セールスレターやランディングページのヘッダー部分には、

「ヘッドコピー」

と呼ばれる、冒頭の位置付けとなるコピーを構成します。

そのセールスレターやランディングページにアクセスした際、
訪問者となる「見込み客」は、まずそのヘッドコピーを目にします。

そのヘッドコピーで、どのような印象を与える事ができるかで、

・興味を持って、その続きを読み始める
・興味を持てずにそのままページを閉じてしまう

といった、次のアクション(行動)が決まる事になるため、
ヘッドコピーが「興味を引く事ができるコピ-」になっていなければ、
その後に展開されるコピーが全般的に「読まれない」という事になります。

当然、その後に展開されていくコピーが読まれなければ、
そのページで然るべき「反応」や「成約」も取れない事になるため、

「ヘッドコピーがセールスレターやランディングページの成約率を左右する」

と言って過言ではないくらい、ヘッドコピーは「重要なコピー」です。

1つのオファーページで然るべき「反応」や「成約」を取っていくためには、
まずは、コピーをしっかりと「読んでもらう事」が必要不可欠となるため、

『訪問者の「読む意識」を引き出すためのコピー』

がコピーの冒頭に構成される「ヘッドコピー」にあたるわけです。

そして、訪問者の「読む意識」をしっかりと「引き出す」ために、
まずは冒頭のコピーで『訪問者の興味を引く必要がある』という事です。

ただ、ここでお伝えしたような『ヘッドコピーの役割』や『重要性』は、
多くのコピーライティング関連の書籍やサイトなどでも言及されているため、

ヘッドコピー = 続きを読んでもらうための興味を引き出せるコピー

という考え方が、1つのフォーマットのようになっている傾向にあります。

ですが、このヘッドコピーの考え方は必ずしも「適切」とは言えないものであり、
実際には『ヘッドコピーで興味を引き出す必要が無いケース』もありえます。

今回は、そんなフォーマット化されている「凝り固まったヘッドコピーの考え方」を、
もう少し深いレベルで、本質的に理解してもらうための講義をお届けします。


ヘッドコピーライティング~興味の壁、読まない壁の有無~


ヘッドコピーの段階において『興味を引き出す必要があるのか否か』は、

「そのオファーページにどのような訪問者がアクセスしてくるのか」

で変わってきます。

そして、実際にアクセスしてくる訪問者が「どのような人達か」は、

「どのような導線(ルート)を辿ってそこにアクセスしてくるのか」

で決まるため、これは「集客(マーケティング)」に左右される部分になります。

要するに、どのようなマーケティングでどのように集客を施していくのかで、
そのオファーページにアクセスしてくる人達の「属性」や「段階」が決まるわけです。

・訪問者の属性:どういう分野に興味を持っている人達なのか
・訪問者の段階:その人達がどのような意識段階にあるのか

このような訪問者の「属性」と「段階」がヘッドコピーの作成はもとより、
そのオファーページ全体の「構成」や「内容」に大きく関係してきます。

ですが、実際にセールスレターやオプトインページを作成している人の大半は、
上記で言う「属性」のみを絞り込んだ前提でコピーを書いている傾向にあり、

「訪問者の意識段階」

をあまり意識していない傾向にあります。

そこを意識していないからこそ、

ヘッドコピー = 続きを読んでもらうための興味を引き出せるコピー

という凝り固まった考え方でコピーを作成している傾向にあるわけです。


訪問者の「意識段階」に準じたコピーを作る。


ここで言う「訪問者の意識段階」というのは、

・そのオファーに対して訪問前の段階でどれくらいの興味を持っているのか
・そのオファーの提案者(あなた)にどれくらいの関心を抱いているのか

といった「事前段階の興味レベル」や「関心度」を意味します。

つまり、このような「事前段階」の興味レベルや関心度が「ゼロ」に近いなら、
ヘッドコピーにおける「セオリー」として一般的に提唱されているような、

ヘッドコピー = 続きを読んでもらうための興味を引き出せるコピー

このような考え方でヘッドコピーを構成していく形で問題ありません。

マーケティング(集客)の前提としては、

・検索エンジンからのアクセス(訪問者)
・SNS、外部サイトなどの広告誘導を前提としたアクセス(訪問者)
・アフィリエイターなどの第3者のメディアを介したアクセス(訪問者)


このような経路を辿ってくるアクセスは「属性」は絞り込む事ができても、
その意識段階は決して高いレベルではない訪問者が大半となるため、

・オファーそのものへの「興味」を引き出す
・読む意識を引き出した上で「続き」を読んでもらう

このようなポイントを意識してヘッドコピーを構成する必要があります。

ですが、そのオファーページへの「誘導段階」において、
すでに一定の「興味」や「関心」を引き出せているのであれば、
とくに上記のようなポイントを意識したヘッドコピーを構成する必要ありません。

マーケティング(集客)の前提で言えば、

・ブログなどで十分な事前情報を与えた上での誘導アクセス
・メールマガジンなどで十分な教育を施した見込み客のアクセス


このような経路を辿ってくるようなアクセスは、

・そのオファーに対する興味を訪問前の段階ですでに抱いている
 ⇒ そもそも興味を持ったからこそアクセスしている
・そのオファーの提案者(あなた)に十分な関心を抱いているのか
 ⇒ そこに関心を持っていなければアクセスしてこない

このような「前提」が成り立つため、

・すでに「興味の壁」を超える事ができている
・すでに「読む意識」を引き出せている


という事になります。

そのような訪問者に対して「1から興味を引くためのコピー」は不要なため、

ヘッドコピー = 続きを読んでもらうための興味を引き出せるコピー

強いて、このような考え方に基づくコピーを作る必要は無いわけです。


訪問者が何を「求めている」のか、何を「知りたい」のか。


よって「興味の壁」をすでに超えられていると考えられるような、
最低限の「読む意識」を抱いてアクセスしてくる訪問者に対しては、

・その時点の訪問者が率直に求めている事
・その時点で訪問者が率直に知りたい事

これらをヘッドコピーで示していく必要があります。

あくまでも、それ以前の「前提」となっている情報などを踏まえた上で、
その時点で、見込み客が率直に求めているものは何なのか。

そのオファーにおいて「知りたい」と思っている事は何なのか。

これらをダイレクトに示していく構成が「ベスト」という事になります。

そのオファーに対して1から「興味を引く」というよりは、

・そのオファーと見込み客のニーズが合致している事
・そのオファーが見込み客のニーズを満たせるものである事

これらを率直に「確認」できるコピーがそのまま反応に結び付くという事です。

***

以上、凝り固まった形でフォーマット化されている

ヘッドコピー = 続きを読んでもらうための興味を引き出せるコピー

このような考え方が「必ずしも正しいわけではない」という講義でした。

是非、参考にして頂ければと思います

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