一般論として「目的」と「目標」は似たような用途で使われますが、
実際のところ「目的」と「目標」には全く別の意味があります。

また、私が知っている限りで「ビジネス」の世界で成功している人は

・「目的」を明確にした上でビジネスを展開している
・「目標」を明確に設定するような事はあまりしていない

このような傾向にあるのではないかと思います。

とくに私のライティングの師匠は顕著にこのような傾向にあり、
ご自身のメールマガジンでも、具体的に言及していた事がありました。

以下にその内容をそのまま転載させて頂きますので是非、ご覧ください。


「目的」と「目標」の違い。私の師匠が「目標設定」を否定する理由。

私は多くの人がよく掲げている、


「目標設定が重要です。」
「まずは目標設定をしましょう。」


という、事業における「目標設定」というものを、
基本的には「批判的」に見ています。


要するに「目標設定は掲げない派」です。


むしろそのような目標設定こそが、
本質的には「ビジネスを衰退させるもの」とさえ捉えていますので、
私が個人的にビジネスのコンサルタントを行う際などは、


「目標設定は基本、掲げないでください」


と言っているくらい、とにかく目標というものを「掲げない事」を
ビジネスで「大成功する為の鉄則の1つ」だと思っています。


ただ世の中の大半の成功者と呼ばれる人や
コンサルタントと呼ばれるような人達は、
決まって「目標設定は重要」というような事を言っていると思います。


そして多くの人は何だかんだで、


「目標設定は掲げないより掲げた方が良いのでは?」


という意識を潜在的に持っているものと思います。


それこそ私のコンサルを受ける事になった際、
そのクライアントとなる人達の何割かは決まって


「○年以内に年収○○円(月収○○円)は稼げるようになりたいです。」


というような目標設定を自ら明言してきたりします。


ただそのような目標設定の明言に対して、
私は決まってこう苦言を呈します。


「その目標設定を念頭にビジネスを進めていくほど、
 おそらく“本当の意味での成功”は遠くなっていきますよ。」


と。


ただ、ここで1つ明確にしておきたいポイントとして、
今回の議題で挙げている「目標設定」というのは、
先程も例に挙げたような、


「○年以内に年収○○円(月収○○円)は稼げるようになりたい。」


などの、期間、金額等を定めるものの事を指します。


よってこれは「目的とは異なるものである」と捉えてください。


目標は「期間」や「金額」を数値化して定めるもの。


目的は「自分がどうなりたいか」の未来像などにあたるもの。


言葉の意味合い的にも、おおよそこれが適切かと思いますので
「目標」と「目的」の違いは上記のように捉えて頂ければと思います。


その上で今回の議題で私が否定しているのは
前者にあたる「目標設定」にあたる方です。


その前提において私がとくに「辞めた方が良い」と思うのは、


“その目標設定を「目的」そのものと重ねてしまう事”


です。


実際、私が過去に身を置いていた水商売やマルチ商法の世界でも、
目標設定を高らかに宣言しているような人はたくさんいましたし、
ネットビジネスのクライアントでもそういう人はたくさんいました。


ただ絶対数で言えば、そういう宣言を高らかにしていた人ほど、
成功とは程遠い状況で挫折してしまったり、
一時的にうまくいっても、それが長くは続かないケースがほとんどで、


「目標設定に異常に固執して最終的に成功していった人」


を私はハッキリ言ってほとんど見た事がありません。


逆に世の中で「大成功をしているような人」は、
少なくとも先ほど定義したような「目標設定」は
まず掲げていない人がほとんどだと思います。


例えば「世界的な大成功者」と呼ばれる経営者で、


「○年以内に年商○○円の会社にする。」
「○年以内に年収○○円を稼げるようになりたい。」


という「目標設定」を第一に掲げ、
それを「目的」にしているような人はまずいないと思います。


“目の前の事案における目標設定”は掲げても、
会社の未来、自分自身の未来に対してそのような目標設定を掲げ、
それを「目的」としているような経営者はまずいないだろうという事です。


分かり易い例はグーグル創業者のラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、
フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグなどです。


グーグルやフェイスブックの事業モデル、その生い立ちを
本などで読んだ事がある人は分かると思いますが、
彼等は自身のサイトの「収益化」を自己判断でかなり遅らせています。


それぞれのサイトの収益化は「広告収入を得る事」にあたるわけですが
もし、彼等が「○年以内に○○円を稼ぐ」という目標設定を掲げていたなら
もっと早い段階でそれぞれのサイトを「収益化」させていたと思います。


ただもしもそうしていたら、今のグーグル、
フェイスブックは無かった可能性が高いです。


少なくとも今ほど時価総額の高いサイト事業にはなっていなかったはずです。


そんな彼等には、経営者としての「意識」に共通点があります。


それは「サイト事業そのものにおける目的意識」です。


彼等がそれぞれのサイトをなかなか収益化させなかった理由は、


「ユーザーの利便性を追及するなら、安易な広告を入れるべきでは無い」


という考えに基づくものだったとされています。


要するに彼等は「利用者の利便性」「利用者の数を増やす事」を、
何よりもの“最優先事項”として掲げていたわけです。


お金を追うのではなく「ユーザー(利用者)の利」を追っていたわけですね。


両サイトの創業者はとにかく利用者にとって、
快適なサイトを目指して愚直にそれを追及していったのであり、
その結果が今のグーグル、フェイスブックだという事です。


そして現在、彼等が経済的にどれだけの成功を手に出来たかは、
もうあえて言うまでもないかと思います。


ただ、もし彼等が安易な「目標設定」を掲げ、
それを最優先の「目的」と重ねて行動していたなら、
まず今のような成功を手にする事は出来なかったと思います。


勿論、グーグル、フェイスブックは極端過ぎる例ですが、
世の中で大成功を収めているビジネスや事業は、
創業者のそういった


「徹底した目的意識」


から成り立っているものがほとんどです。


例えばディズニーランドの創業者がウォルト・ディズニーが


「○年以内に○○円を稼ぐ。」


というような目標設定を掲げていたでしょうか。


トーマス・エジソンがそんな目標を掲げて発明をしていたでしょうか。


一見、スケールが大きすぎる話をしているようですが、
このような「事例」にこそビジネスというものの本質があると思います。


経営者として、事業者として、起業家として重要な事。


それは「○年以内に○円を稼ぐ」というような目標設定を掲げる事では無く


“自分がやろうとしている事は誰に利をもたらせるのか”
“自分が何をすればより多くの利を多くの人に与えられるのか”


この「ビジネスの本質」を見据えいくことが重要なのではないかと思います。


そして「お金」というものはその「自らが与えていった利」に対し、
結果的に自らにもたらされていく「対価」でしか無いわけです。


このような「根本的」とも言えるビジネスの本質を見失っては
どんな事業もまず大きな成功は得る事は出来ないと思います。


現にネットビジネスの業界で安易な金銭目標を立てる人は大抵
自分自身のビジネスの本質的ば部分を見据える事が出来ていません。


“自分がやろうとしている事は誰に利をもたらせるのか”
“自分が何をすればより多くの利を多くの人に与えられるのか”


このような根本的なところを一切見据えられていない状況で、
ただ「○年以内に○○円を稼ぐ」という目標設定だけを先に掲げ、
それを「最優先に果たすべき事」のように考えてしまいます。


金銭的な目標設定がそのまま「目的」になってしまっているのです。


当然ですが、そんな思考回路を持っている事業者のビジネスは
単発的にはうまくいく事はあっても、長期的にはまずうまくいきません。


仮にうまくいっているように見えたとしても、
本来、手に入れる事が出来たであろう
もっと大きな成功を逃している可能性が非常に高いと思います。


目標設定を重視するが故に常に目先に利益に捉われ、
目先のお金だけを追いかけていくような
不毛なだけのビジネスをひたすら展開していく事になるからです。


そのような安易な目標設定ばかりを掲げる人ほど
本来見据えるべき「ビジネスの本質」を見失ってしまい、
とにかく「稼ぐ事」しか考えられない愚かな事業者になっていきます。


結果的に本当の意味での事業の成功、
事業者としての成功を遠ざけてしまうのです。


確かに生活をしていく為、事業を継続していく為に、
ある程度のキャッシュフローを現実的に見据える事も重要ですが、
お金だけに捉われては「本質的な成功」はどんどん離れていきます。


本質的な成功 = 成功し続ける事 


これはすなわち、


“与えていった利に対しての対価が絶え間なく循環し続ける事”


だと思います。


そんな「あるべき流れ」を先々に見据えられてこそ、
事業者として「今、自分が最優先で何をすべきか」が見えてきます。


少なくとも金銭的な目標設定をどんなに掲げても、
本当の意味で自分がやるべき「最善の行動」が見えてくる事はありません。


仮に何かが見えてしまったとすればそれは目先に利益を追うだけの
本来辿るべきではない道である可能性が高いと思います。


「とにかく大金を稼ぎたい。成功したい。」


これを「動機」にビジネスを始めるのは多いに結構だと思います。


ただ、いざ事業やビジネスを実際に進めていく上では、
安易な「金銭的な目標設定」を掲げる前に、


“自分がやろうとしている事は誰に利をもたらせるのか”
“自分が何をすればより多くの利を多くの人に与えられるのか”


という本質的なところをしっかりと見据えてください。


そして「その為に出来る最善の行動を取っていく事」が、
事業やビジネスを成功させる為の「最短ルート」になっていくはずです。


ネットビジネスで言えば、それが


“まずはコピーライティングのスキルを身に付ける事”


かもしれませんし、


“マーケティングのノウハウを身に付ける事”


かもしれません。


今、自分にとって何をする事が成功へ続く「最善の行動」なのか。


それを見据えられるのは金銭的な目標設定などでは無く、
“自らの事業、ビジネスにおける本質的な目的”だという事です、


その上で今の1秒1秒をどう使っていくかの積み重ねが
1年先、2年先、そして10年先、20年先の
自分の在り方、ビジネスの成果を大きく左右していくものだと思います。


だからこそまずは「今起こすべき最善の行動」に
全身全霊をかけて「集中していく事」が重要なのではないでしょうか。


その行動を決めていく際やその行動を起こしていく中で言えば、
金銭的な目標設定などはハッキリ言って何の足しにもなりません。


むしろ「正しい判断を見誤らせる要因にしかならない」と思います。


少なくとも世の中で大成功している起業家、事業者の多くは
明確な「目的」を掲げた上で「今やるべき事」に全力を注ぎ、
愚直に前へ前へと突き進んできた人達ばかりなはずです。


その結果として誰もが羨むような成功を手にしているわけです。


「○円以内に月収○円を稼ぐぞ!」
「今年は絶対に年収○円を稼ぐぞ!」


もしもご自分がこのような金銭的な目標設定だけを安易に掲げ、
本来見据えるべき自分の事業、ビジネスの本質が見えていないなら
その思考回路を今すぐにでも切り替えた方が良いかと思います。


その思考を切り替えなければ「今、何をするべきか」という、
自分自身における“最善の行動”はまず見えて来ませんので。


そしてまずは自分の事業、ビジネスにおける
最善の目的意識を明確にする事から始めてみてください。。


そしてその「目的」を達成していく為に、
今、自分は何をしていくべきなのか。


それが見えたなら、まずはそれを全力でやっていきましょう。


その目的が本当に「人の為」になるものであり、
その行動がその「人の為」に繋がっていくものであるなら、
あとはほんの少しのアイデアと戦略で結果は後から付いてくるはずです。


どんなビジネスも突き詰めれば「そういうもの」ですから。


今日の講義があなたの行動を良い方向に切り替える
その何かしらの「きっかけ」になれば幸いです。

以上、師匠のメールマガジンの転載でした。

また、ご要望の声や私的に「これは」と思うものがあれば、
師匠の許可を頂けたものは、またブログに転載していきます。

PS

「というか、そのメルマガの登録URL、教えてよ。」

という方は、個別でメール(K.Uzaki e-mail)の方を頂ければと思います。

私の方からブログやメルマガなどで師匠の事を、

「この人が私の師匠です」

とご紹介するような事は基本的にありませんが(本人が望んでいないため)
かと言って師匠の事を強いて隠す意図があるわけでもないため、
個別にメールを頂けた方には普通にご紹介しています。

このようなメルマガをもっと読んでみたいという方はお気軽にご連絡ください。

K.Uzaki

>コピーライティング至上主義者の会、コンテンツ一覧へ