理系左脳派と文系右脳派に分かれるコピー、文章作成における2つのライティングセンス。
宇崎です。
私達のように「ネットビジネス」の市場に特化して
コピーライティングのスキルをビジネスに活用していく上では
大きく分けて2種類のコピー(文章)を作るスキルが必要とされます。
1つはヘッドコピーやサブヘッドコピー(見出しコピー)、
ブログタイトルやメルマガタイトルなどに用いていく
いわゆる“キャッチコピー”を作っていくスキル。
もう1つはLPなどのボディコピーや
ブログやメルマガなどの“文章”を書いていくスキルです。
キャッチーコピーはその名の通り、
「キャッチーなコピー」を作っていく必要があり、
ブログやメルマガなどに綴っていく文章においては
ある程度「論理的な文章」を書いていく必要があります。
要するにこれらには全く違ったスキルやセンスが必要とされるわけです。
「キャッチーコピー」と「論理的な文章」の違い。
コピーライティングのスキルはその原理原則を学び、
きちんと実践と経験を積んでいけば誰でも、
ある程度まではそのスキルを向上させていく事が出来ます。
いわゆる「反応が取れるコピー(文章)」は、
書くべくして書いていく事が出来るという事です。
そこはある程度「科学的」にも
理論付けられた原則が既に数多く実証されている状況にあり、
ある意味その原則を学び、その原則に従った文章を書いていく事を
「コピーライティング」
と呼んでいるわけですが、
その「ある程度」の境界線を超えたところは、
やはり「オリジナリティ」が必要になってきます。
ただこの「オリジナルティ」は100人の人がいれば、
100通りの生き方、考え方、思考がありますので、
これは単純に「自分なりの文章」を磨いていけば問題ありません。
そのオリジナリティを生み出すものが、
いわゆる「センス」というものになってくると思います。
そしてこの「センス」には先ほどの2つの
ライティングスキルにおいて
“得意・不得意”
が少なからず現れるところがあります。
要するにキャッチーなコピーを作る事が得意な人と
論理的な文章を書いていく事が得意な人。
コピーライティングスキルのセンスは、
大方、まずこの2つのどちらかに分かれるという事です。
勿論、最初はどちらもイマイチという人も中にはいますが
ほんの少しコピーライティングの基本を学んでいけば、
必ずどちらかのスキルには光るものが見えてきます。
ただその逆にどちらかのスキルがいまいちしっくりせず、
なかなか良いコピーを書けずに苦戦する傾向にあるのです。
その最も大きな違いはキャッチーなコピーは
いかに直観的にイメージが膨らむようなフレーズを散りばめ、
ややインパクトや感覚的なものを重視する必要があり、
論理的な文章は伝えるべき情報をとにかく分かり易く伝える
まさに「読み手を納得させる論理構成」が重要になります。
それだけそれぞれのコピーを作る上での重要なポイントや
その際の思考法そのものが完全に異なる為、
そこには人それぞれ得意、不得意が分かれるわけです。
右脳派と左脳派。理系と文系。
ただこれはもう文系、理系、右脳派、左脳派という、
その人の潜在的なところから来るものですので仕方がありません。
それこそ私も師匠もどちらかと言えば
得意分野と言えるコピーと不得意な分野のコピーがあります。
ちなみに私達は共通して「論理的な文章」を書くのは得意ですが
キャッチーなコピーを作る方に苦手意識があります。
師匠クラスになると作り出しているキャッチコピーの質や
制作にあてている時間も非常に短いので、
「ホントに苦手なんですか?」
と思ってしまうレベルに達していますが、
ご本人曰く得意なのはやはり「論理的な文章」の方らしいです。
ただ確かに師匠は物事の考え方が極めて論理的ですし、
文系の人か理系の人かで言えば完全に理系の人です。
私も学生時代の得意科目はほぼ理系科目でしたし、
私も師匠も右脳派か左脳派かで言えば完全に左脳派です。
右脳派は感性、感情、イメージなどのアナログ思考型、
左脳派は言語、計算、論理などのデジタル思考型と言われていますので、
師匠から継承している私達のコピーライティング理論は、
このブログおライティング講座をご覧頂いてお分かり頂ける通り
感覚的、感情的なものよりも「論理的なもの」で成り立っています。
要するに私達は完全な理系の論理派コピーライターなわけです。
だからこそ、科学的、論理的に自分達の理論を体系化し、
そのスキルを多くの人に継承していけると考えています。
ただ直観や感覚的にコピーを書いているような
右脳派、文系寄りのコピーライターは、
やはり自分のライティング理論を体系化する事が出来ません。
でも、コピーライターを名乗っているような人は、
意外とそっち寄り(感覚的にコピーを書いている人)が多い気がします。
そういう人にいざコピーライティングのスキルを体系化させても
その内容の大半はどこかで見た事がある理論の受け売りや
いまいちまとまっていないものになる事が多いです。
私のブログ講座や「The Million Writing」などの教材が
これまでのどんなコピーライティング教材よりしっくりくると
多くの人から絶賛の評価を頂いているのは、
この上無くこの教材がコピーライティングというスキルを
論理的に体系化して解説されているからだと思います。
とくに私や師匠のような理系、左脳派の人には
非常にしっくりくる教材になっている事は間違いありません。
自分の得意分野を伸ばし、苦手分野を克服する。
もともと男性は理系、左脳派の人が多く、
女性は文系、右脳派の人が多いと言われていますが、
やはり女性の方がキャッチーなコピーを作るのが
潜在的に上手い傾向にあります。
師匠が主催している「コピー共作コンサルティング」という企画でも、
参加者さんには女性、男性、同じくらいいるのですが、
やはり女性はキャッチーなコピーを作るのが上手い傾向にあり、
反面、論理的な文章を書くのが苦手な人が多い傾向にあるそうです。
逆に男性の参加者には理系を専攻している
有名大学の現役大学生や卒業生の方もいるのですが、
そういう人は論理的な文章を書く事には長けていますが
やはりキャッチーなコピーを作る事に苦戦していく傾向にあります。
やはり理系か文系か、左脳派か右脳派かで、
潜在的な文章やコピー作成における得意、不得意があるという事です。
ただネットビジネスにおいてはやはりどちらのスキルも
ある程度はバランス良く必要になってきますので、
まずは「苦手な方のスキル」を補っていくべきかと思います。
少なくともこのブログのライティング講座や
私の「The Million Writing」では、
キャッチーなコピーを作る為のポイントも
論理的な文章を書いていく為のポイントも扱っています。
そしてその原理原則をしっかりと押さえられるよう、
いずれのポイントもある程度は論理的に体系化していますので
自分はどちらのコピー(文章)を書いていくのが得意なのか、
また、どちらが苦手なのかを自覚するところから始めてみてください。
LPなどで思ったより反応が取れていないような人は
キャッチーコピーが弱いのかもしれませんし、
メルマガなどへの登録率が高いわりに、
なかなかそこからの売上が立たないような人は、
論理的な文章による教育などが出来ていないのかもしれません。
自分の弱点が見えてこそ、どこを補えばいいかも分かってきます。
何事もまず「己を知る事」が大事だという事ですね。
キャッチーなコピーと論理的な文章。
まずは自分が作り易い方、どうも上手く作れない方を自覚するところから
コピーライティングスキルの向上を図ってみてはどうかと思います。
それではまた次回。
K.Uzaki
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カテゴリー:コピー勉強法