コピーライティングを学ぶとはどういう事なのか。

そもそも「コピーライティングを学ぶ」とはどういう事だと思いますか。

人を説得できるような文章、売りたいものを売るためのコピー
それらがまるで日常会話のように溢れ出てくるスキルを身に付ける事。

単刀直入に言うならそういう事なのかもしれません。

ではその為に学ぶべきことは何でしょうか。

語学でしょうか、心理学でしょうか。

その答えは人が関わるありとあらゆるもの「全て」という事になると思います。

語学、心理学は勿論、宗教学や脳科学、歴史学や哲学なども
コピーライティングのスキルを向上させていくには欠かせないものだと思います。

あなたは何故、人が反応するコピーを作り出すスキルに
宗教や歴史などが関係してくるのだろうと思われるかもしれません。

ただ実際に人が思わず反応してしまうようなコピーを作るには
少なからず読み手の思考や物事の考え方、
その心の動きなどを理解出来ていなければなりません。

それを理解した上でその人が興味を抱き、共感し、
行動せずにはいられなくなるようなコピーを
自在に作り出していかなければならないのです。

そのためにはその人の思考や考え方が
どんな常識や信念をもとに作られているのか、
それをある程度は理解出来ていなければなりません。

20代の若者をターゲットにコピーを書くなら
彼等のそれを理解していなければなりませんし、
60代以上の高齢者をターゲットにするにしても
同じくそれを理解していなければ反応が取れるコピーは作れないのです。

更に言えば、日本人と中国人の常識は同じでしょうか。

アメリカ人と韓国人は?

年齢は勿論、国や人種が異なればその常識が異なり、
常識が異なれば根本的な思考や考え方も全て違ってくるものです。

勿論あなたが世界的コピーライターを目指しているわけでは無いというなら、
そこまで世界の常識を理解していく必要は無いと思います。

ただ日本人全てをターゲットにコピーを書いていくレベルでも
日本人の多くがどういう常識を持ち、
どういう思考で物事を判断しているかを
ある程度は論理的に理解していなければなりません。

世代や性別などを絞り込めるなら尚の事、
その対象となる人達への理解を深めておかなければならないわけです。

そこで関係してくるものが歴史学や宗教学というわけですね。

日本は多くの宗教がまばらに浸透している国ですが、
それでも多くの人が一般的に認識し、
浸透していっている物事は決して少なくはありません。

漠然とではありますが誰もが「神様」という概念を持っているものですし
因果応報という考え方や悪い事への後ろめたさを感じる道徳心など、
人それぞれの個人差はあれど、
ある程度は常識的な信仰に近いものが少なからずあると思います。

いざコピーを書いていく時に「神様」という言葉を使うとしたなら、
読み手がその言葉にどういう印象を覚えるか。

その言葉1つ1つの印象や捉え方を理解する上で、
それが一体どこからくるものなのかを理解出来ていれば
言葉1つ1つの使い回し方も大きく変わってきます。

そこには人間一人一人の人生で培われていく全てが関係してきます。

当然その国の歴史や文化、宗教なども深く関係してくるわけです。

そして反応が取れるコピーを自在に生み出せるコピーライターは
少なからずそれを感覚的に理解出来ています。

ここまで突き詰めていくと頭が痛くなってしまうかもしれません。

ただこうして突き詰めていったコピーライティングの世界は
それだけ奥が深いものだという事です。

ただ今からあなたがそういったものを
一から勉強していかなければならないのかと言えば、
決してそうではありません。

勿論それが苦でなければ勉強してもらうに越した事はないと思いますが
現実的にそのような必要は無いという事です。

何故なら既に多くの心理学者やマーケッターなどが
そういった概念を突き詰めた上で有効なテクニックやスキルなどを
多数の著書などに残してくれているからです。

言ってみれば私達はそれを学んでいくだけで
彼等が膨大な時間と労力をかけて研究してきた
あらゆる心理プロセスやマーケティングノウハウ、
その全てを自由自在に使い倒していく事が出来るんです。

そしてこのブログはそういったノウハウの数々を
現代のネットビジネス市場に落とし込んだ上で
出来る限り明確にお伝えいくという事を主な趣旨としています。

大半はそれらのスキルを徹底的に学んだ師匠からの受け売りではありますが
それがあなたのお役にたてば私としても
こういったブログを管理している甲斐があるというものです。

あなたが本気で本格的なコピーライティングのスキルを学び、
この市場にそれを活かしていきたいという高い意識をお持ちであれば、
この1記事1記事から学べるスキルをどんどん学んでいって頂ければと思います。

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