行動心理学「バーナム効果」マーケティング活用

「あなた、もしかして少し悩んでいる事がありますね?」
「夜、将来の事を考えて不安を感じる事はありませんか?」
「一人か二人、忘れらないというか強く印象に残っている異性がいますね。」


こういった突き詰めればまず誰でもあてはまるような事を
あたかも自分がそれに該当するかのような言われ方をする事で、
相手が自分の考えや心を読み取ってくれたかのように感じてしまう。

人間にはそういう心理効果が潜在的に備わっています。

これを行動心理学用語では「バーナム効果」と呼んでいます。

バーナム効果のマーケティング活用

マーケティングとはちょっと違いますが
このバーナム効果が多いに利用されているビジネスがあります。

「占い」ですね。

占い バーナム効果

胡散臭い占い師はもとより有名な占い師ほど
この「バーナム効果」の引き出し方が巧妙でうまかったりします。

また対人的な占いだけではなく携帯サイトや書籍などの
動物占いや星座占いなどにも実はこの作用は働いています。

「あ、この本に書いている事当たってる!」

と思ってしまう事があるのは
まさにこのバーナム効果が働いているからなのです。

占いの記事や本を書く筆者があえて意図的に
誰にでもあてはまりそうな事をそれらしく書いて、
読み手をそのように心理誘導し、納得させているわけですね。

もはや都市伝説的に囁かれる血液型占いも

B型=自己中心的、A型=几帳面、O型=社交的など

誰でも自己中心的なところもあれば
几帳面な一面もあれば社交的な一面もあるものです。

ただ「そういう定説がある」としてそれを聞くと、
あたかもそれが当たっているように感じてしまい、
今やこの血液型による性格傾向を本気で信じてる人も多いです。

「え?だって、あれは実際に当たってるじゃん!」

と思っている人もいそうですが
私はあれこそまさに「バーナム効果」が
世間的に浸透していった結果の典型的な事例だと思っています。

バーナム効果のコピーライティング活用

血液型占いにもわかるようにバーナム効果の効果絶大です。

これをコピーライティングに利用しない手はありません。

ある程度ターゲットが明確になっていれば、
そのターゲットの誰もに当てはまりそうな事を
その人の事を理解しているかのような書き方をすることで、
読み手は「この人は自分の事を理解してくれている」と思い共感してくれます。

共感こそが信用を生みだし、信用が成約を生み出していくわけです。

「バーナム効果」の意図的活用。

コピーやメッセージを書いていく際は是非取り入れてみてください。

K.Uzaki

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2014年1月29日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:行動心理学

行動心理学「保有効果」マーケティング活用

人は新たに何かを手にした時、
その「何か」に対しての価値を手にする前と以後では、
手にした後の方がその評価や価値を高める傾向にあります。

よってその「何か」を手放す際の抵抗感は
その「何か」を手にする前よりの欲求よりも高くなるわけです。

「保有効果」のマーケティング活用1

「返金保証」を大々的に謳っている商品などは
この心理効果を予め見越した上で行っている場合も多く、
その商品がよほどの粗悪品である場合を除いては
人はそれなりの価値を感じられるものを手にした場合、
まずその商品を手放そうとは思いません。

返金保証 保有効果

これはこの「保有効果」が働くからです。

ただ裏を返すとこの心理効果は
人の「新しいものへの欲求」を妨げる原因にもなっています。

何故なら、新しい何かを手にしていく欲求やメリットよりも、
今、手にしている何かを手放していく事への抵抗やデメリットの方が
大抵の場合、その人の心理に大きく働いているからです。

新たな商品やサービスに手を出していく事よりも
今手にしているものを現状維持したい気持ちの方が強いという事。

マーケティング等を仕掛けていく時は基本として人間心理に対し、
このような作用が働いている事を見越していく必要があります。

「保有効果」のマーケティング活用2

よってこの「保有効果」は既存の顧客を囲い込み、
継続的なリピーターを作り出していく際は
あえてこの心理効果を存分に引き出していく事が有効になります。

もともとその商品やサービスを継続的に利用する事に対し、
メリットを感じているような顧客を相手にするのですから、
その感覚を更に後押ししていくようなサービスや提案を出していくと、
彼等の保有意識は更に強いものになっていくからです。

新規顧客の獲得にはこの心理効果は妨げとなりますが、
一度顧客を手にしていった際にこの心理効果は見方に変わります。

新規顧客を手にしていく事の苦労に対し、
いかにリピーターを維持する事が重要になってくるか。

ビジネスの本質の一端が垣間見える心理作業と言えるのではないでしょうか。

携帯電話会社、保険会社などは日々この心理作用と奮闘しているわけです。

それだけに是非彼等のマーケティング手法を見習ってみてください。

K.Uzaki

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2014年1月27日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:行動心理学

創造性と知性(IQ)は比例するか。(「天才の脳科学」より。)

先日、師匠に勧められて目にした「天才の脳科学」という本に
なかなか興味深い脳科学研究の成果がレポートされていました。

これはスタンフォード大学の
ルイス・ターマン教授が行った知性テストで
創造性と知性(IQ)の関連を長期的に統計したものらしいです。

創造性と知性(IQ)は比例するか。

カリフォルニア州からIQが135以上という
いわゆる「天才」を集めて、その生涯を記して統計。

ちなみにIQの平均値は100~110とされていますので、
少なくともそこで集められた少年少女は、
知性面では間違いなく人並み以上の天才達でした。

併せて一般的な知性を持つ少年少女も同時に集め
精神的発育、職業上の成果、結婚の適応、感情的、肉体的な健康面
あらゆるデータを統計的に観測していった結果、
知性(IQ)の高い少年少女はその後の全ての面において、
やはり一般の知性を持つ対象者の平均値よりも統計結果は良好だったそうです。

ただ職業面も含めて目覚ましい創造性を発揮している人物や
成功を成し遂げているような人間は少なく、
あくまでも「平均値よりは上」というのが統計の結果でした。

各職業への就職率は下記の通り。

専門職が45%、管理職が40%、小売業11%、農業2%

ただ偶然にもその募集時にIQの高い少年少女に選ばれなかった
カリフォルニア出身の者がノーベル物理学賞を受賞していたそうです。


創造性と知性(IQ)は比例しないという結論。

結果として創造性(発想力)と知能の関連は無いとされ、
むしろ逆比例する可能性があるという結果が出された事になります。

知性の高さは総合的観点では「平均値以上の能力」を発揮するようですが
創造性や発想力は「知性」とは別のところから来るという事ですね。

世間的に言われる「天才」と呼ばれる人は
総合的観点で平均以上の能力を発揮する人では無く、
創造性や発想力が突出している人の事を言うと思いますので
知性(IQ)の高さは逆にそれを退化させてしまうのかもしれません。

天才と呼ばれる人や大成する人に「変わり者」が多いのは
まさにその為かもしれません。

この「天才の脳科学」にはこのような統計以外にも
かなり興味深い統計結果や「天才」と呼ばれた人達の
思考的特徴などが様々な覚悟から書かれていました。

興味があれば是非読んでみてください。

K.Uzaki

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2014年1月25日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:書籍レビュー 脳科学

心理学「ツァイガルニク効果」マーケティング活用

無事、達出来た物事とそうでは無い物事。

人は潜在的に後者の方の記録や印象を強く留める傾向にあります。

成就した恋愛やこちらから終わりを告げた恋愛より、
成就できなかった恋愛や一方的に終わりを告げられた恋愛などの方が
人の心や脳に深く残っている傾向にあるのはこの為で
こういった心理現象の事を心理学ではツァイガルニク効果と呼んでいます。

ツァイガルニク効果 失恋

ツァイガルニク効果のマーケティング活用

この心理効果を緩やかに活用しているのが最近のテレビです。

「続きはCMの後」
「続きはWEBで」


などはまさに人間心理におけるツァイガルニク効果を刺激し、
“その続きを見る事が出来ていない自分”というものへの印象を強めます。

相手に自分のメッセージや商品についての印象を
より深く残していきたい場合はあえて全ての情報を与える事はせずに、
その続きを自らのアクションで「見せる」という工夫が
相乗して相手のコミットメント効果を生み出す事に繋がるわけです。

ツァイガルニク効果による人間形成

またこのツァイガルニク効果によって年を重ねるごとに人の記憶は、
「成し遂げられなかった物事」で埋められていき、
どんどん新しい物事にチャレンジする意欲を失っていく事になります。

ツァイガルニク効果によるチャレンジ精神の低下。

これは間違いなく全ての人に対して起こり得る事です。

ただ世の中には「何をやってもうまくいく。」という人がいます

こういう人は年齢を重ねてもこの傾向が強く、
またそういう人はどんどん新しい事にもチャレンジしていきます。

成功者がより成功者となっていくのは
お金がお金を生むというところもありますが
それよりもこういった精神性やチャレンジ精神、
そういったものによるものも大きいと思うわけです。

若い時から挫折や失敗によって物事を投げ出さず、
それを最後には達成していったという人ほど、
ツァイガルニク効果による物事への恐怖心などが薄いという事。

人生において失敗や挫折はどんな物事にもつきものですが
そこでその物事を投げ出してしまうか
それでも諦めずにチャレンジしていくかが非常に大きいという事です。

物事を諦めればその度にツァイガルニク効果による
諦めた物事への印象が脳内に残り、
自分自身の中にどんどん「負け癖」が付いていきます。

その積み重ねが「何をやってもダメな人」を作っていくわけです。

何かを始めたらそれを達成するまで絶対に諦めない。

その努力と達成の積み重ねが「何をやってもうまくいく」という人を作り、
まさに「勝ち癖」がついている成功者を生み出していくわけですね。

どんな人でも挫折や失敗は経験しています。

重要なのはそこで諦めず達成するまで努力を続けるという事。

是非、肝に銘じておいてください。

K.Uzaki

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2014年1月23日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:行動心理学

ダイレクトレスポンスマーケティングにおける「カクテルパーティー効果」の活用。

どんな騒音の中にいても自分に関係や関連のある情報には
自然と意識が向きその内容が耳の中に入ってくる。

こういう現象の事を「カクテルパーティ効果」と言います。

カクテルパーティ

随分とおしゃれな名前を付けたものだと思いますが
たぶん騒がしいパーティ会場でこの効果に気付いた学者がいたんでしょう。

カクテルパーティー効果の原理

この「カクテルパーティー効果」の原理は、
自分の名前や自分が抱えている悩みの話やその解決法など、
自分が潜在的に意識している事には
どんな騒音の中でも反応してしまうというところにあります。

人ゴミの中でも知り合いや家族がいれば気が付くのも
ほぼ同じような原理が働いていると見て問題ありません。

こうして目や耳などの視覚や聴覚は、
脳が潜在的に意識している物事に対して
自然に反応を示してしまうようになっているという事です。

カクテルパーティー効果のマーケティング活用

この原理はコピーライティングや広告、
ダイレクトレスポンスマーケティング全般に応用できます。

要するにメッセージにこの3つが揃っていれば、
人は誰でもそこに少なからず反応を示すという事だからです。

・自分のこと
・自分の持っている悩みのこと
・その解決方法


この原理を利用して私のコピーライティングの教材を売り込むなら…

・コピーライティングの重要性に気付いている“あなた”へ
・より高い反応の取れる文章を書けるようになりたいと思いませんか?
・この一冊を読んで頂ければその願望は“容易に”叶えられると思います。


というような感じですね。

「あなた」などのキーワードの反応が高いのは
まさにこの原理が人の脳の中に潜在的に組み込まれているからです。

・ターゲットを特定するコピー
・その悩みを明確にするコピー
・その解決方法を提案するコピー


こういうものは必然的に読み手の反応を高めるという事えす。

非常に活用しやすいテクニックですから是非活用してみてください。

K.Uzaki

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2014年1月21日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:行動心理学

行動心理学「ブーメラン効果」マーケティング活用。

ネットビジネス、リアルビジネス、日常生活を問わず、
人を自分の思った方向に向けようとすると、
思わぬ形で相手の強い抵抗や反発を招く事があります。

こういった自分の説得方向とは別の方向に相手が向いてしまう心理効果を
行動心理学用語で「ブーメラン効果」と呼んでいます。

ブーメラン効果

ブーメラン効果の原理と行動心理学事例

これは基本として人は自分の行動を
自分自身の意思のみで自由に決定出来ると認識している為、
その意思決定を他人によって制限されてしまう事に
生理現象的に抵抗を覚えてしまうというものです。

結果として受けては説得方向とは真逆の方向を向いてしまうわけですね。

これは例えもともとの考えがその説得方向と同じものだったとしても、
本来であればそこを後押しされるような説得であるにも関わらず、
その最終的な意思決定を他人にされてしまうかのような状況になると
その時点で真逆の立場を取ってしまう事もあるくらいです。

「そろそろ宿題でもやろうかな。」

と思っている矢先、「宿題やったの?早くやりなさい!」と言われ、
何かやる気がしなくなった経験などはありませんか?

これはまさにブーメラン効果によるものと言えます。


ブーメラン効果のマーケティング活用

本来、このブーメラン効果はマーケティングに「活用」するものでは無く、
むしろその心理効果には「注意」を払う必要があります。

いかにブーメラン効果を起こさせない説得を試みるか。

これがポイントになるわけです。

その為に最も有効な方法はやはり答えを相手に出させ、
あくまでも相手側から意図する答えを引き出していくような
そんな自然な説得を行う事が出来れば、
少なくともこの心理効果に説得を阻まれる事は無くなります。

このブーメラン効果によって、
物事の伝え方、言い方1つで相手の心理は
180度変わってしまうという事です。

まさに「北風と太陽」理論ですね。

次なるアクションやその答えを押し付けるのでは無く、
その答えを相手の中から引き出していくような形を取っていくわけです。

これが自然に出来るようになると
相手を説得したり説き伏せられる可能性は飛躍的に高まるはずです。

是非心掛けてみてください。

K.Uzaki

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2014年1月19日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:行動心理学

コピーライティングが先かアフィリエイトが先か。

宇崎です。

私は日頃からライティングの重要性を説き、
ライティングに関係する情報を発信し、
そしてライティングに関係する教材等を販売しています。

コピーライティングのみを学びたければ
こちらの「The Million Writing」という教材。

>The Million Writing(ミリオンライティング)

そこへ更にアフィリエイトのノウハウも学びたければ
Copyrighting Affiliate Programという教材プログラム。

>Copyrighting Affiliate Program

いずれもコピーライティングというスキルを前提に
それを学ぶ事が成功の近道であると説き続けています。

その上私のメルマガやブログを読んでいる読者層には、
大きく分けて2種類の方々がいます。

1つはアフィリエイターやインフォプレナーとして、
情報業界で既に活動しているような方々。

もう1つは私のブログやメルマガ等の影響で、
そういったビジネスに興味を持ち始めている方々です。

2者の大きな違いとして、
前者の既存のアフィリエイターやインフォプレナーは
自身の活動の為に「コピーライティング」を学び、
後者の「これから」という人達は、
コピーライティングというスキルを活かしていく為に、
アフィリエイトやインフォプレナーとして活動していく。

基本的な違いはそれくらいですが私はインフォプレナーの育成や
そのノウハウ等をとくには公開していませんので、
後者の方々の大半はアフィリエイターとして、
このネットビジネス業界で活動を開始していっています。

言わばコピーライティングというスキルありきで、
アフィリエイターとして活動を開始しているわけです。

そしてそういう人は非常に成果を出すのが早いです。

何故か。

それは“余計な事をしないから”です。

コピーライティングが先か、アフィリエイトが先か。


基本的に「稼ぐ」という事をひとまずのゴールとするなら、
どんなビジネスでもその為には成すべき手順があります。

正しい手順で稼ぐべくして稼ぐステップを踏めば、
当然その先には「結果」というものが見えてきます。

その結果がひとまずは「稼ぐ」というものなのであれば、
アフィリエイトというビジネスモデルにおいては、
実はそこまでやるべき事は多くはありません。

インターネット上でのビジネスである以上は、
何らかの形で「情報発信の場」を作る必要はありますが
今はそれを簡単に作れてしまう時代です。

ブログ、ツイッター、フェイスブックなどですね。

基本的にこれらを作った事も無いという人が
アフィリエイトというビジネスに興味を持つ事は稀です。

いずれにせよ今は誰もが簡単に情報を発信し、
そこで商品やサービスの売り込みを
自由に行えるような時代になっているという事です。

更にアフィリエイトというビジネスであれば
その商品やサービスが自分のものである必要がありません。

つまり、他人の商品やサービスを紹介していけばいいんです。

あなたの紹介で成約が取れればあなたの元にお金が入る。

言ってみればこれだけの話です。

ではシンプルに考えて、このビジネスに必要な事は何でしょう?

・たくさんの人に自分の発信する情報を見てもらう事。
・たくさんの人が反応するような情報を発信する事。

この2つ。

これ以上でもこれ以下でも無いというのが実際のところです。

そして基本的にはどちらもある程度は兼ね備える必要があり
どちらかが極端に欠落していてもこのビジネスはうまくいきません。

誰も反応しない情報を何万人に見せても成果は0。

逆に誰もが反応するであろう情報でも、
それを目にする人がいなければそれもまた成果は0です。

では「どっちも必要」という結論の上で、
まず先に学んでいくべきスキルはどっちなのか。

たくさんの人に情報を見てもらう為のスキル。

たくさんの人を反応させる事が出来るスキル。

これは一見どっちも重要なんだから、
どっちでも一緒だろうと思われがちですが
それが実際のところは「大きな間違い」だったりします。

それはこのように考えてもらえれば分かると思います。


“それが生まれる可能性があるのはどっちか。”


たくさんの人が集まり情報を見てくれる場があったとして、
そこでたくさんの人が反応する情報が生まれる可能性と、
たくさんの人が反応する情報があったとして、
そこにたくさんの人が集まってくる可能性。

さて、どちらでしょう。

・・・答えは明白。

確実に後者の「たくさんの人が反応する情報」の方です。

つまりどんなに人を集めるスキルを磨き、
実際にたくさんの人を集めていく事が出来たとしても
発信されている情報が詰まらなければ
その場は「ザル」と化します。

ただ多くの人が反応する情報を発信していけば、
そこには自然と人が集まってくるんです。

少なくとも多くの人がネット上における「人集め」で
最もその入口として重視している「グーグル」さんは、
そんな「質の高いサイト」ほど検索順位を上位にしてくれます。

この傾向はどんどん強くなっているんです。

勿論、今でもSEO対策という技術は健在ですが、
そのSEO対策こそが「質の高い情報を発信しているサイト」に
自分のサイトを「見せかける事」を前提にしています。

ここであまり技術的な話をする気はありませんが
例えば「被リンク数」などはまさにその理屈です。

為になる情報を発信しているサイトは、
それだけ多くのサイトから被リンクを貰っているという理屈。

また「文字数が多いサイトは上位表示されやすい」というのも、
結局のところ質の高い情報はその情報量にも
そのまま比例する傾向にあるというだけの話なんです。

質の高い情報、人が反応する情報。

イコール、人を惹きつける文章。

イコール、コピーライティング。

集客のスキルなんてものは今や溢れかえってますので
ツイッターを使ってもフェイスブックを使っても
ブログを使ったも今やそこそこのアクセスは
いざやってみれば誰でもそれなりには集められます。

その「それなりのアクセス」でしっかりと成果が出せれば
そこで更に「もっとやってみよう」という意欲が湧くわけです。

だから余計な事をしない私のブログやメルマガの読者さんは
わりと早い段階でアフィリエイトで成果を上げてしまうんですね。

そこでもっと稼ぎたいという意欲が湧いた人が
私のアフィリエイトプログラムなどを手にとって、
メールマガジンによるマーケティング等を学び、
その収入をグングンと伸ばしていくわけです。

せっかく学んだコピーライティングのスキルを
そのままアフィリエイトに活かしてみよう。

このシンプルな思考が「成功の鍵」だという事。

その「軸」がしっかりしているからこそ稼げるんです。

自分が一体どういうスキルに頼り、
何を「強み」にしてこのビジネスで稼いでいくのか。

そこがハッキリ見えている人は強いです。

逆に稼げていない人はそれが見えてないんですよ。

SEO?コピーライティング?ツイッター?

もうブレブレで結局一通り手を出すものの
どれもきちんとモノにする事が出来ずに挫折するんです。

情報発信が仕事であるアフィリエイターにとって
コピーライティングの重要性はもはや必然的。

少なくともライティングは「ネットのスキル」ではありませんので
高齢者だろうとパソコン初心者だろうと、
言葉さえ理解出来るなら誰でも普通に学ぶ事が出来ます。

このメルマガで今更いう事でもありませんが、
コピーライティングというスキルと
アフィリエイトというビジネスモデルがあれば、
現に「文章を打ち込んで生きていく事」は普通に出来るんです。

勿論そこには最低限のマーケティングスキル等も必要ですが
そんなものは覚えてしまえばそれまでのもので、
基本的に磨き続けるべきはやはりライティングのスキルです。

コピーライティングに始まり、
それなりの集客スキルを取り入れたなら
またライティングの向上に力を入れる。

月収100万とかそれくらいでいいなら、
そんなレベルの取り組み方でも普通に稼げると思います。

現に私達のアフィリエイトプログラムでは、
それくらいのレベルで稼いでいる人達が続出していますから。

集客等におけるスキルなんて、
本当にシンプルなものしか教えていませんからね。

あえて難しい事をしたいなら止めませんが、
数十万とか100万クラスの収入でいいなら、
そこまでのアクセス数は必要ないというのが実際のところです。

基本的にはコツコツとリストを集めていければ
そこから継続的に利益が生まれていくものですから。

それこそが私達の教材で主に扱っている、
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の強みでもあります。

コピーライティングが先かアフィリエイトが先か。

そんなテーマでお話ししてきましたが、
私達の結論は言うまでもなく「コピーライティング」なんです。

そのスキルを軸にアフィリエイトで稼ぐ。

これがわかりやすい流れですね。

それではまた次回の講義をお楽しみに。

K.Uzaki

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2014年1月17日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:心理原則

第一印象と心理学の法則。

人は誰もが人と知り合ったりした際に「第一印象」というものを抱きます。

第一印象と心理学
そしてその第一印象はその後のその人との人間関係においても
長期的に影響を及ぼし続けるものと言っても過言ではありません。

仮に第一印象が極度に悪いとその印象を払拭する事は困難になり、
また第一印象がいいとその後、多少イメージとの相違があっても
そこまで印象が悪くなっていったりはしない傾向にあったります。

第一印象で一目惚れなどをした場合、
その後その人の事について知る全ての事を受け入れてしまうとか、
心理学の見識上もそういう事が法則的なものと捉えられている訳です。

第一印象と心理学

ただ、実はその第一印象を受ける度合いには「個人差」があり、
第一印象をどこまで重視するかやどこまでその印象を引き鶴かは
まさにその人の性格的な部分によっても左右されると言われています。

第一印象によって作られる考えの事を心理学用語で「初頭効果」とよびます。

対して何度か会っているうちに作られていく印象を「新近効果」というのですが

他人への洞察力や人間観察力が鋭い人ほど初頭効果の方が強く表れてしまい、
逆に洞察力や観察力のない人ほど初頭効果は薄く新近効果が強く表れていきます。

観察力の鋭い人は第一印象で相手の特徴や性格を見抜こうとする為、
そこで自分なりに見抜いた相手の人物像をそう簡単に覆しません。

逆に言えば洞察力や観察力が鋭そうな人は、
最初の「自分の印象」をそうそう覆してはくれないという事です。

仕事が出来る人や社会的地位がある人ほど
そういった自分の人間観察力に自信をもっていますので
こういう人達とはまさに第一印象が全ての傾向にあると思った方がいいです。

逆に他人への関心に無頓着な人は第一印象をさほど自分の中に留めません。

つまり他人と合う度にその際の印象に目を向けていきます。

そういう意味ではそういった観察力や洞察力が鋭くない方が
結果的に多くの人と柔軟に付き合っていく事が出来る傾向にあるのです。

ただそういう人ほど他人にも騙されやすく、
その場その場の相手の印象次第で人を信じてしまう傾向にあります。

どちらがいいとは一概には言えませんが
やはり多少なりと他人を洞察して
その印象を決めていく能力は必要と言えるのではないでしょうか。


「第一印象の心理学」に学ぶビジネスの法則

この「第一印象の心理学」に学ぶビジネスの法則を立てるとするなら

自分の洞察力自信をもっていそうな社会的地位のある人や経営者など、
そういった人へはとにかく第一印象を重視した付き合い方や
商品のプレゼンテーションなどを行った方がいいという事になります。

仮に最初の段階で手ごたえを感じられなければ
もはや芽は出ないと判断して早々に諦めた方がいいかもしれません。

逆に逆にそういったところに自信を持てていないような
第一印象を重視しない傾向にある人達に対しては
その時その時、一回一回の現場が勝負になってくるという事であり、
仮にそこでうまくいかなくてもまた次の印象をよくしていけば
まだ芽を出せる可能性はあると判断して対応していっていいと思います。

営業、人間関係、様々な分野で是非参考にしてみてください。

K.Uzaki

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2014年1月15日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:行動心理学

行動心理学「ハロー効果」マーケティング活用。

人は物事を判断する際、何か特徴的なものがそこにあると、
その判断基準がその特徴的なものに引っ張られてしまい、
良くも悪くもその評価が歪められてしまう傾向にあります。

この心理作用が「ハロー効果」です。

ハロー効果と行動心理学の事例

例えば好感度が高い芸能人が出演しているテレビCM。

好感度の高い芸能人


それがただのCMだとわかっていても、
そこでCMされている商品に対しても好感を持ってしまったり、
逆に嫌いな芸能人が出ているCMの商品が嫌になったりと、
こういった心理効果も立派なハロー効果です。


ポジティブハロー効果とネガティブハロー効果

良い方向性のハロー効果はポジティブハロー効果、
悪い方向性のものをネガティブハロー効果と呼んでいますが
人を見た目で判断してしまったり、
学歴や出身地、血液型などでイメージを持つのも
ある意味で言えばハロー効果に近い現象と言えます。

このハロー効果は詐欺的な商法を行っている人ほど
極めて巧妙にこの効果を演出して人を騙そうとしてきます。


まあ詐欺とは違いますがネットワークビジネスなども

「この商品は芸能人の誰々が付けている」

だとか、

「うちの本社はどこどこの一等地にある」

とか、そういう情報でハロー効果を引き出そうとしてきますね。

でもそういう情報は実際のところ
商品の良し悪しやビジネスの魅力とは無関係なわけです。

何よりこういう手法は詐欺師も同様に使ってくる常套手段だと思います。


ハロー効果のマーケティング活用

ただこういった心理効果があるものだと理解していても
その感情を抑える事が出来ないのが人間というものです。

それだけこのハロー効果は潜在的な心理作用と言えますね。

マーケティングにも多いに活用できる心理効果です。

ネットビジネスに限らず自分自身の評価や価値を高めたい時は
多いにこの手法を利用していけばいいと思います。

ただ「嘘」はバレますからご注意ください。

その時のネガティブハロー効果への反動は大きいですよ(笑)

K.Uzaki

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2014年1月13日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:行動心理学

行動心理学「カリギュラ効果」マーケティング活用。

カリギュラ効果はダメと言われると興味を持ってしまうという
まさに誰もが日常的に感じることがあるであろう心理現象の事です。

カリギュラ効果の行動心理学事例

雑誌などの袋とじなどはまさにこの心理現象を利用していますね。

雑誌の袋とじ

何かどうしても見たくなって買ってしまう。

本来、人は面倒な手間を避けないはずであるにも関わらず
あえて面倒な袋とじを空ける為にその本を買ってしまうわけです。

これはまさに「見る事が出来ない」という心理と
でもほんの少しのアクションでそれを見られるという心理とが合さり、
結果としてその本をレジに持っていくという行動に繋がっていくんですね。

最近はテレビでもCM前に「ピー」などの効果音や
モザイクなどをかけて次の場面への興味を引くような手法が取られています。

これもこのカリギュラ効果を狙ってのものと言えます。


カリギュラ効果のマーケティング活用

見てはいけないと言われればそれを見たくなり、
聞いてはいけないと言われれば聞きたくなる。

コピーライティングにおいてもこのカリギュラ効果は
「押し」と「引き」のテクニックの中に取り入れていく事で、
絶妙な効果を生み出していく事が出来ます。

あえてハードルを上げてアクションを起こさせる。

そのアクションからコミットメントの原理も働き、

カリギュラ効果→アクション→コミットメント→成約

という形で商品の成約にまで持っていく事も可能になるわけです。

情報商材の販売やアフィリエイトでも
あえて商品のデメリットとなりそうな部分を全面に押し出して、

“これはこういうノウハウなので●●な人は買わないでください”

というような条件を押し付けると、
●●な人に該当しない人は自然とその文章に反応します。

実際にターゲットにしたい人を名指しにして「買ってください」というより
あえてそれ以外のターゲットを指して「買わないでください」というわけです。

読み手の反応としては確実に後者の方が高くなります。

それはこの「カリギュラ効果」が働く為でもあり、
また対象とならない人を除外しておく事で
そのコピーから「誠意のある販売者」と思われる為でもあります。

同じ意味合いを持つ言葉でもその方向性を変えるだけで
様々な面から読み手の反応は大きく変わってくるという事ですね。

是非、参考にしてみてください。

K.Uzaki

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2014年1月11日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:行動心理学

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