような方が多い傾向にありますが、

「LINE(ライン)をやっていない(やれない)」

という人が、現実として、現時点でも一定数はいるわけです。

ですが「メールをやっていない(やれない)」という人は基本的にいないため、
LINE(ライン)がコミュニケーション手段の主流になっているとは言え、
必ずしもをLINE(ライン)使ったマーケティングが優位とは言えないという事です。

その上で、メルマガとラインのマーケティング利用を比較する場合においては、

・集客~オプトイン段階の比重と利便性
・情報提供段階の比重と利便性

この2つを視点とした上で判断するべきかと思います。

メルマガ vs ライン:集客~オプトイン段階の比重と利便性


まず、集客時点、およびオプトイン時点においての比重と利便性は

・スマホユーザーの集客~オプトインを重視するか
・PCユーザーの集客~オプトインを重視するか


この視点が1つのポイントになると思います。

先ほども言及した通りラインは基本的にはスマホユーザーのみが対象となり、
メルマガは「PC」「スマホ」の両方で受け取り、観覧ができる点で、

「スマホユーザーをより多くリスト化したいならラインが優位」
「PCユーザーをより多くリスト化したいならメルマガが優位」


という事になります。

例えば私のこのメディア(ブログ・メルマガ)の運営方針としては、
基本的にスマートフォンの訪問者はさほど意識していないため、
ラインによるオプトインや情報提供などもは今はとくに行っていません。

実際に私のブログへのアクセス比率を確認しても、
スマートフォン端末からのアクセスは全体の2~3割程度で、
日々のアクセスの大多数はPCからという状況となっています。

とくに私がこうして運営しているブログは、

「学び(コピーライティングの学び)」

を前提としていますし、新規の訪問者さんはともかくておして、
リピーターとして訪問される方も、そのような前提で訪問してくださいます。

やはり、何かを「学ぶ前提」および「学ぶ意識」に至っている方は、
しっかりと机に向かった形でPCを介してサイトにアクセスしてくるわけです。

もちろん、そのような場合でもスマートフォンを利用される方もいると思いますが、
やはり、スマートフォンでウェブを観覧しているようなユーザーの大半は、

・暇つぶし
・娯楽


といった前提意識が基本なため「アクセスの質」はそこまで高くありません。

よって、私のような「学び」を前提としているようなメディアは、
仮に最初はスマートフォンを介して目にする形となっても、

「このサイトで本格的にコピーライティングを学びたい」

と思った時点で、そのような人は、自宅や会社のパソコンなどから改めてアクセスし、
机に置かれたパソコンに向かって集中してサイトを観覧されているはずです。

結果として私のこのブログやメルマガは

「学びたい意欲を持っている人を集客している」
「学びたい意欲を持っている人を読者にしている」
「学びたい意欲を持っている人がリピーターになっている」


というところから、大半のアクセスもPCからとなっているわけです。

よって、もし何らかの「娯楽」をコンセプトにしているようなサイトであれば
スマートフォンユーザーの集客やリスト化こそが重要になると思います。

そういった方向性のサイトやビジネスを展開されているなら、
スマートフォンユーザーを重視する形で情報提供等を行うべきですから、

「メルマガよりもラインによるリスト化と情報提供を行う事に優位性がある」

という事になると思います。

ですが、とくにそうではない私のようなブログのコンセプトなのであれば、
強いてスマートフォンユーザーを重視するような情報提供体制は、
少なくとも、今の時点では、不要なのではないか、というのが私の考えです。


メルマガ vs ライン:情報提供段階の比重と利便性


こちらも結局は先ほどと同じところに行き着くのですが、
やはりスマートフォンでの観覧が基本となるLINE(ライン)では、
画面の大きさの観点やLINE(ライン)のレイアウトの観点で
そこまでの長文を送る事や読んでもらう事には適さないと思います。

もちろん、それはスマホでメルマガを読んでもらう場合も同じですが、
先ほどもお伝えしたように、そのメルマガが「学び」にあるなら、
やはり、読む側も同じようにPCからの観覧が基本となるはずであり、

「机に向かって真剣に読み進めて欲しい情報」

であるほど、やはりPCでの観覧が望ましい形になるはずです。

逆にそこまでの長文や「学び」といった前提が無いメルマガ情報であれば、
気軽に読んでもらえるLINE(ライン)の方に優位性があると思います。

その上で、LINE(ライン)マーケティングのメリットとしては、

『メルマガよりも開封率が高い格段に高い』
『開封率、観覧率はほぼ100%になる』


といったところを挙げているサイトも見かけますが
このようなラインマーケティングのメリットを主張しているのは
その関連サービスを提供している業者などがほとんどです。

確かに開封率、観覧率の高さは事実かもしれませんが、
これはラインの「仕組み上」の必然的な結果なのが実情で、

・購読率(しっかり読まれているかどうか)
・反応率(URLなどがクリックされているかどうか)


などが必ずしも高くなるわけではありません。

ただ、実際に重要なのは、上記のような数字であり、
また、これらは結局のところ送り手側次第、
もしくはマーケティングの経過次第となるところです。

メルマガであれ、ラインであれ、そこに登録(オプトイン)した側が、

「この人が発信する情報をどうしても読みたい」

と思っていれば、どちらで情報を送ろうと読まれますし反応も高くなります。

逆に、その意識レベルが低ければどちらで送っても反応は高くなりません。

それこそ「スパム」のような無差別広告のようなものを送るなら、
今は断然、LINE(ライン)の方が良くも悪くも反応を取れるはずですが、
このご時世でそのようなマーケティング展開はまずNGです。

となれば、結局のところ、

「送った情報がしっかりと読んでもらえるかどうか」
「そこから反応を取れるかどうか」


などは、送り手側次第、そのブランディング前提次第となりますので、
強いて、開封率、観覧率を判断の基準にする必要はないと思います。

ラインだろうとメルマガだろうと、あなたの発信する情報を読みたい。

そんなブランディング戦略、マーケティング戦略を展開するべきだと思いますから、
その前提の上であれば、メディアはどちらでも問題はないという事です。


メルマガ vs ライン:集客~オプトイン段階の比重と利便性。総括


よって、基本的には自分の提供する情報やサービスを踏まえて、

・スマホユーザーの集客~オプトイン~情報提供を重視するか
・PCユーザーの集客~オプトイン~情報提供を重視するか

この視点を前提とした上で、適した方を選ぶべきところだと思います。

もちろん、今後においては、また状況が変わる可能性もありますが、

・スマートフォンユーザーの主な通信連絡手段
・PCユーザーの主な通信連絡手段


今現在は、確実にこれらが分かれている状況にありますので、
これらが分かれているうちは上記のような視点を前提に
自分自身の展開するビジネスに適した方を選べば良いという事です。

是非、参考にしていただければと思います。

K.Uzaki

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2021年2月2日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:メールマガジン

ブログ、メールマガジンにおける「追伸」の活用テクニック

ブログやメールマガジンにおける記事やメールの最後に、

「追伸」「PS」「編集後記」

といった形で、メッセージを付け加える「構成」のテクニックがあります。

実際にそういったブログやメルマガを目にした事がある人も多いはずですが、
このような「あとがき(追伸)」を付け加える構成には幾つかのポイントがあるため、
ここでは「あとがき(追伸)」の有効な活用方法について解説していきます。


ブログ、メールマガにおける「追伸」の有効な活用テクニック


基本的にブログやメールマガジンなどは、何かしらのテーマ(ジャンル)を定め、
そのテーマ(ジャンル)に沿った情報を提供していくのが一般的かと思います。
(芸能人など、固定の「ファン」がいるような人でない限りは)

よって、そのブログやメルマガに目を通していくであろう「読者」の方々も、
それが一見の読者であれ、リピーターの読者であれ、基本的には、
そのブログやメルマガにおける「テーマ」に興味や関心を持っています。

故に、そのようなブログやメルマガでは「テーマ」とは無関係な情報を提供しても、
あくまでも、その「テーマ」に興味を持っている事が大前提の多くの読者は、
実質的に「求めていない情報」を提供される形になってしまうため、

「つまらない(自分が求めているような情報ではない)」

と思ってしまう傾向にあり、それが反応を下げる原因になってしまいます。

何か特定の「テーマ」を掲げてブログやメールマガジンを運営していく限り、
そこに集まってくる人達は、その「テーマ」への興味、関心が前提であり、
その「テーマ」と関係性のない話には関心を持たない可能性が高いといういわけです。

ですが、ブログやメルマガにおける「あとがき(追伸)」のような部分は、
その「本題」に当たる部分とは一線を引く形で情報や主張を示す事が出来るため、

「読みたい読者さんだけが読んでください。」

といったスタンスを「前提」とする形で構成する事ができます。

そのため、読者側も「読みたいという人だけが読む内容」という意識前提で、
そこに目を通していく事になるため、この「あとがき」に該当する部分については、
本来のブログやメルマガのテーマとかけ離れた内容になっていたとしても、
読者の「反応」をそこまで著しく下げてしまうような事にはなりません。

その「あとがき」の内容に興味を持たなければ「読まない」というだけであり、
その内容の良し悪しでブログ、メルマガそのものを評価する人はまずいないからです。

それこそ「本文」の方が『つまらない』『面白くない』と思われてしまった場合には、
その時点で、そのブログやメルマガがもう読まれなくなってしまう可能性がありますが、
本文の後の「あとがき」は、そういった範疇(判断要因)の外側にあるという事です。


「あとがき(追伸)」に適したメッセ―ジ。


よって「あとがき(追伸)」の部分は「本文」では反応を下げてしまい兼ねない

・テーマとは関連性の薄い発行者個人の個人的な実績や経歴など
・テーマとは無関係な雑談、抽象的な話、哲学的な話など

このような「人によってはブランディングに繋がる情報」の提示が有効と言えます。

逆に、上記のような情報は、ブログやメルマガの「本文」の方で展開してしまうと、
よほどそれが万人受けする面白い内容(タメになる内容)になっていない限り、
そのブログ、メルマガ自体が「つまらない」という判断に至ってしまいます。

ただ、自分自身の個人的な経歴や、テーマとは無関係な雑談や抽象的な話、
哲学的な話は、万人の「共感」を得て「面白い」と思ってもらうのは難しいため、

「興味がある人にだけ読んでもらう」
「共感してくれる人にだけ共感してもらう」


このようなスタンスで十分なため、こういった内容の話については、
本文で展開するのではなく「あとがき(追伸)」で展開する事をお勧めします。

もしくは、本文の内容を踏まえたセールスやコンテンツ誘導を促したい場合にも、
あまり「売り込み」の色を強く出したくない場合に「あとがき」、
あくまでも補足的なセールスやコンテンツ誘導を促すような活用方法も有効です。

是非、参考にしてください。

K.Uzaki

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2020年10月9日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:メールマガジン 稼げるブログの作り方講座

DRM講座:メルマガにおけるリスト教育の理想的な流れとは

宇崎です。

DRMの展開やメルマガアフィリエイトにおいては、
やはり「読者リストの教育」こそが重要なポイントとなります。

マーケティング界隈ではブランディングとも呼ばれるものですが

1:リストを集める(オプトイン)
2:リストを教育する(ブランディング)
3:リストに売る(セールス)

このようなDRM、メルマガアフィリエイトの成果(売上)は、
いかにリストを教育できるかで大幅に変わってくるわけです。

ですが、いざメルマガアフィリエイトなどを初めていく際、
多くの人はこの「リスト教育」という段階に躓く傾向にあります。

リストを集めるためのブログなどに投稿する記事は書けても、

「メルマガの方では何を書けば良いのかがわからない」
「どういうメルマガを書けば良いのかがわからない」


という事に悩んでしまう人が多い傾向にあるという事です。

ですので、今回は上記のような悩みの要因と考えられる、

・教育とは何なのか。
・何を教育すれば良いのか。
・何を書けば教育が出来るのか。


このようなリスト教育の「在り方」「流れ」について、
それぞれのポイントを掘り下げて講義してみたいと思います。


DRM、メルマガにおけるリスト教育の最善な流れとは


DRMやメルマガアフィリエイトの展開を前提とするなら、
その読者リストの「教育」にあたるプロセスは結局のところ、

「商品の成約を取るために行うもの」

に他なりません。

それが実質的な「リスト教育の目的」にあたりますので、
その目的を前提とする上での「教育の在り方」は、

・売り込みの対象となる商品の価値を気付かせていく事
・自分との信頼関係を構築していく事

主にはこの2点に集約されます。

例えばコピーライティングの教材を売り込みたい場合に、
コピーライティングの重要性を認識させられる情報を与えていけば、
それはまさしく「売り込む商品の価値を気付かせる教育」です。

対して「自分との信頼関係を構築していく教育」は、
価値のある情報や読者の悩みを解消できるような情報を与え、

『この人の言う事は間違いない』

というような「信用」や「尊敬」を得ていく事であり、
一般的にブランディングと呼ばれるものがこれに該当します。

故に「リスト教育」における理想は、

・売り込みの対象となる商品の価値を気付かせていく事
・自分との信頼関係を構築していく事


この2つを両立できるような情報を与えていくこと。

つまり、追って売り込む商品の価値を気付かせられると共に、
読者に価値を感じさせる事が出来るような情報や、
読者の悩みを解決できる情報を与えていく事であると言えます。

ただ、それはあくまでも「理想」であって、
これらを必ずしも「両立」させていく必要はありません。

・売り込みの対象となる商品の価値を気付かせてる為の教育
・自分との信頼関係を構築していく為の教育


これらをそれぞれ別々のメールマガジンで担っていく構成でも、
メルマガのシナリオとして一向に問題は無いという事です。


教育=商品の価値を認識させ、信頼関係を構築する事。


よって、メールマガジンにおける然るべき「教育」は、
あくまでも、売り込みの対象となる商品を前提とした上で、

・売り込みの対象となる商品の価値を気付かせていく事
・自分との信頼関係を構築していく事

この2つを両立させていくか、それぞれを担うメルマガを重ねて、
然るべき情報の提供と信頼関係の構築を行っていく必要があります。

故にメールマガジンにおける「リスト教育」は、
その先々の段階でどのような商品を売り込むのか、
どの商品を売るのかが定まっていない事には、
その「方向性」や「内容」を定めていく事も出来ません。

つまり、メルマガの方針、内容はあくまでも、

「そのメルマガで最初に売り込む商品(またはそのジャンル)」

を明確にした上で、然るべき教育のシナリオ立てるべきであり、
そのような商品をまず定める事が出来てこそ、

・売り込みの対象となる商品の価値を気付かせてる為の教育
・自分との信頼関係を構築していく為の教育


これらを両立させられるようなメルマガ、及び、シナリオを構成し、
実際にリスト教育を行っていく事が出来ることになります。

よって、そのメルマガを介しての「売り込みのタイミング」も、

・売り込みの対象となる商品の価値を気付かせてる為の教育
・自分との信頼関係を構築していく為の教育


この2つを担う然るべき教育を重ねていった上で、

・読者達がその商品の価値を認識できるようになった段階
・読者達が自分自身に信頼を寄せた段階

この2つのをある程度でもクリア出来た段階が理想であり、
このような段階で商品を売り込んでこそ成約が見込めるようになるのです。

強いて「何通目に売り込めば良い」という目安ではなく、
あくまでも、その然るべき「教育」と「信頼構築」の状況を捉え、
それが十分であると判断できる段階で売り込めば良いという事です。

極端な話、それが1通、2通のメールマガジンで
既に十分な段階に達していると考えられるのであれば、
その段階ですぐに売り込みを行っていっても問題ありません。

逆にそれがまだ不十分であるという段階では、

・売り込みの対象となる商品の価値を気付かせてる為の教育
・自分との信頼関係を構築していく為の教育


をしっかりと重ねていく必要があります。

いずれにしても、これこそが「リスト教育の在り方」であり、
その然るべき教育の理想的な流れに他なりません。

よって、いざメルマガアフィリエイトを始めていく際に、

「メルマガの方では何を書けば良いのかがわからない」
「どういうメルマガを書けば良いのかがわからない」


という悩みを抱えてしまうような状況に陥った、
もしくは今現在、陥っていようであれば、
まずは「売り込むべき商品」を明確にするべきだと思います。

その上で、

・売り込みの対象となる商品の価値を気付かせていく事
・自分との信頼関係を構築していく事

この2つの視点を前提に「情報の提供」を重ねて、
その然るべき「教育」を行っていくようにしてください。

それがDRM、メルマガにおけるリスト教育の「在り方」であり、
その然るべき理想的なシナリオ構成に他ならないという事です。

是非、参考にして頂ければ幸いです。

K.Uzaki


ブログを軸とした情報発信ビジネスのススメ。


私と私の師匠とで公開している教材、

「Copyrighting Affiliate Program」

では、今回の講座の中でお伝えしたような
ブログ、メルマガを軸とした情報発信ビジネスを軸として、
アフィリエイトで収入を得ていくノウハウを

「私と私の師匠の徹底したコンサルティング体制」

のもと、実践していく事が出来るプログラムを提供しています。

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2017年2月4日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:メールマガジン

メールマガジン、ステップメールの「終わり」について。

宇崎です。

以前に『ブランディングの「始まり」とは』というテーマで、
ネットビジネスやDRMにおける「ブランディング」にあたるものは、
いつ、どの段階から始まるのか、という講義をしました。

>ブランディングの「始まり」とは。

この「ブランディングの始まり」というテーマに対して、
何度か、コンサル生やメルマガ読者の方から頂く質問の中で、

「メールマガジンやステップメールの終わりはどうするのか。」
「その終わり(最終回)を迎えた後はどうするのか。」


というような相談を受ける事がありましたので、
今日はこのようなテーマで講義を進めていきたいと思います。

メールマガジン、ステップメールの「終わり」について。


まず、今回の講義テーマの大前提となる、

「メールマガジンやステップメールの終わりはどうするのか。」
「その終わり(最終回)を迎えた後はどうするのか。」


という「疑問」は、そもそもメールマガジンや、
ステップメール講座のようなものに対して、

「終わり(最終回)」

のようなものを「作る事」が前提で浮かんでいるものだと思います。

ですが、まず、この根本的なところから言及していくと、
そもそもメルマガ講座やステップメール講座のようなものに、
明確な終わり(最終回)のようなものを作っていく必要はとくにありません。

もちろん、作るのは発行者の「自由」なのですが、
ビジネス目的(営利目的)でメールマガジンの読者を集めて、
その読者に対してメルマガによる「教育」をしていくのであれば
あえて終わり(最終回)を作るメリットは「何もない」と思います。

基本的にメールマガジンは、そのオプトイン(登録)の時点で、
そのメールマガジンを送る事の許諾を読者の方から得ていけば、
その登録を「解除」されない限り、いつでも、何通でも、
メールマガジンを送っていって何ら問題ないものだからです。

一応、今現在の法律(電子メール法)が変わらなければ、
その登録を「解除」されない限り、5年後でも、10年後でも、
自分が作成したメールマガジンを送信していって問題ないんです。

そのメルマガをリアルタイムに送っていくにしても、
完全にステップメールにして「自動化」していくにしても、
登録を解除されない限り、今の法律では一生涯、

「商品の売り込み」

をそのメールを介して行っても良いという事です。

ですので、仮にメルマガをステップメール化していく場合、
極端な話100日分でも200日分でも300日分でも、
もっと言えば10年分のステップメールを組んでも問題ありません。

例えば特定の商品を売り込むための「教育」を1カ月間かけて行い、
その教育を経て商品を売り込んでいくメール講座を設定していくとして、
それを12個の商品に対してシナリオを組んでいけば、

「1カ月に1つの商品を売り込む計12カ月分のメルマガ講座」

などをステップメールで自動配信化していく事が出来ます。

そのステップメール化したメルマガ講座に読者登録があれば、
そのメールマガジンの受信を拒否(解除)されない限り、
その読者には毎月1つの商品を売り込んでいく事が出来るわけですね。

もちろん、それを2年分でも3年分でも作り込む事は出来ますので、

「1通1通のメルマガでしっかりとした教育を行えている事」

を前提とするのであれば、多くの商品を売り込めるシナリオを作り、
それを重ねていくほど、そのメルマガ講座からの売上や
1リストあたりの顧客単価は、高いものになっていくと考えられます。

仮に1カ月の教育を経て単価1万円の商品が読者の数に対して、
10%(10人に1人)くらいの比率で売れていく場合、
100人の読者が集まれば、それでも月に10万円の報酬が見込めますので
あとは、それくらいの数字を維持できるシナリオを作り込んでいけば、

2カ月目の教育と売り込みを兼ねたステップメールシナリオ
3カ月目の教育と売り込みを兼ねたステップメールシナリオ



と、多くのシナリオを作り込んでいけばいくほど、
1リストの顧客単価を高められる「可能性」は大きくからです。

もちろん、必ずしも2カ月目以降も同じ成約率を維持できるとは限りませんが、
メルマガを送る事自体を辞めてしまえば、どちらにしても売上は「0」です。

それなら「売れる可能性」を踏まえてシナリオを作り、
メールマガジンを送るようにしておくに越した事はないということです。


メールマガジン、ステップメールに終わり(最終回)は不要。


尚、実際にメルマガ講座やステップメール講座を提案し、
その登録を促していくような段階において、その講座にあたるものが、

「全○○回」

というように、その講座の回数を表示しておく事はとくに問題ありません。

ひとまずの、そのメルマガにおける「教育のシナリオ」としては、
その回数を前提とするメルマガ講座を送っていけば良いと思います。

ただ、当初の段階で掲げていた「全○回」にあたる講座が終わったからといって、
それ以降、メルマガを送ってはいけないという決まりはとくにありませんし、
その「全○回」にあたる講座が十分に満足がいくものだったのであれば、
それ以降のメルマガも読者は喜んで読んでくれるはずです。

つまり、ひとまずの「めど(節目)」として、
そのメルマガ講座、ステップメール講座の区切りを作り、
それを前提に「全○回のメルマガ講座」と銘打つ事は何ら問題なく、
メルマガそのものは、それ以降も送っていって全く問題ないという事です。

その上で、自身が発行しているメールマガジンにおける、
その現実的な「売上」を伸ばしていく方策としては、

・読者の数(絶対数)を増やす(新規の読者を集め続ける)
・メルマガそのものの質を高める(成約率を高める)
・メルマガで売り込む商品の数を増やす(売り込みの数を増やす)

主には、このような3つの方法が挙げる事ができるため、
今回、私がこの記事でお伝えしていった、

「教育を担うシナリオを増やして新たな商品を売り込む」

という視点は、上記の3つ目に挙げた方法論にあたります。

要するに、メールマガジンからの売上を高める術としては、
必ずしも読者を増やし続ける必要があるわけではなく、
また、メルマガの成約率を高めずとも、

「教育を担うシナリオを増やして新たな商品を売り込む」

という方法でも、十分に数字を高めていく事が出来るということです。

ただ、この方法で売上を伸ばしていく事を意識する場合は、

・新たな商品を勧めていく頻度
・新たな商品を勧めていく際の勧め方
・勧めていく商品1つ1つの価値(顧客満足度)

この3つはとくに意識していく必要があります。

毎日、違う商品を勧められれば誰でも嫌になると思いますし、
その「売り方」としても毎度のように、読者全員に対して

「買え!」

と強く勧めていくというのも得策ではありません。

それこそ、その商品の「必要性」やその「度合い」などが、
読者によって異なるような商品を勧めていく場合は、

「必要性を感じる人だけ、購入を検討してみてください」

というようなスタンスで勧めていくべきだと思います。

そして、1つ、2つ、3つ、と商品を勧めていく以上は、

「先立って勧めた商品に対しての満足度」

がある程度の水準を超えている必要があり、
その満足度が低ければ、それ以降に勧めていく商品は、
まず、成約には至らなくなってしまうと言わざるを得ません。

以上のような理由から、メルマガ、ステップメールにおいて、

「教育を担うシナリオを増やして新たな商品を売り込む」

という方向性でメルマガそのものの売上の向上を図っていく場合は、

・新たな商品を勧めていく頻度
・新たな商品を勧めていく際の勧め方
・勧めていく商品1つ1つの価値(顧客満足度)


この3つをとくに意識していくようにしてください。

そして、メールマガジン、ステップメールにおいては、
そこに「終わり(最終回)」のようなものを定めるメリットはなく、

「そのメールマガジンを介しての更なる売上の向上」

を図っていきたいのであれば、常に新たな教育のシナリオを構成し、
その教育を経た上での商品のセールスを行っていくべきだと思います。

メルマガやステップメールを利用している発行者さんは、
是非、参考にして頂ければ幸いです。

K.Uzaki


ブログを軸とした情報発信ビジネスのススメ。


私と私の師匠とで公開している教材、

「Copyrighting Affiliate Program」

では、今回の講座の中でお伝えしたような
ブログ、メルマガを軸とした情報発信ビジネスを軸として、
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まずは「お試し」という感覚でも構いません。

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2017年1月24日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:メールマガジン

メールマガジンが読まれる最適な配信頻度とは。

宇崎です。

今日はコンサル生の方からよく頂く質問の1つである、

「メールマガジンの最適な配信頻度(配信間隔)」

について講義してみたいと思います。

メールマガジンが読まれる最適な配信頻度とは。


メールマガジンの発信やステップメールを設定していく際、
どれくらいの配信頻度、配信間隔でメールを送るのが良いのか。

最もメルマガが読まれる配信頻度はどれくらいで、
最も反応が取れる配信間隔はどれくらいなのか。

その「答え」や「考え方」については
メルマガを発信して人の間でもそれぞれのようで、

・毎日のように何通もメールを送ってくる人
・1日1通を欠かさず送ってくるような人
・1週間に1通くらいのベースで送ってくる人
・1カ月に1通以下のスローペースな人


など、発行者によって、その配信頻度も千差万別です。

ですが、少なからずメルマガを受け取る側の立場には、
誰もがすぐにでもなれるはずですので、

「どれくらいの配信頻度が読み易いか」
「どれくらいの配信頻度が丁度良いか」


その逆に、

「どれくらいの配信頻度だと嫌気がさすか。」

などは、実際にメルマガを受け取る側の立場になれば、
自分なりの感覚では「答え」を出せない事もないと思います。

ですが、そんな「自分の感覚」を前提に捉えても、
結局のところ、そのメルマガを読むかどうか。

そして、そのメルマガに「反応」を示すかどうかは、
やはり、そのメルマガの質や内容次第ではないでしょうか。

「どれくらいの頻度でメルマガが届くか」

が重要なのではなく、

「誰からのメルマガが届いたのか」

が、それを「読む」かどうかの一番の決め手であり、

「どんな内容のメルマガだったのか」

が、その「反応」を左右するものだと思います。

そして、先立つ「誰からのメルマガか」という要素は、

・先立つオプトイン段階のオファーの魅力
・その際に提供されたメルマガやコンテンツへの満足度
・そこから目にしていったメルマガの面白さ


などによる「ブランディング」がモノを言うところであり、
そのブランド価値が高まっているような状況にあれば、
そのメルマガやその人が送ってくるメールはどんな配信頻度でも
普通にそれを心待ちにして読んでいくものだと思います。

とは言え、ある程度のブランディングが確立されていても、
詰まらないメルマガが続くと購読の意欲はどんどん低くなり、
次第にそのようなメルマガは読まなってしまうはずです。

このような際もやはり配信頻度はさほど関係はなく、
結局はそのメルマガが面白いかどうかがほぼ全てであり、

・面白ければ読み続ける。
・詰まらなければ読まなくなる。


メールマガジンは基本そういうものです。

ですので、基本的にメールマガジンは、

「頻度よりも質を重視する事」
「質を保てる頻度で配信していく事」


が重要であり、その配信頻度を無理に高めようとして、
その内容が薄くなってしまっては本末転倒です。

その質の低下こそが反応を下げる最大の原因になりますので、
例え配信頻度が低くなってしまっても「質」を重視してください。

配信頻度はあくまでもメルマガの質を重視して定めるべきだという事です。


最善の配信頻度=質を重視できる頻度


よって、本当に質が伴うメルマガを毎日送れるというなら
1日1通でも2通でもメールを送って構いませんが、
まずその頻度で質を保つ事は不可能に近いと思います。

また、仮に十分な質を保てるとしても、
1日に何通もメールを送るような頻度は、
よほどの理由が無い限りは避けるようにしてください。

少なくとも、メルマガの読者は千差万別であり、
生活リズムもメルマガを読める時間も人それぞれですから
1日に何通とメールを送っても、それをリアルタイムに読める人や
1日に何通ものメールを読めるような人は確実に一握りです。

どんなに心待ちにしているメールマガジンでも、
1日に何通ものメルマガが届いてしまうと、
物理的にも目を通せない可能性が出て来るという事です。

数時間メールチェックが出来ないような状況は
どんな人、どんな読者にも普通に考えられますので、
その間に何通もメールが貯まってしまうのはよくありません。

故に、どんなに配信頻度を高めても、
メールマガジンは1日1通ほどが上限であり、
それ以上の頻度は私は避けた方がいいと思っています。

つまり、既に出来上がっているメルマガ原稿を
ステップメールにして送っていくという場合でも、
やはりその配信頻度はどんなに頻度を高めたとしても、
1日1通以上にはしない方が良いという事です。

そして、本当に質の高いメルマガを徹底して送っていれば、
仮にその頻度が極端に低いメルマガになってしまっても、
その反応は決して「配信頻度の低さ」で下がる事はありません。

もちろん、ほとんどブランディングを確立できていない状態で、
何カ月、何年とメールを一切送らなければ、
いざメールマガジンを配信した際に、

「この人、誰だっけ?」

と、根本的に存在を忘れられてしまう可能性もありますが、
それなりのレベルでブランディングを構築できている読者であれば、

「根本的に忘れられてしまう」

という事はよほど長期間、読者を放置しない限りそうはありません。

よって、メールマガジンの理想的な配信頻度の考え方としては、

「オプトイン時からある程度のブランディングを確立できる段階」

までは、出来る限り高い配信頻度でメルマガを送るべきであり、
まずは最低限のブランディングを構築していった方がいいと思います。

といっても1日に何通も送るという頻度は避けて、
この時点では1~2日に1通くらいのペースで問題ありません。

その間にある程度のブランディングの構築できた後であれば、
配信頻度をグッと落としても問題ないと思います。

そういったところも含めて、オプトイン時から、
ある程度のブランディング構築までの段階までは、

「ステップメール」

を利用して予め作り込んだ原稿を高い頻度で配信し、
その段階以降のメールマガジンについては、

「質を重視してマイペースに配信していく」

というのが私が捉える「最適なメルマガの配信頻度」です。


メールマガジンが読まれる最適な配信頻度。総括


結論的には「結局、質がモノを言う」という事なので、
そこまで頻度に拘る必要がないという事なのですが
オプトインの序盤段階はまず「忘れられないうち」に、
ある程度の頻度でメルマガを送っていく事をお勧めします。

それ以降はとにかく質を重視していくべきだという事ですね。

あくまでもメールマガジンの配信頻度の考え方の1つですが

・DRMを前提にメールマガジンを送る
・基本的にはブランディングを重視していく


というのであれば、考え方としてはこれでいいと思います。

是非、参考にしてください。

K.Uzaki

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2016年12月21日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:メールマガジン

DRM、メールマガジンによる販売に適した商品、適さない商品

宇崎です。

私も決して例外ではありませんが
ネットビジネス界隈で「DRM」についてや、
メルマガアフィリエイトを推奨しているような人は、
ほぼ例外なく「情報商材」を扱っている傾向にあります。

・自分自身で情報商材を販売している人
・他者が販売する情報商材をアフィリエイトしている人


俗に言うインフォプレナーやアフィリエイターですが、
実際にDRMやメルマガアフィリエイトを促進している人は、
自らもそれらを実践して「情報商材」を販促している傾向にある為、

DRM = ネットで情報商材を売る為のマーケティング

という捉え方をしている人や、

メルマガアフィリエイト = 情報商材のアフィリエイト

というような捉え方をしている人も少なくないようです。

ですが、これは決して「正しい解釈」と言えるものではなく、
むしろ「DRM」や「メルマガ」というメディアにおける、
その可能性や本質を捉えきれていないが故の解釈とも言えます。

よって、今日はこのDRMやメルマガというメディアにおいて、

・その販促、アフィリエイト等に適した商品は何か
・その販促、アフィリエイト等に適さない商品は何か


という視点で講義を進めていきたいと思います。

DRM、メルマガによる販売に適した商品、適さない商品


確かにDRMを活用して情報商材の販促に活用している人、
メルマガで情報商材をアフィリエイトをしている人は非常に多く、
現に私もこのブログを介してメールマガジンの読者を集め、
そのメールマガジンを介して自身の教材等を販促しています。

故にDRMやメールマガジンというメディアに対して、
情報商材の販促やアフィリエイトが適している事は否定しません。

ですがDRMやメルマガアフィリエイトなどは、
情報商材を扱わなければならないものというわけではなく、
情報商材以外にも活用できる余地は大いにあります。

というよりも「DRM」や「メルマガ」を介して、

「絶対的に売る事が出来ないもの」

というのは、商品、サービスを問わず基本的にありません。

それが形のある商品であれ、形のない情報商材などであれ、
またそれが何らかのサービスであったとしても、
DRMやメルマガで「売れないものは無い」と思います。

ただ、そこにDRMやメルマガで販促する事、
アフィリエイトする事に適した商品か否かという視点では

・販売における「価格」が高い高額な商品
・販促において「クロージング」が必要となる商品
・販促において然るべき「教育」が必要となる商品


このような商品がDRMやメールマガジンによる販促、
アフィリエイトに「適した商品」と言える反面、

・販売における「価格」が安い低額な商品
・販促において「クロージング」の必要が無い商品
・販促において然るべき「教育」の必要が無い商品


これらはDRM、メルマガアフィリエイトには適しません。

つまり、DRM、メルマガに適した商品か否かは、

・販売における価格帯(金額)
・販促におけるクロージングの必要性
・販促における教育の必要性

この3つがその判断基準になるという事です。


「価格帯」+「クロージング」「教育」の必要性の有無


そもそもDRMによるセールスやアフィリエイト、
メルマガを利用したセールスやアフィリエイトにおいては、

「リスト(読者)を集める」

というプロセスが実質的に必要不可欠であり、
DRMにおいてはそのリストに対し、

「教育=信頼関係の構築(ブランディング)」

というプロセスを踏んでいく事が1つの前提となっています。

その「セールス(売り込み)」までのプロセスにおいて、
あえてそのような「段階」を踏んでいくというのが
DRMやメルマガアフィリエイトの特徴であるという事です。

その上で、販促の対象となるような商品が高額であるほど、
その商品を実際に「購入するか否か」の判断において、
消費者側は多くの懸念や不安を抱く事になる為、
その販促には当然、相応のクロージングが必要になってきます。

逆に言えば、その価格帯(金額)が安い商品であるほど、
その購入時において消費者側が抱く不安や懸念も少なくなるため、
そのような商品はあえてクロージングを図る必要もありません。

あえて見込み客のリストを収集していく事や
そのリストを教育していくような「段階」を踏まずとも、
そのような商品は十分に販促できてしまうわけです。

「その商品を売る事が出来るかどうか」

に関して言えば、価格が安い商品であっても、
DRM、メルマガで販促していく事や、
アフィリエイトしていく事も十分に可能と言えますが、
価格が安くクロージングの必要が無いような商品は、

・ブログ
・サイト


などのインターネット上に掲げられるメディアを介して、
ダイレクトな販促(セールス)を行っていく形や、
その商品の販売ページへの直接誘導を担うバナー等を貼り、
直にアフィリエイトを仕掛けていく形が適していると言えます。

言い方を変えれば、そのような販促、アフィリエイトに適さない、
価格帯の高く、クロージングが必要な商品の販促などにおいて、
DRMやメールマガジンの活用が適しているという事です。


ウェブ上のメディアを介した販促が可能か否か。


また、ウェブ上のメディアを介した販促が可能か否かは、
商品の知名度や需要の度合いによっても変わってくるものであり、

「その主な特徴などが既に認識されている商品」
「ピンポイントにその商品を求めている人が明確な商品」


などは、直に販促できる可能性が高い商品である為、
あえてDRMやメルマガを活用した形の販促は不要と言えます。

むしろ、そのような商品は、既にその商品を求めているような人が
その商品を購入する前提でネットを観覧している可能性が高い為
あえてそのような「買う気満々の見込み客」をメルマガへ促し、
段階を経て販促していく意味、必要性がほぼありません。

段階を経てその商品の特徴や必要性などを
あえて「教育」するような必要がないからです。

まさにそのような商品は、サイトやブログを介した
ウェブ上での販促、アフィリエイトが適したものと言えます。

以上のような視点から、

・販売における価格帯(金額)
・販促におけるクロージングの必要性
・販促における教育の必要性

この3つのポイントにおいて、

・販売における「価格」が高い高額な商品
・販促において「クロージング」が必要となる商品
・販促において然るべき「教育」が必要となる商品


に該当する商品はDRM、メルマガに適している為、
まさに「情報商材」は全て条件を見事に満たしていると言えます。

ただ、これは情報商材が上記の条件を満たしているが故に、
DRM、メルマガを用いた販促に適しているのであって、
これらの条件を満たす商品は「情報商材」に限らず、
DRMやメルマガに適したものと捉えて問題ありません。

逆に、ウェブ上での販促やアフィリエイトに適している、
以下のような商品は、全般的にDRM、メルマガには適しません。

・販売における「価格」が安い低額な商品
・販促において「クロージング」の必要が無い商品
・販促において然るべき「教育」の必要が無い商品


よって、自分自身が販促したいと考えている商品やサービス、
アフィリエイトしていきたいと商品やサービスなどが
上記のどちらの条件に該当しているものなのか。

もしくは現在進行形であなたが扱っている商品が、
どちらの条件に該当するものなのかによって、

・ウェブ上のメディアを主体としたビジネス展開
・DRMやメルマガを活用したビジネス展開


このどちらが適しているかを判断していく事をお勧めします。

以上、DRM、メルマガアフィリエイトに適した商品、
適さない商品における考え方、視点についてでした。

是非、参考にしてください。

K.Uzaki

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2016年10月5日 | コメントは受け付けていません。 |

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