伝説のコピーライティング実践バイブル―史上最も売れる言葉を生み出した男の成功事例269 ロバート・コリアー

久々のブログ更新。

今回もわりと好評(笑)なコピーライティング書籍のレビューです。

>伝説のコピーライティング実践バイブル
―史上最も売れる言葉を生み出した男の成功事例269




著者、ロバート・コリアー。

こちらの書籍も以前紹介した
「ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則」同様、監修は神田 昌典氏。

こちらはその見出しに掲載されていたコピー。

“若き神田昌典はこの本の原書に8万円をはたいて、むさぼり読んだ!”

神田さんブランドをうまく利用した見出しコピーだと思います。

彼の事を尊敬している人ならこのコピー1つで一発でしょう。

ただ価格は普通の書籍より割高の5000円ほど。

情報商材として販売している私のミリオンライティングよりも高い(笑)

ただこの価格設定が一般書籍においては興味を引きつける材料にもなります。

“そんなにもスゴイ内容なのか…”

価格がある程度平均化されているだけに一般の書籍に
この価格によるブランディング効果は大きいと言えます。

まあ、情報商材いも今だにこの効果はありますけどね。

では内容の方に入っていきましょう。

冒頭からかなり本質を浮いた一文が目に入ります。

アマゾンの内容紹介にも記載されている一文ですがそのまま引用します。

コピーライターの多くが
効果があったレターの言いまわしをマネれば、
そのレターも効果があるはずだと勘違いしている。

大間違いだ。

言いまわしは重要ではない。
効果があったレターを裏づけているアイデアを
どう手に入れるかが重要なのだ

by Robert Collier

これ、コピーライティングを学んでいる人は
肝に銘じておくべき言葉です。

コピーライティングを学ぶという事はまさにそういう事。

反応の取れるコピーを真似する事じゃないんです。

いかにそのコピーを生み出せる思考を手に入れて、
自分の中から反応の取れるコピーを生み出していくか。

そうでなければコピーライターである意味がありません。

コピーを真似て並べていくだけなら、
それはただのコピーパズラーでしょう(笑)

ただこの書籍はそれなりにコピーを学んだあとに読むべき一冊です。

決してコピーを学ぼうと思い始めている人が手に取るべき本では無い。

結論から言えばノウハウやテクニックを伝えているものでは無いからです。

自分の持っているノウハウやテクニックと照らし合わせて読んでいくべき本。

それもそれなりのレベルのスキルと学ぶ意欲が無ければ無意味です。

おそらく途中で「あまり“学べる内容”では無いかな」と思ってしまう気がします。

良く言えば自分のスキルやコピーを更に開花させる資料集的なもの。

悪く言えばただの文例集という印象になってしまうと思います。

ただ淡々と読んで何かを吸収できる本では無いという事ですね。

こういった点を踏まえても読みたいと思う人にはいいと思います。

要するに意識の問題という事。

私的に価値を感じたかと言えば「かなり読む価値はあった。」と答えます。

ただコピーを学ぶ上で読んだ方がいい本ですか?と聞かれれば、
「“学ぼう”という段階ではまだ読むべきでは無い。」と答えますね。

もうコピーライティング系の本を読んでも、
どれも書いている事の本質はほとんど同じだな~と思い始めた頃になら、
是非これを読んでみて欲しいと言える、そんな本です。

そういう意味では私の教材をしっかりと学んで頂いた後、
いざ自分でコピーを書き始めた段階で読んでもらえるといいかもしれません。

既にコピーライターとして活動している中級者以上向けの本という事ですね。

以上、私の個人的レビューでした。

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カテゴリー:書籍レビュー

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