ブログ、メルマガのターゲットはどこまで明確にするべきか。

宇崎です。

インターネットを利用した集客やマーケティングにおいて、

・集客を担う事が出来るメディア作り
・情報発信を担う事が出来るメディア作り


この2つのプロセスは必要不可欠であり、
私であれば、このブログが主に集客を担うメディアであり、
併せてメールマガジンによっても「情報発信」を行っています。

これらのメディアを併せて、

DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)

と呼ばれるマーケティングを展開しているわけです。

ただ、このようなブログやメルマガなどのメディア作りには、
それに先立つ「ターゲット設定」が必要になります。

「どんな人を集客していくのか」
「誰に向けて情報を発信していくのか」


これを定めてこそ、そのブログ、メールマガジンにおいて、
実際に発信(提供)していくべき情報が決まってくるからです。

発信していく情報 = コンテンツ

ですので、ブログ、メルマガのコンテンツ内容は、
結局のところ、そのターゲットありきで決まります。

そして、そのコンテンツを実際に構成するコピー(文章)も、
そのターゲットが「明確」になっていてこそ、

「そのターゲットの反応を想定したコピーを書ける」

という事になるわけです。

それだけ「ターゲットの設定」というのは、
ブログやメルマガなどのメディア作りにおいても、
そのコピー(文章)の作成においても重要なものなんですね。

とくに私がやっているようなDRMにおいては、
このターゲット設定がマーケティングそのものの成果を
そのまま大きく左右する事になると言っても過言ではありません。

今日は、そんな「ターゲット設定」について、

「どこまでその設定を明確にするべきか」

といったところを重点的に講義してみたいと思います。

ブログ、メルマガのターゲットはどこまで明確にするべきか。


まず、このターゲット設定は「何を軸に定めるか」が重要であり、
既に「販促」の対象になるような商品やサービスが明確なのであれば、

「その商品やサービスを求めている人達」
「その商品やサービスに価値を感じてくれる人達」


という考え方が基本前提になります。

これは、そのメディアの運営における前提が
アフィリエイト等の広告ビジネスである場合も同様ですね。

ただ、アフィリエイト等のビジネス展開が前提である場合は、
ある程度の「ジャンル」を特定してしまえば、
そのジャンルの商品は全般的に販促の対象にしていく事が出来る為、
自分が情報発信、情報提供を行い易いジャンルを前提に、

「そのジャンルの情報を求めている人達」
「そのジャンルの情報に興味、感心を持っている人達」
「そのジャンルの情報に価値を感じてくれる人達」


をターゲットにしていく考え方をしても問題ありません。

ただ、商品を前提にターゲットを定める場合においても、
特定のジャンルを前提にターゲットを定める場合においても、
その情報提供や、後々の商品の提案は、あくまでも、

「そのターゲットが悩んでいる事(悩み)」
「そのターゲットが望んでいる事(願望)」


に対して行っていくものであるため、
ターゲットの設定において重要なポイントとなるのは、
あくまでもその「悩み」や「願望」にあたる部分になります。

「どのような悩み、願望を持っている人達をターゲットにするか」

という視点が、ターゲットの設定において最も重要であるという事です。


「悩み」「願望」を前提にターゲットを捉える。


ネットユーザーに限らず、世の中の人が興味や関心を覚え、
更に、そこへお金を支払っていくようなものに対しては、
必ずそこに何らかの「悩み」や「願望」が存在します。

そのような「悩み」や「願望」があるからこそ、
特定の情報や商品などに興味や関心を抱いていくわけです。

ですので、ターゲットの設定はあくまでも、

「どのような悩み、願望を持っている人達をターゲットにするか」

を前提に捉えた上で、

・その悩みを持っているのはどういう人達(どんな人)か
・その願望を持っているのはどういう人達(どんな人)か


という考え方で、そのターゲット像を明確にしていかなければなりません。

それが女性特有の悩みや願望なのであれば、そこで初めて、
ターゲットが「女性」に絞られてくるという事です。

ただ、アフィリエイトを目的に運営されているブログ等の中には、
このような重要な視点を抜きにターゲットを定めているものも多く、
無意味に性別や年代など絞り込んでいるケースも珍しくありません。

そのブログやメルマガで扱う商品や発信している情報において、
絞り込む意味、メリットがあるターゲット像であれば話は別ですが、
決してそうとは言えない絞り込みを行っているものが、
実際に運営されているブログなどでも多く見受けられるという事です。

そういったメディアによくある傾向を1つ例に挙げてみますが、
例えば、ネットビジネスで稼ぐ為の情報を発信するブログとして、
以下のようなコンセプトを掲げているブログなどは、
比較的、多く目にする事があるのではないかと思います。

40代サラリーマンの為のアフィリエイト講座

ただ、このようなメディアで実際に取り扱っていく情報や商品は、

「ネットビジネスで稼ぎたい人達の願望」
「ネットビジネスで稼げていない人達の悩み」


に対して、その解決を図れるような情報や商品であるはずですが、
そんな情報や商品の対象となるような「願望」「悩み」は、
40代のサラリーマンのみに限られるものではないと思います。

そして、その悩みや願望を解決する為の情報や商品は、
強いて40代のサラリーマンだけが求めているものでもないはずです。

つまりネットビジネスで稼ぎたい人の悩みや願望、
そして、そのような人達の悩みや願望を満たせる情報や商品は
20代でも30代でも、男性でも女性でも「変わらない」という事です。

「ネットビジネスで稼ぎたい」

という40代サラリーマンが興味や関心を持つ情報や商品は、
20代のフリーターでも30代の主婦でも興味を持ちます。

そこに共通性があり、また相違性が無いのであれば、

「ネットビジネスで稼ぐ為の情報を発信するメディア」

において、そのターゲットを「40代サラリーマン」に定める意味、
メリットは、実質的に「何も無い」に等しいわけです。

強いて40代サラリーマンだけが反応するような
ネットビジネス関連の情報などは、そうは無いですから。
メリットも無く不要にターゲットを狭めている以上、
そこにあるものは「デメリット」だけなのが現実です。

つまり、そのメディアで取り扱う情報や商品において、
あえてターゲットを「明確」にするという場合は、
それを絞り込むメリットが無ければ意味が無いという事です。


メリットのあるターゲットの絞り込み事例。


では逆に、そのメディアで取り扱う情報や商品において、
意味のある形でターゲットの絞り込めているケースを挙げてみます。

60代の健康法

【女性限定】40代からの婚活講座

まず、前者に挙げた「健康法」の事例ですが、
取り扱う情報の性質的に「健康法」というテーマであれば、
30代、40代、50代という年代の違いに応じて、
健康に対しての「悩み」はそれぞれ異なる傾向にあると言えます。

故に、それぞれの年代ごとに「求める情報」や「商品」も
それぞれ違ってくる余地が大いに「ある」と言えますので、
このようなジャンルであれば、

「年代」

を線引きしてターゲットを絞り込む意味、メリットは、
その後の情報発信や商品の提案においても「ある」と言えるわけです。

同じく、後者に挙げた「40代からの婚活」の事例も、
男性と女性とで恋愛や結婚に対しての悩みは全く異なりますので

「性別」

の線引きはむしろ必要不可欠だと思いますし、
10代、20代の女性が抱く恋愛や結婚についての悩みと、
40代以上の女性が抱く恋愛や結婚についての悩みも、
大きく異なる傾向にあるものだと思います。

よって、このような「恋愛」「結婚」などのジャンルも、
年代を線引きするメリットが「ある」と考えて問題ありません。

つまり、ターゲットを絞り込んで明確にしていく際は、
その絞り込みにおける線引きラインとなるところで、

「ターゲットの悩みや願望が異なる傾向にあるかどうか」

が大きなポイントであり、そこに「異なる傾向」が見られれば、
その線引きによって「求められる情報や商品」も変わってくる為、
その絞り込みによるターゲットの明確化にも「意味がある」と言えます。

対して、そこに「異なる傾向」が見られないのであれば、
その線引きは「無意味にターゲットを狭めるだけ」でしかない為、
その絞り込みによるターゲットの明確化も「無意味」としか言えません。

よって、そのメディアにおけるターゲットを明確化していく際は、
あくまでも、その絞り込みを前提とする線引きラインが、

「ターゲットの悩み、願望を分ける境界線になっているか」

を大前提に捉え、絞り込みの必要性を判断していってください。

もし、既に運営されているメディアのターゲット設定で、
明らかに意味の無い絞り込みを行っているようであれば、
その不要な「縛り」は無くしてしまった方がいいかもしれません。

以上、ネットマーケティングを前提としたメディア作りにおける、
そのターゲット設定と明確化の線引きについての講義でした。

K.Uzaki


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カテゴリー:マーケティング

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