ブログ、メールマガジンにおける「追伸」の活用テクニック

ブログやメールマガジンにおける記事やメールの最後に、

「追伸」「PS」「編集後記」

といった形で、メッセージを付け加える「構成」のテクニックがあります。

実際にそういったブログやメルマガを目にした事がある人も多いはずですが、
このような「あとがき(追伸)」を付け加える構成には幾つかのポイントがあるため、
ここでは「あとがき(追伸)」の有効な活用方法について解説していきます。


ブログ、メールマガにおける「追伸」の有効な活用テクニック


基本的にブログやメールマガジンなどは、何かしらのテーマ(ジャンル)を定め、
そのテーマ(ジャンル)に沿った情報を提供していくのが一般的かと思います。
(芸能人など、固定の「ファン」がいるような人でない限りは)

よって、そのブログやメルマガに目を通していくであろう「読者」の方々も、
それが一見の読者であれ、リピーターの読者であれ、基本的には、
そのブログやメルマガにおける「テーマ」に興味や関心を持っています。

故に、そのようなブログやメルマガでは「テーマ」とは無関係な情報を提供しても、
あくまでも、その「テーマ」に興味を持っている事が大前提の多くの読者は、
実質的に「求めていない情報」を提供される形になってしまうため、

「つまらない(自分が求めているような情報ではない)」

と思ってしまう傾向にあり、それが反応を下げる原因になってしまいます。

何か特定の「テーマ」を掲げてブログやメールマガジンを運営していく限り、
そこに集まってくる人達は、その「テーマ」への興味、関心が前提であり、
その「テーマ」と関係性のない話には関心を持たない可能性が高いといういわけです。

ですが、ブログやメルマガにおける「あとがき(追伸)」のような部分は、
その「本題」に当たる部分とは一線を引く形で情報や主張を示す事が出来るため、

「読みたい読者さんだけが読んでください。」

といったスタンスを「前提」とする形で構成する事ができます。

そのため、読者側も「読みたいという人だけが読む内容」という意識前提で、
そこに目を通していく事になるため、この「あとがき」に該当する部分については、
本来のブログやメルマガのテーマとかけ離れた内容になっていたとしても、
読者の「反応」をそこまで著しく下げてしまうような事にはなりません。

その「あとがき」の内容に興味を持たなければ「読まない」というだけであり、
その内容の良し悪しでブログ、メルマガそのものを評価する人はまずいないからです。

それこそ「本文」の方が『つまらない』『面白くない』と思われてしまった場合には、
その時点で、そのブログやメルマガがもう読まれなくなってしまう可能性がありますが、
本文の後の「あとがき」は、そういった範疇(判断要因)の外側にあるという事です。


「あとがき(追伸)」に適したメッセ―ジ。


よって「あとがき(追伸)」の部分は「本文」では反応を下げてしまい兼ねない

・テーマとは関連性の薄い発行者個人の個人的な実績や経歴など
・テーマとは無関係な雑談、抽象的な話、哲学的な話など

このような「人によってはブランディングに繋がる情報」の提示が有効と言えます。

逆に、上記のような情報は、ブログやメルマガの「本文」の方で展開してしまうと、
よほどそれが万人受けする面白い内容(タメになる内容)になっていない限り、
そのブログ、メルマガ自体が「つまらない」という判断に至ってしまいます。

ただ、自分自身の個人的な経歴や、テーマとは無関係な雑談や抽象的な話、
哲学的な話は、万人の「共感」を得て「面白い」と思ってもらうのは難しいため、

「興味がある人にだけ読んでもらう」
「共感してくれる人にだけ共感してもらう」


このようなスタンスで十分なため、こういった内容の話については、
本文で展開するのではなく「あとがき(追伸)」で展開する事をお勧めします。

もしくは、本文の内容を踏まえたセールスやコンテンツ誘導を促したい場合にも、
あまり「売り込み」の色を強く出したくない場合に「あとがき」、
あくまでも補足的なセールスやコンテンツ誘導を促すような活用方法も有効です。

是非、参考にしてください。

K.Uzaki

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