説得力のある文章の書き方

読み手に対し、商品の購入やサービスへの申込みなど、
新たな試みに対してのアクションを起こさせていくには
文章によって読み手を説得できなければなりません。

その説得によって読み手を納得させなければならない。

商品の成約などにおいて、
これは決して避けては通れない道です。

そこで必要になるものが文章における「説得力」というもの。

では、どうすればそんな説得力のある文章を書いていけるのか。

メッセージそのものの「内容」が重要である事は、
あえて言うまでも無い事かもしれません。

ただ同じ事を伝えていく上でも、
その文章の構成によって説得力というものは大きく変わってきます。

「アイツが話すと妙に説得力がある。」
「アイツの話には説得力が無い。」


こんな会話は誰もが日常的に耳にする事と思います。

その人の話し方や話の構成によって、
その主張の説得力が大きく変わってくる事を意味しているわけです。

そしてそれは文章においても同じ事が言えます。

自分の主張をいかに説得力のある文章で伝えていくか。

そのテクニックとしては下記のような3つの方法が挙げられます。

・発言と主張には必ずその理由を添えていく。
・繰り返し伝える。
・文体から自信を感じさせる。


その1つ1つを解説していきます。

発言と主張には必ずその理由を添えていく。


これは説得力のある文章を作る上で、
まさに基本中の基本と言えるポイントになります。

主張に対しての理由。

これを添えるだけで文章の説得力が増す事は、
行動心理学の実験などでも実証されているんです。

これについては下記の記事でも、
その心理学実験の事例と共により具体的な内容を解説しています。

>論理的な文章を書くテクニック


繰り返し伝える


これも人間心理の原則に沿ったテクニックの1つです。

“一貫した同じ事柄を繰り返し強調されると人はその事柄に対し同意しやすくなる。”

あまりいい例ではありませんが、
冤罪事件の犯人に仕立て上げられてしまったような人は、
まさにこの心理効果によって自白を強要されてしまうケースです。

「○月○日、お前は○○で○○をやったんだ!」

こういう話を毎日毎日、取り調べの中で聞かされ続けると、
人間心理として、本来はやっていないような事まで、
自分がやったのかもしれないと思ってしまうわけです。

まあ、こういうケースには過酷な取り調べから逃れたいとか、
認めれば楽になるとか、あからさまに自白を強要されたとか、
そのような側面も多々ある事例かと思います。

ただ自分の人生を左右してしまうような事件。

まして殺人や窃盗などをやったかやっていないかなど、
他人からの言動で錯覚してしまう事などはそう考えられません。

しかし少なからずそんな気にさえなってしまう・・・。

それだけ同じ事柄を繰り替えされるという事には、
それなりの心理効果があるわけです。

それがさほど固まっていない物事の考え方や、
自分自身の考えに自信を持てない事柄なら、
尚の事、この心理効果は大きなものになっていきます。

それこそがまさに「説得力」に繋がっていくわけです。

ただ文章でこの作用を利用する場合の注意点は、
読み手はいつでもその文章を読む事を辞められるという点です。

刑事の取り調べなどと違い、
こちらの主張を強制的に何度も聞かせられるわけではありません。

だからこそ“自然に”それを行う必要があるんですね。

あからさまに同じような事を連続して主張していくのではなく、
1つのメッセージ、もしくは複数のメールマガジンなどで、
その視点や見方を変えて一貫した主張を伝えていくわけです。

少なくともその主張を目にする度、
読み手は幾度に渡ってその主張を頭の中に描いていく事になります。

1度、2度、3度とその主張を描いていく事で
1度目より2度目、2度目より3度目と、
その主張への理解度はどんどん増していく事になります。

そしてその主張への共感度もおのずと高くなり、
その度、説得の可能性は高まっていくわけですね。

重要な事は繰り返し伝える。

これは教育の場でも言われている事です。

但し、あくまでも自然に、ですね。

実際に活用していく際は最低限、
そこに注意を払ってください。


文体から自信を感じさせる。


これは細かな補足を入れなくても何となくわかるポイントだと思います。

曖昧な言い方をするより断定した言い方をした方が説得力がある。

当たり前の事ですよね。

営業成績のいいセールスマンや支持を集めている政治家。

彼等の口調はまさに自信に満ち溢れているはずです。

そんな主張にこそ、人は納得し、説得されてしまう傾向にあり、
それは文章においても同じ事が言えます。

ただ根拠も無く、確実性も無い事を断定し、
逆に信用を失っていっては何の意味もありません。

だからこそ断定出来るように物事を学んでいく必要があるんです。

正しい知識こそが自信を生み出すという事ですね。

無責任に根拠のない自信だけを振りかざすような人は、
最初は支持を集められても確実にボロが出来ます。

詐欺師などにありがちなパターンですね。

しかしそれでは何の意味もありません。

自分なりの裏付けがあってこそ、
確固たる自信を持った主張が出来るわけです。

そしてそこには先ほどお話しした、
主張に対しての「理由付け」という点も深く関係してきます

断定した言い方をしたなら、その理由も添えていく。

自信に対する裏付けもきちんと主張していくわけです。

それが説得力を生み出していくという事ですね。

無根拠な主張を無責任に断定していくという事ではないわけです。


まとめ


今回のまとめです。

・説得力のある文章を書く3つのポイント
 1:発言と主張には必ずその理由を添えていく。
 2:繰り返し伝える。
 3:文体から自信を感じさせる。
・自らの主、発言には必ずその根拠や理由を添えなければならない。
・同じ物事を伝えていく際は視点や見方を変えあくまでも自然に行う
・無根拠で無責任な物事の断定は結果として信用を失ってしまう。
・裏付けと根拠があってこそ自信に満ちたメッセージを打ち出せる。


それではまた次回の講義をお楽しみに。

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2013年7月8日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:文章講座

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