価格の心理学 なぜ、カフェのコーヒーは「高い」と思わないのか? レビュー

宇崎です。

コピーライティングに役立つ書籍の紹介レビューです。

今回はこちらの「心理学」書籍になります。

価格の心理学 なぜ、カフェのコーヒーは「高い」と思わないのか?

価格の心理学 なぜ、カフェのコーヒーは「高い」と思わないのか? レビュー


価格の心理学。

これを聞いて想定する通りの内容かと思いますが
想定通りの内容であると言う上で物凄く価値を感じられます。

要するに「価格の心理学」という標題で、
こちらが思った通りの方向性の内容を学べる一冊なので、
これは私的にかなりお勧めの一冊ですね。

単純な「心理学」という観点でも学べる点は多いですし、
商売における「価格設定」という観点でもかなり参考になります。

とくに価格があって無いような「情報商材」や、
私達が行っている「コンサルティング」などのサービスを提供し、
それを生業としているような人は読んでおくべきだと思います。

「アフィリエイト」という観点でも役に立ちますね。

その商品の価格設定が適切かどうか。

これは成約率や売上に大きく関係する部分なので、
この本で学べる視点を培っておく事は非常に重要です。

いち心理学書としてもビジネス書としても役立つ一冊かと思います。


価格の心理学 なぜ、カフェのコーヒーは「高い」と思わないのか? 内容


大筋の内容は価格戦略について消費者側の購買心理学と、
俗に言われる行動経済学(経済心理学)」の観点から
かなり具体的で身近な事例を題材に講義が展開されています。

この構成も一冊の本として非常に評価出来ますね。

現場のお客さん視点を感じながら、
リアルにその「価格」というものの感覚を学べるわけです。

商品というものの販売戦略、ポジショニング戦略、ブランディング戦略。

価格の心理学という題材でかなり広い視点から、
ビジネスの本質を人間心理を軸として紐解いていけます。

これを読んでしまうと逆に多くの情報販売者やアフィリエイター、
コンサルサービスなどの提供者は、自身の商品、サービスの
その価格設定を変えたくなってしまうかもしれません(笑)

明らかに手に出来るはずの利を逃している人は多いでしょうから。

・お客は価格の何をどう感じているのか。
・お客の「欲しい」を引き出す価格設定。
・競合品より高い価格でも売れてしまう理由。
・「買い」へと誘導する価格の「アンカリング効果」の事例


などなど、心理学を観点とした「プライシング戦略」を学べる一冊です。

どちらかと言うと初心者向け(心理学の観点でもビジネス書の観点でも)の
分かり易い題材を分かり易く解説している一冊ですが、
こういった実用的な心理学から学んでいった方が
物事の理解やとっかかりには良いのではないかと思います。

心理学をある程度勉強しているような人は
その復習的な意味合いも果たせる内容かもしれませんね。

私は改めての「気付き」や「再確認」も多くあった一冊でした。

情報業界でビジネスをしている人には非常に役立つと思いますので
是非、読んでみてください。

K.Uzaki

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カテゴリー:書籍レビュー

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