ブログの最適な更新頻度とSEO対策。

ブログの検索エンジン対策(SEO)においては、
その「更新頻度」が重要と言われています。

検索エンジンが望んでいる事、やりたい事は、
良質なサイトを検索結果の上位に表示する事ですので、
その点で、ブログの更新頻度はやはり重要なポイントであり、

・長期間に渡って更新されずに放置されているブログ
・定期的にしっかりと更新され続けているブログ


この2つのブログでは、やはり検索エンジン側は、
後者の更新頻度の高いブログを優遇する傾向にあるのです。

ただ、ここで言う「更新頻度」というものには、
幾つかの解釈、捉え方があると思いますので、
今回は、SEO対策を意識していく上での、
ブログの更新頻度について言及してみたいと思います。

ブログの最適な更新頻度とSEO対策。


時折、ブログを始めたばかりのコンサル生の方から、

「記事はある程度まとめて更新した方がいいのか」

という趣旨のご質問をいただく事がありました。

仮にコンテンツ(記事)が乏しい段階で訪問者が訪れた場合、
中途半端な状態のブログを見られてしまう事になってしまうため、
ブログの記事は、ある程度の記事を書き貯めていった上で、
一気に投稿して、まとめて公開していく方がいいのではないか。

このような考えから、書き上げた記事をひとまずは投稿せず、
それを書き貯めて後々、一気に投稿していくという運営方針が、
方向性としてアリなのかどうかの相談を受けたわけです。

ただ、そのように書き上げた記事を書き貯めていく事や、
それを一気にまとめて投稿するという運営方針は、
あらゆる観点でデメリットの方が多いと言わざるを得ません。

その中でもとくに大きなデメリットとして挙げられるのが、
まさに今回の記事の冒頭で講義のテーマとして掲げた
記事の更新頻度におけるSEO対策面でのデメリットです。

少なくとも「記事の更新頻度」という点で言えば、
書き貯めた記事を一気にまとめて投稿するという行為は、
書き上げた記事をその都度、すぐに更新していた場合と比較して、
更新の「頻度」という点では明らかに少ない回数になってしまいます。

仮に100記事ほどの記事を1日1記事のペースで書き貯め、
それを特定の日に一気にまとめて投稿したという場合、
その更新の「頻度」はあくまでも100日目の1日限りです。

ですが、それを毎日のように書き上げていった記事を、
そのまま日々、投稿して公開していくようにすれば、
それは100日間、毎日欠かさず更新が成された事になります。

このような高い更新頻度こそがSEOにおいても、
少なからず、有利に働く傾向にあるため、
ブログへの投稿記事は書き貯めてストックするよりも、
書き上げた記事はすぐにでも投稿していった方が良いわけです。


記事の長期的な積み重ねによって生まれるSEO効果。


基本的にSEO対策において極めて重要となる、
検索エンジンの「ブログへ評価」にあたるものは、
記事(コンテンツ)の長期的な積み重ねによって生まれます。

その「積み重ね」にあたるものが更新の「頻度」なわけです。

要するに長期間に渡ってコンテンツが「更新」されている事が、
検索エンジンから見た優良なサイトの1つの判断指標であり、
その点では、やはり記事は一気に投稿するよりも、
その都度、投稿して更新していく事に優位性があると言えます。

100日分、200日分と、記事を投稿せずに書き貯める事は、
その100日分、200日分の更新によって得る事が出来る、
検索エンジンからの更新頻度への評価を放棄しているに等しく、
それはSEO対策的にはデメリットでしかありません。

つまり、作成した記事をその都度、投稿し続けていれば、
その100日分、200日分の記事を一気に投稿する頃には、、
既に検索エンジンからの評価を得る事が出来ている可能性があり、
それに伴うアクセスを集められているかもしれないのです。

また、逆の視点で言うと、検索エンジン対策の効果は、
更新頻度も含めた記事の積み重ねで生まれるものですので、
1記事、2記事の少ないコンテンツの投稿段階で、
そこからまとまったアクセスが入る可能性はほぼありません。

つまり、記事を書き貯める運営方針の大前提にある、

『コンテンツ(記事)が乏しい段階で訪問者が訪れた場合、
 中途半端な状態のブログを見られてしまう事になってしまう』


このような心配は実質的に無用なものであると言えます。

要するに、そのような「コンテンツが乏しい状態」のブログには、
根本として、そこまでのアクセスが入ってくる事は無いため、
その間は記事を少しづつでも投稿して更新していくべきであり、
その上で、検索エンジンからの評価を積み重ねていくべきなんです。

そのように記事を1つ1つ投稿してブログを更新していく事で、
ブログ上のコンテンツは、おのずと充実していく事となり、
それが検索エンジンからの評価にも繋がっていきます。

検索エンジンを介してアクセスが入ってくる頃には、
必然的にブログのコンテンツも充実しているという事です。

よって、コンテンツが乏しい段階でアクセスが来てしまう事や、
中途半端な状態のブログを見られてしまうという心配は不要であり、
そのような段階で入ってくるアクセスなど、ごく僅かです。

また、そのごく僅かな序盤段階のアクセス(訪問者)が、
中途半端な段階のブログを目にした事によるマイナスなどは、
あって無いに等しいマイナスでしかありません。

そのような、ほぼ無いに等しいマイナスのみを意識して、
投稿できる記事を投稿せずに書き貯めてしまうというのは、
それ以上にプラスになるはずのSEO効果を妨げてしまいますので、
書き上げた記事は気にせずにどんどん投稿するようにしてください。

その投稿をあえて後回しにするメリットは、
率直に言って「ほぼ無いに等しい」という事です。


ブログの最適な更新頻度とSEO対策。まとめ。


以上の通り、検索エンジン対策(SEO対策)の観点において、
ブログの更新頻度は期間に対して「頻度」が重要であり、
そして、それが「継続」されている事がポイントになります。

検索エンジンの「グーグル(Google)」としては、
常に最新の情報を継続的に提供し続けているサイトや、
継続的に更新され続けているサイトを評価する傾向にありますので
その点では、やはり継続的な更新の「頻度」が重要となるのです。

ただ、それ以上に検索エンジンが重要視しているものは、
やはり、そのコンテンツの「質」であり、その「内容」です。

そして、それは言わば「訪問者の満足度」に他なりませんので、
訪問者が「価値」を感じる質の高い記事を更新していく事が、
SEO対策においての大原則であると言えます。

よって、ブログにおける記事の更新頻度は、
あくまでも、その質を何よりも重視した上で、
一定の頻度を「継続」していく事を第一に考えてください。

無理に質の低い記事を毎日、欠かさずに更新していったとしても、
そのような質の低い記事が検索エンジンに評価される事はありません。

あくまでも「質」を重視した記事の作成を前提とした上で、
その「質」を保てる可能な限りの頻度で記事を更新し、
それを「継続」していく事が重要であることですね。

是非、参考にして頂ければと思います。

K.Uzaki

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